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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです
560
:
名無しさん
:2021/12/20(月) 19:03:16 ID:xDJkNY0g0
ミセ*゚ー゚)リ「……お嬢様、少し大事な話があります。
そう大した事でもないのですが、食べながら聞いてもらえますか」
ξ゚⊿゚)ξ「モグモグなのだわ」
食事中、私はテレビを見ながら軽く頷いた。
今見ているのはデパ地下の最新グルメ情報である。ドクオからはチャンネル権を奪った。
当のドクオはグルメ情報には興味が無いらしく、ラグに寝転んで以降ずっと天井を見ている。
ミセ*゚ー゚)リ「まず、お嬢様は無事に試験を突破されましたよね。
それで証明できた事は2つ。ご自身の成長と、人間相手に戦えるという事実です」
ξ゚⊿゚)ξ「しゃにむに示してしまったよな、それらを」
ミセ*゚ー゚)リ「……単刀直入にお聞きします。
お嬢様にとって、人間という生き物はなんですか?」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「なっ」
ミセ*゚ー゚)リ「人間は敵です。少なくとも、私には」
なんですかって、なに? と綾波ぶって聞き返そうとした途端ミセリさんの私見に先を越される。
人間は敵。そう断言した彼女の表情は、しかし普段通りの朗らかさを保ったままだった。
ミセ*゚ー゚)リ「でも、だからって積極的に敵を――人間を排除する訳ではありません。
ただ私は、襲ってきた相手は例外なく敵として迎えます。人間も、魔物も、すべて」
ξ゚⊿゚)ξ「……あなたはそこまで薄情じゃないのだわ」モグモグ
ミセ*´ー`)リ「襲ってきたらの話ですよ。ですので普段は大人しくしてるでしょう?
私達だって侵略目的でここに居る訳じゃありません。……そうですよね?」
ξ゚⊿゚)ξ「……もちろんなのだわ。戦う理由はない、だから人間は敵じゃない。
そりゃ勇者軍みたいなのは敵だと思うけど、それでも――」
ミセリさんのように白黒を分けることはできない。
そもそも主語がデカすぎるのだ。こんな話、どうやったって粗が出てくる。
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