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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

23名無しさん:2020/10/14(水) 18:36:31 ID:YvZFQxxU0


 人と社会と超能力とが共存していた時代。
 長らく続いたその時代は、しかし、ある出来事を節目に終息へと向かい始める。

 その出来事とは『勇者と魔王の出現』。
 超能力者みたいな埒外の存在が、同時期に複数現れちゃったのだ。


 ほどなく魔王は無数の魔物からなる魔王軍を率いて世界各地へと侵攻。
 勇者は魔王軍を追って戦場に現れ、現地の超能力者と協力して魔王軍を撃退していった。

 そんな一進一退の果て。
 勇者に与する者達は『勇者軍』を自称し始め、戦況は『魔王軍VS勇者軍』の構図に収束。
 かくして戦いは『現魔戦争』へと発展し、あとまぁそれっぽい事が色々起こった。

【 Q.戦争の結末は? 】

 ……というと、その辺のアレはかなり曖昧で、表向きにも大分なあなあにされてる部分だった。
 ぶっちゃけ戦争後期には勇者も魔王もクソもなく、みんなそんなのどうでもよくなっていたのだ。

 そしたらみんな結末を見逃してしまった。
 アーカイブにも残らなかった。

 気がついたら勇者も魔王も消えていて、流れで戦争も終わっちゃったのである。
 あとは『みんな』が表向きの歴史を取り繕い、私がこうして勉強してる感じ。
 この辺の機微は大人の事情という感じがすごい。あんまり言及するのも薮蛇というものだ。

 ……とはいえ、実際の歴史はもうちょっとハッキリしている。

 これについては魔界のみんなも大声では言わないのだが、
 私は「王様の耳はロバの耳!」をやるタイプなので大声で言ってしまう。

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