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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

11名無しさん:2020/10/14(水) 17:57:53 ID:YvZFQxxU0


 〜ツンちゃんの家〜


ξ゚⊿゚)ξ「ただいま〜」

('A`)「おじゃまします」


ミセ*゚ー゚)リ「おかえりなさい、遅かったですね」トテトテ

ξ゚⊿゚)ξ「ええ。友達と話し込んじゃって」

ミセ*゚ー゚)リ「また?」

ξ゚⊿゚)ξ「……学校生活には関知しない決まりでしょ」

 家に帰ると、同居人&お世話係の餓狼峰ミセリさんが玄関まで出てきてくれた。
 奥のリビングからは美味しそうな夕飯の匂いが漂ってくる。
 ミセリさんのエプロン姿も相まってか、この時ばかりは日常的な感慨を覚えてしまう。

ミセ*゚ー゚)リ「普通に心配してるんですよ。連絡もしてくれないし」

ξ゚⊿゚)ξ「既読なら付けてるじゃない」

ミセ;*゚ー゚)リ「返信が欲しいって話ですよ!」

ξ゚⊿゚)ξ「うるさいのだわ。そんなんだから独身なのだわ」

ミセ*゚ー゚)リ「いささか高潔なだけです」

 そもそも魔物には独身もクソも無いのだが、確かにそれはその通りだ。
 私も高潔なのでよく分かる。高潔なのは大変である。

ξ゚⊿゚)ξ(高潔なのは、高町なのはみたいで良いわね……)

('A`)「……じゃあ俺はこれで」

ミセ*゚ー゚)リ「あれ、今日も夕飯いいの?」

('A`)「適当に済ませるんで」

 私の友達、という体での護衛を終えたドクオは気だるげに踵を返す。
 今日も何事もなく終われたと、彼は長い溜息を吐きながら家を出ていった。

ミセ*゚ー゚)リ「そっけない。食べてけばいいのに……」

ξ゚⊿゚)ξ「シリアス遠慮マン」
.


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