したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ブーン系ビブリオバトル 投下スレ

146 ◆UOCviOlJsk:2020/09/30(水) 22:38:22 ID:AE2pRg3.0
という注意書きをしましたが、昔の自分はこの小説を読んで自殺という手段を選択肢に入れました。
所属していた部活の人間関係が辛く、好きなことをしているはずなのにどんどんしんどくなるという矛盾を抱えながら鬱々毎日を過ごしていました。当時付き合っていた彼氏と一緒に過ごすことが現実逃避でした。
ブーン系小説は2年前から気にいっていて色んな小説を暇つぶしに読んでいたのですが、この小説はそんな辛いときに出会いました。今の自分にはもうわからない感覚ですが、当時の自分にとっては新たな視野を広げてくれたように感じました。この小説の状況とちょっと似ていましたからね。
思い返すと当時は彼氏に依存していると思っていたのですが、どちらかといえばブーン系小説に依存していたといった方がしっくりきます。自分が何を言ってもありきたりな言葉しか返さない彼氏より、ブーン系小説のシリアスジャンルを読んだ方がしっかり人と対話している実感ができた気がしました。星を見る人のようですを読んで深い愛とは何かを考えたり、ブーンは歩くようですを読んで人生の責任について自分なりの言葉を紡いでみたり、時にはアルファベットを読み返して白熱する戦の世界観に没頭したり。辛い毎日を何とかぼかすために100選をローラーしたりしました。ドクオが生きるという事について考えるようですではドクオの心情とブーンの心情を比べたりしました。ああツンの決意の強さが羨ましかったです。今はもっとやりようがあったのではと思いますが。なぜブーン系小説だったのか、無料で面白いものが読めるっていうのが一番大きなポイントでしょうね。
自殺を本気で考えてみて良かったと今では思います。生きるとはどういうことなのかとか、本気で調べまくりましたからね。辛い原因もわかり、とても貴重な経験になりました。まあとにかく当時の自分は相当思い詰めていたんだなあと実感しますw

本紹介というより語りがメインになってしまいました。自分のターニングポイントとなったきっかけの小説ですのでちょっと特別感があります。ちなみに続編は明るいです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板