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( ^ω^)外道の花道のようです

330 ◆hrDcI3XtP.:2020/09/06(日) 10:45:02 ID:eBITXaqQ0

(; ^ω^)「……往々は事前に“お味見”ですお、奴等のお決まりは。どうすんです、それ受けちゃったんですかお」

( ゚∋゚)-~「そりゃね、これから稼ぎ時なんですから仕事はあって困ることはない。ましてテレビですから。あなたも言ったように最高の宣伝方法ですよ」

(; ^ω^)「と、なると……」

( -∋゚)-~「あなたのお仕事ですよ。早速ね」

 言外に彼は言う。そいつをぶん殴って無理矢理に納得させろ、と。
 こりゃもう、どう考えても極道のやり方だった。そりゃ相手方は性欲に満ちる豚野郎に違いはないだろうが、よもや初っ端の仕事から暴力沙汰になるとは思いもよらず。
 仕事が即座に手に入った事実は素晴らしいが内容からして今後が危ぶまれる。というか路線はこれで正しいのかと疑問すら抱く。

('A`)「……お言葉を宜しいですか、お二人とも」

( ^ω^)「お、ドクオ……」

 それまで僕の後ろに控えていたドクオが頭を下げつつにそう言う。
 喜ばしい助言であるならば幸いだ、僕が構わずに言ってくれと告げると彼は咳払いをしてからこう言った。

('A`)「そりゃぶっ飛ばしゃ話は早いですが……そんなんじゃ業界内での評価は最悪ですよ。一本独鈷で突っ走ろうって気概なら尚のこと波風を立てちゃよくないでしょう」

( ゚∋゚)-~「そうは言っても内藤さんは業界のそういった在り方を真正面から否定するってんですから、金を積むか女を差し上げるかはアウトでしょうし……」

('A`)「仮に別の生贄の形を取るとしても兄貴は嫌がるでしょうし、だったら……世間への露出は手前等でやりゃいい」

 その言葉に僕は疑問符を浮かべるが、親分氏は唸り声をあげ、それもまた難しいだろうと口にする。

( ゚∋゚)-~「例えばインターネットでの配信やらが今時はインディ、アマ問わず、プロでも当然の形ですが、ある意味は飽和状態で注目を集めるのは厳しいですよ、ドクオさん」

('A`)「そりゃ勿論把握はしていますよ。手段が身近になった現代ではより競争が激しくなったし、そもそもは無名からのスタートじゃ当然ながらに誰も目をつけない」

 だが、とドクオは言葉を続ける。


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