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錬金術師は遂せるようです
25
:
◆vXEvaff8lA
:2020/05/03(日) 01:06:26 ID:YLCyI6VU0
( :#;;∀・)「(やるじゃないか)」
ゴボゴボと血混じりの吐息は、恐らくそのような言葉を吐いたのであろう。
もっとも入間はそのような言動に気圧される程、柔な人間ではなかった。
フラフラと近寄る模原に、入間は路地の壁を駆け上がった。
見下ろすような形で、入間は模原の頭に発砲する。
迫る弾を見つめる模原は、何故か笑った。
模原の眉間を割る鉄の弾は、またしても大規模な爆破を引き起こした。
後ろ目に確認しつつ、入間は一度都子の元へと駆け寄った。
( ^ν^)「大丈夫か?」
"ζ( 、 ;*ζ:;;
もはや言葉すら出ない都子は、首を振るのに精一杯だった。
それを見た入間は、多少申し訳のない気持ちになる。
( ^ν^)(しかし、まだ動くか……)
立ちすくむ都子を背で庇いながら、入間は模原を睨みつける。
模原は三度、立ち上がろうとしていた。
一度目の爆破で抉れていた顔面は、元の美丈夫を取り戻しつつある。
( ^ν^)「相当ヤンチャしてやがるな」
誰にごちたわけでもない言葉に、模原は微かに笑ってみせた。
( ・∀・)「昔から体だけは丈夫だったもので」
妹と違って、と模原は小声で付け足した。
( ^ν^)「っ?」
脈絡もなく浮かんだ何かに、入間は一瞬目を見開いた。
しかしそれは夢よりも朧な存在であり、
脳裏に浮かんだという実感さえも、直ちに鮮度を喪ってしまった。
( ^ν^)(何だっていうんだ、気味が悪ぃ)
脳を撫でるような感触を忘れようと、入間は舌打ちした。
弾をリロードした入間は、再度模原に迫る。
模原の足を踏み、入間の腕は模原のナイフへと絡みつく。
身動きを封じられた模原は、横腹に苛烈な蹴りを受けた。
二度三度と喰らううちに彼の体幹は、バランスを失する。
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