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(´・ω・`) すくいきれないもの('A`)(^ω^)
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LDX #1FFFH
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STZ NMITIME
LDA #BLANKING
STA INIDSP
EL ELOHIM ELOHO ELOHIM SEBAOTH
ELION EIECH ADIER EIECH ADONAI
JAH SADAI TETRAGRAMMATON SADAI
AGIOS O THEOS ISCHIROS ATHANATON
AGLA AMEN
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https://pbs.twimg.com/media/Gb8BU2CaYAAfIha.png
「君たちも・・・オタクかい?」
(`・ω・´) 「その声は・・・佐藤くんかい?
まあ人間だれしも何かが好きなら、それのオタクなんじゃないかな・・・」
(-0_0) 「・・・うわっ!なんだこれ・・・」
ヒデオの死体と、灰化していくバケモノを見てえずく。
シラ川 ゚ -゚) 「そんなとこにずっと隠れてたの!?
あんたそれでも男なの!!」
(-;0_0) 「い、いや、二人が急にソフト持ってきて解析始めたから。
何かしでかしたら出てきて叱ってやろうと思って・・・
あとスマホは好きじゃないけど、ロッカーの中でいじってたんだ。
ニュースサイトとDDS-NETっていうところにしか繋がらないよ」
パソコンがバチバチとまだ音を立てている。
く(-0_0) 「・・・マザボがイカレたかな?にしては画面はまだ映っているし・・・
ん?これはDDS-NETの画面だ。
STEVENって人がアップロードしたソフトが勝手にダウンロードされているよ。
devil summoning program・・・悪魔召喚プログラム?
すごい!どんなカラクリか知らないけど
PCスマホどっちでも使えるみたいだ。
何か端末にダウンロードできれば、使えそうだ。
ただここにはデスクトップだけで、持ち運べるノートパソコンがないよ」
ぼくはUSBケーブルをポートにつないだ。
『悪魔召喚プログラム』をスマホにコピーする。
・・・!
解凍の必要すらない。既に起動可能状態になっていた。
ただ、一度起動すれば他の機能が使えないようだった。
自衛隊とかそういう組織と連絡がついて、電話をしようにしても
このプログラムのせいで脱出の手段が失われたらどうしようもない・・・
https://pbs.twimg.com/media/DDQXmOaVYAAppno.jpg
-
(`・ω・´) 「佐藤君。このプログラムはもらっていく。
パソコンは自分で調達するよ」
シラ川 ゚ -゚) 「パソコンはシャットアウトして、部屋のカギはかけといた方がいいんじゃない?
無事生き残れるといいわね」
─
(-0_0) 「あんなバケモノが出て顔色も変えず・・・
なんなんだよアイツら・・・
まるでこれじゃゲームじゃないか・・・
あ、女神転生D2のスタミナが!満タンになっているハズ!
消化せねば!
・・・繋がらない・・・」
https://pbs.twimg.com/media/Gb8BUMQaYAEoJPt.jpg
─
バケモノに噛まれて血の出る腕を抑えて歩く。
(`・ω・´) 「先生に言わなきゃ・・・ 先生に・・・ なんて言おう・・・」
と
ス ω )
(`・ω・´) 「スミオ」
胴体から離れたスミオの首があった。
赤い液体が散らばっている。
シラ川 ゚ -゚) 「行くのは職員室じゃない。
2-Hよ」
https://pbs.twimg.com/media/Gb7-7GeboAAr5Wf.jpg
-
シラ川 ゚ -゚) 「あんたを探してたの。話ががあるの青木仁…」
https://pbs.twimg.com/media/Ga--uPibYAAJb8u.jpg
(`・ω・´) 「ぼくに?ほおっておいてほしいな…」
シラ川 ゚ -゚) 「話だけでも聞いて!まるでこの学校が丸ごと別世界に飛ばされたみたいに・・・
このままじゃみんな助からない…そんな気がするの!
お願い、力を貸して」
(`・ω・´) 「先生にいいなよ。ぼくには何の力もない・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「さっきありあわせの武器でバケモノを倒したじゃない」
(`・ω・´) 「たまたまだよ・・・
買いかぶらないでほしい」
シラ川 ゚ -゚) 「そうよね…いきなり言われても訳わかんないよね。
でも時間はないよ!」
>保健室
「ひどいケガ!すぐに治療をしないと!」
止血をしてもらった。
(`・ω・´) 「ありがとうございます」
つ
「何が起こってるの?外は騒がしいし
あなたは何か知ってる?」
(`・ω・´) 「いえ、すいませんまだ・・・」
「学校のみんなが無事でいてくれるのが、私の願い。
だから・・・無理しないでね」
https://pbs.twimg.com/media/Geh01U6a4AAI4et.jpg
メタ的に、ぼくにどうにかしろと言っているような気がしなくもない。
ぼくに何をしろというのか?
こんな心折れているぼくに・・・
-
( ´) 3(` ) 「君はどこの生徒だね?」
(`・ω・´) 「2-Dの青木です。あの、校長先生・・・」
( ´) 3(` ) 「偉大なる校長室に入っちゃいかんよ。さあ出てったでてった」
つ●
ジャンクフードをほおばりながら、しっしというジェスチャーをする校長。
自由な校風とはいえ、校長までこうもフリーダムでいいのだろうか?
ヒデオやスミオの代わりに首をはねられればよかったのに。
こんな役に立たない大人。
しかしどうこうと頼ってこない姿勢は、白川さんや香山先生と違ってマシかもしれない。
平然と見捨てることができる。
https://pbs.twimg.com/media/Geh01-Xb0AAOw6p.jpg
(`・ω・´) 「失礼しましたッ」
シラ川 ゚ -゚) 「どう?この状況じゃ先生なんてアテにできないって・・・」
つと
(`・ω・´) 「そのようだね。じゃ・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「どこ行くの」
(`・ω・´) 「エントランスから学校を出る。
それで終わりだ。この学園祭も・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「そうなるといいけどね・・・」
(`・ω・´) 「どこ行くの」
シラ川 ゚ -゚) 「気になるところがあるの。
調べてくるわ」
-
シラ川 ゚ -゚) 「でも。気になるの」
(`・ω・´) 「え?」
シラ川 ゚ -゚) 「無事に、帰れるのかな・・・
家に・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GehvUhGbwAAIg2v.png
─
>肛門もとい校門
「止まれ!おとなしく教室で待機していろ」
ヽ(*`Д´) 「逆らう者は殺してもいい。そう言われている」
軽子坂高校の中でも異端といえる、風紀委員たち。
丸坊主にナイフを構えている。
https://pbs.twimg.com/media/GehskkwaEAI-UIN.jpg
>体育館
>オカルトのような儀式の跡がある・・・
月□д□)つ (*`Д´) アッー
シラ川 ゚ -゚) (何をやってる・・・?
催眠術?)
https://pbs.twimg.com/media/Gemt0g-aQAAtkPr.jpg
-
と(`^ω^´)つ 「わかった、わかった。おとなしく教室で待機してればいいんだろ」
風紀委員たちはナイフをしまった。
(*`Д´) 「それと、2-Cの宮本明を見かけたらすぐに教えろ。
奴は何か企んでいるようだが、この機に乗じて始末してやる・・・
ああいった奴がいるからわが校の規律が・・・」
https://pbs.twimg.com/media/Gemy6JibEAAn92i.jpg
(`・ω・´) 「・・・
狂ってる」
https://pbs.twimg.com/media/Gemt1UQaEAElbZF.png
始末だって?
死体の処理がどれだけ面倒だかしらないのか。
ネットで聞いてみるか?
数十キロの犬を埋葬したいので
必要な硫酸の量を教えてください、ってさ。
>音楽室
lレ´□ _□ノ 「あなた2-Dの青木仁先輩ですね。
こんなところで何してるんですか?」
https://pbs.twimg.com/media/FMmh-yNakAIgLrR.jpg
(`・ω・´) 「落ち着ける所が欲しくてね。
君もそうかい?」
lレ´□ _□ノ 「私たちはもう別世界にいます。
詳しい説明はしてられません・・・
私、急いでます。ごめんなさい」
https://pbs.twimg.com/media/GemyfCzbgAAts6N.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Gemygs2bMAA4kms.jpg
>少女は去っていった
-
シラ川 ゚ -゚) 「ふん、お嬢様は教室でおとなしくしてな」
(`・ω・´) 「白川さん」
https://pbs.twimg.com/media/Gem59fcbQAAWwfq.jpg
>教室
>互いの状況を話し合った
シラ川 ゚ -゚) 「・・・そう、風紀委員がね」
(`・ω・´) 「大月先生が風紀委員たちに催眠術を?本当に?
ちょっと頭はおかしいけど、いい先生だと思っていたんだけど・・・。
風紀委員をマインドコントロールしてるって噂はほんとうだったか」
https://pbs.twimg.com/media/Gem6AWvbMAAFC-d.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Gem6BFFasAA-aqA.jpg
シラ川 ゚ -゚) 「お願い、一緒に行動して。
このままじゃなにも進展しない・・・」
(`・ω・´) 「・・・」
シラ川#゚ -゚) 「なにぐずぐずしてんの!?
あんたそれでも男なの!
こうしてるうちに元に戻れなくなってるかも・・・」
(`・ω・´) 「わかった、わかった・・・負けたよ」
シラ川 ゚ -゚) 「いいの!?」
く(`・ω・´) 「あのバケモノと戦った時に、武器を投げてくれた恩がある。
返すよ」
シラ川 ゚ -゚) 「ありがと、すぐ行こ、急がないと・・・
どうして学校が急に真っ暗になったのか?誰かのせいなのか?
その辺から調べないと!」
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https://pbs.twimg.com/media/Gem9F2kbAAA5FWp.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Gehtx7qaEAMBgdG.png
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打ち切り
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もう疲れ果てた
自殺したい
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あーヘラったか
間を開けて以前トリップ乗っ取られたので私の発言じゃありませんとか言ってまた数度再開して改めてエタるんだろな
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https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1643894805/206-207
('A`) 「前例のこれの事なら本当におれじゃねえ。トリップ付けたからには逃げねえよ。
文句しか言えねえ無産が。信じていた人に裏切られたおれの気持ちがわjかるか?
7月までにはキッチリケリつけて死んでやるから黙ってろ」
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キッショ…
-
作品と無関係のネガティブな自虐と、ましてそれでスレを上げることをやめてください
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気持ち悪いから早く死んでくれ
俺達は真2までの鈴木大司教の本物のメガテンが好きであって糞3以降の不純物はいらねんだわ
イズン(笑)とかいう悪魔に見えないブヒブヒゴミや
アホビノとかいう三流が考えたようなきっしょい寒い設定捩じ込むのやめろや
あとキョウイチとかいうオリキャラやドクオに自己投影してシコってんの?きっしょ
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そんだけガッツリ読み込んどいて縦読みですらないのはなかなか硬派なツンデレ
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クソみたいなゲームの二次創作くらいで他人を無産とか言い始めるの笑えるな
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神小説を私物したクソみたいなゲームの二次創作だからな
本人もクソなんだろう
-
シラ川 ; -;) 「うっ」 ブワッ
ユミは泣き出した。
(`・ω・´) 「白川さん?」
シラ川 ; -;)と 「学校が揺れた次の瞬間・・・
さっきみたいなバケモノが現れて・・・
追ってくるの・・・端に逃げても・・・
みんな餌食になっていったわ!!」
(`-ω・´) 「やさしいんだね」
シラ川#゚ -゚) キッ
https://pbs.twimg.com/media/Gemt2rja8AARqdo.png
(`・ω・´) 「だってなんか普段からじゃ想像できなくて。
なんか怖そうで近寄りがたくて高飛車っぽくて。
こうして一緒にいるのが不思議なくらいさ」
シラ川 ゚ -゚) 「クラスの女の子達だって、みんなアタシを敬遠してた。
勘違いしないで・・・
アタシは自分が生き残りたいから戦うの・・・」
(`・ω・´) 「・・・だってこれもう、君だけの戦いじゃないじゃない。」
シラ川 ゚ -゚) 「・・・!」
(`・ω・´) 「何か言いたいようだけど、静かに!
なんかスピーカーから聞こえてくるよ」
https://pbs.twimg.com/media/Gehtz6XbwAA73hh.jpg
ガガ…
https://pbs.twimg.com/media/GehsoKkaEAEV27N.png
-
(`・ω・´) 「誰だ?」
シラ川 ゚ -゚) 「先生のアナウンスとは違うみたい」
『こんにちの社会の荒廃の原因はここにある・・・
私は古の神々と手を結び
この学校を魔界へと転移させた・・・』
(`・ω・´) 「!?」
魔界・・・?
何言ってるんだこの人は・・・
やっぱりドッキリ学園祭か。
『弱者が滅び強者が栄える世界。
それこそ本当のユートピアではないか・・・?
もし諸君らの中に生き残ろうという者がいるのであれば。
体育館へ行くがいい。
そこには校外へ出るためのアイテムがある・・・
そのアイテムがなければ諸君らは
未来永劫ここから生きて出る事はできないだろう。
諸君らの勇気と幸運を祈る・・・』
シラ川 ゚ -゚) 「戦うしか。ないのよね・・・」
(`・ω・´) 「今わかってるのは。戦わなければ・・・
先に進まなければ
この世界に殺される。
戦わなければ生き残れない・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「そうね!」
空が黒く輝いていた。
https://pbs.twimg.com/media/Gehsp8AbUAAkLx4.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GehsrkzaEAEMLyw.png
-
>連絡通路
(*`Д´)つ 「体育館には行かせん!!こうなりたいか!」
と(Дメ川つ
勝ち誇る風紀委員の群れ。
ナイフで出血とキズだらけになった男子生徒が、キリストのように壁に打ち付けられている。
生きているか死んでいるのかわからない。
胸が動いていないのだから。
シラ川 ゚ -゚) 「こいつらあやしいね。
目がイッちまってるよ。
さっきのスピーカー野郎の部下なのかしら?」
https://pbs.twimg.com/media/Gem7nGNasAEfy9b.jpg
( `・ω・´)つ (`Д´*) 「ぐえ!」
退散すると見せかけ、一番弱そうな委員を殴り倒してナイフを奪う。
シラ川;゚ Д゚) 「ジン!」
(;`・ω・´)つ╋-- 「ボクらも逃げてばかりいたら殺されちゃうよッ。
白川さんは下がってて!」
https://pbs.twimg.com/media/GfV5OCjagAAWcgb.png
(`Д´*) 「貴様ら!覚悟はできているんだろうな!」
じりじりと寄ってくる彼ら。
本気で殺すつもりだ。
「イヤッホーッ!!!!(森久保祥太郎)」
-
(`Д´*) 「・・・!貴様!校則違反常習犯の黒井か!
まさか貴様までも体育館の噂について本気になる阿呆だったとはなっ」
井 ゚∀゚)つ==っ 「やかましいッ。こんなクソダメから出る為ならなんでもするぜ!
だいたい殺人未遂やってるテメーラの方がよっぽど校則違反だろっ」
https://neoapo.com/images/character/4197/dd1c649f14d9d5e7bd80cb3697a82111.png
躍り出てきたのは2-Eの黒井真二。通称チャーリー。
どこかから持ってきた金属バットを振り回してけん制をしている。
確かにナイフで刺すより、バットで殴る方がリーチ的にも速い。
流石にイキがっていた風紀委員たちも身じろぎしている。
(`Д´*) 「やれ!やってしまえっ!
大月先生に逆らう者には死をっ!
この人数でかかれば身体にナイフくらい、刺さるだろう!」
_,
井 ゚∀゚) 「こいよ委員長サマ。前から気にいらねえと思ってたんだよォ」
シラ川 ゚ -゚) 「ジン、一旦退くわよ」
つ(Дメ川と
ユミが、磔にされている生徒を引きはがしていた。
(`・ω・´) 「白川さん!?」
シラ川 ゚ -゚) 「まだ息はあるみたい。
あんな奴らに殺されてたまるもんですか・・・
香山先生のところに行きましょう」
>保健室
(;゚ー゚) 「大変!どうしたのこれ!」
-
(`・ω・´) 「風紀委員のやつらにやられたんです」
(;゚ー゚) 「で、できるだけのことはしてみるわ・・・」
(`-ω-´) 「よろしくお願いします」
─
八幡先生のいる2-Hへ行く途中。
-
川 -) 「ここもダメか…」
https://pbs.twimg.com/media/Gemy72kaQAA-GZl.jpg
(`・ω・´) 「君は、宮本明くん」
よくない噂の多いチャーリー、黒井くんよりヤバいという噂の・・・
軽子坂高校唯一の本物の不良。
ぼくが知る限りでは。
シラ川 ゚ -゚) 「あんた何してんのよ!
あんたを血眼で風紀委員が探してるわよ!」
川 -) 「・・・おとなしく出頭しろってか?
無抵抗でなぶり殺しにされるのは御免だぜ・・・
ところで、今重傷者がいるらしいな?
おそらく学校から脱出しようとした上に
おれに似てるから余計にボコられたんだろう・・・
くそ・・・風紀委員が何様のつもりだ・・・
体育館周りにいるバケモンをボコったら、こんなもんを落とした。
使ってやれ・・・死体には無意味だが、まだ息があるなら・・・
あと悪かったと伝えとけ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZwWpdaEAAdw5c.jpg
>魔石を手に入れた
握ってみるとひんやり冷たかったり、ほんのり暖かく安定しない。
-
2-Hについた。
(`・ω・´) 「八幡先生、単刀直入に言います。
ノートパソコンを貸してください」
(´∀`;) 「ええっ、これは困るよ・・・
この前のボーナスで買ったばかりなんだよ・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「先生・・・」
(´∀`;) 「わ、わかった。
ノートパソコンは貸せないけど、これなら・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「なにこれ?」
く(´∀`*) 「ハンドヘルドコンピュータってやつだよ。立派なパソコンさ。
実は、吉祥寺に行った時にハスキー犬連れてたしょぼくれた顔の男の子がつけててね。
今の時代にすごいなぁと思って、僕も作ってみたんだけど・・・
僕の歳じゃ使いにくってね」
https://pbs.twimg.com/media/GfZw0staEAAnvVI.jpg
(`・ω・´) (それってスマホをベルトにつけてただけなんじゃ・・・)
https://mainichi.jp/articles/20170418/gnw/00m/040/002000c
─
ぼくはハンドヘルドコンピュータを腕につけた。
容量も十分だ。
電算機室で悪魔召喚プログラムというものをインストールしてみた。
(-0_0) 「おお、これで悪魔・・・あのバケモノ達と戦えるのかい?」
(`・ω・´) 「歩いた場所をマッピング、倒した悪魔の情報が登録されるみたいだ。
ぼくが倒したのはガキってやつみたい」
-
(-0_0) 「餓鬼道の餓鬼かい?ぞっとしないね・・・
気を付けて行動してくれよ。下手したら命が危ないからね」
(`・ω・´) 「どーも」
保健室に来た。
重症の生徒の胸に、宮本くんからもらった石をかざす。
(Дメ川 うぅ・・・
うめき声をあげた。全部のキズはまだ治っていないようだが。
(;゚ー゚) 「すごい!!さっきまで息も危うかったのよ!!
止血もなかなか・・・
一体、その石は?」
(`・ω・´) 「2-Cの宮本くんにもらいました。
困ってるやつを見捨てておけないって・・・
彼の意識が戻ったら伝えてください」
(;゚ー゚) 「わかったわ」
─
2-C。
「ここから体育館くらいしか行けないんだ。
ところで、うちのクラスの宮本明とは付き合わない方がいいよ。
あいつにかかわると本当に苦しい思いするだけだよ。
付き合わない方がいいよ。
ヤクザとつるんでるって噂もあるしさァ。
速く退学にならないかな?」
https://pbs.twimg.com/media/GfZxkT7bIAAfrnx.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GfZxlkZbMAAb3fj.jpg
(;`・ω・´) (本人がいるんだけどな・・・)
https://www.youtube.com/watch?v=WzX0-uoleU0
-
川 -) 「もう一度言ってみろ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZxmwFaEAA6KMy.jpg
「・・・あ あっ み、宮本君!
ご ご ごめんなさい!!」
川 -)つ(Д;)
「ごめんで済んだら・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZxnoYbQAEMHC3.jpg
「ちょっと!やめてよ宮本くん!」
川 -) 「うるさい女だ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZyemwb0AAKLf0.jpg
明くんは手を離した。
川 -) 「おい・・・表に出ろ・・・」
(`・ω・´) 「え?」
─
廊下。
川 -) 「そうだ、てめえだ・・・
2-Dの青木ジンだろ・・・
余計な事言いやがって・・・」
(`・ω・´) 「なんのこと?」
-
川 -) 「さっき保健室の香山がクラスまでやってきて、すげえ頭を下げられた・・・
何度も何度もな・・・
おれの名前出さずに黙って渡せばよかったんだよ・・・」
(`^ω^´) 「でも、感謝されて悪いことはないだろ?」
川 -) 「チッ・・・食えねえ奴だ・・・あの石を届けた礼は言っとくぜ・・・
ところで学校はどうなってんだ?
おれも独自に探ってはいるが、サッパリだ」
(`・ω・´) 「ぼくもだ。全く見当がつかない。
校内放送で変な声を聞いたくらいで・・・」
川 -) 「そうか、どこにも行けねえか・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZwYZAaIAAxLiR.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GfZwZmgacAAG_-a.jpg
ガラッ
川 -)つ 「誰かが風紀委員どもをひきつけてくれたおかげで、開けたが・・・」
明くんが、ドアを開けた。
様々な部室のある第二校舎に続く・・・はずだが。
(`・ω・´) 「!?」
シラ川;゚ -゚) 「なに・・・これ・・・」 ゾクッ
https://pbs.twimg.com/media/GfZwanfbcAALlvf.jpg
明くんが、悪魔の襲撃で崩れた壁の欠片を投げた。
何かにぶつかる音も、落ちる音も聞こえなかった。
-
シラ川 ゚ -゚) 「どういう・・・ことよ・・・」
川 -) 「第二校舎は、まるごと『これ』に飲み込まれたらしいな・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「あそこには、部活やってる生徒たちがいっぱいいたのよ!!
その人らはどうなるのよ!!」
ものおじせずに明くんに詰め寄る。
川 -) 「おれに聞くな・・・誰がやったのか、部活やってた奴らがどこに消えたがおれも知らん・・・
そいつに当たれ・・・
ただ一つ正しいのは、
タダじゃこの学校から出られないってことだ・・・」
シラ川 -) 「・・・」
(`・ω・´) 「明くんはこれからどうするの」
川 -) 「おれはおれで抜け出すアテを探す・・・
てめえらはてめえらで、生き延びろ・・・
くだらねえ奴らにやられるんじゃねえぞ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GfZyfdoaMAAnhKX.jpg
-
体育館通路。
井;メ∀゚)つ==っ 「ハァ…ハァ…!もっと来いよクソ野郎ども!」
ボロ雑巾のようになったチャーリーは一歩も退かない。
金属バットもところどころ穴が開いている。
シラ川 ゚ -゚) 「黒井!」
と(`・ω・´) 「待て。僕が加勢する」
ナイフを手に、ぼくは前に立ちはだかる。
井;メ∀゚)つ==っ 「青木仁・・・余計なこと・・・すんな・・・」
チャーリーは気絶した。
==井;メ∀)つとlレ´□ _□ノ サッ
シラ川 ゚ -゚)つ 「あ!赤根沢!」
(`・ω・´) 「くっ」
相手は、ナイフを持った風紀委員十数人。
ぼくのナイフとリーチは同じ。
(`Д´*)
相手はまだ戦意高揚しているようだ。
今度こそ、殺される。
(`・ω・´) 「殺されるなら・・・やるだけやってみる!」
ぼくは八幡先生から借りたコンピュータをいじる。
devil summoning program
Data loading…
Devil data starts running!
devil sommon program 『cerberuses』
-
(`・ω・´)
つ
ディスプレイに文字が走る。
悪魔召喚プログラムは起動された。
もうこのCOMPはそれ以外の用途に使えない。
そして賭けは当たった。
悪魔召喚プログラムの中に、一体だけ悪魔データがある。
戦闘に適した悪魔でなくていい。
せめて彼らをけん制できれば・・・!
シラ川 > -゚) 「きゃ」
(`・ω・´) 「ちくしょう やっぱり出やがった!」
https://pbs.twimg.com/media/Geht1a2aEAEEmfR.png
魔法陣が展開され、ライオンのような巨大な生物が現れる。
(`・ω・´) 「レン・・・?」
(∪-W-) 「…」
https://pbs.twimg.com/media/GhB3KeobIAAASeC.png
(∪-W-)--╋と(`Д´*)
「バケモノ使いめ!一緒に死ねッ!!」
(∪φWφ) カッ
と(/////) 「え?」
巨大な犬?に刺しかかった風紀委員たち数人が、炭化する。
-
と(■Д■*) 「よくも仲間を!死ね、邪悪なバケモノ使いの青木仁!」
(`・ω・´) 「!」
残りの風紀委員たちがぼくを一瞬で取り囲む。
特に目立つのは丸坊主ではないことを許された、上級の委員。
自由をはき違えすぎた生徒を半殺しにし、退学させているという噂まである。
ギターや楽器を持っているのは、特権の誇示である。
(∪φWφ)爪
爪
ザザザザザザ。
https://pbs.twimg.com/media/GhCAe2_aEAAUOjp.jpg
(`。ω。´) 「」
犬の悪魔が四肢を振り回しただけで、上級委員たちは両断、切り刻まれた。
残りの風紀委員にも飛び掛かり、ミンチにしてしまう。
(`・ω・´) 「もう十分だ
やめろ
やめろ」
-
https://www.youtube.com/watch?v=pLje0fWsAn4
(`・ω・´) 「なぜ、殺した」
(∪゚W゚) 「・・・グルルルルルゥ!!!!!!!!!!!!」
獣が唸る。
シラ川 ゚ -゚) 「仁、悪魔召喚プログラム?ってやつを!!」
そうか。
COMPのディスプレイをいじる。
翻訳機能!
人間と悪魔の言語は違うのだろう。
(`・ω・´) 「起動・・・」
つ
(∪゚W゚) 「オレ様を、こんな狭いところに、閉じ込めていたのはお前か?」
唸り声が、翻訳された。
(∪゚W゚) 「なんとか言ったらどうだ・・・」
(`・ω・´) 「あなたは、悪魔ですか?名前はなんというのですか?」
(∪゚W゚) 「自分から名乗るのが筋だろう・・・」
(`・ω・´) 「失礼しました。 ぼくは青木仁といいます。隣の彼女は、白川由美さんです」
(∪゚W゚) 「なかなか礼儀正しい奴だな・・・」
好感を持ってもらえたようだ。
ファースト・コンタクトは上々のようだ。
(∪゚W゚) 「オレの名はケルベロス。魔獣の中ではそこそこ強い方だと自負している」
-
(`・ω・´) 「ケルベロス・・・ギリシャ神話に出てくる、邪悪な魔王ハデスの部下ですか?
レンが生まれかわってきてくれたのではないのですか?」
(∪゚W゚) 「レン・・・?何を言っているのか・・・
それにオレは地獄の門タルタロスの門番で
ハデスの部下でもないし、ハデスはニンゲンどもが言うほど悪い奴でもないぞ。
嫁のペルセポネーをさらう時だって、兄弟神のゼウスやポセイドンに恋の相談をして童貞こじらせたからだ。
実の娘をあらよっとくれてやるゼウスも頭がおかしいがな・・・」
ぼくは、かつて一緒にいた愛犬レンの話をした。
ケルベロスには、くだらない、今頃は転生して別の犬にでもなっているんじゃないか・・・と一笑された。
(`・ω・´) 「・・・」
(∪゚W゚) 「ふん。まあいい。いつでも外に出られるとわかれば、しばらく休ませてもらおう・・・」
ケルベロスは寝始めた。
https://pbs.twimg.com/media/GhB3WYKbMAIEfBc.png
(`・ω・´) 「待ってください。力を貸してくれるんじゃないんですか?」
(∪゚W゚) 「そんな事は一言も言っていない。
だいいち、マグネタイトを持っていないではないか・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiIcHjiacAAbQPz.jpg
(`・ω・´) 「マグネタイト・・・?」
(∪゚W゚) 「ずぶの素人のようだな。マグネタイトというのは、あらゆる生き物の生命源とも呼べる物質だ。
目には見えんがな。
悪魔は魔界でならマグネタイトなんぞ要らずとも活動できるが・・・
ここはどうも半魔界・・・ニンゲン世界と混じり合っているようだな。
マグネタイトがない状態で悪魔が動けば、対価に生命力を持っていかれる。
弱小悪魔なら激痛、オレのような強い部類の悪魔でもチクチクとして不快レベルではある。
と、いうわけだ・・・
どうしてもオレを連れ歩きたいなら、さっきオレを襲ってきたニンゲンどものような奴らを捧げてこい。
ニンゲンの血にも、微量だがマグネタイトが含まれている。
ふっふっふ」
-
(`・ω・´)ニア 「まさか、さっき風紀委員・・・あなたがあの人達バラバラにしたのは
ぼくを助けてくれたわけでは?」
(∪゚W゚) 「久方ぶりに召喚されてみれば、殺意のあるニンゲンがオレに向かって刃物を振り回した。
殺すしかなかろう。
おかげで、いい悪意のマグネタイトが食えたがな。くっくっく・・・」
魔獣が舌なめずりすると、深紅に塗れた牙は真っ白に戻ったようだ。
(`・ω・´) 「そんな事言わないで、どうかお願いします。助けてください」
(∪゚W゚) 「しつこいやろうだ・・・仲魔契約もしていないだろう。
第一、オレより核の低いニンゲンと契約なんぞお断りだ」
お願いしますお願いしますと、ぼくは何度も頭を下げた。
白川さんにも事情を説明して、頭を下げてもらった。
(∪;゚W゚) 「わかった、わかった・・・
それはお前達しだいだ。
こうやって時々外に出してくれるのなら、考えてやろう・・・」
ケルベロスは多少譲歩してくれたようだ。
(`・ω・´) 「本当ですか。ありがとうございます。
でもあなたを閉じ込めたのは、ぼく達ではありません・・・」
(∪゚W゚) 「それは話してみてわかった。
オレを閉じ込めたヤツが、オレの名を聞いてきたりするものか・・・
それと、マグネタイトもなしにオレを連れまわすようなら殺す。
だが、強敵との戦闘時なら特例で呼び出しても構わん。
召喚者が死んで閉じ込めたまんまじゃ、元も子もないからな・・・
では、今後ともよろしく」
https://pbs.twimg.com/media/GiIcFd3agAAOAMk.jpg
-
ケルベロスはハンドヘルドコンピュータ・・・COMPの中におさまった。
シラ川 ゚ -゚) 「話はついたの?」
(`・ω・´) 「ああ。どうしても勝てなそうなら、特別に呼んでいいと言ってくれた」
シラ川 ゚ -゚) 「そう。じゃあ、体育館に行きましょう」
あの放送によれば。
そこには、学校を出る、もしくはなんとかするアイテムがあるということだったが・・・
(`・ω・´) 「行こう。何があっても」
残骸散らばる廊下を抜け、体育館へ。
https://pbs.twimg.com/media/GiJdOZkboAAg7-R.jpg
オカルト的な儀式の跡がある。
魔法陣に・・・十字架を入れた旗?
シラ川 ゚ -゚) 「とりあえず、探してみましょ」
https://pbs.twimg.com/media/GiIcD_rbAAATSzh.jpg
リングらしきものを、魔法陣の真ん中で見つけた。
シラ川 ゚ -゚) 「これでみんな助かるのかな」
(`・ω・´) 「あからさまだ。怪しい」
館内放送がある。スピーカーからまたあの声が流れ出した。
『どうやら"けんきょのリング"をみつけたようだね。勇気ある者よ。
だがそれ単体では意味をなさない。
それは御粗末な君たちの頭でもお解りだろう・・・
学校を出て、封印の神殿へ行くといい。
その前に、フォーンと遊んでいくといい。ここで死ぬようならば・・・
そうでなければ話にならんよ せいぜい健闘を祈る。ハーッハッハ』
https://pbs.twimg.com/media/GhB3OMYaQAAMOht.png
-
https://www.youtube.com/watch?v=kzxBN2YOq14
ズモモモモモモ・・・
https://pbs.twimg.com/media/GiJGL-taIAAt3PA.jpg
(・柵・) 「グオオオオオオオオオ!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GiJGOe4akAA8imC.jpg
魔法陣から無骨なマスクをつけた巨人が現れた。
まるで中世の処刑人のようなマスクだ。
ぼくたちは、魔法陣に光が宿った瞬間に跳んで離れた。
ぞっとした。
あの巨人の拳が、ぼくたちのいた床をえぐっていたのだ。
一瞬でも判断が遅れれば、ぼく達は潰れた果実のようになっていただろう。
シラ川 ゚ -゚) 「あんたの言う通り、罠だったのかよ!
この声の主、最初からアタシたちを生きて帰す気なんて・・・」
(`・ω・´)凸 「まずは死なないことだ!」
(・柵・)つ 「グオオオオオオオオオ!!!!!」
巨人の拳を避けつつ、中指を立てる。
シラ川 ;゚ -゚) 「ぎゃあああああ!!!!」
白川さんが野太い声を出す。
体育館の端まで吹っ飛んだようだ。
二人とも距離は離れていたはず。
拳圧だけで、こうなるのか。
ならば直接受ければ、どうなる。
肉を裂き、骨を砕き、内臓を・・・
ぼくは考えるのをやめた。
-
(`・ω・´)つ==っ 「白川さん、吹き飛んだなら間合いから離れたはず。 ちょうどいい逃げて」
シラ川 ゚ -゚) 「あんたはどうすんのよ・・・げふ」
(`・ω・´) 「体育館にもっとヤバい悪魔が出たって校内放送で伝えるんだ。
あのバケモノが体育館を越えて追ってこないとも限らないけど、何もしないよりマシだ。
武器になりそうなものをかき集めて全校生徒でかかれば・・・
ぼくは逃げられたら逃げる。
もともと執着なんてない命だ。
たのんだよ」
ぼくは白川さんを出入り口まで突き飛ばした。
すまない。
(`・ω・´)つ==っ 「くらえバケモノ!!!!金属バットソード!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GiJST5-bEAAp5Ds.png
(・柵・) 「この俺、ファウヌス神が化け物だと・・・?」
(#・柵・)つ 「ニンゲンごときが!!!!ヘルズフィスト!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GiJGUhRacAA37wr.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiJGRhsbIAAE3Kz.jpg
(`・ω・´)∩ 「ぐ!!!!!!!!」
挑発と共に繰り出した一撃は、巨人の必殺の一撃に無効化されてしまった。
というか、喋れたのか。
そうか、悪魔召喚プログラムの翻訳機能・・・
-
(`・ω・´)つ 「傷薬!!」
香山先生からもらった、即効性のものを使う。
多少は腕のしびれを軽減できた。
反撃にうつる。
(`・ω・´)┌┛ 「くらえ!!」
∩(・柵・) 「無駄だ」
足はあっさりと受け止められた。
ブラフだ。
思いっきり、マスクのないこめかみに渾身で金属バットを叩く。
(#・柵・) 「ニンゲンめ!!!!!!」
バキバキと掴まれた足が鳴る。
ぶんぶんとフルスイングされ、壁まで逃げられる。
https://pbs.twimg.com/media/GiJSUt0aAAAffwA.png
(・柵・) 「よくやったが、死ねニンゲン!!」
サッカーをやるように、頭や腹をけられる。
猫がネズミを狩るのもこんな感覚・・・なのか・・・
バットを構えて防御するが、だんだん間に合わなくなってくる。
(`#)ω・´) 「まふぁだ・・・ま・・・だ・・・」
足裏をこっちの頭に向けてくる。
潰してトドメを刺すつもりか。
これが英雄アキレスなんかだったら、返り討ちにできたかもしれないのに。
「ブフーラ」
-
https://www.youtube.com/watch?v=MF45Rkwu-N0
[;・柵・] 「な・・・なん・・・っ!?」 カチンッ
lレ´□ _□ノ 「広がって」
https://pbs.twimg.com/media/GiJHE3tagAA0a_A.jpg
(`#)ω・´) 「あふぁねふぁわさん・・・?」
彼女の言葉と同時に、巨人の胸に食い込んだ氷柱が広がる。
大出血。
それすらも凍る。
https://pbs.twimg.com/media/GiJHHPEacAA0-Ya.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiJHId1aMAE-vFw.jpg
[;・柵・] 「小娘・・・貴様本当にニンゲンか!?魔法などなぜ」
凍ったまま無様に巨人が喚く。
lレ´□ _□ノ 「外の世界では人間が魔法を使うのも、もはや常識になりつつあります、フォーン。
あなたたち悪魔の脅威のおかげですね。
魔神皇はどこ?」
[#・柵・] 「けけ、決着がついたつもりかアアアアアアアアアァァァ!!!!!!
貴様も踏みつぶしてや
げふ」
-
マスクから血が流れ、凍る。
氷を放ったのは赤根沢さんなのか?
あの巨人にとって致命傷のようだ。
急に足が軽くなる。
lレ´□ _□ノ 「キズ薬を使いました。これで脚も動くでしょう。
あの魔獣フォーンは、愚かにも暴れまわって魔法陣を壊したことで再生能力を失いました。
私が凍結を広げるので、これで」
彼女はピッケルを差し出してきた。
はは、これで雪山の登山のように、凍ったあいつを砕けと。
(`・ω・´) コクッ
ぼくは頷いて走る。
====(`・ω・´) 「いくぞっ おかえしだっ」
と[・柵・#] 「なめるなこぞ」
腕が凍った。
いや、全身が。
ぼくは足場と化した足でジャンプし、頭を狙って
一撃を放った。
-
https://pbs.twimg.com/media/GiJHJoXaUAAMI1c.jpg
ざくろのようにかち割れた巨人・・・フォーンは
あっという間に灰になって消えてしまった。
灰の中から宝石を見つけた。
・・・これを媒体に、声の主は悪魔を呼んだのか?
シラ川 ゚ -゚) 「・・・無事でよかった」
体育館の出入り口には、白川さんがいた。
(`・ω・´) 「白川さん。逃げてっていったのに」
シラ川 ゚ -゚) 「あんたを巻き込んでおいて、逃げるなんてできるわけないでしょ。
この女、戦いの途中からずっと様子を見てたみたいよ。
まるで値踏みでもするみたいにね!」
lレ´□ _□ノ 「リングは手に入れました。ここに用はもうないでしょう」
(`・ω・´)つ 「あ、まって赤根沢さんっ」
─
lレ´□ _□ノニア 「アギ」
https://pbs.twimg.com/media/GiJdDS0aEAAq5iZ.jpg
謎のかまいたちを撃ってきた悪霊。
ぼくが庇おうとしたが、赤根沢さんが火炎を指先から放って迎撃してしまった。
シラ川 ゚ -゚) 「悪魔と同じ魔法を使うなんて・・・
きっしょいお嬢様」
lレ´□ _□ノ 「あら、白川さんからそんな言葉が出るなんてね・・・
助けない方がよかったかしら?少なくともあなたはね」
-
シラ川 #゚ -゚) 「あんたとはウマがあわなそうね」
(`・ω・´)つ 「まあまあ。一応赤根沢さんは下級生だから。抑えて抑えて・・・
ところで、チャーリー・・・黒井くんはどうしたろう?
君が連れて行ってくれた、金髪のフクロウみたいな髪の2年生さ」
lレ´□ _□ノ 「ああ、黒井さんですね。彼なら・・・」
川 ∀) 「君たち、体育館で何をしていた・・・?」
(`・ω・´) 「君は誰だ?」
川 ∀) 「大月先生に言いつけるからな・・・くくく」
殺気にピッケルを思わず構える。
あの巨人より威迫感はないが、突き刺すような冷たい感じ。
─
気が付くと男は音もたてず消えていた。
シラ川 ゚ -゚) 「蒼髪の背が高い男?そんなの生徒にいたかしら・・・
いくら奇抜な恰好が多い軽高でも、目立つわよ」
lレ´□ _□ノ 「・・・」
(`・ω・´) 「そうか、ぼくだけ見たのか・・・」
気配を消し、影のように近づき、影のように殺して去る。
やつなら、トウキョウの街中でも気付かれずに人を殺せるのかも。
悪魔に魔法があるんだ、悪魔を超えたヒトがいてもおかしくない。
https://pbs.twimg.com/media/GiJj5vXasAA7CbO.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiJj6fma4AANhi_.png
-
lレ´□ _□ノ 「では、私も用があるので・・・
お互い用事が終わったら、音楽室で落ち合いましょう」
(`・ω・´) 「いい考えだ。風紀委員がまだうろついているかもしれない」
「ぎゃー!!!!!!!!!!!」
シラ川 ゚ -゚) 「何の声!!!!まさか悪魔が・・・」
─
2-H。
井 ゚∀゚) 「八幡さんよぉ、貸してくれよぉ。いいじゃねえか。
どうせビビってじっとしてるだけだろ」
(´∀`;) 「ああっ、君たち、助けてくれぇ〜!
黒井君にパソコンを・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiIkYMiakAA57hy.jpg
シラ川 ゚ -゚) 「おい黒井!あんた何してんだよ!
先生カツアゲしてんじゃねーよ退学リーチかかった半グレ野郎!」
(`・ω・´) 「お、おい、言い過ぎ・・・
というかチャーリー、ケガがないが・・・」
井 ゚∀゚) 「あった方がいいのか?ああん?
香山んとこに寝かされてたら、誰かがなんか押し付けてきやがって。
気付いたらゼンカイジャーだ。
んで電算機室の佐藤から話聞いてよ、八幡さんのPC借りにきたってー寸法よ。
頭いいだろ?」
シラ川 ゚ -゚) 「いやバカか・・・」
きっと魔石の効力だ。
宮本君か、彼女のおかげだろう。
-
ぼくはチャーリーに説明をした。
それで先生も解放された。
井 ;゚∀゚) 「それホントに使えるのかぁ?
佐藤がくれた、怪しいデータに
八幡が作った、いんちきマシンだぜ」
https://pbs.twimg.com/media/GiIlB7AbEAAqlhV.jpg
・・・話したくはないが、廊下で起こった事を話した。
井 ゚∀゚) 「へえ、あのクソども死んだんか。いい気味だゼ」
(`・ω・´) 「対してビックリしないんだね」
井 ゚∀゚) 「要はバケモン・・・悪魔が使えんだろ。
風紀委員も、校内放送してた野郎もぶっ殺してやろうじゃねえか。
それでさっさと脱出だ。行くぜ」
─
物置。
井 ゚∀゚) 「おーい。風紀のクソども軒並み殺られたってよ。出てきていーぜ」
(´・∀・`) 「青木に白川さん、チャーリーも一緒か。
俺だ、龍一だ」
井 ゚∀゚) 「脱出のアテができた。おめーも行くかい?」
https://pbs.twimg.com/media/GiIlfTPbAAA7oQ0.jpg
「あなたのお友達・・・?」
ロッカーの影から誰か出てきた。
(´・∀・`) 「大丈夫、俺の友達だよ」
https://pbs.twimg.com/media/GiIlgZ7aMAAynDl.jpg
1年の時にクラスメイトだった龍一。
その彼女、アキコだった。
ビ*゚ー゚チ 「そう・・・」
-
井 ゚∀゚) 「へへっ、ロッカーでお楽しみタイムかぁ?
オレも混ぜろよ!」
(;´・∀・`) 「よ、よせや」
ビ;゚ー゚チ 「私、まだ怖いわ・・・。
風紀委員がいなくなったからって、バケモノはいるのでしょう?
ここから出たくない・・・」
(´・∀・`) 「大丈夫だ、俺がついてる。
・・・すまんチャーリー、俺はアキコを守らにゃならん、
一緒にはまだ行けない。
安全な退路が見つかったら・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiIlgZ7aMAAynDl.jpg
井 ゚∀゚) 「・・・ケッ!!女にほだされやがって!!
『あれ』以降つまんねー男になったと思ったらこれか!
なーにが安全な退路が見つかったら、だ!
勝ち馬にゃ、タダで乗らせねー!!
行くぞ、おまえら!!」
外へ出る事になった。
ビ*ーチ 「せっかく二人っきりだったのに・・・」ボソッ
https://pbs.twimg.com/media/GiIlhXFakAApPhF.jpg
(´・∀・`) 「チャーリー・・・すまん。
アキコ、なにか言ったかい?」
ビ*^ー^チ 「ううん、なんでもないっ」
─
シラ川 ゚ -゚) 「あそこまで怒らなくても」
(`・ω・´) 「ああ、白川さんは知らなかったよね。
龍一はチャーリーとは中等部からの仲で、そこそこ不良だったそうだ。
でも高等部で彼女と会ってから・・・
丸くなっちゃったそうで」
-
井 ゚∀゚) 「余計なこと言うない青木。
ったく、魔性の女っつーけどよ、あのベタぼれっぷりはイジョーだね!
あいつ悪魔なんじゃねーの!
さて、おめえらの用事だったな今度は。さっさと行こうぜ」
音楽室。
lレ´□ _□ノ 「用事は終わったんですね、青木さん。
実はこの異変が誰の仕業か・・・
私、知っています」
https://pbs.twimg.com/media/GiIjhJTaQAAcvRZ.jpg
(`・ω・´) 「なんだって」
lレ´□ _□ノ 「どうすればういいのか見当もついてます。
あとは手助けしてくれる人だけ。
でも、みんな動揺していて助けてくれそうもありません・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiIjip5b0AADWcO.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiIkBHZa8AABKRs.jpg
プチッ
井 #゚∀゚) 「どうしておめえがそんなこと言えるんだよ!
誰が龍一と同じタマナシフニャチン梅毒野郎だって!?
他力本願のメガネ女は引っ込んでなっ」
https://pbs.twimg.com/media/GiIkWj2a4AEd9CR.jpg
シラ川 ゚ -゚) 「ふうん。黒幕の情報を小出しにして助けてくれってこと。
アタシは気に入らないな・・・怪しいよ、やっぱこいつ」
(`・ω・´) 「赤根沢さん、ぼくはオススメはしない。
バケモノ・・・と呼ぶのはやめよう。悪魔絡みで死人がたくさん出てる。
ぼくの悪友も二人やられたんだ。
もし犯人が君の身内や友達でも、ぼくは容赦できないと思う」
lレ´□ _□ノ 「あなたなら。
助けてくれると思ったのに・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiIkCLFacAA99F_.jpg
-
(`・ω・´) 「でも、君がそれでもいいなら。
女の子を巻き込みたくないけど・・・
事態解決に人数は多い方がいい」
lレ´□ _□ノ 「私の言う事を聞いてくれて、ありがとうございます!」
https://pbs.twimg.com/media/GiIkC-na8AArN_q.jpg
(:`・ω・´) 「はは、女王様と下僕みたいだね・・・
白川さん、彼女の魔法がなければぼくたちは死んでいたと思う。
チャーリー、君を全快させるアイテム・・・悪魔から取れる魔石っていうんだけど。
取ってきてくれたのは赤根沢さんじゃないかな・・・違うかな?」
彼女はこくり、と頷いた。
井 ゚∀゚) 「あんだって!?恩人なら多少は大目にみてやらあ!
よろしくなァ!レイコちゃん!」
シラ川 ゚ -゚) 「割り切るしかないか。戦力はアタシなんかより上だし・・・
青木くんの足を引っ張ったら許さない」
lレ´□ _□ノ 「ふふ、大丈夫ですよ。
死をも厭わぬ勇気と、生きる希望を失わない希望があれば・・・
先輩がたにも、発現するはずです」
https://pbs.twimg.com/media/GiJ8MUybMAAnisu.jpg
彼女は不敵にほほ笑んだ。
魔法の源に、なにか秘密が・・・?
ふいに、声をかけられた。
(*`Д´) 「おい、貴様らを大月先生がお呼びだ!
至急に科学室まで来い!
無理やり連れて行ってやろうか!!」
井 ゚∀゚) 「へェ。やってみな・・・」
-
井 ゚∀゚) 「こっちはなァ・・・
廊下でテメエらの仲間、バラッバラに刻んでやったんだゼ!!」
(`Д´*) 「何を言うか!!死体などなかったぞ・・・嘘つきめ!!」
井 ゚∀゚) 「あ!?こっちはお前等がビビってるバケモン飼いならしてんだ!!
そいつに殺させて、喰わせたに決まってんだろ!?」
(`Д´;) 「な、なんだと!!証拠を見せてみろォ」
井 ゚∀゚) 「へへっ、呼んでもいいけど・・・すげーバケモンだぜ。
お前、報告する間もなくそ・く・し」
(`Д´;) 「う、くそ!見逃してやる!!必ず科学室に出頭に行けよ!」
風紀委員は逃げて行った。
井 ゚∀゚) 「へっ!一昨日きやがれってんだ!!
つーかよ青木・・・」
井;゚∀゚) 「ほんとに悪魔で風紀委員どもぶっ殺したんだろうな!?
オレ様の弁術でなんとかなったが・・・
嘘じゃねーんだよな!?」
(`・ω・´) 「本当さ。なんで死体が消えていた?のか知らないけど・・・
ケルベロスという高位悪魔が一瞬で殺してしまった。
まあ、彼らも丸腰の生徒をナイフで半殺しにしてたりしたから同情なんてわかないけど」
_,
ガ゚ー゚)リ 「武器も持たない人を手にかけるなんて・・・
悪魔のあたしが言うのもなんだけど・・・
ひどい・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GiKApifbEAAD_iK.jpg
-
(`・ω・´) 「君は誰だ!?」
ガ゚ー゚)リ 「妖精ピクシーよ。
ケルベロス呼んだ時にはずみで出ちゃったのよ・・・」
https://rpg.jp/resources/img/character/chara-list_02_selected_09f6235e3f2c35298900983350887634.jpg
く(`・ω・´) 「そうか・・・それは、すまなかった」
『小僧、やるな。あのフォーンをニンゲンだけで始末するとは。
しかしなぜ、オレを呼ばなかった。意地か?』
(;`・ω・´) 「あー・・・召喚手順を知らなかった・・・
廊下の時はプログラムの読み込みのエラーだったし・・・
佐藤君に聞いてみるよ」
『あのニンゲンどもでは腹の足しにもならんが、
フォーンを倒したことでそこそこマグネタイトは溜まったんじゃないか?
少しなら連れ歩いても大丈夫だ』
(`・ω・´) 「もしかして、マグネタイト接種のために死体を食べた?」
『そんな暇はないだろうが。
そもそもこう見えてもオレは気高い悪魔だ。
あんな薄汚い、リンチ好きのニンゲンの肉やマグなぞ・・・
妖獣なんぞと一緒にするな』
(`・ω・´) 「すまなかった。疑って(妖獣ってなんだ?)」
ガ゚ー゚)リ 「あたしのマグの心配は要らないわ。
あんたたちが悪魔を倒して得たものから僅かだけもらうから。
ナビならそれで十分」
その後、電算機室のパソコンでマニュアルを見て、念のためダウンロードもした。
(`・ω・´) 「マッピング機能までついてるみたいだ。
学校の中ではあまり意味がないと思うけど・・・」
シラ川 ゚ -゚) 「使う機会がなければ、それでいいじゃない。
無用の長物でいいのよ」
井 ゚∀゚) 「まったくだ。さっさとリングとやらを奉納して脱出しよーぜ」
-
ぼくたちは、各運動部の準備室に行って装備を調達することにした。
「相撲部のまわし知らんか?」
(;`^ω^´) 「見つけておくよ」
https://pbs.twimg.com/media/GiKA6_xaAAArC5W.jpg
「おそかったな。もう防具くらいしか・・・」
lレ´□ _□ノ 「備えあれば患いなし。いただけるものはいただきます。」
https://pbs.twimg.com/media/GiKA75UbgAA6lxd.jpg
「まるで今の状況、RPGの始まりの村みたいだねっ」
シラ川 ゚ -゚) 「暢気ねえ。
まさか逃走中のゲーム化の逆パターンがあるなんて・・・しかもやらせなしガチ。
夢ならさめてほしいものよ」
https://pbs.twimg.com/media/GiKBCv8aAAApBOD.jpg
「あいつ中等部の時、チャリンコ盗んで・・・
だからチャーリー・・・」
井 ゚∀゚) 「てめえ!!
どこで聞いた!!」
「あっ! ご、ごめん!!」
(`・ω・´) 「まあまあまあまあ。
龍一の件から、荒れてるなあ」
https://pbs.twimg.com/media/GiKArbyawAESiWg.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiKAtUob0AAr2PN.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GiKAsMfa4AASSDg.jpg
科学室。
異様な気配がたゆたい、帯電もしている。
月□д□) 「お前達だな。
魔神皇様のおたわむれを真に受けて
"謙虚のリング"を手に入れたのは。
謙虚にそれを返したまえ。
まさか抜け出せる根拠があるのかね?」
https://pbs.twimg.com/media/GiJdGr7aoAAMwUU.jpg
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