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彼等には黄金の精神が宿るようです
268
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:50:25 ID:KB.2w/Ic0
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
[ Д`]「モララー………茂等 吉影………」
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
269
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:51:20 ID:KB.2w/Ic0
[ Д`]「無事のようだな。真紅の牙のワカッテマスとの戦闘に敗れたと聞いたが?」
( ・∀・)「エンジン王………」
[ Д`]「俺も似たようなモンだ。そして歯車組は壊滅しちまった。」
[ Д`]「モララー。まともに動けるのは俺達だけだ。せめて、せめてだ。ワカッテマスだけでも倒そう」
( ・∀・)「エンジン王。今更、そんな事をしたって意味ないだろ。お前の程の侠客なら他の組織だって、やっていけるだろう。」
( ・∀・)「もっと賢く生きろ。」
[ Д`]「俺は『ヤクザ』だぜ?異国に流れ着いて、こんな狂った場所でも【仁義】を忘れちゃあいけねぇ」
270
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:52:01 ID:KB.2w/Ic0
[ Д`]「わかったよ。モララー。俺だけでもワカッテマスに挑む。だが、もうひとついいか?」
[ Д`]「お前、真紅の牙のメンバーと居たよな?仲間になったのか?」
( ・∀・)「………」
[ Д`]「お前がどっかの刑務所ギャングに入ったのは別にいい。だが真紅の牙は駄目だろう。歯車組を潰した仇の組織だぞ。」
[ Д`]つ〆「もし、そうなら俺はお前を殺さなきゃならねぇ」
( ・∀・)Σz目益目)つシュパンッ
[;(爆)Д`]
。:::・゚::::・゚::・。 Д`]ドォ ̄ ̄ ̄Z____ン!!
.
271
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:52:57 ID:KB.2w/Ic0
( ・∀・)「スタンド使いでも何でもないお前が俺に勝てる訳ないだろ」
[;メД`]「ぐぅ………」
( ・∀・)「刑務所ギャングなんてなぁ、犯罪者(クズ)共の中でも、さらにクソの集まりなんだぞ?仁義なんて有るわけが無い」
( ・∀・)「………お前はその中でも良い奴だよ。」
(; -∀-)「私はお前を殺したくないんだ!『権八』ッ!!」
モララーは下唇を薄く噛んだ。
┣゙┣゙┣゙/( ◎ )\(; ・∀・)ハッ!┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
272
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:53:57 ID:KB.2w/Ic0
[;メД`]「危ないッ!!!モララー!!」
ドンッ!![;メД`]つ===( >∀<)!!
/( ◎ )\…………ブゥゥゥゥン……
。:::・゚::::・。;メД°。:「グアアアアアアッ!!」。:::・゚::::・゚::・。
それは突然の事だった。
エンジン王の皮膚が深紅に染まったかと思うと、全身の血管が破れ、滝のような轟音を立てながら鮮血が吹き出たのであった。
Σ(; ・д・)「エンジン王ッ!!!」
本「何だッ!!何があったッ!!?」
273
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/15(日) 21:55:53 ID:KB.2w/Ic0
/( ◎ )\
|||||||||||||||||シャッ
謎の物体は一瞬にして消えた。
(; ・∀・)「……………つだ……」
本「??何?なんだって?」
(; ・∀・)「これは【暗殺】だ!ギコッ!!」
(;#・∀・)「私達は何者かの【スタンド攻撃】を受けているッ!!!」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
274
:
名無しさん
:2019/09/16(月) 09:04:55 ID:IWYzliaQ0
乙
275
:
名無しさん
:2019/09/16(月) 14:57:14 ID:959af1O20
乙
面白くなってきたな
276
:
名無しさん
:2019/09/17(火) 00:02:45 ID:9BXBYOXY0
面白いな
277
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:15:56 ID:axCTavMQ0
スタンドデータベース⑦
スタンド名:BUCK-TICK
本体:( ・∀・)茂等 吉影
スタンドが触れた所に時限爆弾を作り出す。
その形状は首輪型から小型の設置型まで様々。
カウントの減りが大きい程、威力が大きくなる。
そして爆弾のカウントダウンの速さは本体から離れれば速くなり、本体に近い程遅くなる。
破壊力-A~C スピード- A 精密動作性-B
射程距離-E 持続力-C 成長性-E
278
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:26:10 ID:axCTavMQ0
#13 ダフト・パンク その②
この世には「正義」と「悪」がある。
子供の頃、「悪者」は必ず「正義のヒーロー」がやっつけてくれると信じていた。
そして大人になり、正義は必ずしも僕らに優しくは無いし、悪人にも仲間を想う絆がある事を知った。
誰かが言っていた。
『悪には悪の救世主が必要なんだ』、と。
僕はニダー・F・マーキュリー。
人を殺して、ここに来た。
279
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:26:45 ID:axCTavMQ0
本「モララー!?クソッ!さっきから外に出ようとしてるのに、【出る事が出来ない】ッ!!」
( ・∀・)「………歯車王の本は誰かがページをめくらない限り、外に出る事は出来ない。」
( ・∀・)【そして私はギコを外に出す気は無い。】
本「………どーゆー意味だ?」
280
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:27:14 ID:axCTavMQ0
( ・∀・)「今、脱獄に関する情報を持っているのはギコだけだ。君が死ねばスタンドに保存された情報は消え去る」
( ・∀・)「能力が複雑かつ強力なスタンドは得てして戦闘能力はそれほど高くない傾向がある。スタンド同士のガチンコになったら、君のダフト・パンクに勝算はあるのか?」
本「………」
( ・∀・)「私が信頼に足る筋肉になろう。戦闘に関しては私のスタンドの方が勝算がある。」
( ・∀・)「そして私達に必要なのは【情報】だ。さっきのスタンド攻撃には謎に包まれた部分がある」
モララーは事切れたエンジン王に近づき、死体を調べ始めた。
281
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:27:42 ID:axCTavMQ0
・∀・)(!!!【熱いッ】。グツグツに煮えたシチューのようだ。だが、皮膚に火傷みたいな痕は無いな)
( ・∀・)(服を脱がしてみる。………医者じゃないから確かな事は言えないが、これは内臓も破裂しているんじゃあないか?)
(; ・∀・)(なんだ?スゴいモヤモヤする。最近、これに近い話をした気がするぞ?)
ーーーーーー
ーーーーーーーー
@ III III III)チンッ!
(,, ゚Д゚)「うむ。データのダウンロードが完了したようだ」
( ・∀・)「終了音が電子レンジみたいだな。お前のスタンド家電製品?」
ーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
282
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:28:29 ID:axCTavMQ0
( ・∀・)「なぁ、ギコ?【電子レンジ】って、どうやって物を温めるんだ?」
本「あ?何だ、急に?確か、あれだろ。【マイクロ波で物体の水分を振動させて、内側から温める】はずだ。」
( ・∀・)「そう、【内側から温める】。あのスタンドはマイクロ波もしくはそれに近い電磁波を出して、物体を内側から焼く能力」
( ・∀・)「だから権八の血管は爆裂し、死に至った。」
本「権八って言うのはコイツの名前か?友達だったのか?」
283
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:29:29 ID:axCTavMQ0
( ・∀・)
( ・∀・)「彼の本名は志村 権八。私と故郷が同じだけの間柄だ。たったそれだけだが、その為、ほんのちょっとだけ他の奴より話す機会が多かっただけだ。」
( ・∀・)「ほんとにだだのそれだけだったんだ。」
( ・∀・)「だけど、あいつは私を庇った。親兄弟でも何でもない私を庇って命を落としたんだ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[ Д`]「俺は『ヤクザ』だぜ?異国に流れ着いて、こんな狂った場所でも【仁義】を忘れちゃあいけねぇ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
( ・∀・)「………」
( ・∀・)「行こう。ギコ。まずはニダー達の元へ。あのスタンドを始末するのはその後だ。」
284
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:29:57 ID:axCTavMQ0
モララーはニダー達が住む棟の中に入った。
彼らとの集合場所は棟の5階にある倉庫である。
看守や他の囚人に気取られないよう慎重かつ自然に進んでいく。
そして、4階に上がった時に異変を感じた。
( ・∀・)(くせぇ。【人の脂が燃える時の臭い】だ。)
ちょうど曲がり角の所から異臭が発生している。
モララーはチラリと顔を出して、状況を確認した。
285
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:30:35 ID:axCTavMQ0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙/( ◎ )\┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
囚人「や、やめろ!!俺が何をしたっていうんだッ!!」
曲がり角の先には同じ様に爆裂死した2体の死体が転がっている。
モララーは改めて敵スタンドのヴィジョンを観察する。
大きさはバスケットボール程であり、横から白い鉄製を思わせる翼が生えている。
特徴的なのは瞳の様な形状の、円状の輪が重なった部分である。
286
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:31:10 ID:axCTavMQ0
( ・∀・)(おそらく、あそこからマイクロ波を出してんだろうな。あのスタンドには攻撃手段ともう一つ謎がある。)
( ・∀・)(スタンドは【唐突に消えた】。瞬間移動の力も持っているのか?だが重要なのは、【何故消えた】?別にあのまま攻撃しても良かったはずだ)
( ・∀・)(【理由】があるはずだ。そして、スタンドの謎はその理由に隠されている)
/( ◎ )\…………ブゥゥゥゥン……
囚人「あぶぶぶ………!」。:::・゚::::・゚::・。
(; ・∀・)「………ッ」
/( ◎ )\
287
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:32:31 ID:axCTavMQ0
/( ◎ )\「貴様見ているな?茂等 吉影」
(;; ・∀・)!!!!
/( ◎ )\「お前の場所は分かっている。そして、お前等の【企み】もな」
(; ・_.・)「クソッ!!逃げなきゃ!!」
【モララーは下唇を薄く噛んだ】
ブゥン/( ◎ )\Σ(;;;;;;;・∀・)!!!
/( ◎ )\「【恐怖】したな?え?おい。俺様の【ブラフ】にかかってくれてありがとうよ」
288
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:33:25 ID:axCTavMQ0
(; ・∀・)「な、何故!?」
/( ◎ )\「人間には【癖がある】。それは指紋やDNAの様な唯一無二のものであり、宿命の様についてまわる」
/( ◎ )\「俺様は人間の【恐怖のサインを感知し、その場所に移動する事が出来る】。不安や恐怖、パニックによる焦りから来る自己防衛の仕草をすれば、そこを目印にテレポート出来る」
/( ◎ )\「茂等 吉影。命が惜しいなら、お前等の企みの情報を俺に全て寄越せ!」
(; ・∀・)「なんで/( ◎ )\「交渉は決裂だッ!!!お前を殺すッ!!!」
(; ・∀・)「クソッ!何だコイツッ!判断早すぎかよっ!!」
/( ◎ )\…………ブゥゥゥゥン……
敵スタンドはマイクロ波をモララーに向けて発射した。
289
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:34:02 ID:axCTavMQ0
/( ◎ )\「………?」
敵スタンドは【当惑した】
攻撃を終えた後、そこにはモララーの死体があるはずだった。
だが、そこにあるのは焼け焦げた壁が有るばかりで、モララーの姿は何処にも無かった。
「モララー!!何だ!どうなってるッ!!」
/( ◎ )\!!
本「悪いなぁ、ギコ。私も死にたくないからさ。本の中に逃げ込んだんだ。」
290
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:34:39 ID:axCTavMQ0
声のする方向を見ると、白い本から2人分の男の声がする。
/( ◎ )\「これは、もしや歯車王の能力の遺物か?」
本「どうすんだよモララーッ!!外からページを開けなきゃ俺達は出られないんだぞッ!!」
本「ああ、万事休すって奴だぜ、ギコ」
/( ◎ )\「なんと最早、袋の鼠だな?え?おい。」
/( ◎ )\「お前等は俺様に出会った時に決定しているんだッ!!俺様に殺されるという運命にッ!!!」
本「運命?決定?違うね。運命とは自らの手で切り【開く】もんだぜ」
291
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:35:03 ID:axCTavMQ0
ピッピッっと音がする。本の閉じ白の部分に目を向けると、米粒ぐらいの大きさの物が貼りついている。
【そのディスプレイのカウントダウンは5秒を切った】
……4……3……2……1……
小さな爆風とともに閉じ白のホッチキスは破壊され、本のページは舞い上がる。
292
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:36:12 ID:axCTavMQ0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
□ □ □ □
「ありがとう。私の【ブラフ】にかかってくれてよ。」
□ /( ◎ )\ □ □
「文字通り、『運命(本のページ)』を『開いたぜ』」
□ □ □
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
293
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:36:51 ID:axCTavMQ0
□ボラァ!Σz目益目)=つ#)◎ )\ギィイイイ!
Σz目益目)つ ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
つ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラァァァ!!!!!!
/(メ◎メ)\┣゙ォッグジャアアアアアア!!!
294
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:37:20 ID:axCTavMQ0
□==(,, ゚Д゚)( ・∀・)シュタン
( ・∀・)「成る程。本体が【搭乗してた】のか。パイロットみたいに。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ (メ;;;._⊿,)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
スタンド上部のハッチと思われる場所が開く、小人サイズの人間が現れ、みるみる大きくなり、1人の男となった。
彼は額から流れる血を拭い取ると、鋭い眼光をモララーに向けた。
295
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:38:01 ID:axCTavMQ0
(メ._⊿,)「黒タイツってあるよな?女が履くと足がシュッってなるヤツ。黒タイツフェチなんて言葉があるぐらいだから、有名(メジャー)なんだろうよ」
(メ._⊿,)「普通よぉ、タイツってのは下着(パンツ)の上から履くもんだ。だがよ、たまにタイツの上から下着(パンツ)履く人を見るんだよ。具体例を出すと、め○かボックスの黒○く○ら」
(メ. )8(⊿,)すぅううううう
(メ°_⊿,)「なんでッッ!!!!!!」
(メ°_⊿,)「なんでタイツの上からパンツを履いてんだ!普通逆だろッ!!直に性器が当たって不衛生だろうがッッ!!ナメてんのかッ!!意味のわからねー事しやがってッ!!!」
(#メ._⊿,)「クソがァ!!!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!クソッ!!!!」
(#メ.д⊿,)「ボケがァァァ!!!!!」
296
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:39:16 ID:axCTavMQ0
(;,, ゚Д゚)「ッ!?」
バン!/( ◎ )\【エゴイスト】!(#メ.д⊿,)m9
(#メ.д⊿,)m9「テメーらにはもう一度地獄を見せてやるッ!!!」
( ・∀・)「いいや。地獄を見るのはお前の方だ。」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(爆)(爆)._⊿,(爆)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
(爆)(爆);._⊿,(爆)「何だこりゃあ!?」
297
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:40:43 ID:axCTavMQ0
( ・∀・)「我がスタンド【BUCK-TICK】は『スタンドが触れた所に時限爆弾を作り出す』」
( ・∀・)「さっきのラッシュで君に爆弾をつけた。カウント数は60秒。」
( ・∀・)「はたして耐えられるかな?その数の爆弾が爆発するダメージに。」
(爆)(爆);°д⊿,(爆)「アアアアアアアアアッ!!!このブタ野郎がぁああああアアアアアアアアア!!!!」
(m9・∀・)9m「それでは皆様!ご唱和ください!!」
.
298
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:45:30 ID:axCTavMQ0
「「ボラーレ・ヴィーア!!(飛んでいきなッ!」」
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| .|i
.i| ..|i
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::
※上のAAはイメージです。
299
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:48:36 ID:axCTavMQ0
(,,>Д゚)=3「ごっほゴホ」
(;,, ゚Д゚)「うわ、グロいな。思わず初めて女のアソコを見た時と同じ感想を言っちゃったよ」
( ・∀・)「どちらもピンク色のもンが出ているね。」
モララーは床に散らばっている歯車王の紙を拾おうとした。
だが紙はいきなり真っ黒に染まり、ボロボロと崩れていく。
(; ・∀・)「紙が消えていく。これは歯車王の命が消えていくのを示している」
(;,, ゚Д゚)「確か、歯車王はワカッテマスが豚に転生させたはずだ………」
(; ・∀・)「今日はもう豚肉は食べれないな………」
300
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:52:36 ID:axCTavMQ0
コツ………コツ………コツ………
「そうか。死んだか。失敗したのか。そうか。」
「この失敗は痛い。彼等は情報を手に入れたという事だからだ。」
「仕方がない。警戒レベルを上げるとしよう。」
301
:
◆8aac7uEWYg
:2019/09/27(金) 11:53:24 ID:axCTavMQ0
【ブーン・ホライゾンから奪った『運命の弾丸』はたったの2発】
「そのうちの1発は殺し屋・三月ウサギをスタンド使いにしたが、戦いに敗れ、グロ画像になってしまった。」
「弾丸よ!次の候補者を選べ!」
【囚人の脱獄を防ぐ為にスタンド使いを生み出すのだッ!!!】
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
302
:
名無しさん
:2019/09/27(金) 12:46:01 ID:7frqnZRc0
乙乙
モララーホントカッコいいな
303
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/13(日) 21:39:07 ID:dF9mEn0c0
スタンドデータベース⑧
スタンド名:エゴイスト
本体:(メ._⊿,)三月ウサギ
人間が恐怖した時に出る癖をマーキングし、その行為を行った時に瞬間的にその人物の位置まで移動する。
本体はスタンドに入り操縦する事が出来る。
またコックピット内のトリガーを引けば、マイクロ波を出す事が可能。それは浴びた生物は血管が爆裂して死ぬ。
破壊力-A スピード-D 精密動作性-C
射程距離-E 持続力-A 成長性-E
304
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:35:06 ID:Ydo8lN3c0
#14 潜入ミッション
何かを手に入れて2歩進む。
何かを失い1歩退がる。
壁に当たって1回休む。
壁を乗り越え1歩進む。
死ねばそこで終わりだけど死んでるように生きたくはない。
僕はニダー・F・マーキュリー。
人を殺して、ここに来た。
305
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:35:52 ID:Ydo8lN3c0
じゅっぽじゅっぽじゅっぽ♡
<;ヽ`∀´>!!!?
僕達が住む棟の5階にある倉庫が計画を練る為の場所だ。
僕はそこに行く途中、リネン室で変な物音がするから覗いてみると………。
ζ(//q////*ζじゅっぽ♡じゅっぽ♡じゅるるるじゅじゅる
(*゜3゜)「おっ♡おおおおっやっべ!ち○ぽ汁全部吸い取られるおおお♡」
(*゜3゜)「あっ、あ、い、イクイクイク!!!」
ζ(//o///*ζびゅー♡びゅ♡び♡びゅるるる♡
ζ(゚ワ ゚*ζ「えへ。イッパイ出たね♡」
ζ(゚ー゚*ζゴクン
その人は口の中に吐き出された精液を見せた後、そのまま唾液と共に飲み干した。
306
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:36:32 ID:Ydo8lN3c0
ζ(゚ー゚*ζ「………!。そんな所で何してるの?覗き?」
<*;ヽ`∀´>「う、あ、いや………」
その人は僕に近づき、背中に腕を回した。
その人の睫毛の数が肉眼で数えられるほど、僕らの顔は近づいた。
<*;ヽ`∀´>「君は確か、
>>14
の時に出会った………」
ζ(゚ー゚*ζ「デレ」
<*;ヽ`∀´>「え?」
ζ(゚ー゚*ζ「アタシの名前。アタシはデレって言うの」
307
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:37:45 ID:Ydo8lN3c0
ζ(^ー^*ζ「うふふ、顔真っ赤よ。可愛いっ」ギュッ
<*;ヽ`д´>「ふおっ!?」
ζ( ー *ζ「ねぇ、えっちな事する?貴方の事、結構タイプよ」
<*;ヽ`∀´>「えっ!?え?ええっ!!?」
( <●><●>)「………何をしているんだ?」
後ろから声を掛けられた。振り返ると、ワカッテマスが立っていた。
( <●><●>)「行くぞ、ニダー。こんなとこで暇してるワケじゃあないんだろ?」
<;ヽ`∀´>「う、うん」
308
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:38:41 ID:Ydo8lN3c0
(*゜3゜)「デレ〜。またヤらせてくれよ。ムスコがお前のケツマ○コに挿れたいって言ってるんだ。」2ドルダスヨ
ζ(゚ー゚*ζ「OK。今そっち行くわ。」
デレは僕の顔に近づいて囁いた。
ζ( ー *ζ「ニダーって言うんだ。私とセックスしたかったら、いつでも言って。待ってるから」chu-♡
デレは僕の頬に軽くキスをすると、囚人服を脱ぎながら、さっきの男のところへ行く。
僕らは慌ててリネン室から出て行った
309
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:39:09 ID:Ydo8lN3c0
( <●><●>)「………ニダー、あいつは男だぜ。ここにいる囚人はみんな男だ。」
<;ヽ`∀´>「知ってるニダ。身体検査の時いっしょだったから。」
( <●><●>)「あいつは有名人だ。2ドルでセックスをする売女だ。男だけど売女だ。収監されてからそれほど経ってないのに、100人ぐらいと寝ているらしい」
( <●><●>)「………お前もあーゆーのがタイプなのか?」
<;ヽ`∀´>「え?どうなんだろ。そういうの、よく分からないニダ」
( <●><●>)「………ふーん……」
遠くのリネン室から嬌声が聞こえてくるを尻目に、僕らは5Fの倉庫に向かった。
310
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:39:46 ID:Ydo8lN3c0
ーーーー5F・資材倉庫ーーーー
( ><)「ふわふわタ〜イム。」
爪'ー`)「ビロード、いつもみたいにシキテン(見張り)きっとけよ」
<;ヽ`∀´>「じゃあ襲撃者は誰かは分かってない?」
( <●><●>)「いや、そいつの素性は組織に調べさせて分かった。元はポートマフィアの殺し屋で三月ウサギ(→(メ._⊿,))と呼ばれている男だ。」
( <●><●>)「問題は三月ウサギは誰の指示で動いていたかだ。下手したら、いや十中八九、俺達の脱獄計画がバレている。」
( ・∀・)「そう考えて間違いないな。分からないのは、何故私達を拘束しないかだ。計画が判明した時点で長期の懲罰房行きは免れない」
311
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:40:35 ID:Ydo8lN3c0
爪'ー`)「………。決定的な証拠が無いからとか?あえて泳がせるって作戦かも。」
( <●><●>)「だったら出し抜いてやるぜ。」
爪'ー`)「………なんで脱獄の計画が漏れたんだ?」
爪'ー`)「重要なのは真実だ。だから、あえて言うぜ?」
爪'ー`)【俺はお前達を信用していいんだな?】
( <●><●>)「………俺達の中に【内通者】が居るって言うのか?」
(#<●><●>)「仲間を疑うのか?フォックス」
312
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:41:29 ID:Ydo8lN3c0
爪'ー`)「あくまでも可能性を踏まえての話だ。それに言ったはずだ。俺にメリットが無くなったら抜けるってよォ」
(,, ゚Д゚)「………で?どうすんだ?これじゃあ、話が進まないぞ」
( ・∀・)「ニダーはどう思う?」
<ヽ`∀´>「………すごい自分勝手な事を話すニダ。」
<ヽ`∀´>「僕が脱獄したい理由は母さんの最期の時間を一緒に過ごしたいからニダ。母さんに残された時間は少ない。僕は1日でも早くココから出たいんだ。」
<ヽ`∀´>「内通者が居ようと居まいと、僕は必ずココからでる。例え手足が捥がれても、必ずニダ」
313
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:42:08 ID:Ydo8lN3c0
<「霧のメロントローン♪」
( ・∀・)「あの子なんなの?言ってる事ふわふわしてるじゃん。」
( <●><●>)「ビロードの事は気にするな。いつも、あんな感じだ。」
( <●><●>)「どちらにしても、今の俺達の最善策は前に進む事だ。計画は続行する」
( <●><●>)「計画が漏れた原因を探る。脱獄を確実なものにする。どっちもやらなきゃいけないのがツラい所だが、俺は出来ると信じている。」
爪'ー`)「あんたが真紅の牙の幹部だからか?」
( <●><●>)「仲間(オマエラ)がいるからだ。俺1人じゃあ出来ない事も6人いりゃあなんとかなるだろ」
爪'ー`)
爪'ー`)「分かった。その言葉は真実みたいだからな。アンタの指示に従うよ」
(,, ゚Д゚)「さて話がまとまったとこらで、次の【障害】だ。色々とクリアしなきゃいけない課題がある」
314
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:42:52 ID:Ydo8lN3c0
その① 腕輪について
(,, ゚Д゚)「俺達に嵌められている腕輪は、島の一定のラインを越えると爆発する。その威力は一軒家が吹き飛ぶ程だ。」
(,, ゚Д゚)「そして、その判別は腕輪に内蔵されている発信機の電波を衛星が受信して分かるからだ。」
<ヽ`∀´>「疑問なんだけど、これ外せないのかな?囚人が死んだ時、腕輪ごと火葬するわけにもいけないニダ」
(,, ゚Д゚)「その通りだニダー。俺が盗んだ情報の中には腕輪のロックの解除の仕方が書いてある。あとで全員に共有しておいてやる」
爪'ー`)「脱獄の時に外せば問題なさそうだな」
315
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:43:19 ID:Ydo8lN3c0
その② 島の所在地について
(,, ゚Д゚)「この島自体はAノ国からそれほど離れていない事が分かった。距離にしておよそ260kmだ。」
(,, ゚Д゚)「だが
>>10
にある通り、島の海流は複雑だ。渡るには特殊な設備を持った船が必要だ。」
(,, ゚Д゚)「船は犯罪者を護送する時以外は滅多に立ち寄らない。」
<ヽ`∀´>「船が着く時は沢山の看守がいるニダ。そこをかいくぐるのは難しいそうニダ」
爪'ー`)「バレたら、その場で蜂の巣だな。」
( ・∀・)「護送船をシージャックするのはやめておいた方がいいな。」
(,, ゚Д゚)「次に最も重要な話をするぞ。」
316
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:44:15 ID:Ydo8lN3c0
その③ 非常事態マニュアルについて
(,, ゚Д゚)「俺が盗んだ【非常事態マニュアル】。結論から言えば、【盗んでおいて正解】だった。」
(,, ゚Д゚)「もし、これを読まずに実行していたら、多分俺達は死んでいる」
(,, ゚Д゚)「脱獄が発覚した時点で刑務所の警戒レベルはMAXまで引き上げられる」
(,, ゚Д゚)「具体的に言うと、まず各フロアの境目や階段に【非常扉】が自動で設置される。これはカーボン製で分厚く鉄みたいに硬い。扉が設置されたら、警戒が解かれるまで決して開く事は無い」
(,, ゚Д゚)「加えて、刑務所全体内に速効性の筋肉弛緩ガスが放たれる。このガスを吸うと、ヒグマでも2〜3時間は絶対に動けないそうだ」
(,, ゚Д゚)「で、動けない所をガスマスクを着けた看守に、ズドン!!、だ」
<;ヽ`∀´>「む、無茶苦茶ニダ」
317
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:45:21 ID:Ydo8lN3c0
(,, ゚Д゚)「それだけじゃあない。刑務所を出て、島内に隠れるってのも無理だ。」
(,, ゚Д゚)「まず、地上には追跡と捜索に特化した隊員及び捜索犬が投入される。それも最小が1000、2000とかだそうだ。」
( ・∀・)「そういや、ム所のどっかで警察犬を引き取って訓練している施設があるって聞いた事があるぞ。」
(,, ゚Д゚)「また脅威は【空の上】にもある。何十機とある【偵察用ヘリコプター】に地上にいる脱走者を隈なく探して見つけ出すそうだ。」
( <●><●>)「ヘリコ?空から分かるモンなのか?」
(,, ゚Д゚)「奴らが持つカメラがヤバイ。100m上空からアリンコの交尾が観察出来るレベルだそうだ。」
(; ・∀・)「脱走するなら絶対に気づかれちゃあダメだよな」
(,, ゚Д゚)「一番良いのはバレずに脱獄。発覚し、奴らがパニクる頃には俺達はシャバに居るっていうのがいいよな」
爪;'ー`)「可能性は低くそうだな………」
( <●><●>)「海も地上もダメか………」
318
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:46:03 ID:Ydo8lN3c0
<ヽ`∀´>「………」
<ヽ`∀´>「それなら【空】はどうニダ?」
爪'ー`)「空?」
<ヽ`∀´>「偵察用のヘリコがあるなら、それを使って空から刑務所を脱出したらいいニダ」
<ヽ`∀´>「看守全員が地上を探している隙に、混乱に乗じて出発すればいい。」
( ・∀・)「エンジンキーはどうやって手に入れる?あとヘリコプターの操縦が出来る奴がいるぞ」
(,, ゚Д゚)@ III III III)「ちょっとまて。」
ギコは自身のスタンドを発現し、背中のモニタを確認する。
319
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:47:01 ID:Ydo8lN3c0
(,, ゚Д゚)「ふむ。盗んだ情報には偵察用ヘリコプターの運転方法も記されている」
(,, ゚Д゚)@ III III III)
「ダフト・パンクにマニュアル(操作方法)が記録されていたら、100%使うことが出来る。操縦はダフト・パンクにやらせればいい。」
(,, ゚Д゚)「ヘリコプターのエンジンキーの場所、ヘリコプターの保管庫は盗んだ情報の中にあった。」
( <●><●>)「じゃあ誰かがエンジンキーの合鍵を作り、なおかつヘリコプターの保管庫までの道筋を確認した方がいいな。」
りんごーんりんごーーーん!!!!
休憩時間終了の鐘が鳴る。
話の続きは明日に持ち越し、僕らは各々の刑務作業に戻っていった。
そして、その翌日の事である。
320
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:47:28 ID:Ydo8lN3c0
(´・ω・`)「あー、屑チ○ポ共息してるか?あ?今から重要事項があるから聞け」
(´・ω・`)「ハートマン・リネオン刑務所では夜間、自分の独房から出る事は禁止されているのは重々承知してると思うが。」
(´・ω・`)「【本日より夜間は看守による見回りを行なっていく】。テメェらがもし夜に刑務所内をウロついてるのを見た時には射殺する許可がおりている」
(´・ω・`)「分かるか?精○をかけるワケじゃあないんだからな。全弾、テメェらのケツマ○コにぶち込んでやる。」
(´°ω°`)「勃起ッ!!!!」
321
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/14(月) 02:48:12 ID:Ydo8lN3c0
<;ヽ`∀´>「あいかわらず台詞が汚い。頭おかしいニダ」
( <●><●>)「長い間、ココに勤めると鬱になるか、あいつみたいになっちまうからな。」
<;ヽ`∀´>「でも困ったニダ。夜に動く事が出来なきゃエンジンキーの合鍵を作れないニダ」
( <●><●>)
( <●><●>)「頼めるか?フォックス」
爪'ー`)「いよいよ俺の出番ってワケかい?え?おい?いいぜ。」
爪'ー`)「俺のスタンドは【潜入向き】だ。」
爪'ー`)「重要なのは真実だ。真実から出た行動は決して滅びやしないんだ。」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
322
:
名無しさん
:2019/10/14(月) 06:17:34 ID:CX8HsWTw0
面白いぞ
323
:
名無しさん
:2019/10/14(月) 10:49:33 ID:4.i389zwO
この緊迫感がたまらんなぁ
324
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:45:32 ID:assmamaU0
スタンドデータベース⑨
スタンド名:@ III III III)ダフト・パンク
本体:(,, ゚Д゚)ギコ・マニュエル・ド・オメン=クリスト
能力はネットワークへの直接的侵入・改竄及び情報の奪取。
あらゆるセキュリティソフトを全て素通りし、世界中にあるスーパーコンピュータを凌ぐ演算能力と記憶能力があるので、膨大なデータを取り込める事が出来る。
また機械の操作マニュアルが記録されておれば、100%マニュアル通りに操作する事が出来る。
しかし戦闘能力は並以下で、筋トレしているギコが戦う方が強いと思う。
元ネタはフランスで活躍するエレクトロ・デュオ。
破壊力-E スピード-D 精密動作性-B
射程距離-E 持続力-A 成長性-D
325
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:46:23 ID:assmamaU0
大人達は言う。この世にある全てのものは等しく変化し、最期は滅ぶんだ、と。
でも僕等は知っている。
この世には不変で決して滅ぶ事の無いモノが一つだけある事を。
僕はニダー・F・マーキュリー。
人を殺して、ここに来た。
326
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:47:18 ID:assmamaU0
#15 フォックスと映画館
( ´ー`)(あーあー、かったりィ……)
( ´ー`)(ブーン・ホライゾンが亡き今、ようやく部署が決まった思ったら、こんな生産性のない夜勤とはよ。つくづく糞だヨ)
( ´ー`)「転職しよっかな………」
看守A「シラネーヨ、そっちはどうだ?」
( ´ー`)「20分前にここを見回ったのと同じだヨ。異常なし。」
看守A「こちらも異常なしだ。引き続き巡回を頼む」
( ´ー`)「了解」
327
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:49:42 ID:assmamaU0
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
看守A((((((((((((((((((((
(<-><●><->)
)))))))))))))))))( ´ー`)
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
328
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:51:09 ID:assmamaU0
フォックス・ラブリエのスタンドは比較的使用者が少ない装着型の能力である。
その能力の特徴としてスーツの様に身体に纏う事ができ、フォックスの能力もパズルのピースのような物が一つ一つ連結し、彼の身体を覆っている。
スタンド名は【ドリームシアター】
その能力は【射程範囲内の人間が見た過去の映像をスーツに纏う】
例えば、夜の見回りをしていたシラネーヨ→( ´ー`)。
本来の光景として正しいのは、
( ´ー`)-------視線の向き---→(<-><●><->)
のはすだが、実際にシラネーヨが見ているのは、
( ´ー`)-------視線の向き---→
.
329
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:52:35 ID:assmamaU0
このように何も無い空間を見ている。
今、シラネーヨが見ている場所の『20分前には確かに何も無かった。』
ドリームシアターはその20分前の光景をスーツの表面に映す事で、あたかも、【現在進行形で何も無い状態に見せかける事が出来る。】
ドリームシアターを発現、装着しているフォックスが堂々と看守の前を通過しても、看守は気づかないのである。
ーーーーヘリコプター保管庫ーーーー
フォックスはハートマン・リネオン刑務所内にあるヘリコプター保管庫に来ていた。
偵察用に暗い深緑色で装飾されたヘリコプターが7〜8機保管されていた。
330
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:53:34 ID:assmamaU0
(<-><●><->)「ここがヘリコの保管庫か。道筋はギコが教えてくれた通りだ。特に邪魔が無ければ普通に辿り着けるな。」
(<-><●><->)「あとはエンジンキーが必要だ。」
(<-><●><->)「鍵はここの警備室の中だったな。」
フォックスは保管庫の隅に設置している警備室に音を立てず忍び込んだ。
警備室には2人の警備員が居て、ラジオを聴き、コーヒーを啜りながら談笑していた。
331
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:54:02 ID:assmamaU0
(<-><●><->)(エンジンキーはこの『キーボックス』の中か。10連に繋がるダイヤルキーでロックしてやがる)
(<-><●><->)(俺の能力はあくまでも映像を映すだけだ。音や匂いまでは誤魔化すことは出来ない)
(<-><●><->)(まず異常の無いキーボックスの映像をドリームシアターに映す。あとは手元が見えないように体の位置を調整して、と)ゴソゴソ
(<-><●><->)(ダイヤルキーの暗証番号(パスワード)が必要だが問題ない)
バチチ(<-><●><○>)(ドリームシアター!!)
332
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:56:08 ID:assmamaU0
ドリームシアターの見た目は全身を覆うフルスーツにヘルメットを装着した姿である。
フォックスはヘルメットの内側部分に、過去に【ダイヤルキーの暗証番号を設定した時の映像】を映した。
ヘルメットの内側に映る映像を確認しながら、フォックスは音を立てずゆっくりとダイヤルキーを解除していく。
(<-><●><○>)(8……5……シャバにいた頃を思い出すな。)
(<-><●><○>)(7……2……あの頃、俺は若く馬鹿で無鉄砲で…………そして『マルクもまだ生きていた』………)
333
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:56:44 ID:assmamaU0
フォックス・ラブリエはAノ国で映画監督を志していた。
安物のハンディカムで撮った映像を動画サイトに上げたり、コンクールに応募したりしていた。
爪'ー`)「見ろよマルク!オレ達が撮った作品が佳作を取った!ほんの小さなの一歩だが、オレ達は世界に近づいたぜッ!!!」
从* ゚∀从「ヤベーーっすねフォックスさん!マジ半端ないっす!!!」
彼にはマルク・ハインリヒと云う助手が居た。
フォックスと同じように映画好きで、お互い価値観が合っていたので、2人で映画を作っていた。
2人はいわゆるドキュメンタリー映像を撮っており、社会問題やAノ国を取り巻く情勢について問題提起をするような作品を作っていた。
そんなある日の事だ。
334
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:57:24 ID:assmamaU0
爪'ー`)「マルク。次の作品は彼について取材を進めようと思う」
从 ゚∀从つ[写真]
「政治家のアドルフ・スカルチノフですか?確か教育や福祉の拡充で市民の支持を得ている。」
从 ゚∀从「一方で教育関連や介護施設を運営する企業からワイロを受け取り、便宜を図っていると聞きます。」
从 ゚∀从「どの視点からカメラを回していきます?」
爪'ー`)「【全て】だよ。彼の全てを撮るんだ。」
爪'ー`)「オレがドキュメンタリを撮るのは、映画にとって【現実感】が重要だと考えるからだ。」
335
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:58:18 ID:assmamaU0
爪'ー`)「口当たりのいいお伽話じゃあなく、この世界で生きている人間の息遣いを撮る。それこれがオレが撮る映画の価値だ。」
爪'ー`)【重要なのは真実だ。それ以外は全てゴミだ。】
爪'ー`)「そして真実は一つの方向だけを見て語るべきことじゃあない。その人の左側だけしか見てないのに、その人の全てを見たって言う人はとても愚かだ。」
爪'ー`)「オレは真実を撮る為、多角的にスカルチノフ氏を取材していくぜ」
从 ゚∀从「………かっけぇ………」
从* ゚∀从「マジかっこいいっすよ!!フォックスさん!!」
336
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 00:59:47 ID:assmamaU0
過去を振り返れば、俺達の【運命】を決定的に変えてしまったのは、スカルチノフという政治家の取材をしたからだ。
スカルチノフは以前から賄賂を受け取っていたという噂はあったが、真実はそれ以上の闇を抱えていた。
あいつが支援していた数棟の孤児院で子供の臓器売買が行われており、その絵を描いていたのはスカルチノフ自身だった。
ぶっちぎりの違法行為であるし、何人もの罪の無い幼い子供達が命を落とした。
俺達は証拠を纏め、ドキュメンタリー映画を公開する事でスカルチノフの悪業を糾弾しようとした。
爪'ー`)「この作品を公開すれば、スカルチノフのやっている事が明るみになり、アイツは逮捕されるだろう」
从 ゚∀从「………大丈夫っすかね?公開前にスカルチノフに察知されたら、作品が潰されるのでは?」
爪'ー`)「大丈夫だ。配給元は信頼できる所だ。作品の内容がスカルチノフに漏れる事は無い」
337
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:02:09 ID:assmamaU0
爪'ー`)つ酒「こうしててもヤキモキするだけだ。心を鎮める為に精神安定剤でも飲もうぜ」
从 ゚∀从つ酒「ウッス!!このお薬は大好きっス!」
从* ゚∀从「ふふふ………そういやフォックスさんには言ってなかったですよね。俺が映画制作に興味を持ったキッカケを。」
爪*'ー`)「おおっ!?そうだな。確かに知らないな。」
从* ゚∀从「俺がティーンの頃に『日本』っていう国で売られていたコミックを読んだんですよ」
从* ゚∀从「そのコミックのキャラが言った台詞に『人は死んだら映画館に行く』みたいなセリフがあるんスよ。それがすげー印象に残ってて。」
338
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:02:57 ID:assmamaU0
从* ゚∀从「俺の家族は病気だったり、ギャングの抗争に巻き込まれたりで皆んな死んだんです。でも皆んな映画館に行って、俺が生きている所を見ているんです。」
从* ゚∀从「だから俺が気合い入れて生きて!みんながハッピーになるような映画を作ったら、家族も喜ぶと思うンす。」
爪'ー`)「……………」
从* -∀从「ふふふ。なんか酔っちまったみたいっス。もー寝ます!」
爪'ー`)「ああ。お休み。」
爪'ー`)y- シュボ
爪'ー`)y-「マルク。お前は立派だよ。オレの最高の相棒だ。」
339
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:03:40 ID:assmamaU0
映画の公開をきっかけにスカルチノフの所業が明るみになり、大きな社会問題となった。
そしてスカルチノフは逮捕された。
俺達はもっとスカルチノフについて理解するべきだった。
スカルチノフの所業は許される事ではなかったが、彼の支援によって救われた人間も居た。
その人達はスカルチノフの狂信的なシンパであり、スカルチノフの逮捕に凄まじい怒りを抱いた。
その矛先が俺達に向かう事に気付いた時にはもう遅かった。
俺はたまたま煙草を買いに行った。
帰って来た時にはまるで嵐にあったような事務所と、
:::・゚::::・゚从。:::∀。:::・゚::::・゚::・。
機関銃で蜂の巣みたいになったマルクの死体がそこに残っているだけだった。
340
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:15:24 ID:assmamaU0
(<-><●><->)「…………………」
(<-><●><->)(何もかも失った俺は何もする気が起きず、結局シャブに溺れていった)
(<-><●><->)(薬物使用の罪で、この刑務所に収監された。もう何も考えたくなかった。俺は他の奴に誘われるまま、ブーン・ホライゾンの入団試験を受けて、スタンド使いになったんだ)
(<-><●><->)(なんてことは無い。一番のクズでゴミはこの俺だった。)
(<-><●><->)「…………………」
(<-><●><->)「俺は絶対に脱獄する。」
341
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:16:02 ID:assmamaU0
(<-><●><->)「自由になって始めにやるのは、この刑務所をモデルにした映画を作る。こんな非情な場所がこの世に存在する事を世界に知らせるんだ。」
(<-><●><->)「それが俺に出来る事であり、マルクに対する供養になると思うからだ………俺のエゴかも知れんがな。」
(<-><●><->)「だが、絶対に俺はやり遂げてみせるぞ。その為にも手に入れた【コレ】をワカッテマス達へ…………
(<-><●><->) ̄ ̄ ̄ズキン_____
.
342
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:20:24 ID:assmamaU0
右腕に鋭い痛みが走った。
恐る恐る見てみると、スーツの右腕部分が解除され、生身の部分が露出している。
右腕には夥しい数の【傷】があり、血が流れている。
その傷はまるで、
(;<-><●><->)「【人の歯型ような傷だ】」
(<◎><●><○>)メギャン!
(;<◎><●><○>)「これはッ!直近の過去がッ!!ほぼリアルタイムの映像が流れ込んでくるッ!!」
343
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:21:53 ID:assmamaU0
ドリームシアターのヘルメットの内側に過去の映像が映し出される。
それはほんの【6秒前】の過去の映像。
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
(; <◎>)『( <◎』
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
(;<◎><●><○>)「俺だ……。誰かが俺のすぐ後ろで俺の事を見てやがるッ!!!」
。:::・゚::。(<◎><●><○>)ドスゥ!!!
344
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:23:30 ID:assmamaU0
フォックスは自身の腹部を見た。
血と脂でテラテラと光る日本刀がフォックスの腹から突き出ていた。
ズルルルと日本刀は引き抜かれ、フォックスは振り返りつつも、その脚に意思は無く、なす術なくへたりこむ。
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙ Z88` ´)+----┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
そのヴィジョンは斜めに日本刀を振るった。
フォックスの右腕は鮮血を撒き散らし、宙に飛ぶ。
345
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:25:37 ID:assmamaU0
バシュ爪; ー )「ふっ………ぐううう…………」
Z88` ´)+---- チャキ
爪;'ー`)「クソが………っ」
爪;' д`)「来るなら全力でかかって来いッ!!」
Σ<ヽ`∀´>ハッ!
<;ヽ`∀´>「何だ?すごく………イヤな感じがするニダ………」
<;ヽ`∀´>「背中にツララが突き刺さったような………とにかく嫌な感じがするニダ………」
………………………ゴトリ………
<;ヽ`∀´>!?
<;ヽ`д´>「こ、これは………!?」
346
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:26:15 ID:assmamaU0
爪- -)「…………?」
爪'ー`)「ここは何処だ?」
周囲は【一部分を除いて】、薄暗く、どこか遠い所でカラカラという音が聞こえる。
その場所で一際光を放っていたのは、【巨大なスクリーン】だった。
遠くから聞こえるカラカラという音は映写機が動いている音だ。
「そんなところで突っ立っていたら邪魔っスよ」
爪'ー`)「俺は行かなきゃ行けない。仲間のところへ。アンタ、出口はどこか教えてくれないか?」
347
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:26:54 ID:assmamaU0
「残念ながらココ以外に行くところはないよ。アンタもわかっているんだろ?」
爪#'ー`)「黙れ!こんな所で止まる訳には行かないんだッ!!俺は、俺にはやらなきゃいけない事があるッ!!」
爪#'ー`)「オレはマルクの分まで生きなきゃいけないんだッ!!!」
「生きる理由に他人の名前を使っちゃいけませんよ、『フォックス』さん。」
爪'ー`)ハッ
从 ゚∀从
爪'ー`)
348
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:28:05 ID:assmamaU0
爪'ー`)「オレは中途半端なクズだ。お前が死んで、全部投げ出して。やっと希望を取り戻したと思ったら、コレか………」
爪- -)「オレはくだらない男だよ」
从 ゚∀从「そんな事はありませんよ。フォックスさん」
爪'ー`)「え?…………」
从 ゚∀从「俺ずっと見てましたよ。この【映画館】で。」
从 ゚∀从「フォックスさんはずっと同じでした。俺達が映画を作っていた時の、【真実に向かおうとする意志】は色褪せる事なく、貴方の胸の中に在る」
从 ゚∀从「貴方の意志は後の者が受け継いでいてくれる。俺達はこの映画館で見守りましょうや。」
349
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:28:56 ID:assmamaU0
从 ゚∀从「貴方の【行動】はきっと受け継いでくれる」
爪'ー`)
爪'ー`)「煙草吸っていいか?」
从 ゚∀从「ここは映画の邪魔さえしなけりゃ自由ですよ。俺にも一本下さい。」
爪'ー`)y- シュボ
爪- -)y-「ちょっと疲れたよマルク。少し眠るわ」
ーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
350
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:33:31 ID:assmamaU0
(´・ω・`)「………テメーらは何してたんだ?あ?自分のチン○でも見てたのか?」
(; ´ー`)「じ、自分達が巡回した時には何も無かったんです!!」
(´・ω°`)「そんなのが通用すると思うのか?チンカス野郎が。まだチ○ポ見てた方がマシだったわ」
351
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:34:34 ID:assmamaU0
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壁や床に【大量の血液】が付着していた。
よく見ると、微量の肉片や脂肪が残っている。
(´・ω・`)「それで?サイコロステーキみたいになったのは誰だ?囚人か?」
看守A「現場に残っていた腕輪から囚人番号M-0172番のフォックス・ラブリエだと判明しました」
看守A「死体は検死解剖を行なった後、焼き場に行く予定です!」
(´・ω・`)「まあ、クズ○ンポの囚人ならいいか。」
352
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:35:57 ID:assmamaU0
(; <●><●>)「フォックス………」
(; <●><●>)「そんな………とうとう犠牲者が出ちまった。………終わりなのか?ここでもう、」
<ヽ`∀´>「終わりじゃないニダ」
( <●><●>)「ニダー」
<ヽ`∀´>「【真実から出た行動は決して滅びはしない】」
ニダーは握り拳を開き、持っていたものをワカッテマスに見せた。
それは緑色の粘土のような物だった。
353
:
◆8aac7uEWYg
:2019/10/28(月) 01:37:53 ID:assmamaU0
( <●><●>)「これは、まさか……!?」
<ヽ`∀´>「ヘリコプターの鍵を粘土に押し付け、型を取った物ニダ」
<ヽ`∀´>「昨夜、僕の部屋にフォックスのスタンドが入って来たニダ。右腕部分しか無かったけど、その手にはしっかりと、この粘土が握られていたニダ」
( <●><●>)「これさえあればヘリコの合鍵が作れるぞ」
<ヽ`∀´>「ああ、計画は続行する」
<ヽ`∀´>「フォックスの意志は僕等が引き継ぐニダ」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
354
:
名無しさん
:2019/10/28(月) 04:52:03 ID:lcqpYmx.0
乙
燃える展開だぜ
355
:
名無しさん
:2019/10/28(月) 06:51:56 ID:2YEUjpFY0
乙です
356
:
名無しさん
:2019/10/28(月) 12:53:50 ID:iV9AK20g0
>>106
357
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:18:30 ID:9QtYf3IU0
スタンドデータベース10
スタンド名:ドリームシアター
本体:爪'ー`)y-フォックス・ラブリエ
射程範囲内の人間が見た過去の映像をスタンドスーツに投影する
装着型スタンド。パズルピースの一つ一つが連結し、フォックスの身体を覆っている。
ヘルメットの内側に射程範囲内の人間が見た映像を映す事で過去の出来事を視る事が出来る。
戦闘能力を装着した本体に由来する。
元ネタはアメリカのプログレッシブ・メタル・バンドの名前より。
破壊力-C スピード-C 精密動作性-C
射程距離-E 持続力-A 成長性-E
358
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:21:22 ID:9QtYf3IU0
#16 スーサイドパレエド その①
世界は声高に叫ぶ。
常識的に生きろ。普通に生きろ。人の言う事を聞け。
普通という名のレールから零れ落ち、行き着いた果てが僕等だった。
誰か教えて欲しい。
【普通とは何なんだ?】
僕はニダー・F・マーキュリー
人を殺して、ここに来た。
359
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:22:03 ID:9QtYf3IU0
( <●><●>)「フォックスは死んだ。そして、【ビロード】もだ」
フォックスの死を知った日の翌日だった。
ワカッテマスから更なる仲間の訃報を聞かされた。
<;ヽ`∀´>「なんで………?この前まであんなに元気だったニダ!!」
<;ヽ`∀´>「他の囚人にイジメられたのか?」
( <●><●>)「今の真紅の牙に喧嘩を売ろうとする奴は居ない。【死】に選ばれたんだ。」
360
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:22:47 ID:9QtYf3IU0
( <●><●>)「ここはハードラック刑務所。死が支配する地獄の果て。」
( <●><●>)「ここじゃあ食事に毒や爆発物を仕込むのは挨拶代りだし、囚人同士の喧嘩で人が死ぬのもいつもの事だ。誰も気にも留めない。」
( <●><●>)「だが【死に選ばれた】時だけは別だ。その時だけ刑務所内のある場所で選ばれた者の名前が張り出される。」
<;ヽ`∀´>「そこにビロードの名前があったのか?」
<;ヽ`∀´>「ずっと気になっていた。この刑務所を支配する【死】とは何なんだ!?なんで屠殺される家畜の様に殺されなきゃいけないッ!?」
( <●><●>)「それは違うぞ、ニダー。家畜は俺達の食卓に並び、命を育むが、俺達囚人はただゴミの様に死ぬだけだ。俺達は家畜以下だ」
361
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:24:48 ID:9QtYf3IU0
( <●><●>)「誰がソレを行なっているのか?どうやって命を摘み取るのか?なぜ囚人は死ななければいけないのか?誰もそれは分からない」
( <●><●>)「分かっているのは、月に1回、ランダムに数人の囚人が選ばれる。選ばれた囚人はなんの予告も無く殺される。俺達は昨日まで一緒に笑ってた仲間が次の日には永遠に会う事がない恐怖をいつも味わっている」
( <●><●>)「そして俺が知る限り、選ばれた奴らは例外なく死んだ。誰も逃れる事は出来ない。」
<;ヽ`∀´>
<;ヽ`∀´>「囚人はどうやって殺されるニダ?もしかしてフォックスも『死』に殺されたのか?」
( <●><●>)「分からない。分からないんだよ。」
<;ヽ`∀´>(フォックスの右腕には【人の歯型】の様な傷がたくさんあったニダ。もしかして集団に食い散らかせられたのか?だとしたら、)
<;ヽ` -´>「僕は許さないニダ」
362
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:25:40 ID:9QtYf3IU0
( <●><●>)「復讐が望みか?ニダー・F・マーキュリー」
( <●><●>)「それを望んでいたのは俺だし、その目的も果たす事が出来た。今の俺の望みはお前を無事に脱獄させる事だ」
( <●><●>)「他の奴らだって、ココを出て自由になる事を望んでいた。復讐なんてこれっぽっちも考えていない」
<ヽ`∀´>「ワカッテマス………」
( <●><●>)「それに良い知らせもある。ヘリコの合鍵やギコ達のおかげで脱獄のルートも確認出来た。」
( <●><●>)「それに【切り札】がある。その準備もあと2日で完了する。」
( <●><●>)「もうすぐ脱獄出来るぞ、ニダー」
363
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:29:11 ID:9QtYf3IU0
<*ヽ`∀´>「ホントか!?」
( <●><●>)「ああ。お前は決行の時まで普通にしてるんだ。余計な事は考えなくていい。」
<ヽ`∀´>
<ヽ`∀´>「分かったニダ。ワカッテマスの事を信じるニダ。」
<ヽ`∀´>「昼休みももうすぐ終わる。持ち場の畑に戻るニダ」
( <●><●>)「気をつけてな。」
ニダーはワカッテマスに手を振り、刑務所内の畑に向かった。
ワカッテマスはニダーの後ろ姿を静かに見送った。
364
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:30:22 ID:9QtYf3IU0
( <●><●>)「もう一つヤバイ知らせがある。」
( <●><●>)【ギコとモララーが昨日から姿を見かけない】
( <●><●>)「所属の棟が違うモララーならともかく、ギコまで姿が見えないなんてヘンだ。」
( <●><●>)
(#<●><●>)「それで次は俺の番てワケかッ!?姿を見せろッ!!!!」
|壁
ζ(゚ー|壁 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
.
365
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:34:55 ID:9QtYf3IU0
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
ζ(゚ー゚*ζ
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
ζ(^ー^*ζ「ニダー君って可愛いね。真剣な顔をしてる時は本トにギャングって感じだけど、笑った時とかちっちゃい男の子みたいでキュンってきちゃう♡」
ζ(^ー°*ζ「普段ネコなんだけど、久しぶりにタチになって挿れたくなっちゃうわ♡」
(#<●><●>)「半端なパチモンのクソカマ野郎。」
(#<●><●>)「俺の質問に答えろ。フォックスとビロードを殺したのはお前か?モララーとギコを攫ったのもお前か?」
366
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:41:23 ID:9QtYf3IU0
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(^ー^*ζ「前半は知らない。全然関係ない。でも後半の2人は私がやったわ。」
(#<●><●>)「十分だ。俺達に喧嘩を売った事を後悔させてやる腐れホモ野郎。」
(#<●><●>)「気持ち悪いんだよオkζ(゚ー゚*ζ「次にオカマって言ったら殺す」
( <●><●>)ピク
ζ(゚ー゚*ζ「私は刑期の短縮を条件に【貴方達を説得するようにお願いされたの】」
ζ(^ー^*ζ「貴方達の考えている事は上手くいかないわ。このままだと、ハードラック刑務所は貴方達全員を皆殺しにする。」
367
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/16(土) 01:42:07 ID:9QtYf3IU0
ζ(^ー^*ζ「ね?馬鹿な事考えるのやめよ?なんだったら、私が貴方達のオナペットになってあげる」
ζ(^ー^*ζ「オナニーを覚えたティーンが馬鹿みたいに消費するティッシュみたいに、私に熱いスペルマをぶっかけていいわよ♡」
( <●><●>)「………断ると言ったら?」
ζ(^ー^*ζ「ギコとモララーだっけ?その2人のように再起不能になってもらうわ。」
( <●><●>)
( <●><●>)「さっきお前、俺に殺すって言ったよな?え?おい。何だっけ?何で俺に殺すって言ったんだっけ?」
( <^><^>)「教えてくれよ、【オカマちゃん】!」
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