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( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです

1名無しさん:2018/12/30(日) 01:30:11 ID:NbNBiuIA0
おわりとはじまり祭り参加用です。

45名無しさん:2018/12/30(日) 04:59:29 ID:yDSs6jBI0

続きがすごく気になる

46名無しさん:2018/12/30(日) 10:40:39 ID:CS8yqeP20
こういうの大好き
乙です

47名無しさん:2018/12/30(日) 10:59:02 ID:J2LWra2c0
しえん

48名無しさん:2018/12/30(日) 11:25:17 ID:6jRmrhhU0
乙!!

49名無しさん:2018/12/30(日) 11:25:31 ID:fCGyjYr60
好きそう、帰ったら読む

50名無しさん:2018/12/30(日) 11:32:47 ID:6mkQrqyE0
ここから退魔忍クーが感度3000倍になる展開になるんだよな?そうだよな?

51名無しさん:2018/12/30(日) 11:48:15 ID:8y.gNCK20


52名無しさん:2018/12/30(日) 17:57:10 ID:.YodFX2Y0
アクアラインいいよね、事故多いけど
続き期待

53名無しさん:2018/12/30(日) 23:16:35 ID:UDaegtho0
再開します。

54名無しさん:2018/12/30(日) 23:19:34 ID:UDaegtho0
状況が読み込めなかった。何が起きているのか理解が追いつかなかった。
ともかく、隕石が地球に落下している。流星雨が降り注いでいる。
物語としては、まさしく危機だ。ぼくたちの、世界の、危機に違いない。
それにしてもこの不気味さはなんだろう。この意味を見いだせない記号たちは何を意味するのだろう。

「デミタス…デミタス…!」

声がした。
それはぼくたちがいるスカイツリーの根元から北十間川を挟んだ対岸だった。
ペニサスだ。跪き、何かを揺すっている。

( ^ω^)「ペニサス…」

それは記号だった。記号が転がっている。記号が横たわっている。ペニサスはそれを抱きしめている。
半狂乱になりながら彼女の恋人であるはずの名前を叫んでいる。

('、`*川「デミタス…ねぇ、デミタス…!」

その悲壮感は対岸から声をかけられるものではなかった。

ξ゚⊿゚)ξ「あの子…一体何を…」

('A`)「あ、危ない!」

一瞬の出来事だった。
隕石の欠片が落ちてきたかと思うとペニサスの身体を貫いた。

('、`*川「あっ」

( ' 、 ` * 川 「あああ!」

、 ' ( 川 * ` 「あああ あ   あ」

それはほんの数秒だった。
そこにはもうペニサスの姿はなかった。
地面には記号が転がっているだけだった。
ペニサスが抱いていた記号に新たな記号が折り重なっていた。

55名無しさん:2018/12/30(日) 23:21:33 ID:UDaegtho0
('A`)「お、おい…今の…」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな…」

頭上でものすごい音が響く。
スカイツリーから伸びた軌道エレベーターに隕石が激突していた。押上の駅前に軌道エレベーターの強化ガラスが降ってくる。

('A`)「おい、とにかくここはダメだ、逃げよう」

川 ゚ -゚)「ああ」

( ^ω^)「でも逃げるってどこに」

ξ゚⊿゚)ξ「走るしかないでしょう」

ぼくたちは崩落を始めたスカイツリーと軌道エレベーターを背に走った。
ビル群を抜けていくつものパネルが視界に飛び込んでくる。
明治百年記念展望塔、富津岬だ。

( ・∀・)「おい、お前ら!」

その最上層にモララーはいた。

('A`)「モララー、無事だったか!」

( ・∀・)「お前たちも無事だったみたいだな」

明治百年記念展望塔のパネルも何層か流星雨で破壊されている。
富津岬から観音崎まで渡る事が出来た虹も途中で折れてしまっていた。
浦賀水道を進むタンカーに虹の破片がばらばらと落ちていく。

( ^ω^)「一体何が起きているんだお」

( ・∀・)「分からない。 ただ、あの隕石に当たると死ぬぞ」

56名無しさん:2018/12/30(日) 23:23:19 ID:UDaegtho0
( ^ω^)「死ぬって、そんな」

ξ゚⊿゚)ξ「…さっきのペニサスだってそうじゃない」

('A`)「でも死ぬって、この物語でゲームオーバーって事だろ?」

( -∀-)「いいや、違うんだ」

モララーは頭を振る。

( -∀・)「隕石に当たって死ぬとキャラクターとしての死を迎えるんだ」

( ^ω^)「キャラクターとしての死?」

ついそのまま訊き返してしまった。

( ・∀・)「ブーン系AAとして死ぬって事だ」

('A`)「な、なんだそれ」

( ・∀・)「ペニサスが死んだのを見たんだろう? 分解されたんじゃあないか?」

クーが頷く。

川 ゚ -゚)「あぁ、分解されていた。 元の記号に」

元の記号。そう、あの記号はペニサスを構成するものだった。
そして彼女が抱いていた記号も、恋人であろうデミタスを構成するものだ。

('A`)「た…ただの記号に戻るって事か? キャラクター、AAが、ただの意思のない記号に?」

57名無しさん:2018/12/30(日) 23:25:20 ID:UDaegtho0
( ・∀・)「そうだ」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな…」

( ^ω^)「じゃあ、物語の中だけじゃあなくて、あの隕石で死んだらブーン系のキャラクターとして死ぬと? 消えてしまうと? そういう事なのかお?」

( ・∀・)「そのとおりだ」

暫く静寂に包まれた。理解が追いつかなかいからだ。
物語での死は、その物語での役目の終わりを意味する。物語で死ねば、その物語ではそれまでだ。
次の物語への転生を待つ事になる。それがスター・システムを採用するブーン系小説での大前提だ。

それなのに。それなのにあの隕石で死ねば、ブーン系キャラクターとして死ぬのだという。
もう転生はない。次の物語へはたどり着く事は出来ない。この物語が終着地だ。

( ^ω^)「なんで…そんな…」

( ・∀・)「それは分からない」

( ^ω^)「さっきたくさんの記号を見たお…本当に記号ばっかりで意味が分からなかった。 でもあれは…死んだ皆…なのかお」

( ・∀・)「あぁ」

ぼくは深く、深くため息をついた。ぼくだけじゃあない、ドクオも、クーも、ツンも。
突拍子もないこの状況を、すぐ受け入れるのは難しい。

( ^ω^)「存在ごと消してしまう、あの隕石…流星雨は一体なんなんだお?」

( ・∀・)「それは、分からない」

('A`)「物語のキーマンを任されるようなお前でもか?」

( -∀-)「あぁ、分からないんだ。 本当に分からない」

58名無しさん:2018/12/30(日) 23:27:23 ID:UDaegtho0
あの流星雨、隕石で死ぬと記号に分解されて存在そのものが消滅する。
分かっているのはそれだけだ。どうすれば回避出来るとか、どうすれば止められるとか、そういう物語的な事は何も分からない。

( ^ω^)「どうすればいいんだお」

( ・∀・)「今俺たちに出来るのは、逃げる事ぐらいさ」

('A`)「逃げる、か」

( ・∀・)「いくらテンプレートの上位にいたって、キャラクターとしての存在が消滅してしまえば終わりだ。 だから逃げるしかない」

('A`)「でも」

( ^ω^)「いや、逃げるしかなさそうだお」

燃える空から流星雨が降ってくる。いくつもの軌跡を描いて降下してくる。
その量が明らかに増えていた。しかもこちらに向かっている。明確に、はっきりと分かるほどに。

('A`)「なんだ、なんでこっちに」

川 ゚ -゚)「ここに集中しているからかな」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな、まるで意思があって隕石が落ちてきているみたいじゃない」

('A`)「…意思を持って殺しているんじゃねーだろうな」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

('A`)「あの隕石は、俺たちを殺すためなんじゃあないか」

ξ゚⊿゚)ξ「そんな…」

59名無しさん:2018/12/30(日) 23:30:30 ID:UDaegtho0
ぼくたちは明治百年記念展望塔を背にして走り出した。
間もなく富津岬に流星雨が集中的に降り注ぐ。
パネルが一枚ずつ確実に破壊されていく。

( ^ω^)「どこに逃げれば?」

( ・∀・)「色々な世界を渡り歩いてきたんだろう? そこを逃げ続けるしかない」

果たしてゴールはあるのだろうか。逃げ切れられるのだろうか。消滅以外に終焉があるのだろうか?

川 ゚ -゚)「モララー、左!」

( ・∀・)「え」

左。一瞬だった。
防砂林を突き抜けて小さな隕石が飛び込んできた。
それはモララーの身体を貫く。走っている体勢のままモララーが倒れ込む。

( ^ω^)「モララー!」

( ・∀・)「あぁっ、クソ! マジか、消えたくねぇ、消えたくねぇ! クソッ!」

(  ・ ∀ ・ )「消えたく」

  ∀  )・   (  ・  「ねぇ

あっという間だった。
モララーは記号へ分解された。そこに落ちているのはただの記号だった。
再構築される事もない、ただの記号の羅列だった。

(;'A`)「なんなんだよ…なんなんだよこれは…!」

60名無しさん:2018/12/30(日) 23:34:56 ID:UDaegtho0
( ^ω^)「…逃げるお」

なおも背後に流星雨が降る。立ち止まるのは危険だ。
また走り出す。富津公園の手前で片側二車線の国道一五三号線に変わる。
セグウェイで登った坂を駆け上がり名城大学天白キャンパスへ入る。
キャンパスは至るところで火の手が上がりガラスはことごとく割れてしまっている。
教室のドアを開ける。

ン ゚ソ 、 ト ゚ (

ステンド・グラスが嵌め込まれていたはずの教会。
美しかったステンド・グラスは粉々に割られて、トソンとおぼしき記号が散らばっていた。

教室を出る。ナゴヤドーム前矢田駅から続く連絡デッキ。イオンモールナゴヤドーム前に入る。
先程より荒れている。もうゾンビはいない。天井が崩落しているところがある。モール自体が完全に崩れ落ちる手前にあるらしい。

゚ )( ゚ ( , *  ゚ ) Д   ,  ゚ー

寄り添うように二人ぶんの記号があった。金属バットだけが傍らに転がっている。

モールを出る。東京メトロ・東急電鉄渋谷駅7-1出口から地上に上がる。
おびただしい数の記号がスクランブル式の渋谷駅前交差点に転がっている。
東急百貨店が燃えている。隕石が直撃したらしい移設工事中の銀座線の高架橋が崩落する。
新たにTOKYU OOHの屋外ビジョンに隕石が落ちて大量のガラス片が交差点に降る。

゚ 从    从 ∀ 

渋谷駅からセンター街に向けて斜めにかけられたスクランブル交差点の横断歩道の中央に、かつてハインリッヒだった記号はあった。

61名無しさん:2018/12/30(日) 23:38:13 ID:UDaegtho0
燃える都心は平原に変わる。平原も燃えている。動いているものはいない。生きているものもいない。
馬は焼け死に厩舎からも火の手が上がっている。山の向こうにまた一つ、また一つと隕石が落ちる。空が明るくなり、また暗くなる。

∀ (  ` ) ´

五本爪のホークとともにモナーを構成していた記号があった。

闘技場にあれほどいた観客は一人もおらず極めて静かだった。しんとしている。
ところどころ崩れた競技場は人気がない。記号ばかりが散乱している。

「…ヒート」

ハ )⊿ ゚゚ ノ

以前ヒートを構成していた記号がそこにあった。
一体何連勝したのだろうか。彼女は満足しただろうか。
ただの記号に人格も意思もなくただ静寂を守っているだけだ。
あれほどうるさかったヒートなのに今ではただただ静かだった。

ニュータウンの平均的な一軒家が見える。父親が三十年ローンで購入したらしい一軒家。ホンダ・フリードが一台ぶんの車庫に停まっている。
家に入る。ソニー製の三十二インチの液晶テレビはそのままテレビ番組を映している。

' ー) しJ ( `

その前のソファーにカーチャンだった記号が寝ていた。
いくつもの世界で過ごした母親との記憶が蘇る。それはドクオも同様らしい。彼女はいつでもぼくたちの母親だった。
しかしもうその物語を語る事もない。新たに始まる事もない。カーチャンはただ、記号だった。

二階に上がる。ぼくの部屋。物語のスタート地点。

( ^ω^)「どうすれば…いいんだお…」

ぼくたちは途方に暮れた。

62名無しさん:2018/12/30(日) 23:40:20 ID:UDaegtho0
燃える都心は平原に変わる。平原も燃えている。動いているものはいない。生きているものもいない。
馬は焼け死に厩舎からも火の手が上がっている。山の向こうにまた一つ、また一つと隕石が落ちる。空が明るくなり、また暗くなる。

∀ (  ` ) ´

五本爪のホークとともにモナーを構成していた記号があった。

闘技場にあれほどいた観客は一人もおらず極めて静かだった。しんとしている。
ところどころ崩れた競技場は人気がない。記号ばかりが散乱している。

川 ゚ -゚)「…ヒート」

ハ )⊿ ゚゚ ノ

以前ヒートを構成していた記号がそこにあった。
一体何連勝したのだろうか。彼女は満足しただろうか。
ただの記号に人格も意思もなくただ静寂を守っているだけだ。
あれほどうるさかったヒートなのに今ではただただ静かだった。

ニュータウンの平均的な一軒家が見える。父親が三十年ローンで購入したらしい一軒家。ホンダ・フリードが一台ぶんの車庫に停まっている。
家に入る。ソニー製の三十二インチの液晶テレビはそのままテレビ番組を映している。

' ー) しJ ( `

その前のソファーにカーチャンだった記号が寝ていた。
いくつもの世界で過ごした母親との記憶が蘇る。それはドクオも同様らしい。彼女はいつでもぼくたちの母親だった。
しかしもうその物語を語る事もない。新たに始まる事もない。カーチャンはただ、記号だった。

二階に上がる。ぼくの部屋。物語のスタート地点。

( ^ω^)「どうすれば…いいんだお…」

ぼくたちは途方に暮れた。

63名無しさん:2018/12/30(日) 23:41:11 ID:UDaegtho0
窓を開けるとまだ流星雨は降っている。狂ったように都市を、街を、大地を焼いている。
皆が死んだ。皆が分解された。皆が消滅した。
それでも流星雨は降る。隕石は落ちる。
この地上から全てを消し去るように。
この地上から全てを焼き尽くしてしまうように。
この地上から全てをリセットしてしまうかのように。

川 ゚ -゚)「まずい、ここも長くは持たない」

慌てて家を出る。いつの間にか火が燃え移っている。
暫くして燃える家が崩れ落ちた。

燃える。何もかもが燃える。
日本橋が燃える。銀座線渋谷駅が燃える。山手線E231系500番台が燃える。スキーリフトが燃える。箱根ロープウェイが燃える。
輸送トラックが燃える。首都高C1のオービスが燃える。渋谷駅前QFRONTが燃える。中部国際空港が燃える。スズキ・ハスラーが燃える。

足元には35.801711, 140.170230と数字だけが表示されている。座標だ。任意で入力された数字。
そうだ、ここは物語で語られる世界だ。設定された舞台だ。ステージ上のオブジェクトなのだ。
世界が、舞台が、ステージが、オブジェクトが、全て燃える。燃えて、燃え尽きて、無になる。

我が家が燃え落ちて遂に背景がなくなった。足元は黒、あるいは白。無を意味している。両対のようで同一だった。
そうなのだ、この世界は物語として語られている舞台に過ぎない。インターネット上の仮想世界でしかない。
たとえここを千葉ニュータウン印西牧の原駅前の新興住宅地の一軒家だと言い張ってもそれは任意で入力された架空のものでしかない。

( ^ω^)「本当に…ぼくたちを殺すんだお、あれは」

背景のなくなった世界に容赦なく流星雨が降る。全てを滅ぼすために。無に帰すために。
ぼくたちに出来る事は本当に、本当にどこまでも逃げ続ける事だけだ。

('A`)「おい、ヤバいのが来るぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、全部こっちに向かってくるじゃない」

川 ゚ -゚)「そうみたいだな」

('A`)「走れ! 走れ!」

64名無しさん:2018/12/30(日) 23:42:47 ID:UDaegtho0
流星雨は矢のように降る。見上げても全ての軌道がぼくたちに向かってきている。
もはや街も都市も構造物もない。背景のない世界を走る。誰にも会わない。
あの流星雨はもうぼくたち以外の全てのキャラクターを殺したのだろう。
全ての世界を、全ての舞台を、全てのステージを、全てのオブジェクトを破壊し尽くしたのだろう。
あとはぼくたちだけだ。ぼくたちを殺せば全てが終わる。ぼくはそれに気づいてしまった。
ただの物語だと思っていた。だけどこれは違う。

根本的な破壊だ。

(;'A`)「ダメだ、囲まれた!」

見れば全方向からの襲撃。全てがぼくたちに降ってくる。絶望的だ。本気で殺しに来ている。
逃げ場がない。逃げ場などない。あぁ、とぼくは呻いた。

( ^ω^)「もう、終わりだ」

(#'A`)「諦めんなよ!」

ドクオがぼくの胸ぐらを掴む。そのまま勢いに任せて何も指定されていない地面に叩きつけた。

('A`)「俺が囮になる。 俺が受け止める。 その後にお前たちは逃げろ」

(; ^ω^)「な、なんだおそれ…ドクちん急にカッコつけんなお」

('A`)「うるせーよ、カッコつけさせろよ。 こういうのやってみたかったんだよ」

(; ^ω^)「でも」

川 ゚ -゚)「水臭いぞ、ドクオ。 私も一緒だ」

クーがツンを座らせる。

川 ゚ -゚)「お前がそうするなら私もそうするさ」

65名無しさん:2018/12/30(日) 23:44:40 ID:UDaegtho0
('A`)「…へへ、嬉しいっす」

川 ゚ -゚)「お前と私はなんだかんだでいつも一緒だっただろう。 いいパートナーだと思っていたよ」

('∀`)「やっべ、嬉しーなぁ…」

ξ゚⊿゚)ξ「クー、ちょっと」

川 ゚ -゚)「お前は生き残れ、ツン。 ブーンとお前はブーン系におけるアダムとイヴみたいなものさ」

( ^ω^)「でも、ぼくたちだけが生き残ったって」

('A`)「あのなブーン、ブーン系ってのはお前の名前だろ? やっぱりお前が主人公なんだよ。 お前には敵わない」

( ^ω^)「そんな事」

('A`)「お前たちさえ生き残っていれば、また再興だって出来るはずだろ。 なんせブーン系はブーン、お前の名前なんだから。 だからさ」

( ^ω^)「…うん」

('A`)「俺たちが皆みたいにバラバラになっちまったら、また俺たちを再構築してくれよな」

ドクオとクーが背中合わせに手を繋ぐ。
ぼくとツンは二人に守られる。
間もなく衝撃が襲う。
何十何百もの隕石が襲う。
クー。
クールビューティーな誰もが羨むヒロイン。
ポンコツだったり残念美人でもあるけれどいつだって皆のヒロインだった。
ドクオ。
いつだって親友でいつだって同じ主人公級だった。
一緒に戦って一緒に青春を過ごして一緒に謎を解いた。
二人が、二人がいない世界なんて想像出来ない。
いつだって一緒だったのに、いつだって、

( ^ω^)「あぁ…」

66名無しさん:2018/12/30(日) 23:47:24 ID:UDaegtho0
視界が開ける。流星雨は止んだ。見渡す限り背景は白くて黒い。無表示。

') ` A (

゚ )  ゚川  -

足元には記号が散らばっていた。そうか、こんな簡単な組み合わせだったのだ。
拾い上げても、組み立ててみても、ばらばらと崩れ落ちていく。
ただの記号。何の意味をなさない記号の羅列。

( ;ω;)「あぁ…あぁ…」

ぼくはツンと二人で泣いた。ドクオとクーだった記号をせめて一緒にして無表示の地面に置いた。

( ^ω^)「…行こう」

流星雨は止んでいる。でもこの逃避行に終わりはない。ぼくにははっきりと分かっていた。
けれどそれを言い出す事が出来なかった。それは最悪の結末だ。終末のみがゴールなのだ。

ξ゚⊿゚)ξ「うん…」

ぼくとツンは歩き始めた。始点も終点もない無表示の地面を歩いた。
どちらからでもなく手を繋いで歩いた。そうだ、月からの帰りにもう離さないと決めたのに。

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「ゴールなんてないんでしょう?」

( ^ω^)「…え?」

67名無しさん:2018/12/30(日) 23:49:47 ID:UDaegtho0
ξ゚⊿゚)ξ「あの流星雨はまた降ってくる。 私たちを完全に滅ぼすために」

( ^ω^)「…」

ξ゚⊿゚)ξ「私たちだけが生き残るなんてそんなの都合が良すぎるもんね」

( ^ω^)「ツン…」

ξ゚⊿゚)ξ「どうしてかは分からないけれどブーン系は終わる。 終わらされる。 という事なのかな」

( ^ω^)「気づいていたのかお…」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、知っていたの?」

( -ω-)「いいや、でもきっと、そうなんだろうって…こうして全てを焼き尽くしてデリートして、」

デリート。これはデリートだ。Deleteキーで、指一本でごっそり削除してしまうかのように、ぼくたちとぼくたちの世界がなくなっていく。

ξ゚⊿゚)ξ「でも、それでも私たちは逃げなければならないわ。 逃げ続けなければならない」

( ^ω^)「…終わりのない逃避行だと分かっていても?」

ξ゚⊿゚)ξ「そう。 分かっていても。 私たちは託された。 だから逃げ続けなければならない」

( ^ω^)「どこまでも?」

ξ゚⊿゚)ξ「どこまでも。 でも私、ブーンと二人なら、逃げ続けられる。 クーのアダムとイヴっていうのは大げさすぎるけれど」

( ^ω^)「そうだおね」

ξ-⊿-)ξ「…月まで迎えに来てくれて、ありがとうね。 すごく寂しかったし、こうして二人になっちゃったけど、ブーンと一緒で良かった」

68名無しさん:2018/12/30(日) 23:52:38 ID:UDaegtho0
( ^ω^)「ぼくも、ツンを見つけられて良かったお」

ツンが甘えるように腕を伸ばした。立ち止まり、ツンの華奢な身体を抱きしめる。

ξ-⊿-)ξ「好きよ、ブーン」

( ^ω^)「ぼくも好きだお、ドクオ」

ξ-⊿-)ξ「だから、二人で、どこまでも…っ」

ツンの声が不意に途切れる。

( ^ω^)「ツン?」

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、ブーン…お願い」

( ^ω^)「なんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「また私を見つけてね」

( ^ω^)「うん、見つけるお」

ξ゚⊿ ゚)ξ「絶対だから ね」

( ^ω^)「うん?」

ξ ゚ ⊿ ゚ ) ξ「絶対また、私を見つけ て ね …

腕が空を切る。ツンの髪のにおいが宙に消える。
急に体勢を崩して足を一歩、二歩と踏み出した。
小さな隕石が転がっていた。
足元にあるのは記号だった。

゚ ) ゚ ξ ξ⊿

69名無しさん:2018/12/30(日) 23:54:34 ID:UDaegtho0
( ;ω;)「あ、あぁ…」

( ;ω;)「ああああああ!」

( ;ω;)「あああ、あぁっ、ツン、ツン! ツン! ツン! あああ、ツン…ツン!」

指ですくっても記号はこぼれ落ちる。砂のように。

( ;ω;)「ツン…ツン…ツン…!」

すくってもすくっても、こぼれ落ちる。
生まれた病院も、育った実家も、通った小学校中学校高校も、友達も、趣味も、特技も、取得資格も、戸籍も、ツンの全てはこうしてただの記号となった。
一緒に過ごした学校の屋上、一緒に乗った通学列車、一緒に行った遊園地、一緒に歩いた公園、全ての記憶や記録がただの記号になった。

もうそこにはただの記号しかなかった。

(  ω )「あぁ…あああぁ…」

もう手を離さないと決めたのに、その手はぼくの手からすり抜けていった。

(  ω )「あぁ…」

無表示の背景が暗くなる。天を仰いだ。空を覆い尽くすほどの巨大隕石がゆっくりと近づいていた。

(  ω )「こんなの…どこにも逃げられる訳ないお…」

世界はゆっくりと終末を迎える。抗いようのない終末を迎える。
そこには何のドラマ性もなく救世主も現れない。超能力者が解決する事もない。ただ静かに終末が迫っていた。

70名無しさん:2018/12/30(日) 23:55:59 ID:UDaegtho0
( ^ω^)「あ…」

そしてぼくは気づく。気づいてしまった。一つの事実に。このあまりにも暴力的な終末の原因を。

( ^ω^)「…飽きられちゃったのかお」

ぼくたちブーン系の世界は書く者がいて、読む者がいて、成り立つものだ。
しかしブーン系が飽きられて、忘れられてしまえば、ぼくたちの世界はもう維持出来ない。
水を得られなければ植物が枯れてしまうように。食べ物を得られなければ動物が死んでしまうように。

忘却とは、破壊だ。

忘れ去られてしまったぼくたちの世界はその形を維持出来なくなった。
その成れの果てがこれだ。流星雨はブーン系の物語における世界を、舞台を、ステージを、オブジェクトを、全て焼き尽くした。
そしてぼくたちブーン系キャラクターを殺し尽くした。最後の一人を残して。

世界にたった一人、ぼくは取り残された。主人公として。
世界でたった一人、終末を迎える。主人公として。

( ^ω^)「だけど」

だけど、こんなのはあまりにも不条理だ。ぼくたちが何をしたというのか。
これまでいくつもの世界で旅をして、戦って、謎を解いて、青春を謳歌して、物語を演じてきただけなのに。

71名無しさん:2018/12/30(日) 23:57:11 ID:UDaegtho0
( ^ω^)「演じてきた…」

演じてきた。どんな役も。示された世界で、示された役を演じてきた。

( ^ω^)「いや…」

ぼくは演じてきた。ブーン系小説の登場人物として。書かれてきた。書かれてきたのだ。
記述された世界だ。設定された舞台だ。設けられたステージだ。指示されたオブジェクトだ。
ぼくは任意の存在だ。任意の存在なのだ。しかしそれは書き手という絶対の神にそこに置かれたからだ。

ぼくはブーン系主人公であると自負していた。そうであるように努めてきた。
だけどそれは、そう指示されたからだ。そう入力されたからだ。ぼくは記述された存在だ。
ぼくの世界も物語も存在も記憶も記録も全て記述されたものだ。
ぼく自身のものであってぼく自身のものではない。
内藤ホライゾン通称ブーンの全てはぼくにとっての全てではない。

いつから勘違いをしていたのだろう。当たり前の事じゃあないか。ぼくは作られた存在だ。
ぼくの行動、思い出、記憶、記録、形跡、感情、全て記述されたものではないか。

初めて温泉旅館に二人で泊まった時に布団がくっつけて敷かれていて感じた気恥ずかしさ。
寒さにかじかむ手を繋ぎ背伸びして見た東京駅丸の内駅舎のプロジェクションマッピング。
セルフ式ガソリン・スタンドで給油した後にノズルから靴にガソリンが垂れた時の舌打ち。
金沢市街まで遠いと感じた小松空港からのリムジンバスから眺めた雪の降る日本海。
旅行先のホテルの部屋で大音量で流して踊ったゴールデン・ボンバーの女々しくて。

72名無しさん:2018/12/30(日) 23:57:39 ID:UDaegtho0
雪が舞っているのにわざわざ山形新幹線つばさ号との解結と見に行った福島駅。
トレーを燃えないゴミとして出していけないとツンに怒られて自然と出たため息。
帰宅ラッシュの横浜駅で優雅にハイネケンを飲んだサンライズ瀬戸のツイン。
車の点検中にさほど興味もないのに他の車を眺めるディーラーの待ち時間。
区役所で婚姻届を受理してもらってからせっかくだからと撮った記念写真。
車止めの先はビルで新幹線もここまでなのだと実感した鹿児島中央駅。
ららぽーとのエレベーターで他の客が降りた時に不意にしてきたキス。
名古屋駅から何度も乗り継いであまりにも遠かった豊田スタジアム。
人身事故でロマンスカーが運休になって渋々乗った急行新宿行き。
船橋法典駅から中山競馬場まで続く地下通路を急ぎ走る日曜日。
ホームセンターコーナンのペットコーナーから動けなくなったツン。
鈴村健一にはシン役をやってほしくなかったと文句をツンが言う。
西町大喜富山駅前店のためにわざわざ降りた新富町停留場。
ガチャガチャ派とガシャポン派で意見が完全に二つに割れる。
なんば駅から歩いて探してようやく見つけた自由軒のカレー。
一般道に間違えて降りた伊豆縦貫道長泉インターチェンジ。
同棲一年目ビールを飲みながら爆笑した大晦日のガキ使。
値上げ前にダンボールで買い込んでおいたセブンスター。
学校をサボって二人で行った映画館で初めて繋いだ手。
寸前で強風のため見合わせになったスチールドラゴン。
寒い冬に自販機の脇で二人で飲んだホット・コーヒー。
目的地到着寸前で五千円を越えたタクシーメーター。
小学校から帰ってきたら既に死んでいたたまごっち。

73名無しさん:2018/12/30(日) 23:58:09 ID:UDaegtho0
筑紫通りから少し裏に入った博多とんこつラーメン。
あまりの渋滞に無口になった中央道小仏トンネル。
衆議院選挙で久しぶりに入った中学校の体育館。
高校の学園祭で二人して頬張ったフランクフルト。
暫定的無料措置が続いていた房総スカイライン。
豪雪で新千歳行き便の欠航を知った羽田空港。
ツンがドミノ・ピザにはバドワイザーと言い張る。
アウトレットでいつもFrancfrancにツンが寄る。
通話専用として買ったウィルコムの携帯電話。
駅から赤いペイントをたどったズムスタ広島。
到着後まず土佐三志士像を見た高知駅前。
覆面パトカーに注意した小田原厚木道路。
トラックが怖かった名阪国道のΩカーブ。
お互いすぐに認識出来なかった成人式。
貧乏人ばかりが飛ばす国道新四号線。
東海道新幹線でいつも見逃す富士山。
京葉線が遠く感じた東京駅乗り換え。
やはり敗因となったテキーラショット。
一時間待ちだった熱田神宮の初詣。
大阪市中央公会堂のライトアップ。
賀茂大橋から眺めた鴨川デルタ。
今や黒歴史の前略プロフィール。
黒人のキャッチが怖い竹下通り。

74名無しさん:2018/12/30(日) 23:58:36 ID:UDaegtho0
交代制にした風呂とトイレ掃除。
二人で作った車用プレイリスト。
初めて飲んで苦かったビール。
塾帰りに買って食べた肉まん。
残高不足で閉まった改札機。
風に揺れる教室のカーテン。
泡にまみれて踊ったクラブ。
二人して落ちた効果測定。
嘘をついて行った合コン。
締め切って暑い夏の夜。
横浜ビブレのスイパラ。
深夜のドン・キホーテ。
二つ並んだ歯ブラシ。
半額のお惣菜漁り。
夕暮れの河川敷。
乾いた洗濯物。
大学のカフェ。
駅の待合室。
夜の屋上。
相合傘。
ツン。

全てぼくの記憶だと思っていた。ぼくの感情だと思っていた。
だけど本当は違う。全て、記述されたものだ。入力されたものだ。
ぼくは生かされていた。これまでずっと、生かされてきた。
たったそれだけなのだ。たった、それだけ。

75名無しさん:2018/12/31(月) 00:01:39 ID:AG3Hj32s0
巨大隕石がいよいよ落ちてくる。世界の終末、ブーン系の終焉。
ぼくは皆と同じように記号に還る。これまで内藤ホライゾン通称ブーンだったものはただの意味をなさない記号の羅列になる。
存在の消滅。
存在の忘却。

( ^ω^)「ぼくは…何も出来なかったお…」

主人公だったぼくは、あまりにも無力だった。
ゆっくりと、巨大隕石が無表示の世界ごとぼくを押し潰す。

始まった物語は、終わりを迎えなければならない。
開かれた幕は、いつか閉じられなければならない。
始点があれば必ず終点がある。始発駅があれば必ず終着駅がある。
それは確実に対称であり、例外はない。
この世界もそうだ。このシステムもそうだ。この物語もそうだ。

そして、物語は終わりを迎える。

( ^ω^)「ぼくは…内藤ホライゾン…通称ブーンだお…」

( ^ω^)「ぼくは…」

(  ^ ω ^ ) 「ぼ く   は       …

76名無しさん:2018/12/31(月) 00:02:54 ID:AG3Hj32s0



こんにちは。 ぼくは内藤ホライゾン。 通称ブーンだお。

ぼくたちはいくつもの物語で、いくつもの世界で、いくつもの旅をしてきたお。

ぼくたちの長い長い旅はいったんここで終わりだお。 皆とも、ここでお別れだお。

ぼくたちと出会った頃には学生だった皆は社会人になったりしていると思うお。

恋人が出来たり、家庭を持ったり、もしかしたら子供がいる人だっているかもしれないお。

そうじゃなくてもソシャゲだったりYouTubeで見たい動画がたまっていて忙しいと思うお。

毎日夜遅くまで仕事をして帰ってきたら、もうお風呂に入って寝るだけでいっぱいいっぱいかもしれないお。

スマートフォンを皆が持っているからわざわざパソコンの電源をつけてブラウザを開いたりしないかもしれないお。

でも皆が忘れちゃってもぼくたちはインターネット上で生きていたんだお。 いつかまた新しい物語が始まる事を信じて。

だけどもう時間切れらしいんだお。 忘れられちゃったぼくたちはもう、存在する事が出来ないんだお。

77名無しさん:2018/12/31(月) 00:04:19 ID:AG3Hj32s0
それでも、忙しい毎日のある夜にふと時間が出来れば。 休憩中にソシャゲがメンテナンスに入ったら。

仕事から帰る夜遅い列車で運良く席に座って一息つける日があれば。

そうしたら、ぼくたちの事を思い出してほしいんだお。

そういえば最近どうなのかな、ぐらいに気にして見に来てほしいんだお。

もうぼくたちはそこにはいないのだけれど、思い出してアクセスしてくれる事できっとまたぼくたちは生き返るんだお。

だからいつか、思い出してほしいんだお。 何ヶ月後だって、何年後だって、いつだって構わないんだお。

もし、もしそれが叶うのならば。 ぼくたちにとってそれほど幸せな事はないお。

もしそれが叶うのなら、再構築してほしいお。 ぼくたちの存在を。

もしそれが叶うのなら、また描いてほしいお。 ぼくたちの世界を。

もしそれが叶うのなら、また紡いでほしいお。 ぼくたちの  物   語     を        …



( ^ω^)ぼくたちの物語が終わるようです

78名無しさん:2018/12/31(月) 00:05:08 ID:AG3Hj32s0
投下終了です。
読んでいただいた方ありがとうございました。

79名無しさん:2018/12/31(月) 00:36:24 ID:pWQX6.9.0
お疲れ様でした。

80名無しさん:2018/12/31(月) 00:39:27 ID:0MDl7FJ.0
乙…! 乙!!
良い作品を読ませてもらいました

81名無しさん:2018/12/31(月) 01:04:21 ID:.JMBj5WA0
乙でした
俺がずっとブーン系を好きでいる限り感度3000倍のクーは消えないんだよな?
つまり感度3000倍のクーのブーン系が読めるんだよな?な?

82名無しさん:2018/12/31(月) 01:07:59 ID:MPdL11zQ0
お前が書くんだよ!

83名無しさん:2018/12/31(月) 07:49:47 ID:F2Kfd7wU0
ツンとの思い出を抜いたらブーンがただのくたびれたおっさんになっててワロタ




ワロタ…

84名無しさん:2018/12/31(月) 09:05:24 ID:6382Lbk60

泣けてくるね…

感動を壊すようで悪いんだけど、>>68

ξ-⊿-)ξ「好きよ、ブーン」

( ^ω^)「ぼくも好きだお、ドクオ」

何故ここでドクオになってるし

85名無しさん:2018/12/31(月) 10:15:58 ID:pWQX6.9.0
ワロタ

86名無しさん:2018/12/31(月) 13:29:09 ID:qwdpmwmM0
ふいんきで気付かんかったぜドクオのログイン

87名無しさん:2018/12/31(月) 15:56:17 ID:c1yFYDrY0


88名無しさん:2019/01/01(火) 20:03:11 ID:GWutzbmI0

ブーン系題材で少し考えさせられたわ

89名無しさん:2019/01/06(日) 10:32:06 ID:CcOtvCp.0
現実の街が沢山出てくるということは……アンタの作品マジで好きです

90名無しさん:2019/01/18(金) 22:13:26 ID:eRjVPWso0
乙、面白かった

91名無しさん:2019/01/22(火) 23:23:56 ID:WTxTKwCg0
>>84
ホモはどこにでもいる……!

92名無しさん:2019/01/24(木) 23:54:14 ID:n/0Za8iw0
1です。乙ありがとうございました。

>>81
次のドエロ祭りを待ちますか…。

>>84
大事なところで…わりと大事なところで…
いつも誤字ばっかりで申し訳ないです。

>>89
いつもありがとうございます。

93名無しさん:2019/02/15(金) 04:36:06 ID:tbx2cskc0

崩れていくAA達を見る度に胸が痛くなった
俺はブーン系が大好きだと改めて思ったよ
ありがとう

94名無しさん:2019/03/19(火) 20:13:22 ID:jR0szFcM0

今だから書ける、読める話だよなって
それだけにダイレクトに訴えてくるものがあったなぁ


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