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('A`)はドクトラセブンのようです

97名無しさん:2018/08/15(水) 01:26:25 ID:NrfdtQEI0
第四話『旧第四倉庫』

静岡県の富士山麓の地下数百メートル、ここに我らがヴィプトラ警備隊の基地はある。
そこではメインの防衛チーム6名以外に整備士、医療関係者、レーダー員、通信士、観測員、など様々な職種の人間が働いている。
その数は数千人ほどだ。彼らのほとんどはその仕事が表立って評価されることはない。
世間にとってヴィプトラ警備隊と言えばいつもの6名でしかないのだ。

それでも彼らは自分の仕事に誇りと使命感を持って日夜仕事をしている。
それが地球の平和を守ることで大切だと知っているから。
だから一般市民に評価されなくてもそんなことは気にも留めないのだ。

警備員A「お疲れ様です!」

一人の青年、警備員Aが本来一か月ぶりの休日のはずなのに職場に来ていた。

警備員B「あれ、Aじゃないか。今日は休みじゃなかったのか?」

だいぶ歳を食っているだろう中年男性が声をかける。

警備員A「いえ、警備員Cさんがご両親が突然倒れたそうなので警備員Cさんの代わりに出勤になりまして。」

警備員B「そいつはご苦労なこった。」

ヴィプトラ警備隊は簡単には休暇をくれない。
たとえ急用ができても代理を立てなければ休めないのだ。
そして休みも月に一度あればいい方だ。
その休みも緊急事態が発生すればあっという間に呼び出される。


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