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('A`)はドクトラセブンのようです

544名無しさん:2019/01/23(水) 22:56:28 ID:djBPHcOU0
とりあえず傷が完治するまではこの家にいるつもりだったよ。
場合によってはここを侵略の拠点にしてやろうなんって考えもしたさ。

イ从゚ ー゚ノi「どれ傷の様子はどうじゃ?」

(;・∀・)「いでで!下手に触るなクソばばぁ!!」

イ从゚ ー゚ノi「それだけ言えればそれなりによくはなってるのぉ。」

(;・∀・)「こちらとら重傷なんだからもう少し丁寧に扱え!」

イ从゚ ー゚ノi「腹はすいたか?」

(;・∀・)「!」

そういえばいろいろありすぎてろくに食事をしてなかった。

(;・∀・)「あぁ、何か食い物はあるか?」

イ从゚ ー゚ノi「直ぐに作るから待ってなさい。」

イ从゚ ー゚ノi「それとワシの名前は銀という。お前さん名前は?」

( ・∀・)「俺の名前は……」

( ・∀・)「フンッ!貴様ら地球人ごときに名乗る名前なんてない!」

イ从゚ ー゚ノi「そうかい……」

しばらくして持ってこられた食事は初めて食べた地球の料理だった。
なんともいえない味だったよ。あの頃は。
すぐに恋しくなったね。もう食べられない故郷の味が。

それから数日後、一人で歩けるくらいには回復してトイレに行ったんだ。
途中のお部屋に仏壇があるのを見つけてな。
銀の婆さんにも旦那がいたのかと思ってちょっと覗いてみたんだ。
古い写真にはまだ少し若そうな男が写ってたよ。結婚して早いうちに亡くしたんだなって。
でもまだあったんだ。

そっち写真には比較的きれいで若い夫婦と小さな子供が写っていた。
ああ、子供夫婦と孫も亡くしてたんだな。
少しだけ同情したね。
でもだから俺を助けたんだと思ったんだよ。
残りの余生一人だと寂しいから俺を助けて恩を売って世話をしてもらうって魂胆か。
だから俺にやさしくしてたんだなって。


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