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('A`)はドクトラセブンのようです
520
:
名無しさん
:2019/01/06(日) 03:24:36 ID:SCd38K/s0
/ ,' 3「肉体的強さってのはそれはヒーローとしたら前提として当たり前ですよ。」
/ ,' 3「今までに肉体的に強い方は腐るほど見て気やした。」
/ ,' 3「旦那と比べ物にならないほどに強い方たちですよ。」
/ ,' 3「でもそういった方たちはすぐに新しい力に飛びついて来やした。」
/ ,' 3「強化アイテムなんてこぞってね。」
/ ,' 3「そして力に溺れていった。その力を求めて争いを始めるなんてよくある話なんてレベルじゃないくらいに。」
/ ,' 3「やがてそういうヒーローだった者たちが宇宙の平和を脅かすものへと変わっていきやした。」
/ ,' 3「そして力を求める方はすぐ勘違いしやす。」
/ ,' 3「あれはヴィプキュアという商品を少女たちに買っていただいたときでしたかね。彼女らはそりゃぁもう楽しそうに自分たちの敵対する勢力と戦っていやした。」
/ ,' 3「今日かアイテムも喜んで使っていただきやしてね。でも闘いが続く中ある日のことでした。ヴィプキュアのサービスを提供する会社が潰れてしまいましてね。」
/ ,' 3「彼女たちは変身できなくなってしまったんです。そしたら彼女たち敵が目の前にいても尻尾巻いて逃げ出しやしてね。まぁその後どうなったか語る必要はないですね。」
/ ,' 3「結局のところそれは彼ら、彼女たちの本当の力じゃないんです。ただの道具の力に過ぎないものだったんですな。」
/ ,' 3「それを自分たちの力だと思い込み、それがなくなればなにもできなくなる方たちばかりで。」
/ ,' 3「少し話がそれやすが、あっしの話をさせてくだせえ。」
旦那も知っての通りあっしは宇宙でも最弱と呼ばれるアラマキ星人です。
そらぁ生きるために必死で周りに媚を売りいろいろな商品を売ることで何とか生きながらえてきやした。
そうして長年生きていろいろな経験を積んだあっしは商売で少し面白いことをするようにしたんです。
人生を満たしていない方に過ぎた力や道具を与えてその方の人生を180度変えるように。
最初の方はなんてことのない料理人でした。でも先祖代々料理屋をしてやして地元の人たちからも愛されてやした。
しかし、心のどこかではもっと店を大きくだとか知名度を上げたいとか考えてたんでしょうね。あっしが最高の料理ができる包丁を差し上げたら喜んで使いなさりましたよ。
店も大賑わいで宇宙でもその名前を知らない人はいないくらいにね。でもそんなに繁盛していても地元の人たちはその店に寄り付かなくなったんです。
気づいたときにはその店の主人はもう作れなかったんですよ。代々受けづいて地元の人たちに愛されていた料理の味を。
あっしはそうやって商品を売った方からお代よりもその方の誇りをいただくことにしやした。
そしたら面白いこと面白いこと。どんな方でも喜んで誇りをお代として渡してくださいやした。
底辺にいたあっしはその光景を見ることに生きがいを感じていやした。
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