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('A`)はドクトラセブンのようです
263
:
名無しさん
:2018/09/14(金) 12:25:33 ID:QC4HveNE0
第九話『笑顔を取り戻せ』
その夜その女性は後悔していた。
こんなことになるならちゃんと誰かに一緒に帰ってくれるようにお願いするべきだった。
ここ最近仕事帰りに誰かにつけっられている気がする。
そう友達に相談したが、気のせいかもしれないと一緒に帰ろうかと言う友達の申し出を断ってしまったからだ。
薄暗い夜道、会社から家に帰るには人通りや街灯が少ない道を通らなくてはならない。
月明りだけを頼りに必死に走る。だが、仕事ではくスカートはどう考えても走ることに適していない。
走りながら後ろを振り返る。だがそこに人影がない。しかし、何者かの気配を感じたのは確かだ。
最初はちょっとした物音だった。でも日に日に誰かが歩いているような音が聞こえ、今では息遣いまで聞こえる始末。
電話して誰か呼ぶ?それじゃ間に合わない。周りを見渡しても助けを頼めそうな人はいない。
道を変えるべきだった。明日からは遠回りでも人通りが多い道を帰ろう。友人と一緒に。
後悔ばかりが頭をよぎる。でもあと少し。あと少しで家に着く。
後ろを気にしながら息が苦しくなりながら走る……
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