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とある英雄譚のようです
93
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 23:18:08 ID:G.gIoQVo0
人生で初めての敗北したかもしれないという感情を振り払うために、
クールは魔力に剣の形状を与えた。
初めて形を作り出したにしてはしっくりくる感覚を怪訝に思いながらも、
魔力の密度を高めていく。
ドクオの目の前まで一息に詰め、その首を跳ね飛ばさんと振り抜いた光の剣。
遠距離でだめなら近距離で、そんな子供じみた発想は、剣と共に容赦なく打ち砕かれた。
川 ゚ -゚) 「っ……くそっ……」
魔力を練り込んだだけの剣を精製しては目の前の魔術師に向けて叩き込む。
それら一つ一つを丁寧に破壊するドクオ。
桁外れの魔力を持つクールであっても、回復を上回る消費を行えば底をつくのが道理。
半日にもかけて最上級魔術クラスの魔力を打ち続けたクールは、息も絶え絶えといった状態であった。
川;゚ -゚) 「はぁ……っ……はっ……」
('A`) 「もうやめておけ」
ふらふらになりながらも、クールは魔力を注ぎ込み続けた。
結果、魔術は不発に終わり、前のめりに倒れ込む。
('A`) 「ほら見ろ」
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