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とある英雄譚のようです

70名無しさん:2018/04/22(日) 21:55:20 ID:G.gIoQVo0

【+  】ゞ゚) 「今は待てと言うことですか。それでは最後に一つ。
         その少女は、まさか戦うわけではないのでしょう?」

('A`) 「いや、彼女も戦う」

【+  】ゞ゚) 「えっ!?」

オサムの驚いた声に対し、不愉快そうに眉を顰めるクール。
読みかけの本に付箋を挟んで机に置くと、立ち上がってオサムの目の前に立つ。

川 ゚ -゚) 「女が戦場に立つなとでもいうつもりか?」

【+  】ゞ゚) 「いえ、そのつもりはありませんが……」

川 ゚ -゚) 「確かに若くて可憐、華奢で色白な美少女が、
      戦うための力を持つかと問われれば答えはノーだろう。
      神様はどうやらまた、禁断の林檎を地上に落としてしまったらしい」

【+  】ゞ゚) 「そこまで言ってませんけどね」

クールが自らの胸に手を当てると、太陽のように暖かな光が彼女の手を覆う。
その片鱗からでさえ、途轍もない魔力の塊が引き出されようとしていることが容易に理解できた。

川 ゚ -゚) 「ドクオ、いいか?」

('A`) 「駄目に決まってるだろ」


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