[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
とある英雄譚のようです
61
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 21:48:14 ID:G.gIoQVo0
「かっ……!」
司令官だった男はすぐに動かなくなった。
その死骸を陰から出てきている黒い腕が完全に包み込む。
そのまま影の中に沈んでいき、その場には何も残っていなかった。
【+ 】ゞ゚) 「すぐに我が国の軍隊がここまで攻め込んでくるでしょう。
生き延びたいのであれば、泣くのをやめこのまま奥へと走り続けなさい。
包囲網が完成する前に逃げ切れるかもしれません」
「っ……うぅ……父さん……母さん……」
【+ 】ゞ゚) 「私はもう行きます。それでは」
オサムは子供を残したまま部屋を出た。
前方の暗闇の中から聞こえる闘いの音は、少なくなっている。
【+ 】ゞ゚) 「これで主要な村は殆ど潰しましたが……」
暗がりを駆け抜けてきたのは同期の男。
共に戦場を駆け抜けてきた信頼できる味方であった。
「おお、オサムか。もうこんなところまで攻め込んでいたとは。
それで、部隊長は何処だ?」
【+ 】ゞ゚) 「知りません」
「そうか……。残党どもを逃がさない様にしている。手が空いているなら手伝ってくれ」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板