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とある英雄譚のようです

60名無しさん:2018/04/22(日) 21:45:01 ID:G.gIoQVo0

他の隊には鬼畜悪魔の集団と忌み嫌われ、
味方からも石を投げられるような日々に男はうんざりとしていた。
だからこそ、これは神が与えてくれた天啓なのだろうと、男は確信をした。

【+  】ゞ゚) 「……文句、無いとお思いですか」

「生意気な奴め。前々から気にくわなかったんだ。
 その力、戦争が終わった後も役に立つと思うなよ」

【+  】ゞ゚) 「思っていませんよ。
         平時に私のような力を持つ者がどう扱われるか、わかっているつもりです」

「だったら、さっさとそのガキを痛めつけて殺せ。
 そうすれば、この私が貴様の使い途に口をきいてやろう」

【+  】ゞ゚) 「有難い話ですね」

オサムの持つ宝石が呪術を放つために鈍く光る。

「オサムっ……なにをっ!」

彼の影から現れた黒い腕が、上官の首を掴み持ち上げる。
足をばたつかせて抵抗するも、その程度で逃げることは叶わない。
彼我の実力差は埋めようがないほどに大きく、
オサムはその力を緩めてやるつもりなど毛頭なかった。


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