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とある英雄譚のようです

454名無しさん:2018/05/04(金) 00:58:31 ID:GoNX5bS20

天剣を杖の代わりに掲げ、魔術式を展開する。
一つ一つが繊細な作業を四つ同時に、なおかつ同等の魔力を注ぐ。
呼吸を安定させ、精神を集中させる。

魂すら焼き尽くしてしまう劫火

死者の冷たく凍える吐息

命無き国を満たす大海の一滴

有限の者が触れることの無い泥土

四つの魔術を同時に発動させる。
クールの視界の先で、赤、緑、青、黄の光の珠が浮かぶ。

「よし、安定してる。少しずつ、等間隔に距離を狭めていけ」

川 ゚ -゚) 「っ……!」

天剣を振るう。
四色の光は、次第に近づいていき、お互いに干渉を始める。
中心に雷鳴が何度も奔った。
その度に彼女の負担は大きくなる。


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