したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

とある英雄譚のようです

440名無しさん:2018/05/04(金) 00:47:14 ID:GoNX5bS20

長く響いた魔術砲が終わり、静寂が訪れる。
虚ろの空には罅が入り、今にも崩れ落ちそうなほど。

( <●><●>) 「ほう……生きているとは思わなかったぞ」

邪悪な笑みを浮かべた途端に、顔に入った亀裂から破片が毀れ落ちる。
視線の先には、蹲っている英雄達がいた。

川;゚ -゚) 「ぐっ……」

o川;゚ー゚)o 「うぅ……」

( <●><●>) 「一、二……三人か。上出来ではないか。
         咄嗟に魔術をぶつけたのは、良い判断だった。
         それが無ければ、今頃全員仲良く消し済みだ。
         そろそろご退去願おう。虚ろも限界が近い」

オルフェウスの指先に魔力が集められていく。
不安定で揺らいだ魔術には、先程までの威力からは程遠い。
児戯にも等しいそれは、真っ直ぐに放たれた。

彡 l v lミ 「っ……はぁ!」

全身のほとんどが黒く焼け焦げた状態のアルカイオスは、魔術を左腕で弾き飛ばした。
結果崩れ落ちた腕を気にも留めず、目の前の敵を睨む


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板