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とある英雄譚のようです

438名無しさん:2018/05/04(金) 00:45:41 ID:GoNX5bS20

( <●><●>) 「がっ……」

それでも上空に留まる純術師を狙い、
五感を奪う呪いが届く。

( <●><●>) 「次から次へと……! 対して効きもしないのに……!」

オサムの呪術を力技で振り払った瞬間に、筋肉の塊を見た。

( <●><●>) 「なっ……」

遥か下方で跳躍の魔術を確認し、現状を理解したオルフェウスは即座に三重の防御を張った。
魔術障壁、呪術壁、精霊の加護。
速度においては一級品。不屈の防御能力を有したはずが、目の前の男は不敵に笑った。

彡 l v lミ 「まだオレの全力の拳を受けたことは無かったな?」

オルフェウスは、拳が巨大化したのかと錯覚した。
魔術も呪術も、精霊術も纏っていないはずのただの拳。
その一撃を、確かにオルフェウスは脅威と感じていた。

彡 l v lミ 「ぬうおおおおお!」

音が爆ぜた。
虚ろの大気が震え、直後に大地が砕ける轟音と振動が響く。
視界を完全に塞ぐほどの煙が吹き荒れる中、アルカイオスは悠々と着地した。


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