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とある英雄譚のようです

43名無しさん:2018/04/22(日) 21:23:52 ID:G.gIoQVo0

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獣の使い手と呼ばれる一族。
彼らの名前が大陸に広く知られているのには三つの理由があった。

一つ目は、その身体能力。
生まれ持った強靭な肉体は龍族には劣るものの、世界最高レベルの戦闘力を有し、
森の中の障害物をものともせず自由自在に駆け回り、七日七晩眠ることなく動き続けることもできる。
集団、個別に限らず白兵戦闘で彼らと戦って勝つことができる種族はほとんど存在しない。

二つ目は、その特異能力。
世界に存在する数多の種族の中で、ごく一部だけが所有することを許された特異能力。
彼ら獣の使い手たちは、ありとあらゆる獣に対する支配権を生まれながらに持ち、
人間程度の大きさの動物であれば数十を同時に支配することもできる。
特に何の条件も必要なく、だ。

そして三つ目は、呪術師一族を相手取って戦争を繰り広げていること。
東の大陸の山林を治めていた獣の使い手は、そこに住んでいた呪術師の一族を追い出した。
それがきっかけとなり、長い戦争は幕を開けた。

当初は優勢だった獣の使い手に対して、呪術師たちは防戦一方であった。
戦況が覆ったのは、とある男が呪術師側に参戦をしたその日。


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