したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

とある英雄譚のようです

423名無しさん:2018/05/04(金) 00:36:17 ID:GoNX5bS20

( ・∀・) 「いいから! 黙って考えてろ!」

龍化を解き、再度叫ぶ。寿命を削る魂の姿を発現するために。

(#・∀・) 「リベレーション!!」

龍王は新たな肉体を手に入れて、降りかかってきた呪術を吹き飛ばした。
その勢いのままに、力押しで精霊術を噛み砕く。

命を懸けて作ってもらったわずかな時間で、ドクオは完全に脱力した。
肩の力を抜き、目の前にまで迫った命の危機を思考の外に追いやる。
残されたわずかな魔力で発動させたのは思考加速の魔術。

あらゆる現実が、不可能を継げていた。
圧倒的な魔力量の差。
術者としての優劣。
一騎当千、万夫不当の英雄達が集まってすら、与えたダメージはほとんどゼロ。

ロマネスク渾身の一撃をコンマの時間で防ぐだけの防御力を持ちながら、
一撃が死につながる威力の攻撃術が嵐のように吹き荒れる。

魔術、精霊術、呪術を組み合わせた隙の無い布陣を一切の澱みなく操り、
数多の英雄を見てきた経験と知識。

およそ勝つための要素は何一つとしてない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板