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とある英雄譚のようです
419
:
名無しさん
:2018/05/04(金) 00:34:36 ID:GoNX5bS20
('A`) 「後は任せろ」
強大な一撃で吹き飛ばされていながら、何事もなかったのように起き上がるオルフェウス。
暗闇の中から歩いて現れたその細身の身体には、傷一つない。
川 ゚ -゚) 「無傷……か……」
( <●><●>) 「直撃の瞬間に精霊術で相殺したに過ぎない。
さて、これで残り四人だ。未だ抵抗するかな?」
o川;゚ー゚)o 「っ……勝てない……こんなの……」
残っているのは、魔力を糧に戦ってきた英雄達。
戦闘を経て消費された魔力は膨大で、限界も近い。
一方で、目の前に立つ純術師の魔力は一向に減る気配見えない。
魔力そのものが見えているキュートにとって、これほど絶望的なことは無かった。
('A`) 「諦めるな。ここで全てを投げ出したら、俺たちはすべてを失う。
存在したという事実さえ、すべて奪われる」
( ・∀・) 「まだだ……まだ戦える!」
上空へ飛びあがったモララー。
その姿を追うかのように、魔術がいくつも空を奔る。
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