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とある英雄譚のようです
373
:
名無しさん
:2018/05/04(金) 00:00:57 ID:GoNX5bS20
ドクオの不意打ちを気にした風もなく、自らの名前を叫ぶ大男。
存在しないはずの観客もまた、大地が揺れるほどの大声援で応えた。
「「「「「「アルカイオス! アルカイオス!」」」」」」
彡 l v lミ 「さて、弱き者どもよ。
あらゆる卑劣、卑怯を行い、その持てる全てを尽くして挑んでくるがよい。
すべてを正面から叩き潰してやろう」
( ФωФ) 「時間がないと言ったはずだ」
彡 l v lミ 「老いた男よ。この場では得意の精霊術は使えん。何を見せてくれるのだ」
( ФωФ) 「精霊術が使えないなどと誰が言った」
ロマネスクの全身から淡い光が浮かび上がる。
その一つ一つは各属性の大精霊であり、呼びかけに応えてその力を彼に貸す。
( ФωФ) 「彼の者を打ち払え」
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