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とある英雄譚のようです
353
:
名無しさん
:2018/05/03(木) 23:46:52 ID:f6Jc0GS60
立ち上がった人形は腕を振る。
何処からともなく聞こえてきた音楽に合わせて。
朱い眼をした人形が一つ、また一つ幕下から現れる。
手には玩具の包丁を持ち、ケタケタと歪んだ嗤い声をあげながら。
川 ゚ -゚) 「そんなもの……!」
飛来した天剣が頭部を砕く。
動かなくなったガラクタを超え、さらに多くの人形が押し寄せる。
「ほらほら、どんどん増えるよ! あはははは!」
川 ゚ -゚) 「鬱陶しい! エスキューラ!」
天剣の刀身が細かい破片へと分離し、人形の軍隊に降り注ぐ。
威力を犠牲に手数を増やす魔術であるが、
魔力耐久の無い生物であれば一欠片で容赦なく死に至らしめることができるはずであった。
だが、殺戮の豪雨をものともせずに、軍隊は進む。
川;゚ -゚) 「なっ!?」
「ははっ! 君は純魔術師じゃないだろう。
どうやって手に入れたかは知らないけど、剣に組み込まれた魔術に魔力を注ぎ込んでいるだけだ。
その程度だったら、一回見れば十分に対応できるんだよ」
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