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とある英雄譚のようです

332名無しさん:2018/05/03(木) 23:31:23 ID:f6Jc0GS60




( ・∀・) 「ここは……?」

自身に翼のあることを思い出したモララーは落下途中に体勢を立て直した。
上空を仰ぎ見るが、落ちてきたはずの光は無く、
足元の暗闇は何処までも続いているように見えた。

【+  】ゞ゚) 「やれやれ、まさかあなたと一緒ですか」

(#・∀・) 「……降りろ」

モララルドの広い背中の上、オサムは胡坐をかいて座っていた。
そのトレードマークともいえる棺桶を腰の横に寝かせながら。

【+  】ゞ゚) 「そう冷たいことを言わないでください」

( ・∀・) 「それ以上喋ったらお前を先に殺す。
       背中から降りろ、でなければ殺す」

【+  】ゞ゚) 「……何が起こるのかわからないのです。
        あまり呪力を無駄にさせるものではありませんよ。ですが……。
        ……呪翼」


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