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とある英雄譚のようです

310名無しさん:2018/05/03(木) 23:15:30 ID:f6Jc0GS60

彼女が現れた時、その手に持っていた杖は消滅した。
完全に跡形も無く。
ドクオは即座にそれが時間の歪みによる矛盾消滅だと理解した。
過去の時代に存在したものは未来から持ってくることは出来ないという厳然たる世界の理。

o川*゚ー゚)o 「それもパパが用意してくれてたんだよね」

('A`) 「キュートの魔力は使ってないのか?」

o川*゚ー゚)o 「うん」

('A`) 「……恐らく、未来の俺は増幅魔術を使ったんだろうな」

川 ゚ -゚) 「増幅魔術?」

('A`) 「今持っている魔力を糧に、さらに多くの魔力を生み出す魔術だ」

( ・∀・) 「そんなの無茶だ。だってそれが可能なら、世界の法則だって覆る」

( ФωФ) 「相応のリスクがある、ということだろう?」

('A`) 「俺が死ななければ魔力の増幅は止まることがない。
     皆も想像していただろうが……未来の世界では俺たちは全員死んだのだろう?」


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