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とある英雄譚のようです
303
:
名無しさん
:2018/05/03(木) 23:08:48 ID:f6Jc0GS60
べきその名を口にして、心に刻む。
青色の長い髪から常に滴り落ちる水。
晴れの日でも乾くことの無い濡れた姿の女性。
記憶に刻み込まれた彼女は、いつも笑みを浮かべていた。
その裏切り者の姿形を、脳裏に焼き付けておく。
魔力を込め、長杖の底を地面に打ち付ける。
放射状の魔力が静謐な世界を震わす。
o川*゚ー゚)o 「パパ……ママ……」
全てを知った彼女は、杖を一際強く握った。
o川*゚ー゚)o 「私は……」
形見と呼ぶべき杖に込められた魔術。
それは、彼女に選択肢を与える。
未来と過去。
相反する二つの時間を一つにするために蓄積された膨大な魔力は、
不用意に放てば世界を破壊しかねない程。
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