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とある英雄譚のようです

285名無しさん:2018/04/30(月) 15:17:24 ID:7X8WUdNc0

(<●>) 「「見事だ……だが……足りぬな。今のおまえの魔力では私には届かない」」

重ねた触手は硬化し、盾となって阻む。
その八割ほどの質量を消滅させたところで、斬撃は露と消えた。

川;゚ -゚) 「ぐっ……っ……」

(<●>) 「「……なんだそれは?」」

瞳が驚きで見開く。
魔術師としては過去最少量の魔力で戦っていたはずのドクオの元に、
クールの全力すらも凌ぐほどの魔力が集積していた。
その奔流は、今もなお秒単位で増加していく。

(メA`) 「こいつは一度発動すれば俺でもコントロールできない。
     クール、後は任せたぞ」

川;゚ -゚) 「ドクオ!」

(メA`) 「キュートと世界を頼んだ」

(<●>) 「「貴様ぁぁ!!」」

巨大な眼球へと収束した魔力が、ドクオの胸に迫った。
音速を超える光線は、クールの天剣によって遮られた。


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