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とある英雄譚のようです

284名無しさん:2018/04/30(月) 15:16:50 ID:7X8WUdNc0

(;メA`) 「頼む……急げ……」

掲げた長い杖に保存していた魔術を解き放つ。
最終決戦においてドクオが考えていた魔術は、ほとんどがオルフェウスには通用しなかった。
最後の一つは保険であり、この期に及んでも使うことを躊躇うほどの破格の性質を持つ。

オルフェウスの身体から生える触手は、それぞれが全く異なる属性の魔術を扱う。
天剣で臨機応変に対応するクールではあったが、その手数に押され始めていた。

川;゚ -゚) 「……っ! リバーサル! ローテイシオン!」

二つの光剣が反転の魔術によって触手を弾き、
二つが回転して光輪となり、オルフェウスの身体を削った。

(<●>) 「「天剣、捉えたり。さて、残るは七本」」

川;゚ -゚) 「なっ……!」

液体のようなその身体の中で、天剣は徐々にその魔力を吸い取られて動かなくなった。

川 ゚ -゚) 「くそっ……! だったら……! ホライズン!」

魔力の斬撃は、クールの目前にある全てを横一直線に切り裂いた。


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