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とある英雄譚のようです

260名無しさん:2018/04/30(月) 14:55:14 ID:7X8WUdNc0

(ノリ_゚_-゚ノリゝ 「ええ」

('A`) 「俺たちは、終焉そのものを終わらせようと思う」

(ノリ_゚_-゚ノリゝ 「終焉そのもの?」

('A`) 「五百年に一度という決まった周期で訪れる終焉。
     何者かの意思が関わっていることは明白だ。その何者かを殺すことが最終目標だ」

(ノリ_゚_-゚ノリゝ 「……見当はついているのですか?」

('A`) 「恐らくその敵がいるであろう空間に接続するための魔術はある。
     どのような敵が現れるかわからないが……。
     もし望まないのであれば、終焉の敵を倒した後に離れてくれても構わない」

フロストは少しだけ考え、その手をドクオに向けて差し出した。

(ノリ_゚_-゚ノリゝ 「私程度でよろしければ、お力添えをいたします」

そのか細い腕を握り返し、ドクオは頷いた。

('A`) 「未来の世代のために」

(ノリ_゚_-゚ノリゝ 「ええ」

('A`) 「ちなみに、ここにいるほかのみんなも賛同してくれている。
     俺の調べた限り、過去の英雄たちをはるかに上回る戦力だ」


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