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とある英雄譚のようです
243
:
名無しさん
:2018/04/24(火) 17:19:01 ID:JZ..YL360
ドクオの知っている限り、ヒッキー・ドレイクという男は自ら魔術を生み出したことは無い。
最大派閥のドレイク家で最も膨大な魔力を持つ彼は、
多くの有用な魔術を引き継いでいたからだ。
ルグ家のドクオとは違い、新たに魔術を生み出す必要がなかった。
(-_-) 「……魔術師にとって大事なのは魔力の量だ。
お前にはそれが圧倒的に足りていない。そんなこともわからないのか?」
それ故、彼は自身の才覚に絶対の自信を持っていた。
魔力量の多い者こそが、最も強い魔術師であると。
('A`) 「分かっていないのはお前さ。魔力の量なんて大した問題じゃない。
魔術は扱い方によってその性質を幾らでも変化させる」
(-_-) 「ムカつくやつだな。わざわざ俺を呼び出しておいて、したかったのはそんな説教か?
それともレタリアを使うことができない八つ当たりか」
('A`) 「あーそれだ。レタリアの権利、俺にくれないか?」
突然の話を理解できずに、ヒッキーの思考は完全に停止した。
この時もしドクオが攻撃魔術を同時に唱えていたら、一撃で昏倒させていたかもしれない。
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