[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
とある英雄譚のようです
213
:
名無しさん
:2018/04/24(火) 16:49:06 ID:JZ..YL360
魔力を持ち魔術を扱う種族は数多くいれど、彼らと魔術師の間には決定的な差があった。
五百年に一度訪れる終焉に対抗するための唯一の手段。
仲間を呼び集めることのできる呼応の魔術。
彼らこそが、レタリアの発動を許された唯一の種族である。
魔術師達の中で、当代の最も力の強い魔術師だけがそれを扱うことができると伝えられている。
故に、歴代の英雄達には必ず魔術師の名前が刻まれていた。
多くの英雄を輩出した家の発言力は高まっていき、その逆もまた然り。
ドクオの家系では記録に残っている限り一度も無く、
勢力は下降の一途を辿って来た。
昔は同世代に十人はいたはずの競争相手もおらず、
ルグ家から名乗り上げることのできる魔術師はドクオ一人だけ。
('A`) (じっちゃんとばーちゃん元気にしてるかなぁ……)
手慣れた操縦で飛行の魔術を操り、目的の森を目指す。
侵入を阻むための結界を感知し、ドクオはその場に停止した。
('A`) 「んーっと……頑丈というよりは……試しているような感じか」
結界の持つ特性を即座に理解し、製作者の意図に応えるために魔術を一つを組み上げた。
ただの燃焼魔術を何重にも複雑に組み上げ、結界に投げつける。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板