したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

とある英雄譚のようです

196名無しさん:2018/04/24(火) 12:43:47 ID:JZ..YL360

>5


(#・∀・) 「お前っ……」

手紙の魔術に導かれ、約束の丘にたどり着いたモララーを出迎えたのは、
四人の強者。そのうちの一人は、忘れることもできない呪術師の男であった。
すぐさま白き龍と化し、目の前の男を見据える。

('A`) 「お前は……」

【+  】ゞ゚) 「驚きました……。まさかあの時の」

(#・∀・) 「お前だけは……お前だけは絶対に殺す」

殺意と魔力を練り合わせ放った一撃は、オサムに直撃する前に霧散した。
ドクオが話しながら組んだ魔術は、強力な一撃を容易く相殺した。

(#・∀・) 「邪魔をするな!」

('A`) 「待て。今ここで戦いを起こされるのは困る。
     そのくらいのことは手紙に選ばれたお前ならわかるだろう」

(#・∀・) 「知るものか。ここでそいつを殺すことができるなら、その後なんでどうでもいい!」

怒りに任せて魔力を溜め、オサムたちの座る円卓に向けて吐き出した。
龍王と同等の力を持つはずの一撃は、やはりドクオによって簡単に吹き消される。
オサムは反撃の態勢すら取らず、それが尚更モララーを苛立たせた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板