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とある英雄譚のようです

18名無しさん:2018/04/22(日) 20:58:13 ID:G.gIoQVo0

その後ろ、彼と同様に何もない足場に立っている女性がいた。
振り返ることすらなくロマネスクはその来訪者に応える。

( ФωФ) 「今更来るか保護者」

柔らかな小麦色の髪の毛が風に揺られる。
深くかぶった白い帽子のつばもまたそれに倣った。

|゚ノ ^∀^) 「あの娘たちを見守ることが私の役目ですから」

( ФωФ) 「見守る、ね。あれだけの力を行使するのを止めもせずに何を。
         それで、何を言いに来た」

|゚ノ ^∀^) 「彼女たちの秘めている力あんなものではありませんよ。心配しすぎです。
        あなた様相手に誤魔化しても仕方ありません。手紙が届いたのでしょう?」

( ФωФ) 「……そうか、お前は二度目だったか」

|゚ノ ^∀^) 「ええ。ロマネスク様。あなた様もお年です。
       もう長いことこの世界を護ってこられました。
       どうか後のものに任せてそろそろご自身をいたわってください」

( ФωФ) 「手紙は俺の元に来た。それが答えだ」


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