したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

とある英雄譚のようです

17名無しさん:2018/04/22(日) 20:57:32 ID:G.gIoQVo0

しかし、力を使い果たしてなお精霊術を使い続けた者は精霊化し、
あらゆるものの記憶から完全に消え去ってしまうことを除けば。
そんなリスクすら全く恐れもせずに、少女たちは立ち上がる。

(゚、゚トソン 「最後にもう一度だけ……っ!」

( ФωФ) 「帰って休め。精霊術による負荷をかけすぎれば、いずれ心は摩耗し精霊化してしまう。
         そうなれば今のように友と笑って過ごすことも、追いつくべき相手を目指すことも出来なくなる」

(゚、゚トソン 「でもっ…………」

ミセ*゚ー゚)リ 「トソン、今日はもう帰ろ?」

(゚、゚トソン 「わかった」

下唇を噛みながら、震える声で答える。
ミセリに手を引かれながら、二人は自分たちの居場所へと帰る。
悔しさを隠しきることができないのは若さ故のことだと、
少しばかり羨ましいとも思いながら、ロマネスクは森の上空へ踏み出した。

|゚ノ ^∀^) 「教えてあげないのですね」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板