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とある英雄譚のようです

166名無しさん:2018/04/24(火) 12:08:18 ID:JZ..YL360

個が最強である龍属は集団を作って生活することは好まない。
生まれたばかりの子であっても、一ヶ月ほどで独り立ちをさせられるほどに。
モララーもその程度のことは知っていた。

|(●),  、(●)、| 「君は自身の力に気付いておらんのだな。獣の身で龍を宿すその力に。
             この前に少し言った空位の龍王のことは覚えておるか」

( ・∀・) 「いえ……」

|(●),  、(●)、| 「そうか。それなら龍族の歴史はどのくらい知っている」

( ・∀・) 「……全く知らないです」

|(●),  、(●)、| 「一から話すのはなかなかに面倒だが……納得はせまいな」

灰龍は壁に大きな傷跡をつける。
描かれた図形は楕円形が二つ。。
それぞれが赤と青に魔力で色付けされた。

|(●),  、(●)、| 「二千年以上前、妃龍クレシアの御代。
             その時を境に龍属に二つの派閥ができた。
             それぞれは旧派、新派と呼ばれていたが、特に大きな争いは無かった。
             だが……」

赤い円が少しずつ肥大化し、青を飲み込み始める。


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