[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
とある英雄譚のようです
15
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 20:56:25 ID:G.gIoQVo0
(゚、゚トソン 「用って何? ジジイが行かなきゃいけないことなの?」
詰め寄る少女の肩を押さえ、ロマネスクは座るように促す。
地べたに腰を下ろしたトソンにミセリが裾を整えるように示した。
トソンは無言で服装を正し、二人は老人を見上げる。
( ФωФ) 「何事も心配することはない。お前たちはここで精霊術の腕前を磨いて待ってろ」
ミセ*゚ー゚)リ 「……いつ帰ってくる?」
( ФωФ) 「一年後だ」
(゚、゚トソン 「遅れたら許さないから」
( ФωФ) 「肝に銘じておく。二人とも、今日はもう家に帰れ。
あの戦いの前にもかなり力を使っていたのだろ」
額に浮かべた汗と、少女たちの顔に色濃く出ている疲労。
自身に戦いを挑む前から、その力を行使していたことに男は気付いていた。
精霊術の最大の利点である、利用限度がないことをいいことに、
ミセリとトソンは他に類を見ない程、深く厳しい鍛練を自分たちに課してきた。
そのかいあってか、同世代の術師と比べて特に秀でている。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板