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とある英雄譚のようです
134
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 23:59:46 ID:G.gIoQVo0
川 ゚ -゚) 「……変わらないな」
数年ぶりにあったにもかかわらず、男の姿はクールの記憶にある当時のままであった。
('A`) 「自分の時間を止めているだけだ」
川 ゚ -゚) 「そんなこともできるのか……」
('A`) 「俺ほどの魔術師になれば容易いことだ。
それにしても君は変わったな。あのお転婆姫が……嘘みたいだ」
川 ゚ -゚) 「ふふ……あれから七年か。
強くなることばかり考えていたせいで、色々と失ってしまったが……」
('A`) 「遊んでいたかったか? 普通の人間として」
川 ゚ -゚) 「いや、私が望んで歩んできた道だ。後悔はしていない。……するわけがない」
クールは強い否定の言葉と共に首を横に振る。
両腕を胸の前に掲げ、光る九つの小さな剣を呼び出した。
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