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とある英雄譚のようです
13
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 20:54:45 ID:G.gIoQVo0
( ФωФ) 「そうだ。相手の大規模な術だからこそ目くらましに使える。覚えておけ」
(-、-トソン 「おぅぅっぇ……」
ミセ*゚ー゚)リ 「吐くんなら向こうで吐いてよね」
( ФωФ) 「精霊術の扱い自体はかなり成長している。
このままいけば守護者となれる日も来るかもしれないな」
ミセ*゚ー゚)リ 「正直守護者とか興味ないんだけどね」
( 、 トソン 「わ……わだじば……オロロロr」
服が汚れるのも気にせずに横たわったままのトソン。
うめき声のような音が唇から漏れる。
花も恥じらう乙女の嘔吐に、若干どころではないほど引く老人。
人生経験豊富と言えど、流石に初めてのことであった。
(; ФωФ) 「まだ喋らないほうが良いだろうな」
ミセ*゚ー゚)リ 「守護者になったところで、どうせロマじいがいる限り誰も来ないでしょ。
名の知れた世界最強の精霊術師なんだから。
せっかく鍛えても発揮できないんじゃつまんないよ」
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