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とある英雄譚のようです
122
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 23:47:14 ID:G.gIoQVo0
<_プW゚)フ 「少しは使いこなせているようだが、所詮その程度か。
汝の母親は我が唯一認める人間であった。
もう会えぬとは、なんと人間の脆いことよ。
少し期待していたのだがな……」
川 ゚ -゚) 「ぐっ……」
エストは両後ろ足に力を込め、瞬発。クールはその姿を一瞬見失った。
背後からの一撃は何とか受けるも、抵抗する間も与えられずクールは空に打ち上げられた。
巨狼すらも掌ほどの大きさになってしまうほどの上空。
眼下に森全体の魔力が集中していくのが見えた。
川 ゚ -゚) 「嘘だろ……」
もはや小さな太陽といっても差し支えないほどの光と熱量を帯びた魔力。
魔術などを介さなくとも世界を滅ぼしうる純粋な力の塊。
その威力にわざわざ考えを巡らせる意味はない。
およそ生物であれば容易く蒸発させてしまうであろうことは明らかだった。
川 ゚ -゚) 「っ……!」
迫り来る死を圧縮した光。
悪戯に引き延ばされた時間の中で、
避けることも、防ぐこともできないと理解した。
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