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とある英雄譚のようです
114
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 23:40:28 ID:G.gIoQVo0
川 ゚ -゚) 「過ぎたことだ。今更嘆いたところで母様は帰ってこない。
それでも、私の中であやふやだった母様の姿がはっきりとしたことは、とても嬉しい」
クールは老人の細い手を包み込む。
その隙間から零れ出て来る温かな光。
「おぉ……王女様と同じ光……とても優しく、とても慈悲深い……」
川 ゚ -゚) 「ありがとう」
「とんでもございません……」
川;゚ -゚) 「ッ!」
突如村を包み込んだ強大な魔力。
その存在にいち早く気付いたクールは、老人の制止も聞かずに家を飛び出した。
村中に蔓延した敵意は、呼吸を阻害する程に濃く、
魔力の霧が一寸先すら見えないほどに立ち込めていた。
魔力を通して響く老獪な声。
その主は、自らの名を名乗った。
「我が名はエスト。かつての人間と雌雄を決しに来た」
.
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