[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
(-_-)オカルトとサイエンスのようです(@∀@-)
1
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:05:54 ID:gGbctRzM0
・元スレ→
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1451906018/l50
・番外編のようなもの
・高校生じゃなくて大人の方
・おせち
2
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:06:15 ID:gGbctRzM0
―元日
( ・∀・)ダラダラ
( ・∀・)(正月の午前からコタツ入ってテレビ見てる状態は最高だな……)
( ・∀・)(今日は一日中のんびりしたい……というかコタツから出たくない……)
( ・∀・)
( ・∀・)(普通にお腹空いたわ。癪だけど出よう)
( ・∀・)「……つっても冷蔵庫何もないしな……」
( ・∀・)「昨日作った芋煮でも温め直すか……」
<ピンポーン
( ・∀・)
( ・∀・)チッ
3
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:06:41 ID:gGbctRzM0
( ・∀・)(正月早々から誰だよ……)
( ・∀・)「はいはいどちらさん」ガチャ
(-_-)「あけましておm」
( ・∀・)バタン
( ・∀・)
( づ∀・)ゴシゴシ
( ・∀・)
( ・∀・)
( ・∀・)ガチャ
(-_-)「あk」
バタン
4
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:07:59 ID:gGbctRzM0
シーン
(;-_-)
从;゚∀从「………」
从;゚∀从「ちょいちょいちょい!!二回も閉められましたよ!!」
o川;゚ー゚)o「しかもさっきよりも言わせる気無いし!」
('、`*川「本当にアサピーちゃんの家であってるの?そっくりさんとかじゃないの?」
(;-_-)「別に号室間違えたとかじゃないしなぁ……」
从;゚∀从「その代わりめちゃくちゃ目つき悪い人が出てきたんですけど」
(;-_-)「確かあいつ家だと眼鏡かけない主義者だから!高校の時押しかけた時そうだったし!」
( ФωФ)「それは高校の時の話ではないのか?」
( <●><●>)「今なら変わってる可能性ありますもんねぇ」
(;-_-)「うーんどうだろ……」
o川*゚ー゚)o「そういや白衣着てないしね。あいつ気持ち悪いぐらいの白衣フェチなのに」
从;゚∀从「白衣は皮膚と同じ様なものって言ってましたし……」
ξ゚⊿゚)ξ「お正月だし、もしかしたら家内の人かも」
(-_-)「でも兄弟居ないって言ってたからなぁ……」
爪'ー`)「隠し子じゃね?」
o川;゚ー゚)o「いやどう見ても同い年ぐらいよ!?」
5
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:08:27 ID:gGbctRzM0
キィ
|・∀・)
从 ゚∀从
从;゚∀从そ「うわびっくりしたぁ!!」
('、`*川「人ん家の前で騒ぐから出てきちゃったじゃないの」
ξ゚⊿゚)ξ「ヒッキー謝りなさいよ」
(;-_-)「なんで僕!?」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃないと警察通報されるかもしれないわよ」
(;-_-)「うわあああごめんなさいごめんなさい!!!」
|・∀・)
|・∀・)「いや……何というか……ここまで気がつかれないと逆にびっくりなんだけど……」
(;-_-)
(;-_-)σ「本人じゃねぇか!!!出ろよ!!!」
( ・∀・)「新年早々お前なんか来たって僕がそう簡単に対応する訳無いだろ」
(;-_-)「そういえばそうだね!!!」
( ・∀・)「うわっ……よく見えなかったけどなんかいっぱいいる……」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんも居るよ☆」
( ・∀・)「年増はさっさと隠居してください」
o川#゚"Д゚)o「んだとゴルァ!!!!?」
从;゚∀从「はいはいはいはい!!新年早々喧嘩しないでください!!近所迷惑!!!」
6
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:08:55 ID:gGbctRzM0
o川;゚Д゚)oゼェゼェ……
ξ゚⊿゚)ξ「どうどうどうどう」
o川;゚Д゚)o「キューちゃんは馬か!!!」
('、`*川「ほらほらキュート落ち着きなさい。ひっひっひー」
o川;゚Д゚)o「ひっひっふーじゃなくて!?」
o川;゚Д゚)o「そもそも産気づいてないわ!!!」
爪;'ー`)「もうお前ら喋んな」
('、`*川「ごめんねお水飲む?」
o川;゚ー゚)o「飲む」
7
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:09:26 ID:gGbctRzM0
(-_-)「っつーことで入れてください」
( ・∀・)「お帰り願います」
(-_-)「ただで入らせろとは言わない!!」
( ・∀・)「ほう」
(-_-)「ここは一つ、肉まんで手を打とうじゃないか」
o川*゚ー゚)o「そんなんで簡単に交渉出来るの?」
( ・∀・)「よかろう」
o川*゚ー゚)o「出来ちゃったよ……」
爪'ー`)「びっくりするほどちょろいな……」
( <●><●>)「単純にお腹が空いてたんじゃ」
(-_-)「家主の許可が出た!さぁ上がりたまえ!」
( ・∀・)「お前が偉そうにすんじゃない」
8
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:09:57 ID:gGbctRzM0
从 ゚∀从「すみません、お邪魔します」
(-_-)「まーす」
( ・∀・)「はいはい」
从 ゚∀从「結構部屋綺麗っすね」
( ・∀・)「年末に大掃除したからね」
从 ゚∀从「あー」
( ・∀・)「とりあえず何か適当に入ってていいよ」
( <●><●>)「コタツ全員入れますかね」
o川*゚ー゚)o「ワカッテマスさんベッドの下でいいんじゃないの?」
( <●><●>)「アメリカの都市伝説ですか私は」
(-_-)「ベッドの下に刃物持った男が居るやつ」
从 ゚∀从「よく聞く話ですよね」
(-_-)「聞き飽きたけどねー」
( ФωФ)「ベッドの下に下半身ない男が居た方が怖いではないか」
从 ゚∀从「どっこいどっこいじゃないすか?」
('、`*川「実体があるか実体が無いかの話よ」
ξ゚⊿゚)ξ「どっちも踏み潰せば解決」
爪;'ー`)「踏み潰すって……ゴキブリじゃねぇんだから……」
('、`*川「でも後者は黒くて素早いわよ」
爪;'ー`)「うわ……」
( <●><●>)「人をゴキブリと同類にしないでください。北海道にはゴキブリ居ないんですよ」
9
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:10:38 ID:gGbctRzM0
((((-@∀@)「何ゴキブリの話してんの。もしかして出た?」
(-_-)「出てない出てない」
o川*゚ー゚)o「つーか眼鏡かけてきたのね」
(-@∀@)「いや別AAで話し続ける訳にもいかないし」
o川*゚ー゚)o「メタいわ」
(-@∀@)「というかヒッキー達はともかく都市伝説共はこう……一般人に溶け込めそうな服装してんな……」
('、`*川「冬場マスクしてても怪しまれないから楽でいいわー」
( ФωФ)「たまにはこういうのも悪くないであるしな」
( <●><●>)「まぁ全員で集まりたかった所ですがビコーズさんとかぽっぽさんは流石に……」
(-@∀@)「街中で歩く人体模型とか居たらそりゃあ……」
o川*゚ー゚)o「八尺様もアウトだしね……」
ξ゚⊿゚)ξ「ビコーズはブルーシートぐるぐる巻きにして運べば良かったかもね」
从 ゚∀从「その光景完全に人殺した後の証拠隠滅っすよ」
(;-_-)「明らかに通報されるやつ!」
10
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:10:59 ID:gGbctRzM0
( <●><●>)「それにシュールさんは実家に帰省中ですし」
爪'ー`)「トイレの女神様の実家ってどこなんだろうな」
('、`*川「そりゃあおトイレじゃない?」
爪'ー`)「別のトイレか……」
o川*゚ー゚)o「ダメだトイレって聞くとあの忌々しい記憶が蘇る」
(-@∀@)「若気の至りだから……」
o川*゚ー゚)o「若気の至りでドア破壊してんじゃないわよ」
11
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:11:29 ID:gGbctRzM0
('、`*川「でも昔に比べれば丸くなったわよねぇ」
(-@∀@)「えっ……僕太った?」
('、`*川「そういうのじゃなくて、大人になったって事よ」
(-_-)「いやいや全然子供ですよこいつ」
(-@∀@)「お前が言うなお前が」
('、`*川「えらいえらーい」
(-@∀@)「撫でないでください」
( ФωФ)「えらいえらーい」
(-@∀@)「便乗もしないでください」
ξ゚⊿゚)ξ「とどかなーい」
(-@∀@)「無理はすんな」
(-_-)「えらいえらーい」
(-@∀@)「殺すぞ」
(;-_-)「差!!!!」
('、`*川「無言で殴らない辺りやっぱ大人になったのよ」
( <●><●>)「でも殺す言われてますけど」
12
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:12:26 ID:gGbctRzM0
从 ゚∀从「あーやっぱこれっすね。なんかすげー落ち着きます」
(;-_-)「そんなんで癒されないでよ……」
从 ゚∀从「ヒートアップしたら止めますけどこれぐらいはなんかもう見てるほうが楽しいです」
( ФωФ)「他人の喧嘩を見るのは面白いからな」
ξ゚⊿゚)ξ「野次馬ね」
从 ゚∀从「すげーわかります」
(;-_-)「分からなくていいから……」
('、`*川「なんかこのまま行くとヒッキーちゃんハゲそうね」
(;-_-)「ハゲないから!!ハゲないからね!!」
(-@∀@)「いや…‥ハゲるっつーか白髪増えそう」
(;-_-)「増えないし生やさせない!!」
13
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:12:49 ID:gGbctRzM0
( <●><●>)「あれですよ、ヒッキーさんの場合」
( <●><●>)「なんかの神様に魅入られてそのまま神隠しに遭うけど何事もなく生還して帰ってきます」
(-@∀@)
从 ゚∀从
( ФωФ)
ξ゚⊿゚)ξ
('、`*川
(-@∀@)
从 ゚∀从
( ФωФ)
ξ゚⊿゚)ξ
('、`*川
「「「「あー………」」」」
(;-_-)そ「何でそんな納得してるの!?」
14
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:13:14 ID:gGbctRzM0
( <●><●>)「サインの一つや二つ貰ってきて帰ってきますよ絶対」
(;-_-)「くっ……実際否定できないのが辛い……!」
从 ゚∀从「むしろ不老不死になってそうですよねヒッキーさん」
ξ゚⊿゚)ξ「わかる〜」
('、`*川「私達と同類になりそう」
(;-_-)「流石に同類にはなりたくないですよ……」
o川*゚ー゚)o「何?ヒッキー死ぬの?」
(;-_-)「死なない死なない」
o川*゚ー゚)o「いや、なんかそっちで盛り上がってたからつい」
ξ゚⊿゚)ξ「途中会話から抜けてたけど何してたの?」
o川*゚ー゚)o「フォックスさんのスマホ見てた」
爪'ー`)「11連引いてた」
从 ゚∀从「結果は?」
爪'ー`)「SSRが一枚」
(-@∀@)「デレステやってんじゃねーよ」
15
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:13:41 ID:gGbctRzM0
爪'ー`)「何?やってんの?」
(-@∀@)「いやニュッ先生が」
爪'ー`)「まじか」
(-@∀@)「なんか佐藤さんが好きとかなんとか」
爪'ー`)「あーしゅがはが好きなんだあの人」
o川*゚ー゚)o(全然分からん……)
(-_-)「そういや今何時だろ?」
('、`*川「お昼よ」
(-_-)「お昼かーお腹空いたなー」
(-@∀@)「近くにコンビニあるぞ」
(-_-)「買いに行くのめんどい」
(-@∀@)「……芋煮あるけど」
(-_-)「マジで?食べる!!」
(-@∀@)「じゃあ汁の部分だけやるな」
(;-_-)「具をよこせよ!!!」
16
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:14:04 ID:gGbctRzM0
o川*゚ー゚)o「クソメガネ料理出来たんだ」
(-@∀@)「そりゃあ一人暮らししてるし」
o川*゚ー゚)o「変なモン入ってない?」
(-@∀@)「僕も食うんだから入ってるわけないだろ」
爪'ー`)「おあげ入ってる?」
(-@∀@)「入ってない。ネギ大量に入れるからね」
爪;'ー`)「鬼畜か!!」
17
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:14:34 ID:gGbctRzM0
(-@∀@)「じゃあ温めてくるから」
('、`*川「手伝うわ」
(-@∀@)「いいよ温めるだけだし」
('、`*川「じゃあお椀用意しとくわ」
(-@∀@)「はいはい」
18
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:15:06 ID:gGbctRzM0
从 ゚∀从「そういやヒッキーさん昨日のガキ使見ました?」
(-_-)「見た見た。粘着テープのくだり爆笑したよ」
从 ゚∀从「あれめちゃくちゃ笑いましたけどえげつないっすよね……」
ξ゚⊿゚)ξ「私個人的にマリーアントワネット方正が好き」
(*-_-)「出たよwwww」
从*゚∀从「去年の101匹わんちゃんといいホント面白いっすよねwwwww」
ξ*゚⊿゚)ξ「突風で吹き飛ばされるやつね」
o川*゚ー゚)o「テレビっ子だなー」
( ФωФ)「少なくとも我輩達はよくテレビ見るほうだよな」
o川*゚ー゚)o「年末お正月特番面白いし……」
( ФωФ)「ついつい見ちゃうであるな」
o川*゚ー゚)o「ついついね」
( <●><●>)そ「ハッ、寝てた」
爪'ー`)「おはようさん。涎拭いとけ」
( <●><●>)「すみません、ティッシュください」
ξ゚⊿゚)ξ「ティッシュどこー?」
(-@∀@)「あっちの机」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい」
19
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:15:27 ID:gGbctRzM0
('、`*川「そろそろいいんじゃない?」
(-@∀@)「火ぃ止めるか」カチッ
(-@∀@)「じゃあお椀くれ」
('、`*川「はいな」
o川*゚ー゚)o「ご飯!」
ξ゚⊿゚)ξ「飯!」
(-@∀@)「待ってろ。そんな量ないけどいいよね?」
从 ゚∀从「構わないっす」
('、`*川「お箸並べてくるー」
( <●><●>)「私少なめでいいですよ」
(-_-)
(-_-)(この拭えない大家族感はなんだろう……)
(;-_-)(言ったら言ったでキレそうだからやめとこう)
20
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:15:48 ID:gGbctRzM0
(-@∀@)「具とか適当に入れてるから肉少ないとかで文句言うなよ」
(-_-)「へーい」
爪'ー`)「杉浦ネギ食べて」
( ФωФ)「全部我輩のお椀に入れるがいい」
ξ゚⊿゚)ξ「ロマにんじん食べて」
( ФωФ)「はいはい」
('、`*川「具が増えたわね杉ちゃん」
(;ФωФ)「主にネギとにんじんがな」
o川*゚ー゚)o「さーていただきまーす」
o川*゚ー゚)oムシャムシャ
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o「普通に美味くて腹立つわ……」
('、`*川「美味しいわね」
(-_-)「僕の姉ちゃんより美味い」
(-@∀@)「喜んでいいのか微妙なラインだな」
(-_-)「姉ちゃん必ず焦がすから」
21
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:16:24 ID:gGbctRzM0
从 ゚∀从「なんか昔こうやって皆で飯食いましたよね」
o川*゚ー゚)o「あーシュールの時だっけ」
( <●><●>)「あの時カレーでしたよね」
o川*゚ー゚)o「そうそう。案外覚えてるもんね」
(-_-)「懐かしいなぁ。何年前だっけ」
(-@∀@)「高校の時っていつだっけな……」
从;゚∀从「卒業してからの記憶があやふやっすね……」
(-_-)「そろそろアラサーだし……」
(-@∀@)「やめて」
22
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:17:49 ID:gGbctRzM0
爪'ー`)「皆歳とってくなー」
( ФωФ)「ウン百年以上生きてる狐に言われても何だかな」
爪'ー`)「まぁ俺から見たら赤子同然なんだけども」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんから見たら孫みたいなもんよ」
( ФωФ)「我輩なんか2000年代生まれだぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「ゆとりだ」
( ФωФ)
23
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:18:17 ID:gGbctRzM0
('、`*川「何でこんな暗い雰囲気でご飯食べてるのかしら」
('、`*川「新年ぐらい明るく行きましょうよ」
(;-_-)「ですね……」
从 ゚∀从「まぁ新年あけましておめでとうって事で」
o川*゚ー゚)o「今更感あるけどねーさてご馳走様」
24
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:18:38 ID:gGbctRzM0
(-_-)「で、この後何する?」
(-@∀@)「帰れよ」
(-_-)「まだまだ居座るつもりだから」
从 ゚∀从「アサピーさん家ってゲームとか無いですもんね」
(-@∀@)「いや、あるけど」
从;゚∀从「あるんすか!?なんか意外!!」
(-@∀@)「大人になってゲームやり始めた勢だから」
ξ゚⊿゚)ξ「ホントだswitchある」
爪'ー`)「何か皆で出来るのは?」
(-@∀@)「スマブラかマリカ。丁度リモコン四つあるし」
爪'ー`)「よっしスマブラやるべスマブラ」
( <●><●>)「フォックスさんフォックス使うんですか」
爪'ー`)「いや俺サムス」
o川*゚ー゚)o「使いなさいよそこは」
25
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:18:58 ID:gGbctRzM0
('、`*川「じゃ、お椀片付けるわね」
(-@∀@)「僕やるから座ってて」
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇねぇどうやって起動するのこれ」
(-@∀@)「ごめんやっぱ頼むわ」
('、`*川「任せなさい」
26
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:19:22 ID:gGbctRzM0
('、`*川ガチャガチャ
('、`*川
('、`*川(めっちゃ大家族感……)
('、`*川
('、`*川「アサピーちゃん食器洗う?」
(-@∀@)「後でやる」
('、`*川「はーい」
爪'ー`)「誰だピンクファルコン選んだ奴」
( <●><●>)「私です」
从 ゚∀从「スネーク使おー」
ξ゚⊿゚)ξ「ガノンーガノンー」
爪'ー`)「むさくるしいな……」
( ФωФ)「重量系ばっかであるな」
('、`*川「観戦するー」
(-_-)「僕もー」
27
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:19:45 ID:gGbctRzM0
<GO!!
爪'ー`)ガチャガチャガチャ
( <●><●>)「アシストフィギュアは……うわ、リセットさんですか」
从;゚∀从「見えねえ!!」
爪'ー`)「犬よかマシだと思うけどな」
o川*゚ー゚)o「つーかフォックスさん強いな」
爪'ー`)「はっはっはっそうだろうそうだろう」
(;ФωФ)「現世に馴染み過ぎではないか?」
爪'ー`)「はいさよなら」
(;<●><●>)「あぁ!私のピンクファルコンが!!」
ワイワイ
(-@∀@)
(-@∀@)(本当は録画したガキ使観る予定だったんだがな……)
(-@∀@)(まぁこんな日も悪くないか……)
おしまい
28
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 01:21:46 ID:gGbctRzM0
久しぶりに書きたかったので書きました
創作板の方が埋まりそうだったのでこっちで投下
コトシコソイモノホウヲカンケツデキタライイナ
29
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 02:35:40 ID:2Xly5JOU0
乙乙。久しぶりに見れて嬉しい
正月に皆で集まってダラダラしてる感じすごい好き
30
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 17:06:52 ID:kU8kpVmg0
>>13
ワロタ
31
:
名無しさん
:2018/01/02(火) 21:43:10 ID:AUmhgp7Y0
あれオカサイだ?
創作だっけ?あれファイナルだ?
あれ?…………!?
新年そうそう嬉しい驚きでした
32
:
名無しさん
:2018/02/02(金) 11:47:39 ID:xDb6C54s0
おお新しいスレ建ててくれたんか
ありがてえ
33
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:23:36 ID:UrrYrOYs0
なんか書きかけの番外編があったので続き書き終えて投下
34
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:24:53 ID:UrrYrOYs0
(-_-)「………」
(-@∀@)「………」
(-_-)「何時間ぐらい経った?」
(-@∀@)「さぁ……」
(-_-)「スマホで確認しろよ……」
(-@∀@)「ここに居る時点でバグって使い物にならんわ」
(;-_-)そ「うぇぇ嘘ォ!?」カチッ
(;-_-)「うわホントだスマホバグってる!!文字化けキショッ!!電波繋がらない!!」
(-@∀@)「今更過ぎんだろ」
番外編:なんかとじこめられた
35
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:25:32 ID:UrrYrOYs0
(-@∀@)「電波繋がってたら今頃助け求めてたわチクショウ」
(;-_-)「くっ……ここに居るのがお前じゃなくて杉浦さんだったら良かったのに……」
(-@∀@)「ぶっ飛ばすぞと言いたい所だが何故に杉浦さん?」
(-_-)「あの人の携帯きさらぎ駅でも普通に電波繋がるから」
(-@∀@)「それだったら本人じゃなくて携帯だけでよくない?」
(-_-)
(-_-)「わかる」
(-@∀@)「て言うかここすっごい見覚えある場所ってのが嫌なんだけど」
(-_-)「どう見てもうちの学校の体育倉庫だよねここ」
(-@∀@)「普通こういう場所って真っ白い部屋ってのが相場じゃないのか」
(-_-)「さぁ……テンプレ通りじゃつまらないんじゃないの……」
(-@∀@)「つーかここって本当に学校の体育倉庫なのかも怪しいぞ」
(-_-)「いや扉開かないしスマホバグってる時点で異世界確定でしょ」
(-@∀@)「またオカルト絡みかよ……いい加減にしろよ……ぶっ殺すぞ……」
(-_-)「その殺意が僕に降りかかってくるワケで」
(-@∀@)「わーいヒッキー失せろー」
(-_-)「やなこったーお前が失せろボケカスー」
36
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:25:58 ID:UrrYrOYs0
(-_-)「………」
(-@∀@)「………」
(;-_-)「なんかすっごい虚しいよコレ!!!!!!!」
(-@∀@)「耳元で叫ぶなうるせぇ」
(;-_-)「なんでよりによって嫌いな奴と密室に閉じ込められなきゃならないの!?新手の拷問!?」
(;-_-)「休日だからゆっくり寝ようと思って目が覚めたらここだし隣に居たのはアサピーだし!!!!」
(-@∀@)「最初うつぶせで倒れてたから死体と一緒にぶち込められたと思ってビビったわ」
(;-_-)「僕うつぶせに寝る派だから……」
(-@∀@)「もうちょっとマシな寝方して」
(;-_-)「注文が難しいな……」
(-@∀@)「普通に寝ること自体が難しいのか……」
37
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:26:21 ID:UrrYrOYs0
(;-_-)「うーん……」
(;-_-)「かと言って一人でここに閉じ込められてたら色々精神的に持たなさそうだけども……」
(-@∀@)「えっ」
(;-_-)「えっ」
(-@∀@)「てっきりオカルト絡みに巻き込まれて狂喜乱舞するのかと……」
(;-_-)「しないよ!?まずはオカルト絡みよりも犯罪に巻き込まれた方を想像するよ!?」
(-@∀@)「じゃあもしこれが神隠しだとしたら」
(-_-)
(-_-)
(-_-)
(*-_-)b「いい……!」ヨンデイルームネーノドーコカーオクデー
(-@∀@)「よくねーよ馬鹿野郎」
38
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:26:46 ID:UrrYrOYs0
(-_-)「まぁアレだよね、叱られてバツとして押し入れに閉じ込められた子供気分だよね今」
(-@∀@)「状況がポジティブすぎる」
(-_-)ノシ「あーけーてー」バンバンバンバンバン
(-@∀@)「間抜けすぎるからやめろ」
(-_-)ノシ「昔押入れに閉じ込められた時にこうしたら開けてくれたからいけるかもしれない」バンバンバンバンバン
(-@∀@)「マジかよ僕もやろ」
(-_-)ノシ「もーしーまーせーんー」バンバンバンバンバン
(-@∀@)ノシ「ごーめーんなーさーいー」バンバンバンバンバン
(-_-)ノシバンバンバンバンバン
(-@∀@)ノシバンバンバンバンバン
(-_-)
(-@∀@)
(-_-)「かゆい」
(-@∀@)「いたい」
(-_-)「おまけに開かない」
(-@∀@)「そりゃこんなんで解決苦労してないわ……」
39
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:27:43 ID:UrrYrOYs0
(-@∀@)「とりあえずまともな脱出方法とか考えようよ」
(-_-)「いつぞやキュートさんの住処ぶっ壊したみたいに蹴飛ばせば……」
(-@∀@)「いやー……鉄の扉じゃんこれ……足折れるわ……」
(-_-)「トイレのドアも相当だと思うけど……」
(-@∀@)「あれはなんか壊れた」
(;-_-)「なんかで片付けられた!!」
(-@∀@)「まぁ劣化してるのもあるだろうけどね」
(-_-)「あー……」
(-_-)「あれって修理されたのかな」
(-@∀@)「いやまだ壊れたまんま」
(;-_-)「えぇ……」
(-@∀@)「弁償しろってうるさい」
(;-_-)「そりゃあね!?」
(-@∀@)「ハーゲンダッツで手を打ったけどな」
(;-_-)「チョロイなぁキュートさん……」
40
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:28:05 ID:UrrYrOYs0
(-@∀@)「……今頃あいつら何してんだろうね」
(-_-)「だね……」
(-@∀@)「またババ抜きでもしてるんだろうか」
(-_-)「フォックスさんと杉浦さんが大体ババ引いてるイメージある」
(-@∀@)「あの二人は分かりやすいじゃん」
(-_-)「思いっきり顔に出るからね二人共……」
(-@∀@)「奴は四天王の中でも最弱……」
(-_-)「ババ抜き如きでやられるとは都市伝説のツラ汚しよ……」
(-_-)
(-_-)「じゃなくて帰る方法考えよう」
(-@∀@)「ごめん今完全に放課後のノリだった」
(-_-)「じゃないとこのまま一生二人屋根の下で暮らす事になっちゃう」
(-@∀@)「気持ち悪い言い方やめろ」
(-_-)「じゃあ脱出方法考えよ!!」
(-@∀@)「そうだね!!」
41
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:28:31 ID:UrrYrOYs0
(-_-)
(-@∀@)
(-@∀@)「なんも思いつかないわ」
(-_-)「奇遇だね、僕もだよ」
(-@∀@)「パクってんじゃねぇよ」
(;-_-)「理不尽!!」ガサッ
(;-_-)「……ってあれ、なんか触った」
(-@∀@)「マットの下になんか挟まってない?」
(;-_-)「なんだろ……紙切れ……」
42
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:28:55 ID:UrrYrOYs0
(-_-)「えーっとなになに……」
(-_-)「『一曲歌えきれないと出られない部屋』」
(-@∀@)
(-_-)
(-_-)「『課題曲:カリブ 夢の旅』」
(-@∀@)
(-_-)
(-_-)
(;-_-)「合唱コンクールかよ!!!!!!!!!!」
(-@∀@)「今日で一番デカイツッコミ出したな」
(;-_-)「そこは普通モルダウだろうがJK……」
(-@∀@)「いやいや旅立ちの日にだろ」
(-_-)「は?」
(-@∀@)「は?」
(-_-)
(-@∀@)
(;-_-)「いやいやここは争ってる場合じゃない……」
(-@∀@)「スマホがバグってたのはカンニング禁止のせいか……」
(;-_-)
(;-_-)「あっ、そういう事なのか!!」
(-@∀@)「今日のお前ワンテンポ遅れてんな」
43
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:29:48 ID:UrrYrOYs0
(;-_-)「とりあえずカリブ夢の旅って知ってる?」
(-@∀@)「小学生の時の課題曲がそれだった」
(-_-)「おおー良かった詰み回避」
(-_-)「じゃあ歌ってみて」
(-@∀@)「カリブにねむるーゆめーたちー」
(-@∀@)「キャプテンキッド!エメラルドー」
(-@∀@)「………」
(-_-)「……おしまい?」
(-@∀@)「うん」
(;-_-)「いやいやいや歌詞飛びすぎだろ!!!」
(-@∀@)「うろ覚えだからさ……」
(;-_-)「うろ覚えにも程があるよ!!!!」
44
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:30:15 ID:UrrYrOYs0
(;-_-)「あーもう僕が歌いあげるから黙ってて」
(-@∀@)「分かった邪魔する」
(-_-)「このまま一生二人屋根の下で……」
(-@∀@)「ヒッキーくんがんばれ〜」
(-_-)「おほんおほん……」
(-_-)
(-_-)「カリブにねむるーゆめーたちー」
(-_-)「目を覚ませ、ときがーきたー」
(-_-)「えいえんのねむりーのなかーきらめくーエメラルドー」
――――――
――――――――――……
45
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:30:38 ID:UrrYrOYs0
ガチャッ
(;-_-)「あー……久々に歌ってたけど案外覚えてるもんだな……」
(-@∀@)「おかげで開いたな」
(;-_-)「案外条件緩くて良かったな……」
(-@∀@)っ「なんかめっちゃ外眩しいってかなんも見えないんだけど出て大丈夫なのこれ?」
(-_-)「きさらぎ駅から帰還する時もこんな感じだったから大丈夫大丈夫」
(-@∀@)「心細いのか心強いのか分からないセリフだな」
――――――
――――――――――……
46
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:31:00 ID:UrrYrOYs0
(-_-)
(-@∀@)
(-_-)「戻ってこれたのこれ」
(-@∀@)「さぁ……なんかさっきより狭くない?」
(;-_-)「狭いってレベルじゃないよ!?個室に二人だよ!?」
(-@∀@)「いやこれトイレの掃除用具入れだな」
(;-_-)「冷静に分析すんな!!!せまっ!!!きしょくわるっ!!!」
(-@∀@)「もうちょっと離れてくんない?」
(;-_-)「まってまってガラクタ多いってか足の踏み場が」
47
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:31:23 ID:UrrYrOYs0
ガチャ
lw´‐ _‐ノv
(-@∀@)
(;-_-)
lw´‐ _‐ノv「隠れんぼかい?」
(;-_-)「シュ、シュールさん……」
(-@∀@)「てことは学校か……」
(;-_-)「とりあえず今何時ですか?」
lw´‐ _‐ノv「お昼だよ。笑っていいともかごきげんようどっちを見るかい?ミル貝?」
(;-_-)「いやどっちも放送終了してるっていうか……とりあえず後で説明します」
lw´‐ _‐ノv「ほい。女神様はこれから科学室に行くところだったのだったしね」
(-@∀@)「ぼくおうちかえりたい」
lw´‐ _‐ノv「おうちかえらせない」
(-@∀@)「クソが!!!!」
おしまい
48
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:31:52 ID:UrrYrOYs0
なんかまた書きたくなったら気まぐれに投下するかもしれない
49
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:41:19 ID:SpLB5nvg0
うれしい
50
:
名無しさん
:2018/03/30(金) 23:56:15 ID:DZZxZUQc0
おもしろかった
おつ
51
:
名無しさん
:2018/03/31(土) 00:46:11 ID:MdRpkYM60
僕は行く��… 覚えてねぇ
乙
52
:
名無しさん
:2018/03/31(土) 02:09:03 ID:ffWwpCZ.0
乙!
本編も面白かった
53
:
名無しさん
:2018/03/31(土) 08:12:42 ID:r5rgjhKE0
僕は行く何よりも君の夢見つけたい
ときめく冒険の旅夢の海へ
カリブの島の夢達目を覚ませ時が来た
夕日浴び燃える海に輝くエメラルド
僕は行く何よりも僕の夢見つけたい
果てない冒険の旅夢の海へ
キャプテンキッド君の夢を捕まえに僕は行くさ
キャプテンキッド待っていろよ果てしなく青い空
キャプテンキッド聞こえるのか僕の声君に届け
キャプテンキッド君のもとへ船出する青い空
覚えてるもんだな
54
:
名無しさん
:2018/03/31(土) 20:28:11 ID:hKLK7j6w0
この番外は高校生の方か
55
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:45:16 ID:zCran4/20
番外編:吸血鬼
ヒュオオオオオ……
( )「ここか……魔の者が集まるという城は……」
( )「わざわざ遠くから来たかいがあったな……噂が本当なら、ますますパワーアップが出来る」
( )「まずは奴らの生き血をすすり、ゆくゆくは余が支配するのだ……」
(‘_L’)「この吸血鬼、フィレンクト様がな!!!」バサァ
(‘_L’)「ふふふ……」
(‘_L’)「ハーハッハッハッhゲッホゴッホウ"ェェェ!!」
(‘_L’)「ふっ、余とした事がテンション上がりすぎてむせてしまった」
(‘_L’)「あー喉いて」
56
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:45:39 ID:zCran4/20
(‘_L’)
(‘_L’)「ハッ、余の活動時間までに潜入せねば」
(‘_L’)「別に日光浴びて灰になるワケじゃないけどいかんせん日光が苦手でな」
(‘_L’)「さーてどうやって侵入するべきか……」
(‘_L’)
(‘_L’)
(‘_L’)「いやちょっと待て」
(‘_L’)「よくよく考えてみたら今余めっちゃ間抜けな事してね?」
57
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:46:05 ID:zCran4/20
(‘_L’)
(‘_L’)「えーっとですね、余に限らず吸血鬼っちゅーのは弱点が多いんですよ」
(‘_L’)「その中に一つ、入ったことのない建物には家人から招かれないと入れないってのがありまして」
(‘_L’)「つまり詰んでね?」
(‘_L’)
(‘_L’)「ちょま余、マジで余、何でだ余」
(;‘_L’)「…………」
(;‘_L’)「ここで余の野望が終わってしまうのかあああああああああああああ!!」
(;‘_L’)「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
(;‘_L’)「誰でもいいから来てくれええええええ!!そして余を招き入れてくれえええええ!!」
<_プー゚)フフヨフヨ
(;‘_L’)「うおおおおおおおホントになんか来たあああああああああ!!」
58
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:46:34 ID:zCran4/20
(;‘_L’)(ハッ、これはまさにチャンス!)
(;‘_L’)(なんかよくわからない未確認飛行物体にうまい具合に招き入れてくれば侵入のチャンス!)
(;‘_L’)ノシ「おーい!!そこのもちもちー!!」
<_プー゚)フピタッ
(;‘_L’)ノシ「返事してくれー!!というか助けてくれー!!」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フサラサラ
(;‘_L’)(筆談……?喋れないのかあいつは)
<_プー゚)フ[菅田将暉]
(;‘_L’)「菅田将暉……?」
<_プー゚)フサラサラ
<_プー゚)フ[菅田将暉って呼べ]
(;‘_L’)「……菅田将暉ー」
三<_プー゚)フ「なんだぁー!?!?!?!?!?」バビューン
(;‘_L’)「めっちゃこっち来た!!!!ていうかうっさ!!うっさい上に図々しいなコイツ!!」
<_プー゚)フ「ツッコミなげーぞおっさん。マイナス十点だ」
(;‘_L’)「だあああ!!腹立つ!!この水まんじゅうみたいな菅田将暉すげぇ腹立つ!!」
<_プー゚)フ「菅田将暉は人間だぞ」
(;‘_L’)「そうだね!!!」
59
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:46:56 ID:zCran4/20
<_プー゚)フ「ところでおっさんはこんな夜の学校に何用だよ」
<_プー゚)フ「あやしーやつだったらとっちめちゃうぞ」
(;‘_L’)そ「うぇぇ!?」
(;‘_L’)「え、えーっと宅急便でーす……」
<_プー゚)フ
(;‘_L’)
<_プー゚)フ
(;‘_L’)ダラダラ
<_プー゚)フ「宅急便かー!!!」
(;‘_L’)(めっちゃくっちゃにチョロ――――い!!)
<_プー゚)フ「そういえば今日女神がAmzonでポチった荷物が届くつってたなー」
(;‘_L’)(しかも奇跡的にタイミングがあってる!)
<_プー゚)フ「じゃあハンコ持ってくるからちょっと待っててくれ!」ガチャ
(‘_L’)「はーい」
60
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:47:31 ID:zCran4/20
フヨフヨフヨ
(‘_L’)
(‘_L’)(計画通り)
(‘_L’)(いやしかし、助かった。致命的なバカで助かった)
(‘_L’)(こんなマヌケな方法で侵入成功したのが余のプライドに傷が付くがまぁいい)
(‘_L’)
(‘_L’)(よし……行くか)
――――
―――――――……
61
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:48:21 ID:zCran4/20
ヒタヒタ
(‘_L’)(やはりこの時間帯に人間は居ないか……)
(‘_L’)(だがしかし、魔の者気配はする……)
(‘_L’)
(‘_L’)(いや、近いな)
「ハーイ、夜のお散歩はいかがなものかしら?」
62
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:48:51 ID:zCran4/20
イ从゚ ー゚ノi、「ダンディなお・じ・さ・ま」
(‘_L’)「これはこれは……魔の者気配がすると思ったらこれほどとは……」
(‘_L’)「手始めに貴様の血を頂くとするか……」
イ从゚ ー゚ノi、「いやぁねぇ、この時期になると蚊が沸いて。一体どこから紛れ込んだのかしら?」
(‘_L’)「菅田将暉が快く招き入れてくれたのだ」
イ从゚ ー゚ノi、「そんなイケメンうちの学校に居たかしら……」
イ从゚ ー゚ノi、「まぁいいわ、紛れ込んだのならまだしもちょいとおいたがすぎる用だったら容赦しないわよ」
(‘_L’)「ふっ……女狐如きが偉そうな口を叩きおって……」
イ从゚ ー゚ノi、「あら?私一応玉藻前なんだけど?」
イ从゚ ー゚ノi、「おいで、遊んであげるわ……」
(‘_L’)「後悔するなよ……」
イ从゚ ー゚ノi、「後悔するのはそっちじゃなくて?」
(#‘_L’)イラッ
(#‘_L’)「獣如きが調子に乗るなァ!!」
――――
―――――――……
63
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:49:18 ID:zCran4/20
―数十分後
\イ从゚ ー゚ノi、/win!!
( _L )lose……
イ从゚ ー゚ノi、「いやー勝った勝った」
( _L )「このアバズレがぁ……」
イ从゚ ー゚ノi、「いや私めっちゃ手加減したつもりなんだけど」
( _L )「いきなりディープキスしてくるやつが居るか……」
イ从゚ ー゚ノi、ノシ「はいはーいここにいまーす」
( _L )「黙れボケ……」
イ从゚ ー゚ノi、「吸うつもりが思いっきり吸われましたね」
( _L )「うまくないわ……」
イ从゚ ー゚ノi、「さーて侵入者も引っ捕えたし早速報告しなくちゃなー」ズルズル
(;_L;)「いっそ殺してくれえええええええええええ!!!」ズルズル
64
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:50:02 ID:zCran4/20
―科学室
イ从゚ ー゚ノi、「ということで吸血鬼生け捕りにしてきたわ」
( _L )ビクンビクンッ
('、`*川「なんかビクビクしてるんだけど大丈夫?」
爪'ー`)「あーこりゃ喰われたな、ご愁傷様」
( <●><●>)「経験者は語ると……」
イ从゚ ー゚ノi、「いやまぁ生き血を啜ってやるとか言うから搾り取ってやろうと思ったんだけどさー」
イ从゚ ー゚ノi、「キスしたら思った以上にトロントロンになりまして」
イ从゚ ー<ノi、「これ以上やったらメス堕ちしそうだから自重しました。てへっ」
o川*゚ー゚)o「いやたかがキスだけでこんなんになるってどういう事よ」
爪'ー`)「おっさんが敏感なのと玉藻のテクニックが融合して化学反応が起きたかと」
o川*゚ー゚)o「クッソ最低な化学反応だなオイ」
( ФωФ)「やだー教育にわるーい」
爪'ー`)「カマトトぶんなおっさん二号機」
( ФωФ)「少なくとも貴様よりかは年下だわボケ」
ξ゚⊿゚)ξ「ねーねーいつまで耳ふさいでればいいの?」
( ФωФ)「もうちょっとかかるからあっちでビコーズとでも遊んできなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい」ガラッ
o川*゚ー゚)o(保護者か)
65
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:50:35 ID:zCran4/20
( <●><●>)「で、どうするんですかコレ」
('、`*川「そうねぇ元いた場所に帰す?」
( ФωФ)「そんな動物みたいに……」
イ从゚ ー゚ノi、「私はどっちでもいいわよーでもイジリがいがあるからここに住み着いてほしいなー」
(;‘_L’)「ヒェッ……」
(;‘_L’)「帰れるのなら帰りたいが」
o川*゚ー゚)o「だが?」
(‘_L’)「余は絶賛迷子なのだ」キリッ
o川*゚ー゚)o「絶賛迷子なのだ、じゃねーよ」
爪'ー`)「もはや永住パターンじゃねぇか」
('、`*川「皆そんな感じで住み着くものね」
66
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:51:02 ID:zCran4/20
o川*゚ー゚)o「別に今時増えた所で何も思わないけどクソメガネがねぇ……」
('、`*川「そうねぇアサピーちゃんがねぇ」
( ФωФ)「え、我輩普通に反対なんだけども」
o川*゚ー゚)o「え、何でさ別に危害加えてきたらにんにく口に突っ込めばいいしデメリットないじゃん」
( ФωФ)「だってさぁ」
( ФωФ)「ぶっちゃけ我輩とキャラ被ってね?」
o川*゚ー゚)o
('、`*川
( <●><●>)
爪'ー`)
o川*゚ー゚)o「あー……」
( <●><●>)「言われてみればですねぇ」
( ФωФ)「ぶっちゃけ黒マントとかマジパクリだしぃ〜服装も被ってる的な〜」
( ФωФ)「著作権違反ですぅ〜料金払ってください〜」
(#‘_L’)「ええい黙れ!!この高貴なる吸血鬼になんて口を叩くんだ!ていうか400年前からこの格好だから!!貴様がパクった〜」
(# ФωФ)「ここでは我輩が先輩です〜〜ぷっぷくぷ〜〜〜」
o川*゚ー゚)o「クッソしょうもねぇなこいつら」
爪'ー`)(あ、何か親近感沸くと思ったらこの二人拭えない不憫オーラとかが一緒なんだ)
('、`*川「よーしアサピーちゃんに電話しよ」ピッポッパ
( <●><●>)「完璧スルーですね」
67
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:51:35 ID:zCran4/20
プルルルル プルルルル プルルルル ガチャ
('、`*川「あ、出た」
('、`*川「もしもし〜アサピーちゃん?この時間にごめんねー」
『………何かあった?』
('、`*川「うん何かあった」
『チッ』
('、`*川「舌打ちしないで」
イ从゚ ー゚ノi、「ちなみに血とか以外になんか食べるの?」
(‘_L’)「普通に食べるぞ。ジャンクフードとか」
爪'ー`)「うわめっちゃ現世に馴染んでる」
( ФωФ)「この中で一番スマブラ強い癖に何言ってんだコイツ」
68
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:52:21 ID:zCran4/20
('、`*川「なんか吸血鬼?が忍び込んで」
『は?』
('、`*川「今科学室に居るんだけど、絶賛迷子らしいのよ」
『はいはいはいはい』
『なんかもう察したわ』
('、`*川「さっすがアサピーちゃん〜冴えてるわ〜」
『嬉しくないんですけど』
(‘_L’)「今電話してる相手は一体どんな関係なんだ?」
o川*゚ー゚)o「全ての元凶である被害者でもあり元うちの学校の生徒現うちの学校の教師よ」
(‘_L’)「えぇ……」
69
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:52:46 ID:zCran4/20
『まぁ今更増えた所で別に何とも思わないけど』
('、`*川「それキュートも同じ事言ってたわよ」
o川*゚ー゚)o「うわ被ってんじゃねぇぞクソメガネ」
黙れクソババア>[]と('、`*川
o川#゚Д゚)o「っっせーぞクソガキゴルァ!!!レゴブロック踏んじまえ!!」
爪'ー`)「電話越しで喧嘩すんなー」
(‘_L’)
(‘_L’)(なんだこいつら)
70
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:53:14 ID:zCran4/20
('、`*川「まぁぶっちゃけ吸血鬼って夜ぐらいしか活動しないし」
('、`*川「昼間は掃除用具入れで寝るって言ってるのよね」
(;‘_L’)そ
(;‘_L’)ブンブン
( <●><●>)「めっちゃ否定してますけど」
イ从゚ ー゚ノi、っ「やっぱ素質あるわよね」ポンッ
(;‘_L’)「ええい触るな!!貴様に触れられると反射的にビクンビクンなってしまう!!」
( ФωФ)「ウケる(笑)」
(#‘_L’)「なあああああああ貴様許さんぞおおおおおおおお!!!」
o川*゚ー゚)o「むっちゃ短期間で馴染んでるなこのおっさん」
71
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:53:37 ID:zCran4/20
('、`*川「他の皆には私から説明しとくから」
『はいはい』
('、`*川「ヒッキーちゃんがどういう反応するか楽しみねぇ」
『全然楽しみじゃないんだけどヒッキー頭もげろ』
('、`*川「グロイわよ、じゃあ報告も終わったし切るわね。おやすみー」
『はいはいおやすみ』
ガチャ
('、`*川「交渉おっけーでーす」
('、`*川「ここに居ていいそうでーす」
o川*゚ー゚)o「増えすぎて逆に吹っ切れた感あるわよね」
爪'ー`)「ここまで増えりゃあな……」
('、`*川「ということでwelcome to the ジャパリパーク」
( <●><●>)「ここはいつからサバンナちほーになったんですか」
イ从゚ ー゚ノi、「さかんなちほーでフレンズ達がズッコンバッコンおおさわぎ……」
( ФωФ)「やめんか」
72
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:54:03 ID:zCran4/20
(;‘_L’)「な、なんか色々とすまんな……」
('、`*川「いいのよ別に」
(;‘_L’)「でも定期的に血を吸わないとちょっと……」
('、`*川「あーそうねー吸血鬼だもんねー」
( <●><●>)「誰か血液提供します?」
o川*゚ー゚)o「でも私達の血とかやったらドーピング効果あるんじゃない?」
イ从゚ ー゚ノi、「少なくともパワーアップしちゃうわね」
(‘_L’)「それが目的で来たんだ余は」
o川*゚ー゚)o「うっわあっぶねぇな」
73
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:54:25 ID:zCran4/20
爪'ー`)「……もうヒッキーでいいんじゃね?」
( ФωФ)「奴なら喜んで提供しそうだしな」
o川*゚ー゚)o「塩分の少ない味噌汁みたいな感じでいいんじゃない?」
('、`*川「いやいやいや良くないでしょ」
('、`*川「ここはAmzonで輸血パックを……」
o川*゚ー゚)o「ねぇよ」
<_プー゚)フ「あるぞ」ヌルッ
o川;゚ー゚)oそ「うわびっくりした!!つーかあんの!?」
<_プー゚)フ「女神がよく頼むAmzonなら」
o川;゚ー゚)o「大丈夫そのAmzon!?臓器とか販売してない!?」
<_プー゚)フ「臓器はなかったなー」
<_プー゚)フ「……って、なんか増えてる系?
74
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:54:51 ID:zCran4/20
(‘_L’)「あ」バッタリ
<_プー゚)フ「お」バッタリ
(;‘_L’)「貴様は……」
<_プー゚)フ「お前は……」
<_プー゚)フ「宅配のおっちゃん!!」
(;‘_L’)「菅田将暉!!」
o川;゚ー゚)o「いやどういう関係よ!?」
おしまい
75
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 21:55:31 ID:zCran4/20
なんかまた思いついたら
76
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 22:03:44 ID:i8bipEnc0
菅田将暉ワロタ
乙乙
77
:
名無しさん
:2018/05/23(水) 22:06:03 ID:NIPcRdaU0
これは菅田将暉回
乙
78
:
名無しさん
:2018/05/24(木) 18:04:36 ID:t3nTX3x.0
>(‘_L’)「菅田将暉が快く招き入れてくれたのだ」
>
>イ从゚ ー゚ノi、「そんなイケメンうちの学校に居たかしら……」
ここ好き
79
:
名無しさん
:2018/05/24(木) 22:22:23 ID:sB3kdzkE0
オサムちゃんキョンシー枠で使ってたからなぁ
そのうちうっかり聖水かなんかをかけられて隻腕になったりして……
80
:
名無しさん
:2018/05/24(木) 23:27:46 ID:hK2t2/ws0
乙!駆け抜けるギャグのテンポ好き
81
:
名無しさん
:2018/05/25(金) 01:09:46 ID:42BBLQLw0
愉快な仲間がまた増えたな
乙
82
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:55:18 ID:d766paBY0
ボツったやつ番外編が勿体無かったので書き足して投下
吸血鬼以前の話なので宅配のおっちゃんは居ません
思ったより長くなりそうなので前半後半別けます
83
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:55:45 ID:d766paBY0
番外編:やべーやつ・ぜんはん
ζ(゚ー゚*ζ「小森先生、ちょっと相談が……」
(-_-)「ん?どしたの?授業とかで分からない所があった?」
ζ(゚、゚*ζ「あ、いや……そういうワケじゃないんですけども……」
ζ(゚ー゚*ζ「て言うか当たり前のように科学室居るんですね……普通にスルーしちゃいましたけども」
(*-_-)「いやぁ〜ここは僕にとって第二の拠点みたいなモンだからね!」
ζ(゚、゚*ζ「それ朝日先生が聞いたら怒りますよ」
(-_-)「絶対ブチギレるだろうねあいつの場合」
ζ(゚、゚*ζ「あ、本題に戻りますね」
(-_-)「うん」
84
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:56:16 ID:d766paBY0
ζ(゚、゚*ζ「それでえーっと、ニュッ先生の事について……」
(;-_-)そ「えぇ!?ニュッ先生になんかされた!?」
ζ(゚ー゚;ζ「何もされてませんけど!?」
(;-_-)「こ、こじらせてとうとう生徒に手を……!?」
ζ(゚ー゚;ζ「出されてませんからね!!!」
三o川;゚ー゚)o「何なに数学陰湿教師がセクハラしたって!?」シュバッ
(<●><●>;)三「とうとう本性を現しましたね陰湿教師!!!」シュバッ
(;ФωФ)「ストーカーだと!?」ヌルッ
イ从*゚ ー゚ノi、「もしかしてエロい話!?私も混ぜて!!」スッ
ζ(゚ー゚;ζ「うわああああ何かいっぱい出てきた!!!」
85
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:56:51 ID:d766paBY0
ζ(゚ー゚;ζ「ストーカーでもエロい話でもセクハラでもありませんからね!!」
ζ(゚ー゚;ζ「オカルト自案件です!!」
(*-_-)「えっ!?!?!?!?その話詳しく!!!!!!」ガタッ
ζ(゚ー゚;ζ「今度は小森先生が食いついてきた!!!!近い!!!!!」
o川*゚ー゚)o「今度はアンタがセクハラしてるみたいだからやめなさい」
(;-_-)「あ、ごめんね」
ζ(゚ー゚;ζ「いえ……」
(*-_-)「で、オカルト自案件って何かな?ニュッ先生の正体が実は妖怪だったとか何か?」
ζ(゚、゚;ζ「別にニュッ先生は人間だと思いますが……」
イ从゚ ー゚ノi、「そうよ。それこそニュッちゃんが妖怪だったら私とフォックスが反応するわ」
爪'ー`)「そうそう」スッ
ζ(゚、゚;ζ「わぁまた増えた」
86
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:57:18 ID:d766paBY0
ζ(゚ー゚*ζ「……と、所々話それましたがニュッ先生って結構引き寄せやすいじゃないですか」
(-_-)「あー。何か子供の霊やたらくっつけてるよね」
o川*゚ー゚)o「ロリコンじゃないの?」
( <●><●>)「この前水子四体ぐらいくっついてましたよ」
(-_-)「わぁ……」
( <●><●>)「関係無いとはいえドン引きしました」
o川*゚ー゚)o「テケテケのワカッテマスさんがドン引きするって相当やべーな陰湿数学教師」
ζ(゚、゚;ζ「それでくっついてたのが背の高い女の人で……」
爪'ー`)「八尺様じゃなくて?」
ζ(゚、゚;ζ「別人です。喪服?でしたしそれに何か低い声でブツブツ喋ってましたし……」
ζ(゚、゚;ζ「あ、あと髪が異常に長くて俯いてた状態だったので顔はよく分かりませんでした」
o川*゚ー゚)o「それ見なくて正解のやつよ」
ζ(゚ー゚;ζ「ですよねー」
(-_-)「あ、それで長岡君は?」
ζ(゚ー゚*ζ「長岡君ならバイトで帰りました」
( ФωФ)「命拾いしたな眉毛……」
ζ(゚ー゚;ζ「その言い方だと私今日死ぬみたいじゃないですか!!それよりも居たんですね杉浦さん!!」
( ФωФ)
87
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:57:56 ID:d766paBY0
爪'ー`)ノシ:( ФωФ):
ζ(゚ー゚*ζ「と、とりあえずこのままだとニュッ先生が心配なのでどうにか出来ませんかね?」
爪'ー`)「やっさしいなぁ〜〜〜」
o川*゚ー゚)o「ホントね〜〜陰湿数学教師が呪われようが祟られようが関係話だもんこっちには」
( <●><●>)「あんな水子だの子供の幽霊くっつけてる人に近づきたくありませんよフツー」
( ФωФ)「興味ないし……」
ζ(゚、゚*;ζ「うわ皆辛辣な答えが返ってきた」
(-_-)「いやいやそこは助けてあげようよ!」
ζ(゚ー゚*ζ「小森先生……!」ジーン
(-_-)「だって同業者の葬式行くのなんか嫌じゃん!」
ζ(゚ー゚*ζ「あ……理由そっちなんですね……」
88
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:58:57 ID:d766paBY0
o川*゚ー゚)o「ま〜とりあえず保留かな〜一応覚えてく」
イ从゚ ー゚ノi、「祟り殺されたら私達が動く感じで行くわ」
ζ(゚ー゚*;ζ「いや……祟り殺されてじゃ遅いんですけども……」
ガラッ
(-@∀@)
ζ(゚ー゚*ζ「あ、朝日先生……」
( <●><●>)「……なんか顔色悪くありませんか?」
(-_-)「どうしたんですか先生。昼休みに食べたカキフライが当たりましたか?」
(-@∀@)「いやそうじゃなくてさ……」
(-@∀@)「さっきそこでニュッ先生と会ったんだけど」
ζ(゚ー゚*ζ
(-_-)
o川*゚ー゚)o
( <●><●>)
( ФωФ)
イ从゚ ー゚ノi、
爪'ー`)
89
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:59:17 ID:d766paBY0
(-@∀@)「何か後ろに凄いの居たしそいつと目があったんだけど」
(-@∀@)「鳥肌が止まらないうえに今めっちゃ恐怖でやばいんだけど」
ζ(゚ー゚*ζ
(-_-)
o川*゚ー゚)o
( <●><●>)
( ФωФ)
イ从゚ ー゚ノi、
爪'ー`)
90
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 01:59:43 ID:d766paBY0
o川*゚ー゚)o「おーっし討伐決定!!!」ガタッ
(;-_-)「アサピーが恐怖するぐらいの奴は相当やばい!!!!」ガタッ
( <●><●>)「陰湿数学教師とか言ってる場合じゃねぇ!!!!」
(;ФωФ)「総出で取り掛かれねば!!!」ガタッ
イ从゚ ー゚ノi、「よーしお姉さん本気出しちゃうぞー!!!!」ガタッ
爪'ー`)「八尺様とそいつでゴジラVSメカゴジラみたいな図になりそう!!!」ガタッ
ζ(゚ー゚*;ζ「手のひら返しが凄い!!!!!」
o川*゚ー゚)o「いやだってあのクソメガネがここまでの反応するなら相当やべーやつだし……」
( <●><●>)「まどマギでいうワルプルギスの夜みたいなもんですよ」
(-@∀@)「いやまじ……僕のトラウマが上書きされるぐらいアレやばいんだけど……」
(-@∀@)「ちょまじで今日一人で寝られない……ヒッキー僕ん家泊まってきて……」
(-_-)「え、やだよきしょいもん」
(-@∀@)「殺してやる」
(;-_-)「なんでさ!!!!」
(-@∀@)「あんなもん見た日に家で一人で居れるわけないだろうが……この際お前のねーちゃんでもいいから……」
(;-_-)「嫌に決まってんだろ!!そんな理由で家族差し出せるか!!」
91
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:00:07 ID:d766paBY0
o川*゚ー゚)o「ペニサスなら喜んで行きそうだけど戦闘要員として残しておきたいしなー」
( <●><●>)「ここは非戦闘要員のビコーズさんかエクストさんをあげましょうか」
(-@∀@)「エクストはいいけどビコーズはいらねぇ……」
( <●><●>)「アレですよ。いざって時にヤキニクロードのひろしみたいに棒術として……」
(-@∀@)「いや無理だろ」
爪'ー`)「じゃあ彼岸島」
(-@∀@)「そんな変わらないわ」
|∵)
o川*゚ー゚)o「こっち見てるけど」
(-@∀@)「ほっとけ」
92
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:00:41 ID:d766paBY0
ζ(゚ー゚*ζ「と、とりあえずニュッ先生の事は頼みましたよ!」
o川*゚ー゚)o「クッソ不名誉だけど任せといて」
ζ(゚、゚*ζ「あ……でも明日数学の小テストあったんだっけ……」
ζ(゚、゚*ζ「死んで欲しくないけど体調不良とかにはならないかな……」
(-_-)「君って優しいけどたまに誰よりも酷い時あるよね」
ζ(゚、゚*;ζ「そ、そんな事ないですよ!て言うか私も怖くなってきたんでそろそろお暇しますね!」
ζ(゚、゚*;ζ「じゃ!」
( <●><●>)「背後気をつけてくださいね」
ζ(゚、゚*;ζ「去り際に不穏な事言わないでくださいよぉ!!」
バタン
93
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:01:37 ID:d766paBY0
(-@∀@)「……で、どうするのさ」
('、`*川「頼まれた以上はやるしかないけどどうやってニュッちゃんからアレを引き剥がすかが問題よ」
o川*゚ー゚)o「実物見てないからイマイチ実感分からないんだよなー」
(-@∀@)「じゃあ偵察行ってこいよ」
o川*゚ー゚)o「嫌に決まってんだろクソボケカスメガネ」
(-@∀@)「は?鼻にカマドウマ詰めるぞ」
('、`*川「も〜こんな時に喧嘩しないの」
94
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:02:00 ID:d766paBY0
(*-_-)!
(*-_-)「じゃあさ、じゃあさ!」
(*-_-)「僕が見に行っていいかな!?」ソワソワ
(-@∀@)「やめとけやめとけ絶対ヒッキーが行ったら呪われる」
( ФωФ)「100%めんどくさい事になるからやめてほしい」
o川*゚ー゚)o「いいから大人しくして」
('、`*川「ごめんねヒッキーちゃん、今回は我慢してね」
イ从゚ ー゚ノi、「余計な仕事増やさないでちょうだい」
爪'ー`)「もうマジで俺達に任せとっけって」
( <●><●>)「余計な事に首突っ込まないでください」
(;-_-)「総出で止められたんだけど!!!分かったよ!!!」
(;-_-)「………」
(*-_-)「ビデオ撮影は……?」
('、`*川「だーめ」
(;-_-)「そんなぁ」
(-@∀@)「お前マジで一回祟られてこい」
(-_-)「祟られ……」
(*-_-)
(-@∀@)「『ちょっといいかも』みたいな顔やめろ」
95
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:02:28 ID:d766paBY0
o川*゚ー゚)o「一回きさらぎ駅行って生還したからって調子こいちゃダメよ」
イ从゚ ー゚ノi、「そうよ、お尻の穴に物を突っ込むのが好きだからって乾電池とか鰻とか入れちゃ駄目なんだから」
( <●><●>)「その例えはどうにからなかったんですかね」
(-@∀@)「つー事で後流れは都市伝説様に任せて我々人間共は大人しく身を引こうと思います」
( <●><●>)「本音は?」
(-@∀@)「こわいしめんどい」
o川*゚ー゚)o「素直でよろしい」
(-@∀@)「じゃあ僕達は仕事あるから職員室戻るよ。ほら帰るぞヒッキー」
(;-_-)「せめて画像!画像でも!」
('、`*川「いい加減諦めなさいっての」ペシッ
(;-_-)そ「あいたっ!比較的優しめのチョップだ!」
('、`*川「本気が良かったかしら?」
(-_- )三「かえりまーす」ソソクサ
(-@∀@)「ざっこ……」ボソッ
((((-_-#)「はぁ〜〜〜〜〜?聞き捨てならねぇなぁ〜〜〜〜???」ムーンウォーク
(;-@∀@)「いやもうマジで帰れよ!!僕もこれから戻るけど!!バックすんな!!」
96
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:02:52 ID:d766paBY0
(-@∀@)っ<-_- )
「じゃ、検討を祈るよ」
「朝日先生そこ腕じゃなくて頬」
バタン
( <●><●>)「昔からそうですけども本当に緊張感がありませんねぇ」
( ФωФ)「全くであるな」
( <●><●>)「あ、居たんですね」
( ФωФ)「もう泣かないからな」
o川*゚ー゚)o「……とりあえずどうしよっか」
('、`*川「まずはここに居る都市伝説達全員に状況を知らせる事ね」
o川*゚ー゚)o「全員っつーと……」
爪'ー`)「女神、八尺、カエル、エクスト、ビコーズ、ツン……」
o川*゚ー゚)o「間抜けな奴しか居ないわ」
イ从゚ ー゚ノi、「ま、まぁ数の暴力で挑めばなんとか……」
爪'ー`)「一気に不安になってきたな」
o川*゚ー゚)o「まぁ何とかなるっしょ!!」
('、`*川「フラグでしかないわ……とりあえず杉ちゃん、皆に連絡を」
( ФωФ)「もう手配済みである」
o川*゚ー゚)o「さっすがぁ〜」
―――
――――――……
97
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:03:24 ID:d766paBY0
lw´‐ _‐ノv「まさか陰湿数学教師くんが厄介な物を持ち込むたァね」
(*‘ω‘ *)「カブトムシ探してたらまさかこんな事になるなんて思ってもみなかったっぽ」
<_プー゚)フ「久々のピンチだな!」
( ゚д゚ )「その幽霊とやらは食べてもいいんでしょうか」
( ∵)「ダメです!お腹壊しますよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「そもそも消化出来るのかしら……」
爪'ー`)「すげぇ!集まっても全く頼りになるのかならないのかの空気だ!」
( <●><●>)「緊張感の欠片もありませんね」
('、`*川「とりあえずこれで全員集合ね」
('、`*川「で、えっと〜まずは……」
o川*゚ー゚)o「陰湿数学教師からあのヤバイのを引き剥がすのが最初ね」
('、`*川「そうね。でも話を聞く限りだとべったりよ」
('、`*川「そんな簡単に引き剥がせるのかしら?」
<_プー゚)フ「俺達全員並んで引っ張ればいいんじゃねーの」
o川*゚ー゚)o「んな大きなかぶ作戦でいけるか」
( ∵)「それじゃあ巨大な掃除機で吸い込むとか」
o川*゚ー゚)o「オバキュームじゃねぇんだぞ」
lw´‐ _‐ノv「反町隆史のお面を付けてこっちに誘導させる」
o川;゚Д゚)o「貴様らええかげんにせい!!こちとら大喜利大会やってる場合じゃないわ!!」
98
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:03:53 ID:d766paBY0
ヨシヨシξ゚⊿゚)ξノシo川;゚Д゚)oゼーゼー
イ从゚ ー゚ノi、ノ「じゃあ私が引き剥がすわ」
ξ゚⊿゚)ξ「出来るの?」
イ从゚ ー゚ノi、「たかだか悪霊引き剥がすぐらいちょちょいのコンだわ」
o川*゚ー゚)o「それなら最初から立候補しなさいよ」
イ从゚ ー゚ノi、「ごめんちょっと遊んでた」
o川*゚ー゚)o「こんの緊急事態に……」
イ从゚ ー゚ノi、「もうふざけないわよ」
o川*゚ー゚)o「次ふざけたらその毛でファー作るからね」
イ从゚ ー゚ノi、「いやん怖い」
イ从゚ ー゚ノi、「……で、本題に戻るわね。引き剥がすのはいいんだけど問題はここに留まらせる事よ」
イ从゚ ー゚ノi、「学校全体にあいつが出られないような結界を貼れば問題無いんだけど……」
( ゚д゚ )「しかし貴方はかの有名な玉藻前ですよね。それぐらい朝飯前では」
イ从゚ ー゚ノi、「昔の話よ。一回退治された分現役時代より弱まってるし何より疲れるしめんどくさいしだるいし」
(*‘ω‘ *)「絶対後半の方が本音っぽねこれ」
( <●><●>)「ワカッテマスもそう思います」
イ从゚ ー゚ノi、「もう一人結界貼れるようなのが居ればいいんだけどねぇ」
('、`*川
o川*゚ー゚)o
('、`*川「居るわ」
o川*゚ー゚)o「居たわね」
イ从゚ ー゚ノi、「まぁなんて都合の良い」
99
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:04:20 ID:d766paBY0
イ从゚ ー゚ノi、「それってここの学校の子?」
('、`*川「うちの卒業生。アサピーちゃん達と一緒の年代の子」
イ从゚ ー゚ノi、「色々とやばいわね、その代」
('、`*川「レモナちゃんなら多分いけるはずなんだけども……」
ξ゚⊿゚)ξ「そっか、あの子魔法使いだもんね」
lw´‐ _‐ノv「人間の男が三十路でなれるやつ!」
( ФωФ)「やめんか」
o川*゚ー゚)o「でも連絡先分かってんの?」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、それなら結構前にLINE交換した」
o川*゚ー゚)o「いつの間に……」
<_プー゚)フ「あ、ツン。今度俺と交換しよ」
ξ゚⊿゚)ξ「いいよ」
( ∵)「ビコーズも……」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ今回の事件終わったら交換しよっか」
( ゚д゚ )「平和ですねぇ」
爪'ー`)「今起きてる事全く平和じゃないけどな」
o川*゚ー゚)o「この方が気楽でいいわぁ……」
100
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:04:46 ID:d766paBY0
ξ゚⊿゚)ξスッスッスッスッ
ξ゚⊿゚)ξ「おくったー」
(*‘ω‘ *)「じゃあ後は返事を待つだけっぽね」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「既読付いた」
(*‘ω‘ *)「はやっ」
|゚ノ ^∀^)「来ました」パッ
(*‘ω‘ *)「未来デパートか」
( <●><●>)「例えが的確すぎる」
('、`*川「キャー!!レモナちゃん久しぶりー!卒業式以来ー!」
|゚ノ*^∀^)「久しぶりですわ皆さん……!相変わらずお変わりなく……!」
o川*゚ー゚)o「いやレモナも卒業以来全く見た目変わってないっつーか……」
( ´ー`)「そりゃお嬢はここの世界の人間と違うからな」スッ
( <●><●>)「まさる!!」
(;´ー`)「ええい!そのネタを引っ張るんじゃネーヨ!!!」
lw´‐ _‐ノv「ワン公!!」
(;´ー`)「クッソ!懐かしいなこのノリ!」
101
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:05:12 ID:d766paBY0
|゚ノ ^∀^)「とりあえず、話はツンちゃんからお聞きしました」
|゚ノ ^∀^)「陰湿数学教師さんから悪霊を引き剥がし、そして退治すると」
イ从゚ ー゚ノi、「話の読み込みが早くて助かるわ。とりあえず結界は貼れるかしら」
|゚ノ ^∀^)「ええ、勿論。東西南北魔法陣を書いて呪文を唱えれば作れますわ」
( ´ー`)「ここ数年でお嬢の魔法センスはバリバリに上がってるからな」
('、`*川「レモナちゃん……こんなたくましくなって……」
( ´ー`)「その間俺はどれだけ吹き飛ばされたか……」
<_プー゚)フ「苦労してんな、ワン公」
( ´ー`)「うるせーからあげくん」
102
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:05:33 ID:d766paBY0
イ从゚ ー゚ノi、「作戦としてお嬢ちゃんの魔法+私の妖術でガチガチの結界を作り上げる」
( <●><●>)「規模としては?」
イ从゚ ー゚ノi、「そりゃもう強力なやつよ」
イ从゚ ー゚ノi、「デメリットとして、私達も出られなくなるけど」
o川*゚ー゚)o「うう……イチかバチかの戦いになるのか……」
爪'ー`)「ここで一気に緊張感が溢れるな」
( ゚д゚ )「今更では?」
イ从゚ ー゚ノi、「そんでもって私達でボッコボコにした後私がトドメを刺す」
イ从゚ ー゚ノi、「どうよ」
( ФωФ)「異議なし」
('、`*川「なーし」
イ从゚ ー゚ノi、「じゃあこの作戦で行くわよ!」
イ从゚ ー゚ノi、「えい、えい!」
「「「「「「「「おーーーーーーーーー!!!」」」」」」」
103
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:06:11 ID:d766paBY0
イ从゚ ー゚ノi、「よし、早速引きho川*゚ー゚)o「ちょっと待った!」
イ从゚ ー゚ノi、「なによぉ、寸止めはプレイだけにしておきなさいよね」
o川;゚ー゚)o「急な下ネタぶっこむな。今の時間引き剥がしたってまだ生徒や教師が残ってる時間よ?」
o川;゚ー゚)o「今ここで野放しにしたらそれこそ被害拡大になるわ」
o川;゚ー゚)o「とりあえず、夜に向けて万全の準備を整えましょ」
イ从゚ ー゚ノi、「……確かに一理あるわね」
イ从゚ ー゚ノi、「それじゃあ各々体力を休めたりする感じで」
lw´‐ _‐ノv「流石キュート〜〜〜〜〜やれば出来る子〜〜〜〜〜コンソメキューブ〜〜〜」
<_プー゚)フ「ヒューヒュー!!!」
( ∵)「よっ!ハシカン!」
o川;゚ー゚)o「雑な褒め方やめろ」
104
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:06:33 ID:d766paBY0
(*‘ω‘ *)「よし!!久々に暴れまわるっぽよ〜」シュッシュッ
( ゚д゚ )「イメージトレーニングなら任せなさい!」シュッシュッ
lw´‐ _‐ノv「それじゃあ女神様は夜食のおにぎりでも拵えとこうかな!」
lw´‐ _‐ノv「ハラが減っては戦が出来ぬってね!」
( ФωФ)「我輩も本気を出すか……」
( <●><●>)「え?杉浦さん戦闘要員でしたっけ?」
( ФωФ)「すまん見栄張った」
o川*゚ー゚)o「私の杉浦さんのイメージ『体のパーツもぎもぎおじさん』なんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「ロマかっこわるい……」
( ФωФ)
|゚ノ ^∀^)「今のうちに魔法陣の準備でもしておこうかしら」
イ从゚ ー゚ノi、「確かにあの複雑な模様を描くのには時間がかかりそうね」
|゚ノ ^∀^)「や、でも今だとツールで簡単に書けるので便利ですわよ」
イ从゚ ー゚ノi、「そんなクリスタの素材みたいに……」
ワイワイ ガヤガヤ
('、`*川
('、`*川(大丈夫かしら……)
105
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 02:07:00 ID:d766paBY0
前半パートここまで またそのうち
106
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 03:00:43 ID:J2B175A.0
大好き乙
後半も楽しみにしてる
107
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 13:39:31 ID:nvmsfXKc0
乙
後半も待ってる
108
:
名無しさん
:2019/06/02(日) 23:55:08 ID:gFOFJEVw0
おつおつ
ロマの扱い好き
続き待ってる
109
:
名無しさん
:2020/08/14(金) 14:06:46 ID:vjtTJkHo0
後半まだかな
楽しみにまってる
110
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:35:57 ID:CYaWZQzA0
一年越しの後編投下
111
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:36:44 ID:CYaWZQzA0
番外編:やべーやつ・後半
('、`*川「…………」
o川*゚ー゚)o「どったの?不安そうな顔して。らしくないじゃん」
('、`*川「キュート………」
('、`*川「いやね、ちょっと怖いのよ」
('、`*川「あの恐怖もへったくれもないようなアサピーちゃんがあそこまで怖がるなんて……私達でどうにかできるのかなって……」
o川*゚ー゚)o「今頃になってそんな事気にしてたの?またペニサスの悪い癖出てる」
('、`;*川「む、こっちは本気で心配してるのに……」
o川*゚ー゚)o「大体ね、こっちには天下の玉藻の前と名の知れた都市伝説様よ?たかだかクソメガネがビビる程の悪霊なんかどうってことないわよ」
o川*゚ー゚)o「陰湿数学教師を助けるのは癪だけど、この学校を脅かす魔の手は私達がぶっ飛ばしてやんなきゃ」
('、`*川
('、`*川「そうね……そうよね」
('、`*川「ごめんねキュート。弱音なんか吐いちゃって」
o川*゚ー゚)o「ん」
112
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:38:27 ID:CYaWZQzA0
o川*゚ー゚)o「しっかしまぁ気になるわ。その陰湿数学教師に憑いてる悪霊っての」
( <●><●>)「今の所デレさんからの情報しか分かりませんしね」
o川*゚ー゚)o「好き好んで見に行くのなんてヒッキーぐらいしか居ないっての……」
( ゚д゚ )「私は気になりますけどね。どんな味するとか」ジュルリ
(;´ー`)「食いしん坊キャラ特有の興味の持ち方するなヨ。ちびまる子ちゃんの小杉かオメーは」
( <●><●>)「ではここで誰かがぎせ……代表として確認した方がいいんじゃないんですかね」
<_;プー゚)フ「今犠牲って言いかけたよな!?」
(;ФωФ)「しかし……危険なのは確かなのであるからまだ我輩達は大人しくした方がいいのでは?」
ξ゚⊿゚)ξ「ここで犠牲者が出たら洒落にならないし……」
(*‘ω‘ *)「や、ここは相手がどんな輩なのか確認した方がいいっぽ」
(*‘ω‘ *)「何も知らずに戦いに挑むのは準備運動もせずいきなりプールに飛び込むようなものっぽ!それこそ危険!」
( <●><●>)「ゲームじゃリセット効きますがリアルじゃ一回ゲームオーバーしたらそれっきりですもんね」
イ从゚ ー゚ノi、「まぁ確かに……八尺ちゃんの言う事に一理あるわね。誰かぎせ……偵察に行ってくれる子は居ないかしら」
<_プー゚)フ(この下り流行ってんのかな……不謹慎だからやめてほしんだけど……)
o川*゚ー゚)o「それじゃあ言いだしっぺのアンタが偵察行きなさいよ」
(*‘ω‘ *)「えぇー……だりぃし頭ぶつけるしめんどうっちぃっぽ」
o川*゚ー゚)o「オイ」
113
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:39:18 ID:CYaWZQzA0
(*‘ω‘ *)「第一私は前線に立つ予定だから今の時間に無駄な体力使いたくないっぽ〜」
o川*゚ー゚)o「さっきまでイメージトレーニングとか言ってシャドーボクシングしてた癖に……」
イ从゚ ー゚ノi、"「じゃあ他に手が空いててほどよく戦えそうな子は……」キョロキョロ
イ从゚ ー゚ノi、
爪'ー`)~
イ从゚ ー゚ノi、「フォックスー」
爪'ー`)"「なんだー?」
イ从゚ ー゚ノi、「アンタ偵察係」
爪;'ー`)そ「えぇー!!俺ぇ!?やだよおっかねぇもん!!」
イ从゚ ー゚ノi、「大丈夫大丈夫、アンタ頑張ればやれる狐だって知ってるから」
爪;'ー`)「やだやだ絶対やだ。俺お前と違ってただの妖狐だもん。コイキングとホウオウぐらい違うって」
イ从゚ ー゚ノi、「大丈夫大丈夫、進化してギャラドスぐらいだし何なら6Vあるわよ」
爪;'ー`)「それでも絶対やだ。どうせそっちが引き剥がすんだからお前が行けよ」
イ从゚ ー゚ノi、「だってこれからお嬢ちゃん達と作戦会議だもん」
爪;'ー`)「俺も混ぜろよー」
イ从゚ ー゚ノi、「アンタ絶対途中で寝るからダメ」
爪;'ー`)「クッソ!否定できないのが悔しい!」
114
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:39:47 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi、「あーもう埒があかないわね。お使い行ったらご褒美あげるから許してちょうだいな」
爪'ー`)「俺は何が来ても絶対に行かないぞ」
イ从゚ ー゚ノi、「おあげあげても?」
爪'ー`)
爪'ー`)「おあげ……」
('、`*川(めちゃくちゃ揺らいでる……)
o川*゚ー゚)o(めっちゃ尻尾揺れてんじゃん……)
115
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:40:09 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi、「行ってくれたら十枚や二十枚あげるんだけどなぁー」チラッチラッ
爪'ー`)
イ从゚ ー゚ノi、「あーあと最近ネズミがどっさり捕れて余ってるのよねー」チラッチラッ
イ从゚ ー゚ノi、「どうしよっかなーここらのネズミは脂乗り良くていいんだけどなー」チラッチラッ
爪'ー`)
爪'ー`)
爪'ー`)「行ってやらんこともないかなぁ!!!!」スクッ
イ从^ ー^ノi、「あら〜〜〜行ってくれるのね〜〜〜いい子〜〜〜」
爪'ー`)「まぁ?折角俺が抜粋されたワケだし?暇だし?天才だし?」
( <●><●>)「さっきまで自分の事コイキングとか言ってたじゃないですか」
爪'ー`)「は?俺ギャラドスだもん」
( <●><●>)「見事なまでの手のひら返しですね」
116
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:40:31 ID:CYaWZQzA0
爪'ー`)b「つーわけでちょっくら行ってくるぜ!!!」
イ从^ ー^ノi、ノシ「はいはい行ってらっしゃ〜〜〜い」
バタン
イ从゚ ー゚ノi、
イ从゚ ー゚ノi、「チョロイわぁ……」
o川*゚ー゚)o「チョロすぎて逆に心配になってくるんだけど人選大丈夫?」
イ从゚ ー゚ノi、「まぁあの子なら何とかなるはずよ。……一応アレも持たせたし」
o川*゚ー゚)o「アレ?」
イ从゚ ー゚ノi、「保険みたいなモノ。役に立つといいんだけどねぇ」
o川*゚ー゚)o「ふーん……」
( ФωФ)「仮に聞くのであるがもし報酬にみかんやるから行けって言われたら行くであるか?」
(*‘ω‘ *)「え?絶対行かないっぽ」
('、`*川「フォックスちゃん………」
―――――
――――――――
117
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:41:21 ID:CYaWZQzA0
【職員室】
「……なんか職員室、寒くないですか?」
「やっぱりそう思いますよね……冷房の温度は変えてないのに……」
「おかしいなぁ……後なんか空気が重いような……」
「一回換気した方がいいかもしれませんね。故障かもしれませんし、今度修理に出しましょうか」
「ですね」
(;^ν^)(……………)
(;^ν^)(体が鉛のように重い……それに息苦しい……)
(;^ν^)(体調不良が続いてもはや二週間は経つぞ……)
(;^ν^)(病院に行っても特に問題はないって言われるしよ……夏風邪の癖にここまでなるか?)
(;^ν^)(もし、原因があるとしたら……)チラッ
(;^ν^)
(;^ν^)(度々視界にチラつくあのデケェ女だよな……)
118
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:41:41 ID:CYaWZQzA0
/ ゚、。 /「ニュッ先生」
(;^ν^)「うおっ!?鈴木先生!?」ビクゥ
/ ゚、。 /「すみません、ちょっと顔色が悪かったもので……大丈夫ですか?」
(;^ν^)「どうも……ちょっと夏風邪が長引いてるみたいで……」
/ ゚、。 /「夏風邪、ですか」
/ ゚、。 /
/ ゚、。 /「ちょっとお聞きしますけどここら一ヶ月で何処かに行ったとか?」
(;^ν^)「……なんですか突然」
/ ゚、。 /「何となくです。海外旅行とか行ったのと思いまして」
(;^ν^)「海外旅行には行ってないっすよ……ただちょっと……」
/ ゚、。 /「ちょっと?」
(;^ν^)「地元の友達とキャンプに行った、それだけですよ」
/ ゚、。 /「へぇ………」
(;^ν^)「それが何か?」
/ ゚、。 /「……いえ、早く解決するといいですね。死んじゃう前に」
( ^ν^)「は?」
/ ゚、。 /「それでは失礼します」スタスタ
( ^ν^)「…………」
( ^ν^)「何なんだよクソが……」ボソッ
119
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:42:12 ID:CYaWZQzA0
(-@∀@)「………」
(-@∀@)(職員室の空気が二重に重い……)
(-@∀@)(て言うか鈴木先生見える人じゃねぇか……やべーなワンチャン科学室のアレもバレてるだろ)
(-@∀@)
(-@∀@)(本題はそこじゃない)
(-@∀@)(都市伝説共が何とかしてくれるって言ってもなぁ……)
(-@∀@)(やっぱキツいわ……ニュッ先生と席は遠いけど居るの分かるし見えるし……伊藤さんと僕の距離感じゃん……)
(-@∀@)(こりゃヒッキー追っ払って正解だったな……入る直前から嫌な予感したしアイツマジで余計な事しかしなさそうだし)
120
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:42:38 ID:CYaWZQzA0
コンコン
ζ(゚ー゚*ζ「失礼します……2年3組の津出デレです」
ζ(゚ー゚*ζ「朝日先生いらっしゃいますか?」
( "ゞ)「あぁ、ちょうど居ますよ」
( "ゞ)「朝日先生ー」
(-@∀@)「はい」
( "ゞ)「津出さんが用があるって」
ζ(゚ー゚*ζ「あ!先生!ちょっと部活についてのお話があって……今空いてますか?」
(-@∀@)「……うん」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます!!それじゃあそのまま部室まで行きましょう!」
(-@∀@)「そうだね」
―――――
――――――――……
121
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:43:02 ID:CYaWZQzA0
【空き教室】
(-@∀@)「で、話ってなんだい?」
(-@∀@)「フォックス」
∧ ∧
そζ(゚ー゚*;ζ「んなぁ!?」ボンッ
(-@∀@)「うわうちの生徒が新手のコスプレみたいに」
ζ(゚ー゚*;ζ「ちっくしょ〜……なぁんですぐ分かんだよぉ……」
(-@∀@)「お前らとの付き合いも長くないからな。後タバコと香水の匂いがする。せめて匂いぐらいは消せ」
ζ(゚ー゚*;ζ「ちぇ〜……俺化けるのは得意分野なのにさ……」
(-@∀@)っ「それで本題」ギリギリ
ζ(゚ー゚*;ζ「あだだだだ!!!耳掴むな!!傍から見たらやばい絵ヅラだからこれ!!」
122
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:43:31 ID:CYaWZQzA0
ζ(゚ー゚*;ζ「いててて……昔っから乱暴なんだからよ……」サスサス
ζ(゚ー゚*;ζ「陰湿数学教師に憑いてるモンが予想以上にやべーって話よ」
(-@∀@)「見りゃ分かるよあんなやべーやつ」
ζ(゚ー゚*ζ「いや、正直侮ってた。あいつァ正真正銘本物のやべーやつだよ」
(-@∀@)「どれくらいやべーやつなんだい」
ζ(゚ー゚*ζ「そこらへんの浮遊霊とかを取り込んで成長していくタイプのやべーやつ」
ζ(゚ー゚*ζ「おまけに周りにデバフを振りまく歩くほろびのうた」
(-@∀@)「めっちゃやべぇな」
ζ(゚ー゚*ζ「だろ」
123
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:44:00 ID:CYaWZQzA0
(-@∀@)「浮遊霊取り込むって事はあれか、キュートが近づいたらアウトなやつか」
ζ(゚ー゚*ζ「そうそう。後ワカッテマスもアウト。基本霊関連全部は奴に触れるだけでもお陀仏」
(-@∀@)
(-@∀@)「くっそやべぇな!」
ζ(゚ー゚*ζ「くっそやべぇぞ!」
124
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:44:33 ID:CYaWZQzA0
ζ(゚ー゚*ζ「そんでよ、周りに危害与える……もう与えるようなモンか。引き剥がすのは後にしようかと思ったんだけど」
ζ(゚ー゚*ζ「今すぐ引き剥がさないと陰湿数学教師近いうちに死ぬわ」
(-@∀@)「マジかよ」
ζ(゚ー゚*ζ「後数時間もすればぽっくり逝っちまうんでねぇの?」
(-@∀@)「うわぁ……リアタイで人が死ぬ瞬間見たくねぇ〜」
ζ(゚ー゚*ζ「だからちょっと一回お銀に相談するわ!!」ピッピッピッ
(-@∀@)「僕達がこうしてる間にもニュッ先生の寿命がじわじわ削れていくのか……」
ζ(゚ー゚*;ζ「やめろよ焦るだろうが」プルルルル
125
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:44:54 ID:CYaWZQzA0
ガチャ
ζ(゚ー゚*ζ「あ、もしもし?お銀?俺俺」
『あら随分と可愛いオレオレ詐欺が来たもんね。それでどう?なんか分かった?』
(-@∀@)(いつまで津出に化けてんのかなこいつ……)
ζ(゚ー゚*ζ「お銀。やべーやつはやべーぞ」
『そりゃやべーやつなんだからやべーでしょうに』
ζ(゚ー゚*ζ「いやだからそのベクトルが違うんだって!!このままだと陰湿数学教師数時間後には死ぬぞ!」
『あらま。随分と早いお迎えねぇ』
『キューちゃんは陰湿数学教師なんか死んでもらってもいいんだけど』ガサガサ
『こらキュート!!そんな事言うもんじゃないの!!』ガサガサ
ζ(゚ー゚*ζ「……お気楽だな」
『お気楽よ』
126
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:45:20 ID:CYaWZQzA0
ζ(゚ー゚*ζ「で、本題入るけどここで俺が引き剥がしても大丈夫か?」
『そうね……アンタ早漏だから言うと思ったわよ。とりあえずポケット漁ってみて』
ζ(゚ー゚;*ζ「そ……っ!!ちげぇし!!」ゴソゴソ
(-@∀@)(スピーカーだから普通に会話聞こえてるしもうちょい声のトーンどうにかしてくれないかな)
ζ(゚ー゚*ζ「……なんか紙切れ出てきたんだけど。何これ?レシート?」
『人が作った札をレシート呼ばわりしないでちょうだい。もしなんかあったら困るから保険に持たせたのよ』
『効果はせいぜい数時間だけど、とりあえずあのやべーやつも封印出来るわ』
ζ(゚ー゚*ζ「最初からこうなること予測してないかお前?」
『さぁねぇ。じゃあ検討を祈るわよ』ガチャ ツーツーツー
127
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:46:14 ID:CYaWZQzA0
ζ(゚ー゚*ζ「らしいからちょいと封印してくるわ!」
(-@∀@)「そんなちょっとコンビニ行くみたいなノリで……」
ζ(゚ー゚*ζ「あーでもこいつをどっか人気の無い所にやっとかないと危ないかもしれねぇしなぁ」
ζ(゚ー゚*ζ「アサピーどっか知ってる?」
(-@∀@)「人が通らないってなると……別校舎の階段付近にある倉庫だな」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあそこでいいか。じゃあちょいと行ってくるからまだ戻るなよ」ドロンッ
(-@∀@)「はいはい」
128
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:46:45 ID:CYaWZQzA0
□とζ(゚ー゚*ζ「封印してきたわ」ドロンッ
(-@∀@)そ
ζ(゚ー゚*ζ「やー骨が折れる作業だったぜ」
(-@∀@)「いやそう言いながらものの数秒で戻ってきたよなお前」
(-@∀@)「おまけにめちゃくちゃ禍々しいオーラ出てるし……こわぁ……」
ζ(゚ー゚*ζ「凄いよな。タタリ神に呪われた時のアシタカの腕みたいになってるぜこれ」
(-@∀@)「分かったからそれを僕に近づけさせないでくれ」
ζ(゚ー゚*ζ「そんじゃ、こいつを人目付かない所に置いてくるぜ!もう職員室戻っても大丈夫だから安心しろよ〜」
(-@∀@)「何一つ安心出来る部分がないけど戻るよ……どっと疲れたわ……」
―――――
――――――――……
129
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:47:10 ID:CYaWZQzA0
爪'ー`)「つー事で戻ったぞ〜」ガラッ
イ从゚ ー゚ノi、「お疲れ様。これは約束のブツね」
爪*'ー`)「わぁいお揚げだ!!!」
('、`*川「それでどうなったの?」
爪'ー`)「んー?とりあえずお銀特製の札で封印して人気のない場所に捨ててきた」
( ФωФ)「捨てたって……それは大丈夫なのか?」
爪'ー`)「まぁ一時的に抑えてるだけだから、今ん所はな」
( ∵)「ぞんざいな扱いされてキレられたりしませんかね」
ξ゚⊿゚)ξ「粗末に扱うとどうなるか分からないわよ?ソースは私」
( <●><●>)「ツンさんが言うと洒落になりませんね」
o川;*゚ー゚)o「ええい!!いらないフラグを立てまくるな!!」
130
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:47:33 ID:CYaWZQzA0
爪'ー`)「あ!キュートの顔見て思い出した!」
爪'ー`)「キュート、それにワカッテマス。お前らあのやべーやつに触れたら即お陀仏だから安全な所に身を隠しとけ」
o川;*゚ー゚)oそ「んぇぇ!?」
( <●><●>)「私もですか?」
爪'ー`)「そこらへんの浮遊霊とかを取り込んで成長していくタイプのやべーやつだからさーお前ら恰好な餌なんよ」
( ФωФ)「我輩達は問題ないと?」
爪'ー`)「んだな。おばけとか妖怪とかは問題無いと思うけど、油断してたらやられちまうと思うから戦えない奴らは大人しくした方がいい」
( <●><●>)「マジでおっそろしいモンですね。キュートさん、私と一緒にスプラトゥーンでもして避難しましょうか」
o川*゚ー゚)o「いいからマジで大人しく避難するわよ」
131
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:48:30 ID:CYaWZQzA0
|゚ノ;^∀^)「ふぃー……やっとこさ魔法陣の準備と配置が終わりましたわ!」ガラッ
(;´ー`)「ツールがあったとしても学校規模じゃマジで大変な作業だなお嬢……」
イ从゚ ー゚ノi、「あ、お嬢ちゃん達お帰り。戻ってきた所悪いんだけどあちら側から認識されなくなる結界って貼れるかしら?」
|゚ノ;^∀^)「えぇ……貼れますけども……どうして?」
イ从゚ ー゚ノi、「作戦変更よ、ちょっと厄介なモンでねぇ」
イ从゚ ー゚ノi、「とりあえず拠点となる家庭科室に貼れば問題ないわ」
|゚ノ ^∀^)「分かりました」
(;´ー`)「……お嬢大丈夫か?無理はしないでくれよ?」
|゚ノ ^∀^)「ありがとうございます……でも心配はいらないですわ」
イ从゚ ー゚ノi、「何かあったらすぐ逃げ込めるように戦うとしたら家庭科室がある廊下だけど……」
( ゚д゚ )「でも多少のデメリットがありますよね」
イ从゚ ー゚ノi、「そうなのよねぇ……でもこうするしかないのよ……」
|゚ノ ^∀^)「一応あの方も逃さないようにそこまで引き寄せたら二重に結界を貼りますが……」
(*‘ω‘ *)「下手したら、相討ちなんてこともあるっぽ」
ξ゚⊿゚)ξ「何とかしてそれだけは避けたいもんね……」
132
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:48:54 ID:CYaWZQzA0
o川*;゚ー゚)o「…………」
o川*;゚ー゚)o「ええい!!!さっきからウジウジ!!戦う前から怖気づいてどうするのよ!!!」
o川*;゚ー゚)o「どうなるとかやってみないと分かんないでしょうが!!!」
o川*;゚ー゚)o「今こうして一時的にも封印できてるわけだし!!」
( <●><●>)「そうですよ、けちょんけちょんにしてやればいいんですよ」
( <●><●>)「まぁ私は非戦闘民なので大人しくガタガタしてますが」
( ∵)「なんかあったらビコーズの内蔵を囮にすればいいですしね!!」
<_プー゚)フ「俺のポルターガイストもあるしな!!」
爪'ー`)「すげぇ、非戦闘民の方がやる気に満ち溢れてる」
('、`*川「……メンタル的にはあっちの方が上かもね」
133
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:49:20 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi、「はぁー……どうしてもネガティブに考えるのも悪い癖ね」
o川*゚ー゚)o「そうよ。そのデカイ乳は飾りなの?」
イ从゚ ー゚ノi、「おまけにめっちゃ関係ない八つ当たりされたわ」
イ从゚ ー゚ノi、「じゃあ時間までに各自解散……と言いたい所だけど」
イ从゚ ー゚ノi、「最後に家庭科室の廊下までやべーやつを引き連れてくる人は挙手を!」
(;ФωФ)「まーた囮役であるか……」
( <●><●>)ノ「そんなら私が……」
そ(ФωФ;)「!?」
('、`;*川「ワカッテマスちゃん!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと!!話を聞いてたの!?アンタとキュートは一番危険だって!!」
( <●><●>)「もちろん無謀だと分かってますよ。でもこの中で一番足に自信があるのは私じゃないですか」
爪'ー`)「足ねーけどな」
( <●><●>)「このテケテケを舐めないでください。こちとら本気を出せば時速150キロまで走れるんですよ?」
( ФωФ)「確かに……テケテケはそうであるな」
( <●><●>)「それにこのまま何もできねーのも癪なんですよ」
イ从゚ ー゚ノi、「……かっこいい事言うじゃないの」
イ从゚ ー゚ノi、「ここまで言われたら止めはしないわ、でも気をつけて」
( <●><●>)「もちろん」
イ从゚ ー゚ノi、「それじゃあそろそろ時間だし、家庭科室まで向かいましょうか」
――――――
――――――――……
134
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:49:43 ID:CYaWZQzA0
【家庭科室】
lw´‐ _‐ノv「おお!来たかね来たかね!!おにぎりたくさん作っとって待っとったよ!!」
o川*゚ー゚)o「本当に大量に作ってあるわね……どんだけ作ったのよ……」
lw´‐ _‐ノv「腹は減っては戦は出来ぬって言うしね!!!今のうちに食べとけ食べとけ!!」
|゚ノ ^∀^)「じゃあ遠慮なく……」
('、`*川「いただきま〜す」バクシ
( ゚д゚ )"バクシバクシ
( ФωФ)「相変わらず一口デカイであるなお前ら……」モサモサ
ξ*゚⊿゚)ξ"「おいひい」モグモグ
lw´‐ _‐ノv「卵焼きもあるぞよ」
爪'ー`)「完全にカーチャンの作る夜食だな……」
(*‘ω‘ *)「明太子入ってるタイプの卵焼きとか豪華っぽね」
<_プー゚)フ「女神だかんな!!」
( ∵)「ビコーズはおにぎり食べれないんで匂いだけで……」スーーーーッ
( <●><●>)「匂いは分かるんですね」
135
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:50:20 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi、「ここまでまったりするとお茶が飲みたくなるわね……」
lw´‐ _‐ノv「アイツ殺してから飲むべ」
( ФωФ)「話してる内容が全然まったりじゃないんだが……」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ事実だし……」
(*‘ω‘ *)「拠点というよりも控え室感強いっぽね」
( <●><●>)「じゃあそのまったりタイムを終わらせるように私はちょっくら行ってきますよ」
イ从゚ ー゚ノi、「いってらっしゃ〜い」
<_プー゚)フ「気をつけてな〜」
(*‘ω‘ *)「ついでにお土産買ってきてほしいっぽ」
( <●><●>)「わぁ〜これから戦地に行くっていうのになんて軽いノリなんだ〜」
|゚ノ ^∀^)「それでは結界を発動しますわね」カンッ
( <●><●>)「レモナさん紅茶すすりながら結界発動するのやめてください」
( <●><●>)「あ、そうだ場所は」
爪'ー`)「別校舎の階段付近にある倉庫」
( ФωФ)「準備が出来たのなら我輩に連絡してくれ」
( <●><●>)「マジでまともなのが杉浦さんぐらいしか居ないですね……」ガラッ
136
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:50:49 ID:CYaWZQzA0
パタンッ
( <●><●>)フーッ
( <●><●>)「心なしか空気が冷たいですねぇ」
( <●><●>)「私が死んだ時の冬を思い出しますね」ペタペタ
( <●><●>)
( <●><●>)「で、えーっと旧校舎の階段付近の倉庫ですか」ズリズリ
( <●><●>)「下半身がないと階段降りるのもめんどくさいですねぇ」ペタペタズリズリ
( <●><●>)「………?」
|(●), 、(●)、|))))ペタペタ
( <●><●>)
( <●><●>)(アレじゃね?)
( <●><●>)(なんか前情報と違う……眼力とかもそうだし髪長いし顔見えてるしとりあえず眼力がやべぇ……)
( <●><●>)(第二の曲者とかじゃないですよね?)
( <●><●>)(いやでも喪服着てるしなぁ……とりあえずどうしよう)
( <●><●>)ノシ(とりあえずこっち見てくれませんかね)
|(●), 、(●)、|
|(●), 、(●)、|グリンッ
( <●><●>)!!
137
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:51:16 ID:CYaWZQzA0
三|(●), 、(●)、|ペタペタペタペタ
三( <●><●>)「来ましたね!!!捕まえてごらんなさい!!」ペタペタペタペタ
三( <●><●>)「で、えーっと杉浦さんに電話を……」ペタペタピッポッパ
三( <●><●>)プルルルル
ガチャ
『見つけたのか!!無事であるか!?』
( <●><●>)「見つけましたよ!!なんか前情報と違う気がするんですけど!!」
( <●><●>)「とりあえず家庭科室前の廊下まで向かうんで準備お願いします!!」
『了解である!!出番であるぞ!!』
( <●><●>)「目的地までもうすぐなんでよろしくお願いしますね!!!」
三|(●), 、(●)、|ペタペタペタペタ
――――――
――――――――……
138
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:51:42 ID:CYaWZQzA0
(*‘ω‘ *)「……?」
('、`*川「あれじゃないかしら……」
三|(●), 、(●)、|ペタペタペタペタ
三( <●><●>)ペタペタペタペタ
( ФωФ)「ワカッテマス!!!!こっちであるぞー!!!」
三( <●><●>)「杉浦さん!!」
( ФωФ)つ「我輩の胸に飛び込めぇ!!」
三( <●><●>)つガシィ
(#ФωФ)三「回収じゃああああい!!!」
139
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:52:04 ID:CYaWZQzA0
バタン!!
ξ;゚⊿゚)ξ「大丈夫!?」
(;∵)「お怪我は!?」
( <●><●>)「えぇ、特に問題はないですよ」
lw´‐ _‐ノv「絵ヅラには問題あるけどね」
爪'ー`)「下半身ない男と黒づくめのおっさんが抱き合ってる姿かぁ……」
(;ФωФ)「抱き合ってないわぁ!!」
( <●><●>)「私始めてなんで……優しくしてください……」
(;ФωФ)「貴様もノリノリになるのやめろ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「ロマ……?」
(;ФωФ)「誤解だから!!!!何もないのであるから!!!!」
|゚ノ ^∀^)「それでペニサスさん達の様子は……?」ヒョイ
140
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:52:46 ID:CYaWZQzA0
|(●), 、(●)、|「……………」ブツブツブツブツ
('、`*川「本当にブツブツ何か言ってるのね……聞きたくないけども……」
(*‘ω‘ *)「何かこうして見ると弱っちく見えるっぽね」
('、`*川「油断大敵よ……!」
|(●), 、(●)、|
|(●), 、(●)、|
(*‘ω‘ *)「!来るっぽよ!」
三|(●), 、(●)、|ペタペタペタペタ
三|(●), 、(●)、|そドン!!
(#‘ω‘ *)「いきなり体当たりたぁ脳筋っぽねぇ!!」ガシィ
|(●), 、(●)、|「…………」シュルッ
(*‘ω‘ *)「んあ?」
('、`*川「ちんぽっぽちゃん危ない!!」
(;‘ω‘ *)そ「ぽっ!!!」
|(●), 、(●)、|ギチギチギチ
(;‘ω‘ *)「髪の毛使って拘束とは……!!やめて!!私に乱暴するつもりでしょ!!エロ同人みたいに!!エロ同人みたいに!!」
('、`#川「させないわよ!!」ジャキンジャキン
(;‘ω‘ *)「ぽ、助かったっぽペニサス……」
と('、`#川「その長ったらしい髪の毛切ってあげるわ!!」シュッシュッ
|(●), 、(●)、|ガキンガキンッ
そ('、`;*川「弾かれた!?」
(*‘ω‘ *)「髪の毛でバリアとは……物理攻撃はあまり効かない感じっぽかね……」
('、`;*川「嘘でしょお……」
141
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:53:12 ID:CYaWZQzA0
|゚ノ;^∀^)「!!」
|゚ノ;^∀^)「初手ピンチですわ!!」
o川*;゚ー゚)o「そ、そんなにやばいの!?」
|゚ノ;^∀^)「ここは私の出番ですわね!!」ガラッ
('、`;*川「レモナちゃん!!」
|゚ノ ^∀^)「物理攻撃が効かないのなら……」
|゚ノ ^∀^)「魔法なら通るはず!!」
|゚ノ ^∀^)「―――――!!」
|゚ノ#^∀^)「ファイヤ!!!」カンッ
142
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:53:32 ID:CYaWZQzA0
ゴオオオオオオオ
(*‘ω‘ *)「やったっぽ!?」
('、`;*川「ちんぽっぽちゃんそれフラグだから!!」
|(●), 、(●)、|「…………」パチパチ
|゚ノ;^∀^)「うーん……効いてるかどうかも分かりませんわ」
(*‘ω‘ *)「ちょっとチリチリになったぐらいっぽねえ」
('、`;*川「とりあえず総出で殴りかかるしかない!!行くわよ!!」ダッ
(*‘ω‘ *)「フォックス!!お前も参戦するっぽ!!」
爪;'ー`)「俺も!?」
143
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:54:34 ID:CYaWZQzA0
('、`;*川「あの髪の毛さえどうにかすれば本体はどうにかなるはず!!」カキンカキンッ
(*‘ω‘ *)「ちっくしょう……脳筋プレイかと思いきや髪の毛使って襲ってきやがって……」
|゚ノ#^∀^)つ「ムキー!!髪の毛バリアムカつきますわ!!」
爪;'ー`)ノシ三◎「おりゃー!!狐火!!」ポンポンポン
爪;'ー`)「やけど状態でちょくちょく削れば……」
|(●), 、(●)、|ケロッ
爪;'ー`)「狐火効かねぇ!!こいつ炎タイプかよ!!」
('、`;*川「切っても切っても髪の毛アイツに吸収されて元通りになるし……」
(*‘ω‘ *)「マジで初見でどう倒せばいいんっぽこいつは……」
爪;'ー`)∩「お銀!!なんとかならねぇのアイツゥ!!!」
144
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:55:00 ID:CYaWZQzA0
<ナントカラネェノアイツゥ!!
o川;*゚ー゚)o「ちょっとちょっと!!どうするのよ!!」
イ从;゚ ー゚ノi、「こっちだって何とかしたいけど今は結界を維持するのに手ぇいっぱいよ!!」
<_プー゚)フ「結界はレモナが貼ってるんじゃないのか?」
イ从;゚ ー゚ノi、「これだけの規模じゃあの子一人じゃ無理よ!!だからこうして今私の妖術で何とか保ってるの!!」
(;´ー`)「それにこれ以上無茶をしたらお前だけじゃなくてお嬢の魔力が……!」
(;ФωФ)「クソッ……!!我輩達ではどうにも出来ないというのか……!!」
( <●><●>)「どんなに不利な状況でも諦めてはダメですよ……信じましょう……」
lw´‐ _‐ノv「キュート、隠れてなさい。外は危ないから」
o川;*゚ー゚)o「…………」
145
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:55:22 ID:CYaWZQzA0
爪;'ー`)「削ってはいるんだけど本当にかてぇなこいつ……倒す前に俺達がへばっちまう……」
('、`;*川「何処かに弱点はないの……?」
爪;'ー`)「アイツ炎タイプだから水が弱点とかじゃねぇの?」
(*‘ω‘ *)「そんな単純な理由じゃ……」
|゚ノ;^∀^)「…………」ゼェゼェ
('、`;*川「レモナちゃん……?大丈夫?」
|゚ノ;^∀^)「ちょっと結界の分まであるので魔力が……」フラッ
爪;'ー`)「おい無茶はするなよ!!一旦休め!!」
|゚ノ;^∀^)「はい……すみません一時撤退して……!」
146
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:55:58 ID:CYaWZQzA0
|(●), 、(●)、|「…………」
|(●), 、(●)、|「――――――――!!!!!」ゴォッ
(;‘ω‘ *)「!?」
|゚ノ; д )三そ「きゃあ!!!?」ズドンッ
('、`;*川「レモナちゃん!?」
|゚ノ; д )「うう…………」
('、`;*川「レモナちゃん!!!レモナちゃん!!!しっかりして!!!」
爪;'ー`)「アイツ……!!この中でお嬢ちゃんが一番厄介だって事を理解したな!?」
爪;'ー`)「でもお銀の妖術が残ってるから問題は……」
('、`;*川「いいえ!!!!家庭科室の結界が解けたって事は……!」
爪;'ー`)「!!」
爪;'ー`)「アイツ等がやばい!!!!」
|(●), 、(●)、|"グリンッ
|(●), 、(●)、|ダァン!!
(;‘ω‘ *)「チッ!!もう勘付きやがったか!!」
(;‘ω‘ *)「おいこら!!!てめぇの相手は私達っぽ!!止まれ!!」
|(●), 、(●)、|ガチャガチャガチャガチャ!!!!!
147
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:56:32 ID:CYaWZQzA0
ガチャガチャガチャガチャ!!!!!
ξ;゚⊿゚)ξ「何?!なんなの!?」
(;´ー`)「お嬢の結界が解かれたんだ!!」
(;´ー`)ハッ!!
(;´ー`)「………まさか!!」
(;´ー`)「お嬢!!!!」
<_;プー゚)フ「止まれワン公!!外は危険だ!!」
(;´ー`)「うるせぇ!!主人がやべーっつーのに助けに行かない奴がどこにいるんだよ!!」
(;∵)「今は自分が一番です!!貴方まで犠牲になったら!!」
イ从;゚ ー゚ノi、つ「皆下がって!!!今また結界を……!!」
三======シュルシュルシュル!!
イ从;> ー゚ノi、つ「!?!?」ガチィ!!
イ从;> ー゚ノi、つ「クソ……!!離しなさいってのぉ!!」
三<_;プД゚)フ「うおおおおおおおお!!!!」
イ从;゚ ー゚ノi、「エクストちゃん!?」
<_;プ皿゚)フ「俺のポルターガイストでドアを食い止めるんだあああああああ!!」
lw´;‐ _‐ノv「無茶をするなエクスト!!力を使い切ったら消えてしまうぞ!!」
<_;プ皿゚)フ「それでもいいんだよおおおおお!!!!皆を助けたらそれでえええええ!!」
(;゚д゚ )「と、とりあえず私の舌で何とかして取れないか……!!」ペロペロペロペロ
:イ从*;゚ ー゚ノi、:「あんっ……意外とテクニシャン……」ビクンビクン
(;ФωФ)「マジでそれどころじゃないのだが!?!?!?!」
148
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:58:10 ID:CYaWZQzA0
ガ タ ン
キィ……
|(●), 、(●)、|
ペタ ペタ
(;ФωФ)「ッ!!!!」
<_;プД゚)フ「俺の力でも抑えられないのかよぉ……」フラフラ
ξ;゚⊿゚)ξ「キュート!!ワカッテマス!!逃げて!!」
o川;゚ー゚)o「そう言われても……!」
(;<●><●>)「!!体が吸い込まれそうに……!」
(;゚д゚ )「危ない!!」ガシィ
(;<●><●>)「ひぃ!!どう転んでも捕食されそうだけど助かりました!!」
o川;゚ー゚)o「や、やばい……!」
|(●), 、(●)、|
|(●), 、(●)、|グワッ
o川;゚ー゚)o「あ………」
lw´ _ ノv
149
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:58:42 ID:CYaWZQzA0
ドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!
爪;'ー`)そ
(;‘ω‘ *)「な、なんだっぽ!?家庭科室のドアが吹き飛ばされた?!」
('、`;*川「それに周りに………水?」
lw´ _ ノvっ シュウウウウウ……
o川;゚ー゚)o
o川;゚ー゚)o「シュール………?」
lw´#‐ _‐ノv「キュートに手ぇ出すんじゃねええええええええええええ!!!!!!」
lw´#‐ _‐ノv「このアホスカポンタン怨霊がああああああああああ!!!!」
(;ФωФ)(怖いけど語彙力が小学生だからそこまで威厳がないのである……)
:lw´#‐ _‐ノv:「二度も……二度もなぁ……!!!!」プルプル
:lw´#‐ _‐ノv:「キュートを失いたくねぇんだよおおおおおおおお!!!!!」
lw´#‐ _‐ノv「くらえ!!!!!!!」
lw´#‐ _‐ノv「怒りのスッポンMAX!!!!!!!!超巨大エディション!!!!」スッポンスッポンスッポン
(;<●><●>)「え、えぐい!!馬乗りになってスッポンで顔面狙うのはあまりにも非道すぎます!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「さっきのハイドロポンプみたいなの使わないんだ!?」
lw´#‐ _‐ノv「PPが切れた!!!」
150
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:59:13 ID:CYaWZQzA0
('、`;*川「と、とりあえず今がチャンスかも!!」
('、`;*川三「私達もシュールちゃんに続くわよ!!」
三爪;'ー`)「うおおおお!!!!」
三(#‘ω‘ *)「さっきの恨み晴らすっぽよおおおおおおお!!!」
151
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:59:33 ID:CYaWZQzA0
(;´ー`)「お嬢!!お嬢!!」
|゚ノ;^∀^)「あはは……ちょっと無茶をしすぎましたわ……」
(;´ー`)「今は無理しないでくれ!!俺の魔力を……」ポワッ
|゚ノ;^∀^)「ありがとございます……それよりも皆さんは?」
(;´ー`)「今んところ全員無事だ!!」
|゚ノ;^∀^)「なら良かったわ……」
o川*゚―゚)o「………」
|゚ノ;^∀^)「キュートちゃん!!」
|゚ノ;^∀^)「大丈夫ですの!?」
o川*゚―゚)o「うん……うん……」
o川*゚―゚)o「こわいけど……大丈夫……シュールが守ってくれたから……」
<_プー゚)フ「キュート……」
( ∵)「キュートさん……」
o川*;―;)o「また……死んじゃうかと思って……怖かった……」
|゚ノ;^∀^)「………」
152
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 21:59:54 ID:CYaWZQzA0
lw´#‐ _‐ノv「ぬがあああああああ!!!!キュート泣かしてるんちゃうぞ怨霊コラァ!!!!!!」スッポンスッポンスッポン
:|(●), 、(●)、|:「……!!……!!」ピクピク
爪;'ー`)っ「やめたげてよぉ!!!!!これ以上やったら顔面の原型無くなっちゃうよぉ!!!!」
('、`#川「この髪の毛!!!髪の毛が厄介なのよぉ!!!」ザクザクザクザク
爪;'ー`)っ「それもやめたげてよぉ!!!!髪は女の命だよぉ!!!!!」
(#‘ω‘ *)「そのクソでけぇ目にみかんの汁ぶっかけてやるっぽぉ!!!!」
爪;'ー`)「やめてよぉ!!!!皆やり方が陰湿なんだよぉ!!!女って怖いよぉ!!!!」
153
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:00:23 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi、"
( ゚д゚ )"
イ从゚ ー゚ノi、「……ずっと陰から見てたけど凄い事になってきたわね……」
( ゚д゚ )「ですね……」
( ФωФ)「……もう十分トドメさせるんじゃないか?」
ξ゚⊿゚)ξ「むしろ死体蹴りのような……」
( <●><●>)「お銀さんお銀さん出番ですよ」
イ从゚ ー゚ノi「あぁうん、とりあえずもう怨霊可哀想になってきたからトドメさすわ」
154
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:00:49 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノi「あーあーお楽しみの所悪んだけどもこれから消すんで下がってくださーい」
lw´#‐ _‐ノvフーッ
('、`#川フーッ
(#‘ω‘ *)フーッ
:爪;'ー`):プルプル
155
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:01:11 ID:CYaWZQzA0
イ从゚ ー゚ノiっ
:|(●), 、(●)、|:
イ从゚ ー゚ノi、「―――――」ブツブツ
|(●), 、;:;l: サラサラサラ……
イ从;゚ ー゚ノi、「―ってあらっ!?」
スゥ……
シーーーーーン
イ从;゚ ー゚ノi
イ从;゚ ー゚ノi「私が消す前に成仏したんだけど……」
爪'ー`)「えぇ……」
( <●><●>)「マジ?」
(;ФωФ)「あ…………」
(;ФωФ)「あっけねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
――――――
――――――――……
――――――
――――――――……
156
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:01:39 ID:CYaWZQzA0
(-@∀@)「……で、そいつはあまりの仕打ちに自ら成仏したと」
(;-_-)「なんかとんでもない倒した方したけど大丈夫なの!?」
(;-_-)「確かにニュッ先生元気にはなってたけど……」
lw´‐ _‐ノv「僕ちんはまだ怒りが収まらないけどねぇ!!ぷんすこぷん!!」
(-@∀@)「ぷんすこぷんじゃないよお前家庭科室のドアぶっ壊しといて」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんの住処のドアぶっ壊した前科があるクソメガネが言うな」
( <●><●>)「ごもっとも」
157
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:02:00 ID:CYaWZQzA0
(-_-)「しっかしまぁ全員無事で本当に良かったよ」
('、`*川「まぁあんなのに負ける私達じゃないし」
('、`*川「改めてレモナちゃんにもお礼言わないと」
ξ゚⊿゚)ξ「凄い頑張ってくれたもんね」
爪;'ー`)「はー……しっかしもうごめんだけどな……」
イ从゚ ー゚ノi、「全くだわぁ……」
( ФωФ)「これでやっと平和な日常が送られるな……」
158
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:02:23 ID:CYaWZQzA0
ガラッ
ζ(゚ー゚*;ζ「大変です!!今度はニュッ先生に赤い着物着た女の人が……!!」
(-@∀@)
(-@∀@)「お前ら、出番だ」
イ从゚ ー゚ノi、「……も〜今後一切助けないわよ」
o川*゚ー゚)o「マジで一回死ねばいいんじゃない?」
( <●><●>)「もう全ての元凶で諸悪の根源ですよねあの人」
( ФωФ)「めんどい……」
(-_-)「普通の幽霊だからほっといてもいいんじゃない?」
そζ(゚ー゚*;ζ「皆さん!?!?!?」
おしまい
159
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:02:47 ID:CYaWZQzA0
またいつか
160
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:43:37 ID:TnXTgYDk0
まってました
おつ!
161
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:47:16 ID:BcndMz4I0
otsu
162
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 22:48:06 ID:Y8fvLjXA0
乙!読み直してくる!
163
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 23:34:08 ID:xNxOJGAc0
おつおつ
待ってた!
164
:
名無しさん
:2020/08/20(木) 09:01:38 ID:6YdRtGxA0
>>149
ここのシュールに泣いた
165
:
名無しさん
:2020/08/23(日) 11:40:07 ID:DArI07qc0
おつ!
めっちゃハラハラした
166
:
名無しさん
:2020/08/30(日) 10:57:22 ID:bVAWRzMU0
久々に読み返したら新しいのきてた
相変わらず面白い
167
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:38:54 ID:rBxczlTA0
久々の番外編投下 前半後半分けます
168
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:39:26 ID:rBxczlTA0
番外編:心霊スポット・ぜんはん
(-@∀@)"チラッ
( ^ν^)
(-@∀@)(あの一件以来ニュッ先生に取り憑く幽霊全く見かけなくなったな……)
(-@∀@)(おかげで平和な職員室が保たれてるのはいいんだけど)
(-@∀@)(何も憑いてないニュッ先生も味気ないというか)
(-@∀@)(すげー違和感ある)ジー
( ^ν^)(すげー見られてる……)
169
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:39:47 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「あの、俺の顔に何か付いてます?」
(-@∀@)「ここ最近は何も憑いてないですね」
( ^ν^)「は?」
(-@∀@)「あー……」
(-@∀@)「何でもないです今のは忘れてください」
( ^ν^)「はぁ……」
170
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:40:09 ID:rBxczlTA0
(-@∀@)(やっべ余計な事言った変な奴だと思われる)
( ^ν^)(ここ最近はってなんだ……?)
(-@∀@)(ただでさえオカルト嫌い幽霊否定派キャラでやってんのに自分から墓穴掘ってどうするんだよ)
( ^ν^)(もしかして俺毎日顔や服に米粒付けてた……?)
(-@∀@)(いやキャラというよりも本当に嫌いなんだけどさ)
( ^ν^)(どうしようそうだとしたら超恥ずかしい)ペタペタ
(-@∀@)(というかニュッ先生顔とか服触ってるのは何なんだ気持ち悪い)
( ^ν^)(朝日先生もまだ見つめてくるし……)
( ^ν^)(俺鼻毛でも出てんのかな……)
(-@∀@)(まぁいいやほっとこ)
171
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:40:32 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「朝日先生」
(-@∀@)
(-@∀@)「はい」
( ^ν^)「今露骨に嫌な顔しましたよね」
(-@∀@)「気のせいじゃないすっか」
( ^ν^)「そういう事にしときます」
( ^ν^)「で、俺前から気になってた事があるんですけど」
(-@∀@)「何です?」
( ^ν^)「朝日先生って何でオカルト嫌いなんすか」
(-@∀@)「人の地雷平気で貫きますね貴様は」
( ^ν^)「分かりにくいキレ方だな」
(-@∀@)「まぁ……嫌いというか信じてないだけですよ」
( ^ν^)「でもその割には何もない所じっと見てる事多々ありません?」
(-@∀@)「や、その時はぼーっとしながら今考え事してるだけなんで」
( ^ν^)「例えば?」
(-@∀@)「イカゲームに参加させられたらどうしようとか……」
( ^ν^)「発想が中学生のそれじゃねぇか」
172
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:40:52 ID:rBxczlTA0
(-@∀@)「そんなワケで僕はオカルトも心霊も信じてないしむしろ好きじゃないです」
( ^ν^)「結局嫌いな事には変わらないんすね」
(-@∀@)「まぁ」
( ^ν^)「つー事で心霊スポット行きません?」
(-@∀@)
( ^ν^)「今夜」
(-@∀@)「人の話聞いてました?」
( ^ν^)「聞いた結果で答えました」
(-@∀@)「死ねばいいと思うよ」
( ^ν^)「辛辣な碇シンジやめろ」
173
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:41:13 ID:rBxczlTA0
(-@∀@)「とりあえず理由は聞いてやるから言ってみろください」
( ^ν^)「俺最近Yotubeで心霊スポット行く動画にハマってまして」
(-@∀@)「それで影響されて心霊スポットに?」
( ^ν^)「はい」
(-@∀@)「あえて僕がそういうの嫌いだと知っておきながら誘ったと?」
( ^ν^)「はい」
(-@∀@)「受精卵から人生やり直してください」
( ^ν^)「この短期間でめちゃ好感度下がってるな」
(-@∀@)「元々から低かったのに今一気に落ちたからなお前ホント」
174
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:41:36 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「信じてないなら魔除けになるんじゃないかと思って」
(-@∀@)「なんねーよくたばれ」
( ^ν^)「はぁ……やっぱダメか」
(-@∀@)「ダメに決まってんだろ……」
( ^ν^)「じゃあ小森先生誘うわ……」
(-@∀@)「お前一人で行く選択は無いのかよ……」
( ^ν^)「無いかなぁ」
(-@∀@)「迷惑系Youtuber並に被害もたらすな」
(((( -_-)
( ^ν^)「あ、小森先生ナイスタイミング」
(-_-)「ん?どうしました?」
(-@∀@)(しかし甘いな……ニュッ先生よ……)
( ^ν^)「実は……」
(-@∀@)(ヒッキーは確かにオカルト好きだけども幽霊自体には興味無いしそもそも心霊スポット行くような奴じゃ……)
(*-_-)「えーっ!?心霊スポットですか!?是非行きたいです!!」
(:-@∀@)「なんでだよ!!!!!!!!!」
(-_-)「うわなにこわっ」
175
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:41:58 ID:rBxczlTA0
(:-@∀@)「小森先生元々心霊スポット行くような奴じゃなかっただろ!!」
(-_-)「いやぁ僕も年を取れば考え方も変わりますって〜」
(:-@∀@)「何だよ……高校時代涼宮ハルヒみたいな事言ってた癖に……」
( ^ν^)「えっ?キョン!AVを撮るわよ!みたいな事言ってたんすか小森先生」
(;-_-)「言ってませんよ!!僕も原作の涼宮ハルヒも言ってませんからそんなの!!」
(-@∀@)(それ以前に職員室でAVとか言うなよ)
(-_-)「それで?どこにある心霊スポットなんですか?」
( ^ν^)「〇〇トンネルっすね」
(-@∀@)(うちの学校の近くじゃねぇか……)
(-_-)「へー初めて聞きました。僕心霊スポットはホテルセリーヌしか知らないんで」
(-@∀@)(むしろ何でそれだけは知ってんだよ)
( ^ν^)「じゃあ仕事終わりに行きましょうか」
(-_-)「はーい」
(-@∀@)(……ヒッキーの事だからきさらぎ駅みたいな出来事絶対起きるな)
(-@∀@)(それか都市伝説並みの奴を引き連れて科学室に永住決定ルート)
(-@∀@)
(-@∀@)(それだけは阻止しないとやべーな……)
176
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:42:20 ID:rBxczlTA0
(-@∀@)「……僕も行きます」
( ^ν^)「えっ」
(-_-)「どうしたんですか朝日先生。そういうの嫌いじゃないですか」
(-@∀@)「正直ゲロ癪だけど変な犯罪巻き込まれたら困るんで、着いてってやりますよ」
( ^ν^)「下手したら翌日に屍が三人出る事になりますけども」
(-@∀@)「変なフラグを立てるな」
(-_-)「じゃあ朝日先生も同行ということでー」
( ^ν^)「そっすね。じゃあまた後で」
(-@∀@)「……頼むから余計な事すんなよ」
―――――
――――――……
177
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:42:41 ID:rBxczlTA0
【トンネル入り口】
(-_-)「へー学校近くにこんなトンネルあったんですねー」
( ^ν^)「まぁ結構目立たない場所にあるんで、知ってる人は知ってるみたいなもんすね」
(-_-)「見た感じ普通のトンネルだけど……結構先長そうだなぁ」
( ^ν^)「そっすね。小森先生の言う通りかなーり歩くと思うんで」
(-_-)「マジかー。まぁいい運動になるかもしれないしいいか」
(-@∀@)「オカルト絡みだからポジティブだなお前……」
( ^ν^)っ「んでこれ、ここのトンネル結構薄暗いんで明かりになるモン持ってきました」
(-@∀@)「キンブレじゃねーか」
(-_-)「何?僕達これからライブに向かうの?」
( ^ν^)「ラップ音とポルターガイストという名のライブに向かうってね……」
(-@∀@)「やかましいわ」
178
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:43:11 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「とりあえず四本持ってきたんすけども一本余るな」
(-_-)「じゃあアサピー貰ったら?眼鏡のつるの部分に二つ装着してさ」
(-@∀@)「じゃあってなんだよ。ちょっと位置が下がった八つ墓村じゃねぇか」
( ^ν^)「学校から出た瞬間悪友みたいになるなアンタら」
(-@∀@)「"友"って括りやめてください同じ学校出身だけなんで」
(-_-)「そうですよ!!こんな年がら年中白衣来てる奴なんか友達だと思いたくないんで!!」
(-@∀@)「は?ここでやるか?」
(-_-)「お?眼鏡のレンズ片方だけにしてやろうか?」
(-@∀@)「テメェ……地味な嫌がらせを……生徒から授業分かりづらいってクレーム来てたからな。改善しろよカス」
(-_-)「そういうアサピーだって目付き悪いし普段のテンションが淡々としてるから生徒から怖がられてるぞ。もっと笑えアホ」
( ^ν^)「頼むから二人の世界に入らないでくれ。俺蚊帳の外になっちゃうから」
(-@∀@)「ぼっち(笑)」
( ^ν^)「あ?やるか?」
(-_-)「いやそこは乗っちゃダメでしょ。収集付かなくなるんで」
(-@∀@)「元々お前から売ってきた喧嘩で始まっただろうが」
179
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:43:52 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「あー……そろそろ行きますか。俺先頭歩くんで」
(-@∀@)「分かりました。何かあったらニュッ先生囮にして僕達は逃げるんで」
(-_-)「や、取り込まれたり祟られたりするのは僕だけで充分なんで!!」
( ^ν^)「志向がバラバラすぎるわ」
180
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:44:43 ID:rBxczlTA0
【トンネル内】
(-@∀@)(今の所嫌な感じはしないな。気配とかはないし)
(-@∀@)(でも夜なのもあって暗いな……後肌寒い……)
(-@∀@)
(-@∀@)(キンブレ片手に僕は何をしてるんだ……)
(-@∀@)「ヒッキー」コソッ
(-_-)「何?」
(-@∀@)「お前なんか感じる?」
(-_-)「なーんも。もうちょっと奥行ったらなんかあるかもね」
(-@∀@)「何も無くていいわ……」
(-_-)「あ!!そうだ!!ニュッせんせーい!!」
( ^ν^)「うわっびっくりした。トンネル内で叫ばんといてくださいよ」
(-_-)「失礼。思ったんですけどこのトンネルって何の幽霊が出るとかって情報あるんですか?」
( ^ν^)「んー……首無しライダーとかワンピースの女とか、よくありがちなやつっすね」
(-_-)「あぁつまんないパターンか」
(-@∀@)(よく居る奴か)
( ^ν^)「つまんないって……じゃあ小森先生的にはどんなのがテンション上がるんです?」
(-_-)「えー?そりゃあもう妖怪みたいなのとかクトゥルフ的な奴ですよー」
( ^ν^)「居ねぇだろそんなん」
(-@∀@)(居るんだよなぁそれが)
181
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:45:05 ID:rBxczlTA0
(-_-)「いや居ますってー!夢がないなぁ」
( ^ν^)
(^ν^ )「……いつもこんな感じなんすかこの人」
(-@∀@)「高校の時からそうだよ」
( ^ν^)「理解出来んわぁ」
(-@∀@)「理解されても僕の負担が増えるだけなんで……」
( ^ν^)「それじゃあ理解するしかねぇなぁ」
(-@∀@)「お前ホント嫌い。レバーの次に嫌い」
( ^ν^)「基準が分からねぇ」
(-_-)「僕とレバーどっちが上なんだろうか……」
( ^ν^)「レバーじゃね?知らんけど」
(-_-)「クソっ……レバーに負けた……」
(-@∀@)「ボボボーボ・ボーボボの人気投票かよ」
182
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:45:26 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「しっかし、入ってみて思ったんすけど」
(-@∀@)「はい」
( ^ν^)「思った以上にクッソつまんねぇですね」
(-@∀@)「は?お前が行こうつったんだろうが」
(-_-)「アサピーはただ着いてきただけでしょ」
(-@∀@)「そうだった」
( ^ν^)「てなワケで小森先生一曲どうぞ」
(-@∀@)「バラエティー番組の司会者みたいな無茶ぶり来ちゃったな」
(-_-)「いいですよー」
(-@∀@)「いいんだ……そう言えば昔カリブ夢の旅とか歌ってたしな……」
183
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:45:57 ID:rBxczlTA0
(-_-)「おほんおほん……」
(-_-)「いーつも行く公園に―通ってないみーちーがあったー」
(-@∀@)
( ^ν^)「意外と上手いな……」
(-_-)「草だらけでー整備もされずー山奥に続いてたー」
(-@∀@)「馬鹿野郎その歌はやめろ」
(-_-)「え?何で?」
(-@∀@)「よりにもよってトンネル内でその歌を歌うな」
(-_-)「ぴったりかなって……」
(-@∀@)「そうじゃないと僕らのうち誰かが指ちょんぎったり床の大きな穴に落ちて溶けちゃいそうだろうが」
( ^ν^)「何だその物騒なワード」
(-_-)「嫌な気分になるね」
(-@∀@)「全くだよ」
――――
―――――……
184
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:46:20 ID:rBxczlTA0
(-_-)「僕達どのぐらい歩きました?」
( ^ν^)「結構な距離歩きましたね……」
(-@∀@)「その割には全然出口が見えないな……」
(-_-)「わー妖怪ウォッチにこんなのあったなぁ」
( ^ν^)「えんえんトンネルか」
(-_-)「そうそう」
( ^ν^)「俺ひょっとこトラウマなんだよな」
(-_-)「アレは初見じゃビビるから……」
(-@∀@)
(-_-)「ん?アサピーどした?立ち止まって」
(-@∀@)「地蔵がある」
(-_-)"「お地蔵さん……?」チラッ
(-_-)「あ、本当だ。トンネルの中にお地蔵さんがあるのって珍しいなぁ」
( ^ν^)「牛首トンネルだと首無しの地蔵があったりするが……普通の地蔵だな」
( ^ν^)「……場所が場所だから不気味だな。早く行くか」スタスタ
(-_-)「あ、待ってくださいー」
(-@∀@)
(-@∀@)(……あんま嫌な感じしないんだよな。この地蔵)
――――
―――――……
185
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:46:48 ID:rBxczlTA0
(;-_-)「な、なんかマジで長くないですか?このトンネル」
( ^ν^)「んだな……定期的に地蔵があるから目印にはなってるが……」
(-@∀@)「いや……多分これ同じ地蔵だと思う……」
( ^ν^)「同じ?地蔵なんて皆同じじゃねぇのか?」
(-@∀@)「そうだけども……何て言うか……」
(-_-)「同じ場所をループしてるって事?」
(-@∀@)「……まぁそんな所だな」
( ^ν^)「マジかよ。マリオ64の無限階段みてーな事になってんのか」
(*-_-)「これはなかなか……いい感じのフラグが……」
(-@∀@)「起きなくていいよ」
( ^ν^)「信じ難いけど……うまいこと対策出来ねぇもんかな」
(-_-)「無限階段みたいな感じならケツワープでどうにか……」
( ^ν^)「ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤフー」
(-@∀@)「生身の人間でそんな事出来てたまるか」
186
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:47:38 ID:rBxczlTA0
(-_-)「それかーあれだよねー」
(-_-)「このお地蔵様がカギになってるのかも」
( ^ν^)「こいつが?」
(-_-)「10円玉お供えしたらセーブとか他の場所にワープ出来るかもしれない」
(-@∀@)「夜廻じゃないんだから……」
(-_-)「でもお供えしたらなんかあるかもよ。何か持ってます?」
(-@∀@)「……持ってるつってもなぁ」
( ^ν^)「ポッケの中レシートしかねぇぞ」
(-_-)「ゴミじゃないですか……アサピーは?」
(-@∀@)"ゴソゴソ
(-@∀@)
(-@∀@)「食べようと思って忘れてたハイチュウなら」
(-_-)「ハイチュウか……まぁレシートよりもマシかな」
(-@∀@)っ「ほれ」
(-_-)「ん。じゃあお供えして……」
( -_-)人「無事抜け出しますように」
( -_-)人「後なんか!!オカルト的な奴が!!起きますように!!」
(-@∀@)「邪心まで願掛けするな」
(-_-)「えーいいじゃんどうせならさぁ」
( ^ν^)
( ^ν^)「……急ぐぞ」
――――
―――――……
187
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:48:04 ID:rBxczlTA0
( ^ν^)「………」
(;-_-)「いや何にも変わりない!!」
(-@∀@)「また同じ場所だな……」
(;-_-)「さっきも見たよこのハイチュウ地蔵!!」
(;-_-)「もしかしてお供えの質が悪いから!?アサピー謝れよ!!」
(-@∀@)「何で僕の責任になってんだよ……」
188
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:48:54 ID:rBxczlTA0
(-@∀@)「そもそもこれ以上歩いて何もなさそうだし……元来た道辿っていけば出れるだろう」
(-_-)「いやいや!僕には分かる!これ戻っても絶対ここに戻るってね!!」
(-@∀@)「あってたまるかそんなの」
(-@∀@)「……ニュッ先生も帰りますよ。明日は休みとはいえ流石に夜遅いですし」
( ^ν^)
(-@∀@)「先生?」
( ^ν^)"ガスッ
(-@∀@)「……ちょっと何してんだアンタ」
(;-_-)そ「ちょちょちょーーーー!!!!ダメですよニュッ先生お地蔵様蹴っ飛ばしちゃ!!アサピーじゃあるまいし!!」
(-@∀@)「いくら僕でもそんな事しねぇわ」
( ^ν^)"ガスッガスッ
(;-_-)「罰当たり!!!罰当たりだから!!」
(-@∀@)「そもそも石の塊蹴った所でケガするからそのへんで……」
( ^ν^)ガコンガコンッ
(;-_-)「スコップ取り出した!!ていうか持ち歩いてたんですかニュッ先生!!」
( ^ν^)ガコンガコンッ
(;-_-)「やめて!!お地蔵様スコップで叩いたってお金とか出てこないから!!どうぶつの森じゃないからこの世界!!」
バキッ ドサァ
( ^ν^)
(-@∀@)(うーわマジかよコイツ)
(;-_-)そ「お地蔵様ーーーーー!!!」
( ^ν^)「……これで先に進める」
189
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:49:14 ID:rBxczlTA0
(;-_-)「お地蔵様の耐久力も無さもビックリだけどニュッ先生の罰当たりさにもビックリだよ!!」
(;-_-)「いーけないんだいけないんだー!!せんせーに言ってやろ!!」
( ^ν^)「俺も教師だけどな」
(;-_-)「そうだった!!」
(-@∀@)「僕こんな同僚イヤだ」
( ^ν^)
( ^ν^)「……もうすぐ」
――――
―――――……
190
:
名無しさん
:2022/01/12(水) 22:49:36 ID:rBxczlTA0
今日はここまで また近いうちに投下する予定です
191
:
名無しさん
:2022/01/13(木) 00:13:09 ID:SCVU7PN.0
乙!またなんつー楽しみな
192
:
名無しさん
:2022/01/13(木) 02:52:02 ID:90JtvgOI0
ニュッ、まじか…
面白い、続き楽しみ!
193
:
名無しさん
:2022/01/13(木) 05:54:02 ID:JvlYYUmQ0
乙乙
194
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:39:17 ID:o2Dr9h0w0
投下します
195
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:40:46 ID:o2Dr9h0w0
【トンネル内奥部】
(-@∀@)
(-@∀@)(マジで雰囲気変わったな……むしろアレで正解だったのか?)
(-_-)「……何て言うか、奥へ進めば進む程劣化が激しくなってる?」
(-@∀@)「っぽいな。崩落とかしたら怖いな……」
(-_-)「うーん、その心配は無いと思うんだよね」チラッ
(-@∀@)「根拠は?」
(-_-)「ここに着いてから天井見えないんよ。どこまで繋がってるんだろうこれ」
(-@∀@)「あー……本当だずっと上に広がってる感じ」
(-@∀@)「照らしても……見えないか。流石にこの程度の光じゃあんまり意味無いな」ブンブン
(-_-)「何それライブでエモい雰囲気になった時にやるやつ?」
(#-@∀@)「うるさいな。キンブレが悪いんだよキンブレが」
(;-_-)「そんな事でキレんなよ短気だなぁもう」
(#-@∀@)「誰のせいだと……」
(;-_-)「はいはい僕のせいですー」
(#-@∀@)「全く……」
196
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:41:25 ID:o2Dr9h0w0
(;-_-)「ていうかいつまで続くんだろうね、この道」
(-@∀@)「そんなの僕が聞きたいよ……」
( ^ν^)テクテク
(-_-)「なんか……ニュッ先生は口数減っちゃったし」
(-_-)「そんな先々行って大丈夫ですかー!?」
( ^ν^)テクテク
(-_-)「マジで喋んなくなっちゃった」
(-@∀@)「ほっとけ……って言いたい所だがほっとくワケにもいかなさそうだな」
(-_-)「うーん……さっきから様子もおかしいし……」
(-_-)「ん?」
(-@∀@)「……何だあれ。うっすらと何か見えてきたような……」
(-_-)「あれは……鳥居?」
(-@∀@)「……おまけに何本もあるな」
(-_-)「稲荷神社程はないけど……普通トンネルに鳥居なんかあるわけないし」
(-_-)「このトンネルは何かの神社と繋がってる感じなのかな?」
(-@∀@)「だとしたらろくでもねぇじゃねぇか。何が祀ってあんだよ」
(-_-)「ゴーレムとかじゃない?」
(-@∀@)「世界観合わなさすぎだろ」
197
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:41:59 ID:o2Dr9h0w0
(-@∀@)「そんで?お前のオカルトセンサーは反応あるか?」
(-_-)「そうだね!なかなか面白そうな展開になってきそうだな!」
(-@∀@)「わー最悪」
(-_-)「は?最高の間違いだろ」
(-@∀@)「僕としては最悪だよ」
(-_-)「ていうかニュッ先生見失ったんだけど」
(-@∀@)「何やってんだよ大馬鹿野郎」
198
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:42:31 ID:o2Dr9h0w0
(-_-)「ニュッせんせー?どこですかー?」テクテクテク
(;-_-)そ( ^ν^)
「へぶぅ!!」ドンッ
(-@∀@)(へぶぅて)
( ^ν^)
(;-_-)「ちょ、もー!急にどっか行かないでくださいよ!」
(;-_-)「心配したって言えばそうでもないけど!」
( ^ν^)
(;-_-)「……って聞こえてますー?おーい?」
( ^ν^)
(;-_-)「トンネルの中だから電波悪いのかな……」
(-@∀@)(ここが最深部……薄暗くてよく見えないけど……)
(-@∀@)(目の前にあるのは祠か?)
( ^ν^)"スッ
(-_-)「どうしたんですか先生跪いて」
199
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:43:25 ID:o2Dr9h0w0
( ^ν^)
( ^ν^)「―――さま、――――さま」
(-_-)「え?何?聞き取れない?」
( ^ν^)「―――さま、お聞きください、今夜の生贄を持ってきました」
(-_-)「え?何?活け造り?猿夢?」
(-@∀@)
(-@∀@)(何か既視感あると思ったけどドラクエ11にこんなイベントあったな)
(-@∀@)
(-@∀@)(そうじゃねぇ)
(-@∀@)(これって普通にやばい展開なんじゃね?)
(-@∀@)(さっきから様子がおかしいと思ってたけども……)
(-@∀@)(僕達をここまで連れてきて自分巻き込んで生贄にしようってか。頭湧いてんな)
(-@∀@)(そんで何でここでヒッキーはIQ下がってんだよ)
(-@∀@)
(-@∀@)(やーっべ、あいつら居ないしどうしようかなこれ)
( ^ν^)っ「さぁ……その身体を――さまに……」
(-@∀@)
200
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:43:54 ID:o2Dr9h0w0
(#-@∀@)三つ#) ν )・;'.、
「オラァ!!!!!!」ドゴォ
「しらたきっ!!!!」
(;-_-)そ「えええええええええ!?!?!」
(#-@∀@)「なーにがなんちゃら様だオラァ!!!!ついでにこのパンチはさっきの地蔵の分だコラぁ!!!!」ボコッ
( ν )・;'.、「がんもっ!!!」
(;-_-)「普通に右ストレート決まっちゃったよ!!!やめてあげて!!!」
201
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:44:56 ID:o2Dr9h0w0
( ν )チーン
(#-@∀@)ゼェゼェ
(;-_-)「あーあーもう予定狂っちゃったよ……」
(;-_-)「まぁニュッ先生気絶してるしいいか」
(#-@∀@)「あ"!?なんだ!?貴様らグルか!?エビ固めすっぞ!?」
(;-_-)「何で僕にはプロレス技なんだよ!!とりあえずワケは後で話すから!!」
(;-_-)"「で、えーっと確か銀さんに貰った……」ゴソゴソ
(-_-)「ピコピコハンマー!」
(-@∀@)「ビートたけしかよ」
(-_-)「そんで伸びてるニュッ先生に軽く……えいっ」パキュッ
( ν )「げぼぉ!!」
(;-@∀@)「うっわ何か口から出た!!きもちわるっ!!!」
(-_-)「アサピー!!えんがちょ!えんがちょ!」
(;-@∀@)「え!?何!?千と千尋の神隠し!?」
(-_-)「そんでこの瓶に黒いのを……」キュポン
(-_-)「捕獲!」
(-_-)「ミッションコンプリート!!!」
(;-@∀@)「……えんがちょは?」
(-_-)「何も関係ないけど」
(-@∀@)
202
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:45:17 ID:o2Dr9h0w0
(#-@∀@)三つ#);-_-)
「余計な事すんな!!!!!」
「暴力反対!!!!」
(∩;-_-)「いったいなも〜……何も僕まで殴る事無いじゃん」サスサス
(#-@∀@)「知ってる事全部説明しろ」
(;-_-)「えーっと実はこの前……」カイソウホワワワーン
――――
―――――……
203
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:45:51 ID:o2Dr9h0w0
イ从゚ ー゚ノi、
イ从゚ ー゚ノi、「ヒッキーちゃんヒッキーちゃん、ちょっといいかしら?」コソッ
(-_-)「どうしたんですか銀さん」
イ从゚ ー゚ノi、「ちょっとお願いしたい事があるの。陰湿数学教師ちゃんについてなんだけど……」
(-_-)「ニュッ先生の事ですか?あの人最近何も取り憑かれてないですよ」
イ从゚ ー゚ノi、「それが憑りつかれてるのよぉ!どちらかというと寄生タイプね」
(;-_-)「き、寄生!?あの人カマキリとかだったんですか!?」
イ从゚ ー゚ノi、「ハリガネムシじゃないわよ……言い方が悪かったわね」
イ从゚ ー゚ノi、「憑依されてんのよあの子。このまま放っておけばじわじわと魂を食べらちゃうわ」
(;-_-)「最近なーんか居ないなぁって思ったら別の幽霊が居るから憑りつかれないのかあの人」
イ从゚ ー゚ノi、「で、そこで本題なんだけど」
(;-_-)「……嫌な予感」
イ从゚ ー゚ノi、「陰湿数学教師ちゃんに憑依してるのとっ捕まえてくれない?」
(;-_-)「えーめんどくさいなぁ。銀さんがやれないいじゃないですか」
イ从゚ ー゚ノi、「ヒッキーちゃん大好物のオカルト案件よ」
(;-_-)「いや僕ただの幽霊とかは興味一切ないんで……」
204
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:46:13 ID:o2Dr9h0w0
イ从゚ ー゚ノi、「それに私達が近づくと警戒されるし逃げるのよぉ、ここは生身の人間であるヒッキーちゃんにやってもらわないと」
(;-_-)「んえー……まぁ頼まれた分にはやりますけども……同業者の葬式行きたくないし」
(;-_-)「しかもあの一件でニュッ先生の事は助けないつもりじゃなかったんですか?」
イ从゚ ー゚ノi、「ぶっちゃけ癪だけどもあれ放置したら他の人にも危害加わりそうなのよ」
(;-_-)「じゃあいっそのこと死んだ方がいいじゃないですかあの人」
イ从゚ ー゚ノi、「割とそうかもしれないわね」
イ从゚ ー゚ノi、「ってことでよろしく頼むわ!はいコレ捕獲用の瓶とピコハン!あとお清め用の水!」
(;-_-)「これでどうにかしろと!?」
イ从^ ー^ノi、「どうにかしてちょうだい!それじゃあ検討を祈るわ。チャオ〜☆」
――――
―――――……
205
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:46:34 ID:o2Dr9h0w0
(-_-)「……てことがあって」
(-@∀@)「また全ての元凶なのかよ」
(-_-)「で、どうしよっかな〜って時にニュッ先生が心霊スポットの話してたしアサピー誘ってたから」
(-@∀@)「タイミングよく通りかかったヒッキーに声がかかったと」
(-_-)「そそ。んで何故かアサピーも同行。そんで今ここ」
(;-_-)「いやぁぶっちゃけトンネルとか祠とか全く分かんなかったから!びっくりだよホント!」
(-@∀@)「そこそこ危ない状況だったんだなお前。僕に感謝しろよ」
(-_-)「ぜってーやだ」
(-@∀@)「言ってなんだけど僕もお前なんかに感謝されたくない……とそれよりも」
(-@∀@)「ナンタラ様は放置でいいのか?」
(-_-)
(-_-)「あ」
(-@∀@)「おい」
206
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:47:02 ID:o2Dr9h0w0
(-@∀@)「なんならちょっと出かかってきてるだろ。何とかしろよ」
(;-_-)「何とかしろって言われても……このお清めの水でぶっかければ大丈夫かな?」
(-@∀@)「モノは試しだ」
(;-_-)「よ、よし」
(;-_-)「なんとかなれーッ!!!!」バッシャアアアア
カタ……カタ……
ギィィィィィィ!!!!!
(;-_-)
(-@∀@)
シーン……
(;-_-)「なんとかなった……」
(-@∀@)「そのセリフは大体なんとかなるよ……」
207
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:48:00 ID:o2Dr9h0w0
(-_-)「と、とりあえずこれで事件解決?」
(-@∀@)「よし!じゃあ帰るか!」
(-_-)「戻るのはいいとして……」
( ν )チーン
(;-_-)「ニュッ先生気絶したまま起きないんだけど……」
(-@∀@)「その辺捨てとけ」
(;-_-)「いやいやいや!!!死体遺棄になっちゃうよ!!!」
(-@∀@)「別にまだ死んではないだろ」
(;-_-)「とりあえず運ぶの手伝って!僕手ェ持つからアサピー足ね!」
(-@∀@)「マジで死体隠蔽するみたいになってきたなコレ」
208
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:48:27 ID:o2Dr9h0w0
……イ
オーイ……
(-_-)「……なんか聞こえない?」
(-@∀@)「というか誰か来てないか?」
(;-_-)「こんな所見られたらやばくない?とりあえずニュッ先生隠さなきゃ!」
(-@∀@)「やっぱ隠蔽じゃねぇか」
三<_プー゚)フ「おーーーーーーーい!!!」バビューーーーン
(;-_-)そ「……ってえぇ!?エクスト!?」
<_プー゚)フ「蒼井翔太です!」
(‘_L’)「菅田将暉だろう」
(-@∀@)「どっちもちげぇだろ」
209
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:48:55 ID:o2Dr9h0w0
(;-_-)「と、とりあえず何でここに?」
<_プー゚)フ「お銀に頼まれたんだ!様子見てこいって」
(‘_L’)「それで余と菅田将暉が抜擢されたワケだ」
( ´_ゝ`)「そして俺も居ます」
(´<_` )「俺も居たりするんです」
(;-_-)「わぁ何かいっぱい来た」
(-@∀@)「夜にしか活動できない奴らここぞとばかりに来たな」
210
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:49:22 ID:o2Dr9h0w0
<_プー゚)フ「そんで捕まえた?陰湿数学教師に憑りついてたやつ」
(-_-)「うん。今は瓶の中に入れてあるよ」
(-@∀@)「……よくよく見たらその瓶めちゃくちゃ札貼ってあんのな」
(‘_L’)「よくまぁそんなモン手に持てるな貴様」
(-_-)「じゃあパス」
(;‘_L’)「ええい!そんな物騒なモノ余に近づけるな!」
<_プー゚)フ「宅配のおっちゃん弱点多いもんなー」
(;‘_L’)「失礼な!ニンニクと日光と十字架と銀の銃弾と杭と流水ぐらいだ!」
<_プー゚)フ「いやむっちゃ多いじゃんか」
(-@∀@)「……なんかいつの間にか仲良くなってんなこいつら」
(-_-)「そりゃ招き入れたのエクストだからね……」
211
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:49:48 ID:o2Dr9h0w0
( ´_ゝ`)「ヒッキーよ、その瓶を俺に貸してくれないか?」
(-_-)「あ、うん」
( ´_ゝ`)"スンスン
( ´_ゝ`)「エンッ!」
(;-_-)「黒の教科書!?」
(´<_` )「ふざけてる場合か兄者」
( ´_ゝ`)「正直すまんかった。で、えーっと」
( ´_ゝ`)「後ろにある祠に祀られていたのは"くちなしさま"だ」
( ´_ゝ`)「そんでこいつに憑りついてたのがくちなしさまに食われた人間がそのまま使い魔になったのだな」
(-_-)「くちなし様……聞いたことないなぁ」
<_プー゚)フ「口無いのに人間食うのかぁー変な奴だなぁー」
(‘_L’)「多分そういう意味じゃないと思うぞ」
212
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:50:15 ID:o2Dr9h0w0
( ´_ゝ`)「吸血鬼の言う通り、元々は口減らしの為に祀られていた神様だ」
(´<_` )「神様と言っても、ただのおばけもどきが人間に称えられて勝手にそう呼ばれてたって感じだな」
(-@∀@)「口減らしがだんだん訛ってきてくちなしさまになったと」
( ´_ゝ`)「そういうワケ」
( ´_ゝ`)「まぁ時代の流れによってそういうのは無くなってきたからな。だんだんと消失しかけてきたんだが……」
(´<_` )「ところがぎっちょんこいつを見てくれ。こいつをどう思う?」
( ´_ゝ`)「凄く……大きいです……」
(-@∀@)「真面目に話さないと崖から落とすぞ」
( ´_ゝ`)「いやん罰当たり」
(´<_` )「このネットニュースを見てくれ」スッ
(;-_-)「何で狛犬がスマホ持ってんだ……」
(-@∀@)「フォックスだってスマホ持ってるかそれと似たようなモノなんだな……」
213
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:50:42 ID:o2Dr9h0w0
『××トンネルに肝試しに行った大学生四人が行方不明に』
( ´_ゝ`)「これは数年前に起きた事件だ」
(´<_` )「タイトル通り、トンネルに入った大学生がそのまま行方不明になったやつだな」
( ´_ゝ`)「手がかりも見つからず捜査は難航。巷じゃ神隠しだなんて言われてるぞ」
(-_-)「つまり……このくちなしさまが原因って事?」
(‘_L’)「ふむ、心霊スポットなら人間がよく訪れるからそいつにとっては絶好の穴場と言うわけか」
<_プー゚)フ「黙って口開けてりゃ餌が入るみたいなものだなー」
( ´_ゝ`)「そゆこと」
(-@∀@)「じゃあマジで危なかったしお清めの水ぶっかけて正解だったんだな」
(´<_` )「またほっとけば他の被害者が出るしな」
214
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:51:05 ID:o2Dr9h0w0
(-_-)「あ!ちょっと待って!」
(-_-)「そういえばこの道中にお地蔵様があったんだけどアレもくちなしさまの使い魔みたいな感じだったの?」
(´<_` )「地蔵?そんなものあったか?」
(-_-)「ニュッ先生が途中でぶっ壊していったんだけど……そしたら最深部に辿り着いて」
(-_-)「アサピーのお供えがハイチュウだったばかりに!もしかしたらぷっちょ派だったかもしれないのに!」
(-@∀@)「ぶっ飛ばすぞ」
<_プー゚)フ「アサピー俺にもハイチュウくれ」
(-@∀@)「もうないよ」
<_プー゚)フ「ちぇー」
( ´_ゝ`)「いや……?話を聞く限りむしろその地蔵はいい奴だったんじゃないか?」
(-@∀@)「……でも先へ進めば進む程その地蔵の場所に戻ってきたけど」
( ´_ゝ`)「そりゃ先に行かせない為にしてたんだろ。大人しく来た道戻れば帰れただろ」
(-@∀@)
215
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:51:30 ID:o2Dr9h0w0
(-@∀@)「あの時戻ってたら帰れてたじゃねぇかよ……」
(;-_-)「いやいや!何も解決できないままだよそれだと!」
( ´_ゝ`)「まぁヒッキーの言う通りだな」
(´<_` )「んだな」
<_プー゚)フ「とりあえず皆無事で俺は嬉しいぞ!」
(-@∀@)「何事もなく終わってよかったよホント」
(-_-)「僕としてはもうちょっと何かあってもよかったけど……」
(-@∀@)「だからよくねーって」
(;‘_L’)「……いつまでくっちゃべってるのだ貴様ら。余は疲れたから早く帰りたいぞ」
<_プー゚)フ「何もしてないだろおっちゃん」
――――
―――――……
216
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:51:56 ID:o2Dr9h0w0
(;-@∀@)「あー……やーっと外に出られた……」
(;-_-)「感覚麻痺ってたけどここでどっと疲れた……」
(-@∀@)「ていうか眠いわ……もういっそのことここで野宿しようかな」
(;-_-)「いやいや家まで頑張ろうよ」
( ´_ゝ`)「という事で俺達は帰るぞー」
(´<_` )「しーゆーあげいん」
<_プー゚)フ「見つからないようになー」
217
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:52:19 ID:o2Dr9h0w0
(-_-)「そういえば今何時だ……?」
(‘_L’)「ざっと深夜0時辺りだな」
(;-_-)「げっ、終電逃した。ちょっとアサピー泊めてよ。お前車で来てんだろ?」
(-@∀@)「やだよ野宿しろここで。僕は帰るから」
(;-_-)「さっきそっちが野宿するって言ってただろ!!」
<_プー゚)フ
<_プー゚)フ「そういえばさ」
(‘_L’)「む?」
<_プー゚)フ「陰湿数学教師は?」
(-@∀@)
(-_-)
(‘_L’)
218
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:52:55 ID:o2Dr9h0w0
(;-_-)「やばい置いてきた!!!!」
<_;プー゚)フ「おい!!」
(;‘_L’)「早く拾ってこぬか!!!」
(-@∀@)「僕しーらね」
――――――
――――――……
【トンネル内】
( ν )チーン
おしまい
219
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:53:52 ID:o2Dr9h0w0
またいつか スレ埋まるまでは番外編投下したいなとは思ってます
220
:
名無しさん
:2022/02/05(土) 22:57:00 ID:55/2ks260
あと800レス……!!!!
221
:
名無しさん
:2022/02/06(日) 00:29:55 ID:7R77wW4o0
なんとかなれ無敵すぎるな
今回も面白かった、おつおつ
222
:
名無しさん
:2022/03/26(土) 23:57:28 ID:Rz3ZlzE60
小ネタがちょっとだけ時系列ぐちゃぐちゃ
・野良猫
ニャーン ニャー
从 ゚∀从「ここの公園野良猫のたまり場になってますねー」
(-@∀@)「だな。……でもこいつら耳カットされてるから地域猫か」
从 ゚∀从「あ、ホントだ。どおりで人懐っこいと思ったらそれでかぁ」
ンニャーン
从*゚∀从「おいでおいでー」
ゴロゴロ……
从*゚∀从づ「可愛いなぁお前」
(-@∀@)「高岡は猫好きなのかい?」
从*゚∀从「好きっす!てか俺動物全般は好きな方なんで……」
从;゚∀从そ「……って何かアサピーさんの周りにめちゃ集まってないっすか!?」
(-@∀@)「昔からどうも好かれやすいみたいでね」
从 ゚∀从「何すかその全人類が憧れそうなハーレムは」
(-@∀@)「普通の動物だけだったら良いんだけどね。動物霊とか妖怪みたいな奴とかさぁ……」
从 ゚∀从
从 ゚∀从「あぁ……アサピーさんのトラウマも一応動物ですもんね……」
(-@∀@)「そういう事」
223
:
名無しさん
:2022/03/26(土) 23:58:15 ID:Rz3ZlzE60
从 ゚∀从「アサピーさん田舎とかに泊まったら発狂しそう」
(-@∀@)「自然教室で新潟に泊まった時は夜寝られなかったよ」
从 ゚∀从「実害半端ないっすね」
(-@∀@)「半端ないよ。アレとヒッキーのせいで心霊とオカルトは死ぬほど嫌いになったからな僕」
从 ゚∀从「同じ括りにされてる……」
(-@∀@)「そりゃ同じ……」ビクッ
从;゚∀从そ
从;゚∀从「……なんか居ました?」
(-@∀@)「猫に混じって変なやつ居た……」
从;゚∀从「……おっさんの生首とか?」
(-@∀@)「や、おっさんの生首じゃなくて猫っちゃ猫なんだけど」
(-@∀@)「ガンダムのハロみたいな形状してて一つ目の猫みたいなやつが」
从;゚∀从
从;゚∀从「今日はもう帰りますか」
(-@∀@)「帰るかぁ」
―後日
〜爪'ー`)「なぁなぁアサピー、この前八尺達と一緒に虫取り行ったんだけどよぉ」フヨフヨ
(-@∀@)「寄るなタバコ臭い香水臭い匂い消して来い」
爪'ー`)「そしたらすっげーでっけーカブトムシが居てな!」
(-@∀@)「話聞けよ」
从 ゚∀从
从 ゚∀从(あれも一種の動物霊みたいなもんだよなぁ……)
224
:
名無しさん
:2022/03/26(土) 23:58:50 ID:Rz3ZlzE60
・三つ編み
o川*゚ー゚)o「デレっていつも三つ編みしてるけど毎日大変じゃない?」
ζ(゚ー゚*ζ「そんな事ないよ!むしろ毎日やってるからこそ習慣みたいなものだし」
o川*゚ー゚)o「ふーん、そんなもんか」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなもんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「…………」
ζ(゚ー゚*ζジー
o川*゚ー゚)o「な、何?キューちゃんの顔に何か付いてる?」
ζ(゚ー゚*ζ「キュートちゃんも三つ編みいけそうだよねぇ……」
o川*゚ー゚)o「へ?」
―――――
――――――……
225
:
名無しさん
:2022/03/26(土) 23:59:21 ID:Rz3ZlzE60
_
( ゚∀゚)「わりぃ、部活に遅れたわ」
('、`*川「あらジョルちゃん、今日はもう帰ったのかと思った」
_
( ゚∀゚)「先生に呼び出されてよ……って何か伊藤さんいつも雰囲気違くね?」
('、`*川「デレちゃんにやってもらったのー」
o川*゚ー゚)o「キューちゃんに留まらずここに居る女子の髪型全部三つ編みにされて……」
(*‘ω‘ *)「何ならうまいことヘアアレンジされたっぽよ」
_
(;゚∀゚)「何してんだアイツ……」
ξ*゚⊿゚)ξワクワク
ζ(゚ー゚*ζ「ツンちゃんはお団子アレンジにした方が絶対似合うと思うんだよね……」トカシトカシ
_
( ゚∀゚)「おいデレ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、長岡君」
_
(;゚∀゚)「せめて顔合わせろよ……どんだけ真剣なんだよ……」
ζ(゚ー゚*ζ「長岡君もワンチャン三つ編み出来るかな……」
_
(;゚∀゚)「いや髪の長さ的に無理だが!?」
ζ(゚ー゚*ζ「眉毛とか……」
_
(;゚∀゚)「もげるぞ!?」
ζ(゚ー゚;ζ「もげるの!?」
226
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:00:20 ID:xdR3swQ.0
・ラーメン
(-_-)「科学部諸君!!今日も来たぞ!!」バァン
(-@∀@)「おかえりください」バッバッ
(;-_-)「ちょ、人に向かって塩を投げつけるんじゃ……しょっぱ口に入った!!」
从;゚∀从「ナメクジじゃないんですからやめましょうよ」
(;-_-)「ナメクジと同じ扱いにしないでよ……ていうか今日は喧嘩しに来たワケじゃないから」
(-@∀@)「じゃあなおさら帰れ」
(;-_-)「せめて話聞いてから断って!!」
(-_-)「放課後ラーメン食いに行こうかで来たんだぞこっちは」
从 ゚∀从
(-@∀@)
从 ゚∀从「ヒッキーさんのいうラーメン屋って心霊スポットとかじゃないっすよね?」
(;-_-)「違う違う。そんな所連れてかないから」
(-@∀@)「そもそもこいつ心霊スポット興味ないタイプだし……」
从;゚∀从「あ、そうなんですね。何でそこは良識あるんだ……」
从;゚∀从「ていうか俺ならともかくよくアサピーさんをラーメン屋に誘えますね!!先輩達敵同士でしょ!!」
(-_-)「そりゃそうだけども今は停戦状態だし……」
(-@∀@)「この前テスト終わりにサイゼ寄ったしな」
从;゚∀从「この人達仲悪いのか良いのかマジで分からなくなってくるな……」
227
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:00:44 ID:xdR3swQ.0
(-_-)「それで行くの行かないの?」
(-@∀@)「……高岡はどうしたい?」
从 ゚∀从「俺は正直お腹減ったんで全然いいっすけどね!」
(-@∀@)「じゃあ着いてくよ。あそこのラーメン屋美味しいし」
(-_-)「よしよし、じゃあ早速行くか」
(-@∀@)「その前に鍵かけて戻してくるから職員室寄らせて」
(-_-)「はいはーい」
从 ゚∀从
(-_-)「どしたのハイン君」
从 ゚∀从「正直喧嘩してない先輩達って気持ち悪いんで早く喧嘩してくれませんかね」
(;-_-)「そんなん言われてもね……まぁ僕がアサピーをラーメン屋に誘う理由は他にあるけども」
从 ゚∀从「それってどういう……」
(-_-)「行けば分かるよ」
(-@∀@)「戻ったぞ」ガラッ
从 ゚∀从「早いっすね」
(-@∀@)「鍵返すだけだしな」
从 ゚∀从「確かに」
228
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:01:34 ID:xdR3swQ.0
川д川「あれ……何か珍しい組み合わせ……でもないか」バッタリ
从 ゚∀从「あ、貞子さんちーっす」
川д川「こんにちはハイン君。皆で何処か行くの?」
从 ゚∀从「ラーメン食べに行くんですよ」
川д川「放課後にラーメン……男子高校生らしいわね……」
(-@∀@)「……貞子も行くか?」
川;д川「えっ、でも何か悪いよ……私お邪魔だと思うし……」
(-_-)「えー全然邪魔なんかじゃないよ!」
(-@∀@)「今ならヒッキーが全員分奢るって言うから」
(;-_-)「奢んないよ!!勝手な事言うなし!!」
从 ゚∀从「今忙しいとか?」
川д川「むしろ今から帰る所だけど……」
(-_-)「お腹すいてないならいいけど……」
川;〜川「うーーーーん……」
229
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:01:59 ID:xdR3swQ.0
川;д川
川;д川「じゃあご一緒しようかな……」
(-_-)「やった。お母さんに連絡する?」
川д川「うん、晩御飯いらないって言っておかなきゃ」
川д川「あとそうだ。この前お姉さんがくれたお土産美味しかったよ。ありがとうって伝えといて」
(-_-)「分かったー姉ちゃんに報告しとく」
(-@∀@)
从 ゚∀从「どうしたんですかアサピーさん、渋い顔して」
(-@∀@)「幼馴染オーラでかき消されそう」
从;゚∀从「まぁまぁ……」
―――――
―――――――……
230
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:02:34 ID:xdR3swQ.0
<オマタセシマシター
川;д川「す、凄い量だね……」
从 ゚∀从「えー?これぐらい普通っすよー」
川;д川「流石食べ盛り……」
(-@∀@)ユゲデメガネクモリー
从;゚∀从「何かアサピーさん面白い事になってますね!?」
(*-_-)「あっはっはっはwwwwwww毎回ラーメン食べる度にアサピーの眼鏡曇るからwwwwww僕は毎回毎回これを楽しみにブフォwwww」ゲラゲラ
川д川「ヒッキー君うるさいよ」
(#-@∀@)ゲシッ
(;-_-)「いって!蹴るなよ!」
川д川「こーら二人共、やめなさい」
从 ゚∀从「お母さん……」
231
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:04:25 ID:xdR3swQ.0
( ・∀・)「はーもうやってらんね……眼鏡はずそ……」カチャッ
从 ゚∀从
川д川
(-_-)
( ・∀・)「……何で一斉にこっち見るんだよ」
从 ゚∀从「いやぁ、眼鏡外すと更に目つき悪くなるなぁって」
( ・∀・)「だって見えないし……曇るの煩わしいしヒッキーが爆笑するから取った方がマシだけど」
川д川「せめて眉間にしわ寄せる癖やめた方がいいよ」グイグイ
(;・∀・)「分ったよもう」
(-_-)「いつ見ても裸眼のアサピーは慣れないな……」
( ・∀・)「まぁ眼鏡かけてる奴全員に言える事だけどな。食べ終わったらまたかけるから」
从;゚∀从「アサピーさんの眼鏡気ぃ取られてたけどラーメン食べなきゃ……」
川;д川「そうだね……伸びちゃうし。その前に髪の毛束ねとこ……」ムスビムスビ
( ・∀・)
从 ゚∀从
(-_-)
川;д川「……何で一斉にこっち見るの」
( ・∀・)「貞子の髪の毛結んだの初めて見たから……よく見えないけど」
从 ゚∀从「ポニテ新鮮だなぁと思って」
(-_-)「何なら僕も超久々に見たかもしれない」
川;д川「もう!いいよこの流れは!ラーメン食べて!」
从 ゚∀从「へーい」ズルズル
232
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:04:48 ID:xdR3swQ.0
( ・∀・)「知ってるか高岡、メンマって実は割り箸を浸したやつなんだぜ」
从;゚∀从そ「えっ!?そうだったんすか!?」
( ・∀・)「つまり僕達は今まで割り箸を食べてたワケだ」
从;゚∀从「割り箸ってこんな美味しいものだったんすね……」
川д川「後輩に変なウソ教えなーい」
(;-_-)そ「えっ!?!?!?メンマって割り箸じゃなかったの!?!?」
川;д川「今の今まで信じてたの!?」
( ・∀・)
(;・∀・)「メンマって割り箸だったんだな……」
川;д川「アサピー君まで!?!?!?」
おしまい
233
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:08:34 ID:xdR3swQ.0
書きたいと思ってるもの
・心霊スポット二回目
・メインキャラが性転換しちゃうやつ
・クロスオーバー(ブラコンの椎菜)
234
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 00:29:57 ID:jc7d12Yg0
オカサイが読めて嬉しい…
ラーメン食べるみんなかわいいな。
ブラコンとのクロスオーバーも楽しみ
235
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 03:09:09 ID:LpzxG8rs0
おつです
236
:
名無しさん
:2022/03/27(日) 23:25:43 ID:Sdc4hAQw0
乙乙
237
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:42:37 ID:cMUcz0/k0
ハロウィンなので
238
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:43:25 ID:cMUcz0/k0
ζ(゚ー゚*ζ「今日はハロウィンだねぇ」
_
( ゚∀゚)「んだなぁ……ってデレ、お前その血のりどうしたよ」
ζ(゚ー゚*ζ「いやぁハロウィンだから軽い仮装をしようと思って」
_
( ゚∀゚)「頭にナイフぶっ刺さってて白衣も顔も血のりに塗れてるその姿が軽い仮装……?」
ζ(゚、゚*ζ「流石に本格的な奴は学校でやったら怒られるし……ちなみにこのナイフはカチューシャだよ」
_
( ゚∀゚)「十分それでも怒られそうな気がするけどな……せいぜい先生に見つからないようにしとけよ」
ζ(゚ー゚*ζ「いやぁ部室内だったら大丈夫だよ〜」
(-_-)ガラッ
ζ(゚、゚*ζ「あっ」
_
(;゚∀゚)「早速見つかってんじゃねぇか!!いやでも小森先生だからセーフなのか?!」
(;-_-)「うわっ……生徒が血まみれで居る……」
ζ(゚、゚;*ζ「いやそのっ、血のりなんでこれ。私の血じゃないでセーフですよ」
(;-_-)「洗濯が大変そう……」
ζ(゚、゚;*ζ「心配する所そっちなんですか!?」
_
(;゚∀゚)「それは俺も思ったけども」
(;-_-)「と、とりあえず僕は見逃すけども他の先生には見つからないようにね!」
ζ(゚、゚;*ζ「は、はi(-@∀@)「小森先生邪魔だよどいて」グイッ
_
(;゚∀゚)「うげ」
ζ(゚、゚;*ζ「わぁ」
(-_-;)「うわぁ通用しない奴が来ちゃった!帰れ!!今は帰れ!!」
(-@∀@)「何で僕ここの顧問なのに帰れって言われなきゃならないんだよ」
239
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:43:49 ID:cMUcz0/k0
ζ(゚、゚;*ζ
(-@∀@)
(-@∀@)「なんか凄い事になってる人が居るんだけど」
_
(;゚∀゚)「違うんですよ先生!!デレのやつ、頭からファンタグレープを被って!!」
ζ(゚ー゚*;ζ「長岡君!!」
(-@∀@)「じゃあその頭にぶっ刺さってるそれは?」
ζ(゚ー゚*;ζ「あ、えっと……転んだ拍子に刺さっちゃって……!!」
(-@∀@)「どういうドジ属性?」
240
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:44:12 ID:cMUcz0/k0
(-@∀@)「……まぁ今日ハロウィンだから多少は目をつぶってあげるけども」
(-@∀@)「その恰好のまま下校しないでね」
ζ(゚ー゚*;ζ「あ、はい……すみません」
_
(;゚∀゚)「クソっ……小森先生が余計なフラグ立てるから朝日先生来ちゃったじゃないすか……」
(;-_-)「えぇ僕悪者なの?」
(-@∀@)「悪霊退散」ペシペシ
(;-_-)「うわぁやめろ!明らかに駅前で配ってたポケットティッシュで殴ってくんな!!」
241
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:44:37 ID:cMUcz0/k0
ζ(゚、゚*ζ「そういえば思ったんですけど、小森先生ってハロウィンでもテンションが上がらないんですね」
(-_-)「だってハロウィンって言わば西洋版お盆じゃん……お盆ってそんなにテンション上がらなくない?」
ζ(゚、゚;*ζ「あれ思ったのと違う答えが返ってきた」
(-@∀@)「昔からこういう感じだからこの人」
_
(;゚∀゚)「めんどくせぇタイプのオカルト好きだな……」
(-_-)「あーでも映画の方のハロウィンは好きだよ。ブギーマンかっこいいし」
ζ(゚ー゚*ζ「マイケルいいですよねぇ」
_
(;゚∀゚)「俺スプラッタはダメだわ……朝日先生は?」
(-@∀@)「シリアルキラーは別に嫌いじゃない」
_
(;゚∀゚)「ぐぉぉ……」
242
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:45:08 ID:cMUcz0/k0
ガラッ
o川*゚ー゚)o「トリックオアトリート!!!」
( <●><●>)「お菓子くれなきゃ財布の中のお札全部洗濯しますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、キュートちゃん。ハロウィン仕様だ」
o川*゚ー゚)o「シュールん所でお菓子貰ってきたのよ」
( <●><●>)「ポン菓子貰いました。あげます」
ζ(゚ー゚*ζ「やったー」
_
( ゚∀゚)「やったー」
(-@∀@)「……本家都市伝説共はハロウィンに浮かれてるなぁ」
(-_-)「キュートさんとワカッテマスさん元々死者の魂みたいなモノだし仮装する必要なくない?」
o川*゚ー゚)o「なんかムカつくわねその言い方」
( <●><●>)「ほらほらお菓子をよこしなさい。でなきゃ飲みかけのペットボトル部屋に設置しますよ。大量に」
(;-_-)「さっきから実害はそうでもないけど地味に嫌なタイプのイタズラは何なの!?」
243
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:45:29 ID:cMUcz0/k0
o川*゚ー゚)o「ほら、クソメガネ。さっさと出すもん出しなさいよ」
_
(;゚∀゚)「おい!!なんか言い方がいかがわしいぞ!!発言気をつけろ!!」
o川;゚ー゚)o「そんなつもりで言ったワケじゃないわよ変態!!」
ζ(゚ー゚*ζ「長岡君……」
_
(;゚∀゚)「思った事を口に出しただけなのにこの仕打ち!!」
(;-_-)「いやそれは口には出しちゃダメだからね!」
(-@∀@)「何か連鎖的にいかがわしくなってるぞこの流れ」
244
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:46:16 ID:cMUcz0/k0
o川;゚ー゚)o「と、とりあえずお菓子よこしなさい!そうじゃなきゃ眼鏡に指紋付けるわよ!」
(-@∀@)「えー……じゃあ白衣のポッケに入ってたキャラメルやるよ」
o川*゚ー゚)o「おお……意外なチョイス」
( <●><●>)「私はー?私はー?」
(-@∀@)「めんどくさい彼女みたいな絡み方すんな。ほれ」
( <●><●>)「わーいサイコロキャラメルだー」
o川*゚ー゚)o「ほんじゃあ次ヒッキー!!」
(;-_-)「いきなりそんな事言われてもなぁ……」
(;-_-)"ゴソゴソ
(;-_-)「後で食べようと思ってた甘納豆でよければ……」
o川*゚ー゚)o「しっぶ……」
ζ(゚ー゚*ζ「でも不思議と違和感がない……」
_
( ゚∀゚)「小森先生がメントスとかハリボーのグミ持ってたらそれはそれで違うもんな……」
(;-_-)「僕の事なんだと思ってるのさ」
245
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:46:53 ID:cMUcz0/k0
o川*゚ー゚)o「まぁ嫌いじゃないけど」
( <●><●>)「こんなん持ち歩いてるなんてばあやじゃないですか」
ζ(゚ー゚;ζ
(-@∀@)「……ッwww」
(;-_-)「ばあやってなんだよ!!おばあちゃんならまだしもばあやって!!」
(-@∀@)「くっ……wwwwばあやwwwww」
(;-_-)「ほらもー変な所でツボっちゃったよこの人ー昔からそうなんだからー」
(-@∀@)「それじゃあwwwwそろそろ職員室戻りますよばあやwwww」
(;-_-)「やめろ!!!僕をばあやって呼ぶな!!」
ζ(゚ー゚*ζ「はーいさよならばあや先生」
_
( ゚∀゚)「さよなら小森ばあや」
(;-_-)「レパートリーを増やさないで!!!!」
(*-@∀@)「wwwwwwwwwwwwwwwwww」ゲラゲラゲラ
(;-_-)「いつまで笑ってんだよ!!!!おい!!!!お前の事セバスチャンって呼ぶぞ!!!!いいのか!!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「こんな笑ってる朝日先生初めて見た……」
_
( ゚∀゚)「色んな意味で怖いな」
246
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 22:47:15 ID:cMUcz0/k0
o川*゚ー゚)o
( <●><●>)
o川*゚ー゚)o「ちょっとー……ワカッテマスさんのせいでクソメガネ後数分はツボってるわよ」
( <●><●>)「私は無実なんで……」
o川*゚ー゚)o
( <●><●>)
o川*゚ー゚)o「ずらかるか」
( <●><●>)「ええそうですね。私は何も見なかった事にします」
( <●><●>)「そして最後に……」
( <●><●>)「ハッピーハロウィン!!!!!!!」
o川*゚ー゚)o「無理矢理オチ付けようとしてない?」
おわり
247
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 23:26:37 ID:iJo3XRxw0
乙!オカサイ嬉しい!
ヒッキーが甘納豆持ってるのなんか分かる
セバスチャン……お嬢様……うっ頭が
248
:
名無しさん
:2022/11/01(火) 00:12:00 ID:pWFC8iUg0
乙です
249
:
名無しさん
:2022/11/01(火) 18:31:09 ID:N02DJ.Dc0
乙
ポケットティッシュで悪霊退散好き
250
:
名無しさん
:2022/11/02(水) 00:08:34 ID:3Ep9JHto0
乙です
おかし常備してるのかわいいな
251
:
名無しさん
:2022/11/05(土) 15:29:22 ID:7SK402zA0
( <●><●>)「私はー?私はー?」
(-@∀@)「めんどくさい彼女みたいな絡み方すんな。ほれ」
( <●><●>)「わーいサイコロキャラメルだー」
ここ可愛い
252
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:42:53 ID:3huXQx2c0
以前言ってたやつ
253
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:43:15 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「何処ですかここ!!!!!!!!」
(*゚ー゚)「知らない土地!!!!見知らぬ学校だ!!!!右も左も分かんねぇ!!!!」
(*゚ー゚)「スマホも圏外!!!!何故か荷物すらねぇ!!!!詰んだ!!!」
(*゚ー゚)「しいてラッキーと言えばまだここの在校生or先生に見つかってない事かな!!!」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「いや全然ラッキーじゃないんですけどね!!!わははは!!!」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「どないしよ……」
(*゚ー゚)「異世界転生にしてもめっちゃ現代的だし……私トラックに轢かれた記憶も無いし……」
(*゚ー゚)「ていうか今日丸一日の記憶がすっぽり抜けてるんですよねぇ……経歴すらも分からない……」
(*゚ー゚)「死ぬんかな私……やだ……まだHUNTER×HUNTERも新テニの完結も見送れてないのに……」
(*゚ー゚)「でも……死ぬとしたらせめて……せめて知り合いに会いたかった……」
ζ(゚ー゚*ζ)))
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「知り合い居たああああああああああああ!!!」
そζ(゚ー゚;ζビクッ
254
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:43:42 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「デレさん!!?デレさんですよね!??!」
ζ(゚、゚;ζ「え、えっと……」
(*゚ー゚)「なんかちょっと雰囲気とか髪型とか制服とか違うけど間違いなくデレさんですよね!?そのおっぱいの大きさはまさしく!?」
ζ(゚、゚;ζ「私の名前を知ってるみたいですけどもどちら様で……?」
(*゚ー゚)「私の事を忘れたというのですか!??!このちょーぜつびしょーじょを!?」
ζ(゚、゚;ζ「あ、いや……お顔は大変可愛らしいと思いますけど私は貴方の事を存じ上げてないので……」
(*゚ー゚)「昨日もあんなに熱く卵産み付けディルドの産卵プレイから始まるホモの話をしたのに!?」
ζ(゚、゚;ζ「さ、産卵プレイ!?」
(*゚ー゚)「なんてこった!!ジーザス!!私の記憶もデレさんの記憶も消えちまったよ!!まるで一夜の夢みたいだぜ!!」
ζ(゚ー゚;ζ「とりあえず落ち着いてください!!状況説明状況説明!!」
―――――
―――――――……
255
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:44:16 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「……って事なんです」
ζ(゚、゚*ζ「ふむふむ。今日丸一日の記憶が無いうえに気づいたら見知らぬ土地に立っていたと」
(*゚ー゚)「そうなんですよ……こんな話信じてもらえって言われても怪しいんですけど……」
ζ(゚ー゚*ζ「いえいえ疑いませんよ。割とこういう状況は慣れてますので」
(*゚ー゚)「慣れてるんですか!?この学校どんだけ異世界転生してるんです!?」
ζ(゚ー゚;ζ「いや異世界転生ではないと思うんですけど」
(*゚ー゚)「めっちゃ平和というかめっちゃ日本に似てますもんねここ」
ζ(゚ー゚*ζ「似てるじゃなくて普通に日本です」
(*゚ー゚)「ジャパン……」
256
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:44:43 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「とりあえず休憩がてら私の部活に来ませんか?」
ζ(゚ー゚*ζ「それにうちの学校の先生でこういうの慣れてるといいますか、分かってくれる先生は居ますから」
(*゚ー゚)「デレさん……」ジーン
ζ(゚、゚*ζ「不安でしたよね。いきなり知らない所に来て」
ζ(゚、゚*ζ「力になれるかは分かりませんが……お手伝いしますよ」
(*゚ー゚)「デレさん!!!!!!!!!」ブワッ
ζ(゚、゚;ζ「あわわ!!泣かないでください!!一緒に部活行きましょうねー」
(*゚ー゚)「あい……」ズビズビ
ζ(゚、゚;ζ(同い年ぐらいだけど迷子の5歳児案内してる気分になるなぁ)
257
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:45:10 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「あ、そういえばまだお名前聞いてませんでしたよね」
(*゚ー゚)「椎菜です……椎菜しぃ……」
ζ(゚ー゚*ζ「しぃさん!」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「私の事師匠って呼ばないデレさんすっごく違和感ありますね……」
ζ(゚、゚;ζ「師匠!?!?!いつの間にか師弟関係に!?!?」
(*゚ー゚)「まぁやっと私の知ってるデレさんのそっくりさんだと脳みそが理解したので気にしませんけど……」
ζ(゚、゚;ζ「どういう関係なんだ……あ、着きました」
258
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:45:31 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「ここです!」
(*゚ー゚)「科学室……デレさんは科学部なんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうです!!こう見えても科学部の部長なんですよ!!」フンスフンス
(*゚ー゚)「おー!」パチパチパチ
ζ(゚ー゚*ζ「では早速……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚;ζ「入る前にちょっと一旦待ってもらってもいいですか!!!」
(*゚ー゚)「あ、大丈夫です待ってます」
ζ(゚、゚;ζ「ごめんなさいすぐ済ませるんで!!」
259
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:45:54 ID:3huXQx2c0
パタン
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)(済ませるってなんだろう……トイレかな……)
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)(なんか複数人の声が聞こえますね……)
(*゚ー゚)(そりゃいきなり知らない女子高生来たってなりますもんね……)
(*゚ー゚)(そんで異世界転生しちゃいましたー!とか言ったら頭パーだと思われますし……)
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)(今レモナさん達何してるのかなぁ……元気かなぁ……)
(*゚ー゚)"
(*゚ー゚)(うーん、圏外)
260
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:46:18 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚;ζ「お待たせしました!入ってもいいですよ!」ガラッ
(*゚ー゚)「はーい!お邪魔しまーす」
_
( ゚∀゚)
(*゚ー゚)「わぁ!!!!誘い受けだ!!!!!」
_
(;゚∀゚)そ
そζ(゚ー゚;ζ「何事!?」
(*゚ー゚)「ごめんなさい発作みたいなものです何でもないです」
_
(;゚∀゚)「お、おう……そんでアンタ、迷子なんだって?」
(*゚ー゚)「まぁ……そういう事になるんですかね……異世界転生は……」
_
( ゚∀゚)「まー所謂アレか。パラレルワールドってやつ」
ζ(゚、゚*ζ「先生の知り合いにもそういう人居たって言ってましたもんね」
_
( ゚∀゚)「ここの卒業生な」
(*゚ー゚)(話ついてけねぇ)
261
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:46:44 ID:3huXQx2c0
_
( ゚∀゚)「あ、そんで俺長岡ジョルジュ。よろしくな」
(*゚ー゚)「長岡君ですね。私は椎菜しぃって居ます」
_
( ゚∀゚)「椎菜ね」
(*゚ー゚)"「そういえば外で待ってる時複数人の声が聞こえたと思ったんですが長岡君とデレさんしか居ないんですね」キョロキョロ
_
(;゚∀゚)「あーそれはだな……」
ζ(゚ー゚;ζ「き、気のせいじゃないですか?あはは……」
(*゚ー゚)「気のせいですかー」
ζ(゚ー゚;ζ「そうそう!気のせいですよね!長岡君!」
_
(;゚∀゚)「そうそう気のせい。幽霊部員しか居ないからこの部活」
(*゚ー゚)「それ言ってて悲しくならないですか?」
_
( ゚∀゚)「廃部にならないだけでマシだと思ってるから……」
ζ(゚ー゚*ζ「それはそう」
(*゚ー゚)「本当に二人でしか活動してないんですね……」
262
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:47:22 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「あ、そういえばこういう状況に詳しい先生が居るってデレさんから聞いたんですけど……」
_
( ゚∀゚)「こういう状況っつーかオカルト関連とうか」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ真っ先に相談するとしたらその人しか居ないもんね」
(*゚ー゚)「すげぇ……なんだその寺生まれのTさんみたいな人……呼びに行かなくてもいいんですかね……」
_
( ゚∀゚)「まぁそのうち来るぜ」
ガラッ
(*-_-)「科学部諸君おはよー!」
_
( ゚∀゚)「ほら来た」
(-_-)「……ってアレ、なんか今日は随分と人数が少ないな……」
ζ(゚ー゚;ζ「まーちょっと諸事情と言いますか……オカルト案件といいますか……」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「あ、えっ!?!?小森君!?!?!??」
(;-_-)「えっ誰!???!?」
263
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:47:44 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「いや、なんというか私の知ってる小森君じゃないけど小森君!?!?大人バージョン!?!?」
(;-_-)「確かに僕は小森ヒッキーだけど女子高生に君付けで呼ばれるような知り合いは居ないよ!?!?」
(*゚ー゚)「うわぁ!!!なんか全然雰囲気違う!!!違和感!!!!」
(*゚ー゚)「私の知ってるのはアグネスタキオンだけどこっちはアレだ!!!スぺちゃんだ!!!」
(;-_-)「怖い!!!何この子!!!どっから拾ってきたの!?」
_
(;゚∀゚)(あの小森先生が怯えてる……)
ζ(゚ー゚;ζ「拾ってきたというか……連れてきたのは私なんですけど……」
ζ(゚ー゚;ζ「実はかくかくしかじか……」
(;-_-)「あー……たまにあるやつか」
ζ(゚、゚;ζ「たまにあるんですか」
(;-_-)「過去に一回あったしきさらぎ駅でもう一人の自分に会ったよ」
_
(;゚∀゚)「マジでどんな体験してんだよ先生……」
264
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:48:42 ID:3huXQx2c0
(;-_-)「で、えーっと君は別の世界から来たと」
(*゚ー゚)「そうなるんですかねぇ」
(;-_-)「どうしてこうなったっていう経歴とか分かる?」
(*゚ー゚)「いや……気づいたらここに居て私の知ってるけど知らないデレさんとか小森君が居て椎菜困惑って感じです」
(;-_-)「まぁそうだよね……僕も気づいたら別世界飛ばされてた事あるもん……」
_
( ゚∀゚)「パワーワードにも程があるだろ」
(;-_-)「だって本当の事だし……」
(;-_-)"キョロキョロ
(;-_-)「……そんで、他の皆は立ち退いてると」
ζ(゚ー゚;ζ「まぁ……一応は……」
_
(;゚∀゚)「普段が普段だから警戒心高いよなぁ」
(*゚ー゚)(野生動物でも居るんですかこの学校は)
265
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:49:21 ID:3huXQx2c0
(-_-)「そういえばスマホとかって使えるの?」
(*゚ー゚)「圏外なんですよねぇ……おまけに荷物もどっか行ってマジで詰んでる状態なんですよ……」
(-_-)「あ、圏外パターンもあるんだ」
(*゚ー゚)「私の元の世界の時間とかもどのぐらい経ってるかも分かりませんし……」
(;-_-)「そうだよね……親御さんも友達も心配してるだろうし君自身不安だよね……」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「私の知ってる小森君はそんな人の心があるような人じゃない……」
(;-_-)「マジで何なの君の世界の僕」
(*゚ー゚)「アグネスタキオン」
(;-_-)「わけわかんないよ……」
266
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:49:45 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「そういえば杉浦さんの携帯なら使えるんじゃないですか?」
(-_-)「きさらぎ駅でも繋がるから余裕で繋がりそうな気はするね」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあちょっと借りてきますー」
(-_-)「はいはい」
パタン
(-_-)「とりあえず捜索願出される前に連絡は入れた方がいいんじゃないかな」
(*゚ー゚)「それでも私が帰れなかったら捜索願出されそうな気がしますけどね」
(;-_-)「……そうなる前に何とかしてみせるよ」
267
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:50:14 ID:3huXQx2c0
ガラッ
(-@∀@)
_
( ゚∀゚)「あ、今日は来ないと思ったけど来た」
(-@∀@)「なんかいつもより人少なくない?」
_
( ゚∀゚)「それ小森先生も言ってたっすよ」
(-@∀@)「うわぁ最悪……」
(-_-)「最悪って何だよ最悪って」
(*゚ー゚)
(-@∀@)「てか何か知らない生徒居るじゃん……幽霊?」
(-_-)「いや人間人間。かくかくしかじかで」
(-@∀@)「あぁそういう……」
268
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:50:46 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「借りてきましたー!」ガラッ
ζ(゚、゚*ζ「……って朝日先生も来てたんですか」
(-@∀@)「うん。入ったら早々知らない生徒と小森先生が居たしあいつらも居ないし」
(-@∀@)「まぁ状況は把握したよ」
ζ(゚、゚*ζ「話が早くて助かります……しぃさん、とりあえずこれで元の世界に連絡を」
(*゚ー゚)
ζ(゚、゚;ζ「なんか宇宙猫みたいになってる……」
(-_-)「朝日先生の顔が怖いんじゃない?」
(-@∀@)「ぶっ飛ばすぞ」
_
(;゚∀゚)ノシ「大丈夫かー……?」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「ハッ……すみません……とてつもない好CPの予感がしたので……」ジュルリラ
269
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:51:49 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「とりあえずこれを使って連絡してみてください」
(*゚ー゚)「うっわガラケーだすっげ」
ζ(゚ー゚;ζ「あぁ普通にLINEの方が主流ですもんね……失敗したかな……」
(*゚ー゚)「いえいえ一応連絡先は知ってるので……」ピッピッピッ
(*゚ー゚)プルルルルルル
ζ(゚、゚;ζドキドキ
270
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:52:12 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「あ!!!繋がりましたー!!良かったー!!」
(*゚ー゚)「レモナさん!!今そっち何時ですか!?!」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「お昼の12時……日にちは……?」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「はい……はい……同じですね」
(*゚ー゚)「あ、いや。説明すると長くなると言いますか……異世界転生と言いますか……」
(*゚ー゚)「もしかしたらしばらく帰れないかもしれないんですけど」
(*゚ー゚)「いや財力使って私を捜索するのはやめてください!!!絶対に帰ってきますから!!」
(*゚ー゚)「はい……はい……」
(*゚ー゚)「分かりました……明日までには帰ってくるって約束します」
(*゚ー゚)ブツッ
_
( ゚∀゚)「なんか色々ツッコミどころあったけど無事連絡出来たんだな?」
(*゚ー゚)「はい。明日までに帰らないと私友達の財力で捜索されるみたいです」
ζ(゚、゚;ζ「どういう事なんですか……」
(*゚ー゚)「私も知りたい……」
271
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:53:36 ID:3huXQx2c0
ζ(゚ー゚*ζ「とりあえず携帯は杉浦さんに返すとして……」
(*゚ー゚)「凄いですねその携帯……普通に私の知ってる人に繋がりましたし……」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁそういうアイテムなので……」
(*゚ー゚)「……ところで」
(*゚ー゚)「あの二人はどういった関係で?」
ζ(゚、゚*ζ「普通に私の学校の先生ですよ。元々ここの卒業生で」
_
( ゚∀゚)「まぁ色々と有名だわな」
(*゚ー゚)「色々と有名なんですか!??!?!?どう有名なんですか!???!?」フンスフンス
_
(;゚∀゚)「鼻息の勢いがすげぇ!!!!!」
272
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:54:33 ID:3huXQx2c0
ζ(゚、゚*ζ「まー……高校の頃から仲が悪かったそうでいっつも喧嘩ばっかしてる……のかな?」
_
( ゚∀゚)「どう見ても仲良いけど……」
(-@∀@)「どこがだよ」
(;-_-)「本当だよ!僕がここに来るなり嫌な顔する奴が!!」
(-@∀@)「当たり前だろうがここの顧問でもない癖に」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「いやこんなんずるいよMagnetic todayやんけ!!!!!!!!!!!!!!!」
(;-_-)「何が!??!!??!?」
(*゚ー゚)「仲良し希望ライバル希望気になるでしょう!?!?!?!?!?!」
(*゚ー゚)「分かるよ!!!!!分かるよ!!!!!!!」
(;-_-)「何を!?!??!?」
(-@∀@)「ねぇこの子めっちゃ怖いんだけどマジで何なの」
ζ(゚、゚;ζ「……発作?」
(-@∀@)「お銀と同じタイプなんじゃないのこれ」
273
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:55:10 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「やべぇ!!!!!!!私早く帰りたい!!!!!!!」
(*゚ー゚)「こんなん見続けちまったら心臓が持たねぇ!!!!!!」
(*゚ー゚)「でも帰りたくねぇ!!!!!!!!」
(*゚ー゚)「こんなホモ出会っちまったら最後!!!!!!!!」
(*゚ー゚)「元に戻れなくなってしまいます!!!!身近なホモがあるというのに!!!!私は!!!!!!!」
(-@∀@)「何お前ホモなの」
(;-_-)「いや違うけど!?!?」
(-@∀@)「貞子という幼馴染が居ながらお前……」
(;-_-)「何で僕がホモみたいな流れになってんだよ!!!ていうか貞子さん関係なくない!?!」
(*゚ー゚)「いや私から見たら貴方もホモですけど!???」
(-@∀@)「何でそうなるんだよ」
(*゚ー゚)「自覚が無いんですか!?!??!」
(-@∀@)「生まれた時から現在進行形で違うよ」
('、`*川「そうよ!!!!!!」バーーーーン!!!
(*゚ー゚)「うわなんか急に何も無い所からスタイルが良いお姉さんが!!!!」
ζ(゚、゚;ζ「あ、ちょ!!伊藤さん出てきちゃダメですって!!」
('、`*川「ごめんなさいデレちゃん……どうしても聞き捨てならなくて……」
(*゚ー゚)「まさか別カプ推し……!?」
274
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:55:52 ID:3huXQx2c0
('、`*川「アサピーちゃんはねぇ!!!!昔から私のモノなのよ!!!!!!!!」ギュウウウウウウウウ
('、`*川「ヒッキーちゃんにも!!貴方にも!!誰にもあげないんだから!!!!!!」ギュウウウウウウウウ
(;-@∀@)「痛い!伊藤さん痛いから!」
ζ(゚、゚;ζ「落ち着いてください!!朝日先生折れちゃうから!!」
o川;゚ー゚)o「ペニサス!!ステイステイ!!」
<_;プー゚)フ「俺達隠れてた意味無くなるだろー!!」
(;-_-)「うわー!!次から次へと!!!」
_
( ゚∀゚)「おっぱい……」
(*゚ー゚)「グワーッ!!!!過激派夢女だーー!!!!」
(*゚ー゚)「ていうかなんかいっぱい出てきたんですけど!?」
ζ(゚、゚;ζ「なんでもない!!なんでもないです!!」アタフタ
(;-_-)「ていうか帰ろう!!今すぐ帰ろう!!!」
275
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:56:36 ID:3huXQx2c0
('、`*川ギュウウウウウウウウ
(;-@∀@)「でも帰り方分からないんじゃ……いたたたたマジで折れる!!」
(;-_-)「シュールさん!!シュールさんに頼めば何とかなる!!」
(;-_-)「僕達の時もそうだった気がするし!!」
ζ(゚、゚;ζ「な、なるほどシュールさんが居ましたね……」
(;-@∀@)「てことで津出、頼んだよ」
ζ(゚、゚;ζ「はい!」
('、`*川ギュウウウウウウウウ
(;-@∀@)「だー!!離せ!!!今すぐ離せ!!!僕は職員室に戻るんだ!!」
(;-_-)「僕も職員室戻ろ……それじゃあお幸せに……」ソソクサ
(;-@∀@)「ざっけんな畜生!!」
_
( ゚∀゚)「伊藤さん!!!!俺の胸はいつでも空いてますよ!!!さぁさぁ!!!!」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「なんか私やっちゃいました?」
ζ(゚、゚;ζ「いえいえ何もしてませんし見なかった事にしてください」
ζ(゚、゚;ζ「ささ……女子トイレ向かいましょうかしぃさん」
(*゚ー゚)「も、もしかして連れションですか……?」ドキドキ
ζ(゚、゚;ζ「違います!!」
―――――――
―――――――………
276
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:57:25 ID:3huXQx2c0
―女子トイレ
ζ(゚、゚*ζ「シュールさーん。居ますー?」コンコン
ζ(゚、゚*ζ
lw´‐ _‐ノvっ「あいさーおるでー」キィ
ζ(゚、゚*ζ「あ、良かった」
lw´‐ _‐ノv「デレの字から来るなんて珍しいじゃないの。どしたん話聞こか?」
ζ(゚ー゚*ζ「実はかくかくしかじか」
lw´‐ _‐ノv「ほうほう制服のおっぱいぱいの部分ががきつくなってきたと」
ζ(゚ー゚;ζ「言ってませんよ!!ていうか何で知ってるんですか!?」
(*゚ー゚)「何でか知らないけど巨乳マウントされた気分です今」
lw´‐ _‐ノv「そんで元の世界に帰りたいね……任せんしゃい」
ζ(゚ー゚*ζ「おー流石シュールさん」
277
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:58:01 ID:3huXQx2c0
lw´‐ _‐ノv「お嬢ちゃん、家の住所や番地は?」
(*゚ー゚)「あ、えーっと東京都ほんにゃかほんにゃら……」
lw´‐ _‐ノv「おk把握。じゃあそこの個室入って腰かけて」
(*゚ー゚)「おしっこしないと帰れない部屋とかじゃないですよね」
lw´‐ _‐ノv「ぼかぁトイレの女神様だけども人の放尿姿見て興奮するような性癖は持ってないからなあ」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ……ここでお別れになるんですね」
(*゚ー゚)「うう……短い間でしたけどめっちゃ頼りになったデレさん……」
(*゚ー゚)「ていうか普通にスルーしてたんですけどトイレの女神様……?」
ζ(゚、゚*ζ「ええと、説明すると長くなるんですけど居るんです。色々と」
lw´‐ _‐ノv「学校の七不思議、トイレの女神様でーす。ぶい」
(*゚ー゚)「なるほど……まぁ知り合いの家にもテンソウメツとか真っ黒いのとか居ますし……」
ζ(゚ー゚;ζ「そっちもそっちでなんか凄いですね!?!?」
(*゚ー゚)「いやそっちの方のインパクトが……主にホモの……」
ζ(゚ー゚;ζ「ホモって何です!?」
(*゚ー゚)「帰ったらレモナさん達に言おう……」
ζ(゚、゚;ζ「まぁご自由に……そっちの私にもよろしく言ってください」
(*゚ー゚)「分かりました」
lw´‐ _‐ノv「そんじゃあ行くでよ」ジャアアアアアア
(*゚ー゚)「いやトイレの流れる音!!!!!!!」
――――――
――――――――
――――――
――――――――……
278
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:58:36 ID:3huXQx2c0
ピピピピ ピピピピ
ミ(*゚ー゚)「ハッ!!!!!」ガバチョ
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「ここは私の部屋……」
(*゚ー゚)「てことは夢だったのかな……」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「クソっ……もうちょっとあの二人のホモを堪能したかった……!!」
(*゚ー゚)「おのれ私の夢!!!!!!」
(*゚ー゚)「………」
(*゚ー゚)「まぁいいや学校だし起きなきゃ……」
lw´‐ _‐ノv
(*゚ー゚)
lw´‐ _‐ノv
(*゚ー゚)
lw´‐ _‐ノv
279
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 00:58:59 ID:3huXQx2c0
(*゚ー゚)「夢だけど夢じゃなかった!?!??」
lw´‐ _‐ノv「あんね」
lw´‐ _‐ノv「君を元の世界に戻したついでに僕も君の世界に飛ばされちゃった」
(*゚ー゚)
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv「どうすっぺな」
(*゚ー゚)
(*゚ー゚)「とりあえず朝ごはん食べます?」
lw´‐ _‐ノv「一番いいコシヒカリで頼む」
(*゚ー゚)「すみません私の家朝はダブルソフト派なんですよ」
lw´‐ _‐ノv「クソッ!!!!!!!」
おわり
280
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 01:00:01 ID:3huXQx2c0
実は初期プロットの段階だと椎菜はオカサイに登場する予定でした
281
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 07:04:59 ID:C7cnWhcs0
乙
282
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 11:31:05 ID:RRTEQjig0
乙
新テニはともかくハンタの完結を見届けるなんて
不可能なことを口走るとは…
さすがの師匠も動揺を隠せませんね、これ
283
:
名無しさん
:2023/04/11(火) 12:00:00 ID:VB/Nd2KU0
乙!!
ヒッキーとアサピーに椎菜が反応してるの草
284
:
名無しさん
:2023/04/13(木) 20:40:36 ID:mDEtZOsc0
椎菜はブラコンの方で良かったわほんと
285
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 01:58:36 ID:TgjgYDPc0
>>233
で言ってた心霊スポット二回目
例によってクソ長なので前半後半分けて投下します
286
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 01:59:27 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「ごめん!遅れた!」ガラッ
Σz ゚ー )リ「もーみんな集まってるよ高崎ちゃん!」
(,,゚Д゚)「お疲れっす先輩」
(*゚∀゚)「気にすんな。オレ達も今集まったばっかだし」
川 ゚ 々゚)「うふふ……これでオカルト部全員集合ねぇ……」
<(' _';<人ノ「HRが思いのほか長引いちゃって……で、グループで言ってた夏休み行きたい場所があるって何処?」
(*゚∀゚)「にゃー……まだオレもその話聞いてないんだよな」
(,,゚Д゚)「全員集合するまで言わないっつーんですよ。酒蔵先輩が」
川 ゚ 々゚)「駅前に出来た新しいクレープ屋さんの話かしら……」
(*゚∀゚)「えー暑いしどうせなら31行こうぜ31」
(,,゚Д゚)「俺はスイパラ行きたいです」
<(' _';<人ノ「びっくりするほど甘党しか居ないなこの部活……」
287
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 01:59:52 ID:TgjgYDPc0
川 ゚ 々゚)「そういう美和ちゃんはぁ……?」
<(' _'<人ノ「ナナズグリーンティー」
(*゚∀゚)「人の事言えねーじゃん高崎ー」
<(' _'<人ノ「だってほうじ茶パフェ美味しいし……」
Σz;゚ー )リ「ええい!私差し置いて放課後の女子高生みたいな会話するな!」
川 ゚ 々゚)「女子高生よ」
<(' _';<人ノ「いや女子高生だからね」
(*゚∀゚)「JKでーす」
(,,゚Д゚)「女子高生っす」
<(' _';<人ノ「いやアンタらは男でしょうが」
288
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:00:22 ID:TgjgYDPc0
Σz;゚ー )リ「ていうか皆!!ここが何部だって分かってる!?」
(,,゚Д゚)「オカルト部っすよね」
Σz;゚ー )リ「そう!オカルト部!つまりオカルト部が行くべき場所は!?」
(*゚∀゚)「古代メキシコ展?」
<(' _'<人ノ「あー小森先生が行ってきたやつ」
川 ゚ 々゚)「チャックモールについて熱く語ってたわねぇ……私も行きたかったわ……」
Σz;゚ー )リ「ちーがーう!!オカルト部が行くのは心霊スポットでしょ!!」
<(' _';<人ノ「ええ……何でまた……」
Σz ゚ー )リ「いやーひと夏の思い出というか、一度は行ってみたいと思ってて」
<(' _';<人ノ「手っ取り早く恐怖を体験したいならお化け屋敷とかでいいじゃん……」
Σz;゚ー )リ「だって脅かしてくるの怖いもん!!」
<(' _';<人ノ「何でお化け屋敷が駄目で心霊スポットはOKなんだ!!」
(*゚∀゚)「トマト嫌いだけどケチャップはいけるみたいな感じだよな、スニフィの場合」
Σz ゚ー )リ「そう!」
<(' _';<人ノ「なーにがそうなのよ……」
289
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:00:56 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「ていうか第一小森先生に心霊スポットだけは絶対に行くなって散々言われてるじゃん……」
Σz ゚ー )リ「そんなもん本人にバレなきゃ大丈b(-_-)「何が誰にバレなきゃ大丈夫なのかな……?」キィ
Σz;゚ー )リそ「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!」ガタッ
そ<(' _';<人ノ「ええええ!?何々!?!?!?」
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ!!!噂をすればだな!」
(,,゚Д゚)「うわびっくりした」
川 ゚ 々゚)「うふふ……流石小森先生ね……部長の私でもちょっとびっくりしたわ……」
Σz;゚ー )リ「ちょ、ちょっと先生!!そんなシャイニングのパッケージみたいな感じで扉に顔出さないでよ!!」
(-_-)「いやぁたまたま通りかかったらなんか話してるなーって思って」
<(' _';<人ノ「にしてももうちょっと登場の仕方があったでしょ……」
(-_-)「で?夏休みに心霊スポットが何だって?」
Σz;゚ー )リ「あーそれはですねー……」
(-_-)「僕散々言ったでしょ。自己責任でこっくりさんやる分には良いけど心霊スポットは行くなって」
Σz;゚ー )リ「うー……」
(,,゚Д゚)「つかなんでこっくりさんはいいんすか」
(-_-)「昔やって特に被害が無かったから……」
(*゚∀゚)「先生が言うと謎の説得力があるな」
(-_-)「とりあえず、行くとしても戦慄迷宮とかにしなさい」
Σz;゚ー )リ「……はーい」
290
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:01:41 ID:TgjgYDPc0
パタン
Σz;゚ー )リ「…………」
Σz ゚ー )リ「で、話の続きなんだけど」
<(' _';<人ノ「いや懲りろよ!!」
Σz;゚ー )リ「先生に注意されてはいそうですかってなるわけないでしょ!!」
<(' _';<人ノ「こーの問題児め……」
(,,゚Д゚)「そもそもなんで心霊スポットにこだわるんすか」
Σz ゚ー )リ「そりゃ埴谷が幽霊信じないからに決まってるでしょうが!!」
(,,゚Д゚)「居ねーモンは居ねーっすもん」
川 ゚ 々゚)「それなのにオカルト部に入部してるのは謎よね……」
(*゚∀゚)「んだな」
291
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:02:15 ID:TgjgYDPc0
(,,゚Д゚)「や、俺フィクションとしてのホラーは好きっす」
(,,゚Д゚)「でも幽霊は信じてないっす」
Σz;゚ー )リ「あーもうこの後輩可愛げがなーい!」
Σz;゚ー )リ「幽霊は本当に居るんだからね!心霊スポットで認めさせてやるんだから!」
(,,゚Д゚)「じゃあ負けた方がアイス奢るとかにしましょう」
Σz ゚ー )リ「おっしゃ!望む所だ!!ハーゲンダッツ三つな!」
(,,゚Д゚)「じゃあ先輩が負けた場合ハーゲンダッツ五個で」
Σz;゚ー )リ「ぐっ……本当に可愛くない……!」
(*゚∀゚)(でも埴谷はともかくスニフィって零感だよな)ヒソヒソ
<(' _';<人ノ(それは言わないであげて)ヒソヒソ
川 ゚ 々゚)(人体模型、明らかに何か宿ってるものね……)ヒソヒソ
292
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:02:51 ID:TgjgYDPc0
川 ゚ 々゚)「それでぇ、スニフィちゃんの言う心霊スポットって何処なのかしら」
Σz ゚ー )リ「よくぞ言ってくれました部長!」
Σz ゚ー )リ「実はうちの地元で有名な廃病院があって……そこでよく聞くのは車椅子が勝手に動いたり女の霊が出るとかそんな感じね」
(*゚∀゚)「あーS病院だっけ?」
Σz ゚ー )リ「そうそう!」
(*゚∀゚)「よく名前聞くけどまさかスニフィの地元とはな」
Σz ゚ー )リ「駅からそこまで遠くないし、何よりも徒歩で行けるからお手軽心霊スポットね!」
川 ゚ 々゚)「心霊スポットにお手軽も何も無いでしょ……」
Σz ゚ー )リ「で、自殺の名所ではないんだけど首吊ったって人も居るみたい」
<(' _';<人ノ「えー……普通に危なくない?そこ」
Σz ゚ー )リ「ま、あくまでも噂ね」
<(' _';<人ノ「うーん……」
293
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:03:50 ID:TgjgYDPc0
Σz ゚ー )リ「それに!!うちのメンバーには!!」
Σz ゚ー )リ「骨董屋の娘!!」
川 ゚ 々゚)「はぁい」
Σz ゚ー )リ「寺の息子!!」
(*゚∀゚)「お祓いとかは出来ないぞー?」
Σz ゚ー )リ「神社の巫女!!」
<(' _';<人ノ「いや年始にバイトしてただけだけど……」
Σz ゚ー )リ「表情筋が死んでる後輩!」
(,,゚Д゚)「うっす」
Σz ゚ー )リ「そしてホラー大好き美少女!!」
(*゚∀゚)「それ自分で言うか?」
Σz ゚ー )リ「この最強の四人が集まれば怖いもんなんて無いでしょ!!」
<(' _';<人ノ「いやいやいやいや!!流石に無理があるぞそれは!!」
(,,゚Д゚)「俺ただの一般人っすよ」
<(' _';<人ノ「私だって一般人よ!!」
294
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:04:19 ID:TgjgYDPc0
Σz ゚ー )リ「てなわけで明日の夜行くよ」
<(' _';<人ノ「明日!?」
Σz ゚ー )リ「明日」
<(' _';<人ノ「そんな急に……せめて他の皆の予定とか考えようよ……」
(*゚∀゚)「オレ平気だぞー」
(,,゚Д゚)「俺も暇してます」
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)
川 ゚ 々゚)「……暇だわぁ」
<(' _';<人ノ「えぇ〜〜〜〜〜」
Σz ゚ー )リ「いえーい流石暇人集団」
川 ゚ 々゚)「失礼ねぇ……事実だけども……」
(*゚∀゚)「夏休みの一日目から予定は入れねーし」
(,,゚Д゚)「まぁまずはゴロゴロしますよね」
川 ゚ 々゚)「宿題やりましょうよぉ」
(*゚∀゚)「夏休みの一週間はまず手ェ付けないだろー」
Σz ゚ー )リ「とか言ってつーは最終日にまとめてやるタイプでしょ」
(*゚∀゚)「あったりめぇよ」
川 ゚ 々゚)「誇らしくしないのぉ」
295
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:04:43 ID:TgjgYDPc0
Σz ゚ー )リ「で、勿論美和ちゃんも行くよね」
<(' _'<人ノ「あー私パス」
Σz;゚ー )リそ「え!?なんで!?」
<(' _'<人ノ「普通にバイト入ってるし……」
Σz;゚ー )リ「そんなー……まぁバイトなら仕方ないか」
<(' _'<人ノ「良かった……バイトサボってでも参加しろって言われるかと……」
Σz;゚ー )リ「言わないよ!!私ってそんなに常識無さそうな奴に見えるの!?」
(*゚∀゚)「うん」
Σz;゚ー )リそ ガーン
296
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:05:04 ID:TgjgYDPc0
Σz;゚ー )リ「と、とりあえず明日拝成駅に集合ね!!」
川 ゚ 々゚)「具体的な時間はぁ……?」
Σz ゚ー )リ「うーん……あんまり遅すぎてもアレだから17時くらい?」
Σz ゚ー )リ「そしたら18時前にはS病院に着くだろうしさくっと幽霊見つけてアイス買って帰ろう」
<(' _'<人ノ「んなコンビニ行くみたいなノリで」
(*゚∀゚)「俺ん家懐中電灯何個かあったから持ってくるな」
(,,゚Д゚)「虫多そうだし虫よけスプレーも持ってきましょうよ」
川 ゚ 々゚)「一応怪我したら危ないし絆創膏と消毒液持ってくわ……」
Σz ゚ー )リ「そーいえばスピリットボックス買ったな……アレも持っていくか……」
<(' _';<人ノ「……小森先生みたいにうるさく言うつもりはないけど、気を付けてよね本当」
Σz ゚ー )リ「大丈夫!最強チームだし!」
<(' _';<人ノ「テニプリのゲームみたいに言うな」
Σz ゚ー )リ「よーしじゃあ明日に向けて今日は解s(-@∀@)「お邪魔するよ」ガラッ
Σz;゚ー )リそ「ふおおおおおおう!!!」
(-@∀@)「うわびっくりした」
川 ゚ 々゚)「先生がここに来るなんて珍しいわねぇ……」
297
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:05:45 ID:TgjgYDPc0
Σz;゚ー )リ「あ、朝日先生がうちの部活に何の用ですか!!」キシャー
(-@∀@)「何で威嚇してんだ……小森先生見なかった?」
(,,゚Д゚)「小森先生ならさっきうち来てどっか行っちゃいました」
(-@∀@)「了解。ありがとね」
Σz;゚ー )リ「悪霊退散!悪霊退散!」
(-@∀@)「誰が悪霊だ。成績下げるぞ」
Σz;゚ー )リ「それだけは勘弁してください!!」
298
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:06:07 ID:TgjgYDPc0
パタン
Σz;゚ー )リ「あー……びっくりした……」
川 ゚ 々゚)「スニフィちゃん、朝日先生の事嫌いよねぇ……」
Σz ゚ー )リ「だって学校一オカルト嫌いじゃん!!絶対私達の事も目の敵にしてるって!」
Σz ゚ー )リ「なんかいっつも機嫌悪そうだし!」
<(' _';<人ノ「そんなことはないと思うけど……」
(*゚∀゚)「小森先生と仲悪いよなー」
(,,゚Д゚)「むしろ逆に仲良い気がするんですけど……」
川 ゚ 々゚)「それ言ったら嫌な顔されたわぁ」
(*゚∀゚)「どっちに?」
川 ゚ 々゚)「どっちもぉ」
Σz;゚ー )リ「両方に聞いたの逆に凄いな……」
299
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:06:29 ID:TgjgYDPc0
キーンコーンカーンコーン
<(' _'<人ノ「あ、チャイム鳴った」
Σz ゚ー )リ「じゃあ今度こそ解散!みんなお疲れ!」
(,,゚Д゚)「てことで明日アイス揃えて待ってくださいね、先輩」
Σz;゚ー )リ「勝負決まってないのに私の敗北決まっちゃってんじゃん!!溶けるわ!!」
(*゚∀゚)「そっちの心配するんだ」
川 ゚ 々゚)「じゃあ私は鍵を返しに行くから……」
Σz ゚ー )リ「あんがとー」
<(' _'<人ノ「……本当に気を付けて。なんかあったらすぐ逃げるように」
<(' _'<人ノ「あ、あと終わった後私に連絡だけちょうだい」
Σz ゚ー )リ「美和ちゃん心配し過ぎだってー一時間ちょっとで帰ってくるよ。連絡も入れるから」
<(' _'<人ノ「……うん」
Σz ゚ー )リ「夏休み空いてたらまた皆で遊ぼー」
<(' _'<人ノ「分かった。その時はなるべく早めに教えてね」
Σz ゚ー )リ「おっけーじゃあねー」
<(' _'<人ノ「ばいばーい」
――――――
―――――――……
300
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:07:01 ID:TgjgYDPc0
ミーンミンミンミー ジーーーーーーーーーー
<(' _';<人ノ「あっつ……夜になってもセミはうるさいし蒸し暑いし……」
<(' _';<人ノ「早く夏終わらないかなぁ……」
<(' _'<人ノ
<(' _'<人ノ(そういえばバイト中にLINE来てたな)カチッ
『S病院到着ー 今から入るよ(*^_^*)』
<(' _';<人ノ(スニフィ……相変わらず顔文字のチョイスがオッサンみたいだな……)
<(' _';<人ノ(ていうか心霊スポット背景にして自撮りすんなよ……こんなのSNS上げたら絶対炎上するわ……)
<(' _'<人ノ(まぁ元気そうで何より……)
<(' _'<人ノ(いや待て。この写真送られてきたのって18時ちょっとだよね)
<(' _'<人ノ(それで現在時刻が21時……それ以降連絡は無し……)
<(' _'<人ノ(でもスニフィの事だしなぁ、忘れてる可能性も無きにしも非ず……)
<(' _'<人ノ(まぁいいか。とりあえず家帰ったらこっちから連絡すればいいし)
301
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:07:53 ID:TgjgYDPc0
ピリリリリリ!!
そ<(' _';<人ノ「うおっ!!言ったそばから!!」
<(' _';<人ノ「……なんで非通知?とりあえず出るけど」ピッ
<(' _';<人ノ「もしもし?スニフィちゃん?」
『ザーーーーーッ ザッ ザーーーーーーーーーッ』
<(' _';<人ノ「すっごい電波悪いな……何も聞こえない……」
<(' _';<人ノ「もしもし?スニフィちゃんなの?今何処に居るの?」
<(' _';<人ノ「……おーい」
『ザーーーーーッ ザザッ ザーーーーーーーーーッ ………』ボソボソ
<(' _';<人ノ(駄目だ……雑音しか聞こえない……)
<(' _';<人ノ(何か薄っすら聞こえるけど聞き取れないし……)
<(' _';<人ノ「もしもし?もしもーし」
『はザザッやザッ むザザッ かザーーーーーーーーーッザえザーーーーにき ザーーーーーーーーーッ』
ブツッ ツー ツー ツー
302
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:08:15 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「切れた……」
<(' _';<人ノ「最後……早く迎えに来てみたいな事言ってなかった?」
<(' _';<人ノ「いや怖っ……イタズラ電話とかじゃないよね?」
<(' _';<人ノ「…………」
<(' _';<人ノ「ちょっとこっちからかけてみるか……」スッスッスッ
<(' _';<人ノ テロロテロロロ テロン♪テロロテロロロ テロン♪
<(' _';<人ノ テロロテロロロ テロン♪テロロテロロロ テロン♪
<(' _';<人ノ ティロン
<(' _';<人ノ(駄目だ。繋がらない)
<(' _';<人ノ(えー……これ本当に大丈夫かな……)
<(' _';<人ノ(ていうか迎えに行くべき……?それとも警察……?)
<(' _';<人ノ(と、とりあえず親に少し遅れるって連絡だけは入れとこう……)
303
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:08:38 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ(……よし、連絡は入れた)
<(' _';<人ノ「ん……?」
<(' _';<人ノ「こんな所に神社なんてあったんだ……」
<(' _';<人ノ
<(' _';<人ノ「夜の神社ってあんまり良いイメージが無いんだけど……皆の無事を願って願掛けするか……」テクテク
<(' _';<人ノ スーッ
<(' _';<人ノ(お賽銭入れて)チャリン
<(' _';<人ノ(鈴を鳴らして)ガランガラン
"<(' _';<人ノ(二礼二拍手一礼)スッスッパンパンスッ
<(' _';<人ノ(……どうか、どうか皆が無事に帰れますように)
304
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:09:19 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ
<(' _';<人ノ「……帰るか」
<(' _';<人ノ「やれることはやったし……ヤバかったら警察に……」
「……いか」
<(' _';<人ノ「……ん?」
「力が……欲しいか……!」
<(' _';<人ノ「何々!?!?どっから!?!ていうか誰!?」
305
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:09:49 ID:TgjgYDPc0
( ´_ゝ`)「欲しけりゃ……くれてやる……!!」
(´<_` )「ついでに幸運のツボもくれてやろう」
( ´_ゝ`)「今ならなんとお値段5万9000円!」
(´<_` )「うわーこれはお買い得!!」
<(' _';<人ノ「…………」
<(' _';<人ノ「……どっかにラジオでも落ちてんのかな」
( ´_ゝ`)「いや、ラジオじゃないって」
(´<_` )「ここでーすここ ここー」
<(' _';<人ノ「…………」
<(' _';<人ノ「え?マジで喋ってる?」
( ´_ゝ`)「うん」
(´<_` )「本気と書いてマジ」
<(' _';<人ノ「えぇ……うん、おお……マジか……」
( ´_ゝ`)「すげー困惑してるじゃん」
(´<_` )「そら普通の人は狛犬話しかけてきたら困惑するって」
( ´_ゝ`)「そんなもんなのか……」
306
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:10:24 ID:TgjgYDPc0
(´<_` )「俺達の神社来るの変なヤツしか居ないもんな」
( ´_ゝ`)「そーそー」
<(' _';<人ノ「ちょ、ちょっと待って勝手にそっちで盛り上がらないで」
( ´_ゝ`)「すまっぬすまっぬ」
<(' _';<人ノ「スマスマみたいに言わないでよ……」
<(' _';<人ノ「ていうか力をくれてやるー!なんて言ってたけど本当にくれるの?」
( ´_ゝ`)「いや、言ってみただけ」
(´<_` )「俺達ただの狛犬だしな」
<(' _'<人ノ「じゃあ心霊スポットに行った友人の安否確認とかは……」
( ´_ゝ`)「何も分らん」
(´<_` )「そもそも今日月の日じゃないからここから動けんし」
<(' _'<人ノ「全然役に立たねー……」
( ´_ゝ`)「まぁまぁ。力はあげられないけど何らかのご利益はやるよ」
(´<_` )「オデ オサイセン スキ ニンゲン イイヤツ ゴリエキ ゴリエキ」
( ´_ゝ`)「あ!お賽銭ゴーレムだ!!」
(´<_` )「という訳でお前の願いは……」
307
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:11:13 ID:TgjgYDPc0
\こつぜん/
(´<_` )「ってお〜〜〜い!!!人の話を最後まで聞け〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
( ´_ゝ`)「人じゃないだろ」
(´<_` )「いやそうなんだけどさ」
( ´_ゝ`)「ちなみに弟者がお賽銭ゴーレムの『オ』辺りから帰ってたぞ」
(´<_` )「せめて『オデ』までは聞いて欲しかった」
(´<_` )「つかマジでご利益あんの?」
( ´_ゝ`)「うーんまぁ……」
( ´_ゝ`)「俺達の会話盗み聞きしてる"誰かさん"が居るし?」
( ´_ゝ`)「そいつがなんとかしてくれるだろ。多分!」
(´<_` )「"誰かさん"……ねぇ」
( )「……………」
308
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:11:37 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「はぁ……」
<(' _';<人ノ「マジで無駄な時間使っちゃったよ……」
<(' _';<人ノ「ていうか狛犬って喋る上にあんな軽いノリなんだ……」
<(' _';<人ノ「何らかのご利益とやらは受けたけど期待出来ないし……」
<(' _';<人ノ「あーもう……なんかイライラしてきた……」
「そこ……のチミ……」
<(' _';<人ノ「……ん?」
「力が……欲しいか……」
<(' _';<人ノ「……んん!?」
309
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:12:14 ID:TgjgYDPc0
lw´‐ _‐ノv「ならばくれてやろう!この僕が!!」パパーン
<(' _';<人ノ「ほぼ再放送じゃん!!さっきのでお腹いっぱいだよそのパターンは!!」
lw´‐ _‐ノv「まぁ僕があげられるのは袖に付いたコシヒカリなんだけどね」
<(' _';<人ノ「いらねぇ!!それだったらまだツボ買うわ!!」
lw´‐ _‐ノv「お、じゃあお値段5万4000円で……」
<(' _';<人ノ「やっぱいらねぇ!!」
lw´‐ _‐ノv「ん。良いツッコミだ。+50点」
<(' _';<人ノ「……ていうか散々ツッコんだけどアンタ誰?うちの制服着てるけど……」
lw´‐ _‐ノv「もろちん、ぼかぁチミと同じ高校の生徒だよ。3年生のシュールさ」
<(' _';<人ノ「じょ、上級生!?これは失礼しました!!」
lw´‐ _‐ノv「ええのよ気にせんといて。さっきみたいな距離感でいいから」
<(' _';<人ノ「はあ……」
310
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:12:53 ID:TgjgYDPc0
lw´‐ _‐ノv「それで何か悩み事かい?随分と焦ってる顔してるけど……」
<(' _';<人ノ「あ、あの……実は……」
lw´‐ _‐ノv「えぇ!?万引きしたってぇ!?」
<(' _';<人ノ「言ってないしやってないからね!?」
lw´‐ _‐ノv「ジョークだよ」
<(' _';<人ノ「シャレにならないってそのジョークは……」
lw´‐ _‐ノv「へっへっへ」
<(' _';<人ノ「真面目に聞く気ないでしょ……そうじゃなくて……」
lw´‐ _‐ノv「君以外のオカルト部の生徒が先生に止められてるにも関わらず心霊スポットのに突撃して」
lw´‐ _‐ノv「連絡も無いし謎の非通知が来て心配してる……って事だよね」
<(' _';<人ノ「ッ!?」
lw´‐ _‐ノv「何で知ってるかって?そりゃあ僕はこの学校の事が大好きだからね」
<(' _';<人ノ「理由になってないでしょ……」
lw´‐ _‐ノv「事実なんだけどなぁ」
<(' _';<人ノ
<(' _';<人ノ「……本当になんとかしてくれるの?」
lw´‐ _‐ノv「そりゃあ僕に任してくれれば解決するけども……」
lw´‐ _‐ノv「やっぱ、"大人の力"も欲しいよねぇ」
<(' _';<人ノ「それってどういう……」
lw´- _-ノv「行けば分かるよ。おいで」
―――――
―――――――……
311
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:13:44 ID:TgjgYDPc0
(-_-)「あー……このもやし今日中に食べないとダメになるなぁ……」
(-_-)「適当に豚肉と炒めるか……」
<ピンポーン
(-_-)「はいはーい!」
ガチャッ
(-_-)「どちら様で……」
<(' _';<人ノ
(;-_-)そ「……って高崎さん!?何でこんな時間に……ていうか何で僕の家知ってんの!?」
<(' _';<人ノ「それはその……」
(;-_-)「もしかして……ストーカー!?」
<(' _';<人ノ「それだけは絶対に違います!!!」
lw´‐ _‐ノv「じゃーん僕も居るよー」
(;-_-)そ「うわシュールさん!?ていうか何で一緒に居るの!?あとなんで制服!?」
lw´‐ _‐ノv「似合うべ……と言いたいけども今は時間がないんでね」
312
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:14:08 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「待たせてるし詳しい事は車で話すので一緒に来てください」グイグイ
lw´‐ _‐ノv「ほーれきびきび歩けーい」グイグイ
(;-_-)「く、車!?僕何処に連れてかれるの!?ていうか消費期限が近いもやしが!!!!!!!」
<(' _';<人ノ「もやしなんかより生徒でしょ!!」
lw´‐ _‐ノv「そうわよそうわよ!!」
(;-_-)「怖いよーーーーーー!!!!!!!」
<(' _';<人ノ「いい年した大人が叫ばないでください!!」
lw´‐ _‐ノv「あーた近所迷惑でしょうが。ほれほれあそこに車止まってるから乗りたまえ」
(;-_-)「ワゴン!?完全に人さらいじゃん!!」
<(' _';<人ノ「やってる事はそれっぽいけどね……」
313
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:14:44 ID:TgjgYDPc0
lw´‐ _‐ノvo"「おーいヒッキー連れて来たぜ」コンコンッ
ウィーン
(-@∀@)「ご苦労」
(;-_-)そ「アサピー!?何でお前がここに!?」
(-@∀@)「……係」
(;-_-)「え?」
(-@∀@)「運転係だよ運転係。それだけの為にシュールに押しかけられてここまで来たんだぞ」
(;-_-)「そっちも被害者か……ていうか軽自動車じゃなかったっけ」
(-@∀@)「そこそこの人数乗る予定だっつーから杉浦さんから借りてきたってシュールが」
(;-_-)「あ、あの人ワゴン車なんて持ってたんだ……意外だな……」
(-@∀@)「後お前はさっさと運転免許取れ」
(;-_-)「やだよガソリン高いし使う機会ほぼ無いし……」
(-@∀@)「じゃなかったら今頃家で寝てたわ」
(;-_-)「僕関係無いじゃん……シュールさんに文句言ってよ……」
<(' _';<人ノ(学校外だとこういうノリなんだこの二人……)
314
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:15:27 ID:TgjgYDPc0
(;-_-)「あ!!ていうかマジでどういう状況なのこれ!?」
(-@∀@)「反応がおせぇよ」
(;-_-)「色んな事がいっぺんに起こって頭働かないんだよ!!」
<(' _';<人ノ「あのー……実は私以外のオカルト部の皆が心霊スポットに行って……」
(;-_-)そ「は!?僕止めたよねぇ!!」
<(' _';<人ノ「スニフィちゃん、先生に止められた所で言うことで聞くはずがないし……」
(;-_-)「もー……毎回行くなっつってんのに……こりゃ見つけたら説教コースだな……」
lw´‐ _‐ノv「やったれやったれー」
<(' _';<人ノ「それで……入る前の写真は送られてきたんですけどそれ以降全然連絡は入らないし……」
<(' _';<人ノ「一応非通知が一件来たんですけどそれが不気味で……」
lw´- _-ノv「どんなんだった?」
<(' _';<人ノ「ほぼノイズで聞こえなかったんですけど最後に迎えに来てみたいな事言ってた……」
lw´‐ _‐ノv「そりゃ安否も気になるよねぇ」
<(' _';<人ノ「それで家に帰ろうとした時にシュールさんに声かけられて……って感じです」
lw´‐ _‐ノv「お散歩してたらたまたまうちの学校の生徒の子が居たもんだから声かけちった」
<(' _';<人ノ「……ていうかよく同じ学校だって分かったよね。私服なのに」
lw´‐ _‐ノv「そりゃあ僕は全校生徒の事は全部把握してるからね」
<(' _';<人ノ「跡部みたいだな」
315
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:16:20 ID:TgjgYDPc0
(-_-)「それでその心霊スポットって?」
<(' _'<人ノ「S病院です」
(-_-)「聞いた事無いなぁ」
<(' _'<人ノ「噂だと車椅子が動いたりとか女の人が居るとか」
(-_-)「ふーん」
<(' _';<人ノ「興味無さそうですね……」
(-_-)「いやぁ……心霊スポットもそうだしありきたりな場所ってそそらないんだよね」
(-_-)「もっと暗夜さんが企画してる所じゃないと」
<(' _';<人ノ「そこマジでヤバい所じゃないっすか」
(-@∀@)「……幽霊云々よりも廃墟勝手に入ったら不法侵入になるしヤバい人間もたむろしやすいからな」
(-@∀@)「病院ならなおさら、危険な薬品が落ちてる可能性もあるからね」
<(' _';<人ノ「確かに……ていうか朝日先生こういうの嫌いなのによく引き受けましたね」
(-@∀@)「そりゃあ学校の生徒が心霊スポット行って安否が確認できないとなったら心配するだろ」
<(' _';<人ノ(心配することあるんだ)
(;-_-)「……シュールさんも一緒に居るから余計にね」コソッ
(-@∀@)「それはそう」
316
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:16:40 ID:TgjgYDPc0
(-@∀@)「ていうか高崎さん、家の事とかは大丈夫なの?」
<(' _';<人ノ「一応連絡はしたので……多分……」
(;-_-)「いくら生徒とは言えこんな時間に大人が未成年連れ歩いてたら色々アレだし……」
lw´- _-ノv「ヒッキー」
(-_-)「ん?」
lw´‐ _‐ノvb「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ?」
(;-_-)「その言い方からしてよくないよ!!」
<(' _';<人ノ「ていうかシュールさんって先生達の事呼び捨てにするタイプなんだね……」
lw´‐ _‐ノv
317
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:17:29 ID:TgjgYDPc0
lw´‐ _‐ノv「しぇんしぇ〜〜僕ちゃんお腹空いたなぁ」
(;-_-)「今更すぎるよ!!」
(-@∀@)「そういえばヒッキー一部の生徒にちゃん付けで呼ばれてたよな」
<(' _'<人ノ「結構派手めな子に小森ちゃんって言われてますよね。先生」
(;-_-)「まぁそこまで気にしてないけど職員室来るときもそれで呼んでくるからなぁ……」
<(' _'<人ノ「若い先生って大体そういう扱いにされますし……」
(-@∀@)「学年主任さえちゃん付けで呼ばれてる先生居たけど」
<(' _'<人ノ「えぇ……」
lw´‐ _‐ノv「マスコット扱いじゃんね」
(-@∀@)「あ、そろそろ着くよ」
<(' _';<人ノ「うう……緊張してきた……皆無事だといいな……特にくるうちゃん……」
(-_-)「部長?なんならあの子そういうの好きな類じゃないの?」
<(' _';<人ノ「勿論好きっちゃ好きですけど…それ以上に人一倍怖がりなんですよ……」
(;-_-)「えぇ!?そうなの!?初耳なんだけど!?」
(-@∀@)「マジか。そういう風に見えないんだけどな」
(;-_-)「なんなら結構前に部室に呪物持ってきてたけど」
<(' _';<人ノ「多分家に置いておきたくないから学校に持ってきたやつです」
318
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:18:01 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「あの子本当にヤバい場所には近づかないし……何なら普通に幽霊とか見ても内心ビビりまくってると思うんで……」
(;-_-)「でも着いていったんだよね?」
<(' _';<人ノ「私はバイトって理由だったけど完全にみんなで行く流れが出来てたし、部長って言う立場で断れなかった思うんですよ」
<(' _';<人ノ「自分でああいうキャラ作っちゃた分引くに引けないだろうし……」
(;-_-)「可哀想に……」
lw´- _-ノv「まぁ幽霊ってのは同情したり反応したらおかまちょしてくからね。見てもスルーが安定だよ」
<(' _';<人ノ「ですよねー」
<(' _';<人ノ「まぁ私はガッツリ見えるというよりかはぼんやりとか……音とか声とかなんで……」
lw´‐ _‐ノv「なら良かった」
<(' _';<人ノ「ん?」
lw´‐ _‐ノv「いや、こっちの話」
319
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:18:22 ID:TgjgYDPc0
(-@∀@)「おーい。着いたぞ」
lw´‐ _‐ノv「んお」
(-_-)「……とりあえず僕達は中に入るけど高崎さんは車で待つ?」
<(' _'<人ノ「いや、一緒に着いてきます」
<(' _';<人ノ「それに一人で待つ方が一番怖いし……」
(-@∀@)「まぁ無いとは思うけど変質者とか居たらアレだしね」
(-_-)「無理はしないでね」
<(' _';<人ノ「はい……」
320
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:19:51 ID:TgjgYDPc0
バタンッ
lw´‐ _‐ノv「おーおーこりゃまた立派な病院だこと」
(-_-)「少し離れた所だけど結構デカいね」
(-@∀@)「懐中電灯」
lw´‐ _‐ノv「さんきゅ」
(-@∀@)「バリケードしてるけど壊されてるな……そりゃ無断で立ち入る輩も居るわけだ」
lw´- _-ノv「取り壊し中止したのかねぇ」
(-@∀@)「かもな」
(-_-)「とりあえず皆足元気を付けてね」
<(' _';<人ノ「うわ、草が凄い……」ガサガサ
lw´‐ _‐ノv「カナブンいっぱい取れそう」ガサガサ
<(' _';<人ノ「うへぇ……」ガサガサ
lw´‐ _‐ノv「開けた所に出たな。こっからだと……」
<(' _';<人ノ「ここが入口っぽいですね」
(;-_-)「ガラス全部割れてる……危ないなぁ……」
321
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 02:20:16 ID:TgjgYDPc0
<(' _';<人ノ「さ、先々進まないでくださいねー!!」
lw´‐ _‐ノv「あいあいさー!」
(;-_-)「相変わらずだなぁシュールさん……」
(-@∀@)「………」
(;-_-)「……どうしたのアサピー」
(-@∀@)「ここちょっとやべぇかもなぁ……」
(;-_-)「確かに嫌な雰囲気みたいなのはあるけど全体的には……」
(;-_-)「ていうかシュールさんそれ分かってるのかなぁ」
(-@∀@)「さぁ……多分どっかしらの階が危ないかもしれないな」
(-_-)「あー……そこになんか居るのかもね。ニュッ先生に憑いてた奴レベルだったら面白いんだけど」
(-@∀@)「アレと同じの奴が居たらシャレになんないだろ……」
(-_-)「……車戻る?」
(-@∀@)「それはそれで嫌だから同行する」
(-_-)「まぁ明らかにヤバそうだったら離脱していいからね」
(-@∀@)「分かってる」
<(' _'<人ノ「先生?大丈夫です?」
lw´‐ _‐ノv「時間と締め切りは待ってくれないぞー」
(-_-)「ごめんごめん。今行くよ」
つづく
322
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 10:11:55 ID:xF/a7O0c0
乙
病院行った組の話が全然見えないの怖いな
続き待ってる!
323
:
名無しさん
:2023/09/10(日) 22:04:21 ID:Kg1OMaTw0
乙!続きが気になる……!
お賽銭ゴーレム好き
324
:
名無しさん
:2023/09/11(月) 04:29:52 ID:tPMdMN920
乙乙
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板