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('、`*川魔女の指先のようです
199
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 21:03:51 ID:9ft78oqo0
ボルジョアの言葉に、ハインリッヒは首肯した。
(,,゚Д゚)「スクイッド二等軍曹についてですが、我々が聞かされている情報では本当に蜂に刺されて亡くなったという事です。
実際にボルジョア少尉が死体を見て確認されました」
( ・3・)「奴は作業中にコーラを飲んでいて、それにつられて出てきた蜂に刺されたらしい。
猛毒を持つ蜂だが、この島でも見られる個体の毒だそうだ」
不運な事故なのか、それとも、と続けずともその場の人間は理解している事だろう。
蜂が近付いてくる時、その羽音に気付かないはずがない。
作業に集中していたとしても、接近されれば本能的に逃げるのが人間だ。
当然、ボルジョアはその結末が自然のものとは思っていないようで、苦虫を潰したような顔で吐き捨てた。
(;・3・)「……また、人数が減ったな」
扉が数回ノックされ、間隔を空けてもう一度ノックされた。
開いた扉から現れたのは、ジョルジュ・ロングディスタンスだった。
汗に滲んだ戦闘服を着たジョルジュは、部屋を見回して五人となった狙撃チームの存在を確認した。
( ・3・)「これで全員揃った。
よし、ミーティングだ」
ボルジョアが溜息を吐きつつ、そう言った。
( ・3・)「知っての通り、一人減って、団体客が来た。
海兵隊で調べて分かった事は特にないが、海軍も同様か?」
_
( ゚∀゚)「えぇ、新たな情報は特に――」
ジョルジュの言葉を遮り、ハインリッヒが強く主張した。
从 ゚∀从「――二点、ありました」
全員の視線がハインリッヒに注がれる。
傾注されていることを自覚しつつ、ハインリッヒはゆっくりと、要点をまとめて報告を始めた。
从 ゚∀从「一点目、休憩中にカフェ強盗に襲われたのですが、彼らは私を殺すよう依頼を受けていたようです」
_
( ゚∀゚)「昼に街であったあれか」
ジョルジュがはっとしたような声で口にした。
ジュスティア軍駐屯中の日中に起こった大胆不敵かつ愚かな犯行は、すでに島中に広まっている事だろう。
その現場から逃走した二人の女性については、おそらくは知られていないはずだった。
_
( ゚∀゚)「あの現場にいたのか」
从 ゚∀从「はい、休憩していたところ襲われたため、反撃しました」
嘘は吐いていない。
確かに反撃をしたが弾が足りずに窮地に陥っていたところイルトリア人に助けてもらったとは、まだ言えない。
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