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( ^ω^)運命と戦う仮面ライダーのようです part2

8816話 ◆7MnOV.oq7w:2017/11/05(日) 09:01:19 ID:9rIP2F5M0


 突如、ふざけるように話していた女の口調が変わった。
 緩み切った表情も締まり、冷酷さすら伺える。


(*゚∀゚)「あんたの欠点はね…人間を甘く見過ぎてる所だよ」

ミ,,▼Д▼彡「……奴等は下等生物だ。アンデッドに及ぶ存在じゃない」

(*゚∀゚)「ぷっ……アヒャヒャ、あんたこそ考え古いんじゃな〜〜い?
     古い考えを持つ奴は真っ先にやられる……じゃなかった??」

ミ,,▼Д▼彡「貴様……」

(*゚∀゚)「こわっ!あー怖い、あまり怒らせたらやられちゃうから退散すっかな〜。ま、せいぜい頑張って〜」


 あまりにも舐め切った態度だが、府坂を恐れていない様子も感じ取れる。
 先程の怖そうな女に続いて、若い女もその場から立ち去った。
 女の発言に気分を害したのか、府坂も何も言わず迎えの車に乗り、アジトへと戻って行った。


( ´_ゝ`)「だから言ったんだ、労力の無駄だと…」

( ´∀`)「そう?なんか面白かったけど」

( ゚д゚ )「どうやら、来てない方も多いみたいですね」

( ´_ゝ`)「これだけ揃えば十分だろう、後の奴等はクセが強過ぎる。特に……俺と同じカテゴリーKの、あの女…」


 上級アンデッドの集会だが、全員揃い踏みという訳ではない。
 未だ姿を現さない者もいれば…何処かでひっそりと己の企みの為に動いている者もいるだろう。
 少年の気まぐれで開かれたこの集会は、何の意味もないようにも見える。

 が、実際は皆が皆、お互いの腹の探り合いだ。
 アンデッド同士、手を取り合う者などいない。全員が敵のバトルロワイヤルだ。
 この集会はただの情報共有に終わったが……それぞれがそれぞれの目的にの為に、再び動き出すきっかけとなった。


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