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( ^ω^)運命と戦う仮面ライダーのようです part2

3715話 ◆7MnOV.oq7w:2017/10/29(日) 11:10:47 ID:o/sMbQ2Y0


 ――街中を颯爽と走る、紅いレッドランバス。 
 カテゴリーAが出現した事を聞き、モララーも同じくドクオのもとへと向かっていた。

 数時間前にカリスに邪魔をされ、二度も取り逃がしてしまっている。
 今度こそは、と。カテゴリーA封印に燃えていた。


( ・∀・)(カテゴリーA…今度こそ俺が必ず!)


 すると、対向車線から一台の見慣れた車が通りかかった。


( ・∀・)(あの車は……)

「モララー!!」


 疑問を持ったと同時に、聞き慣れたよく通る声がモララーの耳に届いた。
 それと同時にレッドランバスを停め、見慣れた車から降りた人物が車通りの無い道を横断してきた。


( ・∀・)「ヒート……」

ノパ⊿゚)「はぁ、はぁ…よかった。やっと会えた……電話しても出てくれないし、心配したんだ」


 酷くモララーへの怒りを見せたヒートだったが、未だに気遣う気持ちを抱いていた。
 ようやく会えたからか、ヒートは息を切らしながらも笑顔でヘルメットのシールド越しにモララーを見つめている。

 そんなヒートの笑顔が眩しすぎるのか、気まずいのか。すぐに視線を逸らしてしまう。


( ・∀・)「……俺の事はもう忘れてくれ」


 アクセルを踏もうとした瞬間、レッドランバスの行く手を遮るようにヒートが前に出た。


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