「誰が彼女を殺したか？」のようです

22： ◆uYo/ERXRhs：2017/08/26(土) 15:07:46 ID:29PVt6sU0: ('、`*川「ツンさん、もう大丈夫なの？　無理してない？」

ξﾟ⊿ﾟ)ξ「ペニサスさん、お気遣いありがとうございます。もう大丈夫です」

先輩であるペニサスの言葉に、ツンは頭を下げた。
就職して社会人となって数年、一番付き合いが長く深い人物だ。

('、`*川「困ったことがあったら何でも言ってね。若いあなた一人で生きていくのは大変でしょう」

ツンは何度も礼を重ねながら頭を下げる。
ただ純粋に自分を気遣ってくれるペニサスの優しさが身に染みた。
ペニサスだってそう変わらない、せいぜい自分の姉くらいの年齢なのに、
ツンにとっては母のような包容力に感じられた。

きっと彼女は、幸せなのだろう。
ツンだって幸せだった時は誰にだって優しさを振り撒けたのだ。

自席に着き、早速溜まりに溜まった仕事に向き合う。
やるべきことがあるのはいいことだ。
嫌なことも、辛いことも、悲しいことも、後ろ暗いことも、全て思考の隅に追いやることが出来るのだから。

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