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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

48 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 20:55:18 ID:nh13zq7M0
(;'A`)「……どうかした?」

川 ゚ -゚)「いや…この雨はどの位降り続くのかなと考えていてな」

咄嗟に出た言葉にしては上手く誤魔化せたと思う。

……危なかった。

('A`)「ニュースで天気予報やってるかもしれないし、見てみるか」

テレビの電源を入れ、チャンネルを回してみると丁度天気予報がやっていたので二人して黙って見る。

「……今日はこの後さらに強くなる予報です。雷も落ちる可能性がありますので移動の際はご注意ください」

川 ゚ -゚)「なんと」

(;'A`)「マジかよ……」

これは喜ばしい…じゃなかった。困った事になったな。
この姿のまま電車に乗るわけにもいかないし、傘を借りるにしても危険だしな。
このままだと服も乾かないし、車やバイクで送って貰うにしても互いにそんな物は持ってないし、
タクシーは高いし……
う〜んどうしたものかな? チラッチラッ

川 ;゚ -゚)「これは困ったな…」

(;'A`)「どうする?」

川 ;゚ -゚)「どうしたものか……」

あえて困ったような顔をして不安を煽る。
ここで出て行けという男ではないだろ君は?
でも、異性である私を泊めていいのかと考えているのだろう?
あくまで私達は友人だ。
だから、どういうべきか悩んでいるのだろうな。
恋人だったら今日は危ないから泊まっていきなよ。とか軽く言ってくれるのだろうが、残念な事にまだ違うからな……
でも、女である私をこんな雨の中帰すわけにもいかないと思ってくれているのだろう?
しかし、私から泊まっていいかなんて聞くと、何だか恥ずかしいじゃないか。
こういうのは男の君から言ってくれないとな。

しかしここでしばらくの間沈黙が流れてしまう。
やはり彼は女慣れしていないな。
いや、まあ、慣れてたとしても簡単に泊まってけよと言われたら警戒するがな。

何かを思い立ったのか立ち上がり窓から外を見る。


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