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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

41 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 20:48:14 ID:nh13zq7M0
何故かって?

……これならば自然に密着出来るではないか!!
腕を絡ませても良いのだが、流石にいきなりすぎるからやめておくべきだな……
今は肩と肩が触れ合う程度に、そして互いに濡れないように気を使いながら歩く。
何だか互いを意識してるけど一歩踏み出せない初々しい関係に見えるだろう?

川 ゚ ー゚)「さて、行こうか」

(;'A`)「お…お邪魔します」

川 ゚ ー゚)「いらっしゃい」

右手に傘を持ち、ドクオも右に入ってもらう。
だが、まだ遠慮しているのか、恥ずかしのか少し私から距離を取っている。

川 ゚ -゚)「ほら、ドクオ。それでは肩が濡れてしまうぞ。もっとこっちに来い」

(;'A`)「う…うん」

少しだけ…ほんの少しだけ私に近づいたが、これではさっきとあまり変わっていない。
だが、それでは私が満足出来ないのでさり気なくドクオに近づき傘にいれる。

川 ゚ -゚)「こんな雨なんだ、遠慮する事は無い。こんな事で風邪を引いても馬鹿らしいだろう?」

(;'A`)「そ…そうだね…」

そして、二人の距離が縮まり密着するような形になる。

ここでドクオが私に傘を持たせている事に気が付き自分が持つと言ってくれた。
うむうむ。ちゃんと気遣いが出来るではないか。
二人で他愛のない雑談をしながら歩いて行く。

これはさっきは初々しい関係に見えると思ったが、
どう見ても仲睦まじい恋人同士にしか見えないな。

…おっと。いかんいかん。頬が緩む所だった。
こう見えてもポーカーフェイスには自信があるんだ。表情を出し過ぎないようにしないとな。

さて、駅への分かれ道に来たがここでドクオを一人で返すつもりは無い。
このままドクオの家まで直行するんだ。

('A`)「それじゃ、俺こっちだから」

そう言って傘から出ようとするドクオの腕を掴む。


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