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川 ゚ -゚)普通の恋の物語のようです

40 ◆bEtoll2Vds:2017/08/22(火) 20:47:27 ID:nh13zq7M0
川 - )「……私みたいな女なんかとは一緒に入るのはイヤか?」

ワザとらしくならないぐらいに顔を俯かせいかにもショックを受けているような雰囲気を醸し出す。
まだ、本当にはショックを受けてる訳では無いぞ?
断られたら、雨の中、傘を差さずに肩を落として一人寂しく濡れながら帰るさ…

(;'A`)「そんな! イヤだなんて!!」

焦っているというのは作戦は成功しているようだな。
ならばこのまま畳みかける!!

川 ゚ ー゚)「ならば構わないだろう?」

(;'A`)「いや…でも……」

う〜む…私と出会って一年以上に経ったのだが、まだ慣れてくれていないのだろうか……
こういう反応を見るのも楽しいのだが、友人なのだから遠慮しなくても良いのだな………
このままではなかなか進展しないではないか。

それは非常に困るのだがな……

川 ゚ -゚)「何を遠慮する必要がある? このまま待っていても止むとは限らんぞ?」

(;'A`)「だね…じゃあ、お願いしようかな」

よしよし。上手くいった。

さて…ここからが問題だ。
ドクオの家は歩いて帰れる距離だが、私は電車に乗らなければならない。
駅はそこまで遠く無いのだが、ドクオの家は駅からは遠いのだ。
先に私が駅に行ってしまってはドクオが濡れて帰る事になってしまう。
それはよろしくない。

……え? コンビニでも何処でもに寄ってビニール傘でも買えばいいだろうって?

………聞こえんな

仕方ない。私がドクオの家まで一緒に行くしか無い様だな。
別にみんなで一緒に行った事があるし、場所を知らない訳では無い。
ただ、二人だけで行った事は無いがな。
非常に残念な事に!

まあ、今そんな事を考えていても仕方あるまい。
まずは移動を開始しなくては

カバンから折り畳み出し広げる。

折り畳み傘だからなあまり大きくは無いのが難点だ。
しかし、今は小さい方が好都合だ。


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